SQL スカラー検索関数の概要

Net Search Extender は、SQL 内でシームレスに統合される 3 つのスカラー・テキスト検索関数 (CONTAINSNUMBEROFMATCHES、および SCORE) を提供します。

図 1. 検索での SQL スカラー検索関数の使用
検索での SQL スカラー検索関数の使用
検索関数は、SQL 照会内で標準 SQL 式を使用する場合と同じ位置に使用できます。 典型的な照会は以下のとおりです。
SELECT * FROM books WHERE CONTAINS (abstract,'"relational databases"') = 1
          AND PRICE <10

SELECT ISBN, SCORE (abstract, '"relational databases"') as SCORE 
          from BOOKS
          where NUMBEROFMATCHES (abstract, '"relational databases"') 
          >5 AND PRICE <10 
          order by SCORE
この例の SQL スカラー関数は、テキスト文書が、 指定されたテキスト検索条件にどの程度一致したのかを示す指標を戻します。 SQL 照会の SELECT 段階で、ユーザーに戻す情報が決定されます。

SQL スカラー検索関数を、デフォルトの検索方式として使用してください。 これらの検索関数は、ほとんどの状況に適合するはずです。 テキストの検索式が他の条件と結合している場合には、特にそう言えます。

Db2® オプティマイザーは、CONTAINS 述部に一致すると予想されるテキスト文書の数と、さまざまな代替アクセス・プランのコストを認識することに注意してください。 オプティマイザーは、最短の時間のアクセス・プランを選択します。