クォーラム・デバイス
クォーラム・デバイス は、クラスター・マネージャーの通常の決定プロセスで明確な選択が行われない場合に、クラスター・マネージャーがクラスター管理の決定を行うのに役立ちます。 クラスター・マネージャーが、可能性のある複数のアクションから選択する必要があるときは、可能な各アクションをサポートするクラスター・ドメイン・ノードの数をカウントし、サポートしているクラスター・ドメイン・ノードが最も多いアクションを選択します。 まったく同じ数のクラスター・ドメイン・ノードから支持されている選択肢が複数ある場合には、クラスター・マネージャーは、クォーラム・デバイスを参照して選択を行います。
db2haicu は、以下の表にリストされているクォーラム・デバイスをサポートします。
クォーラム・デバイス | 説明 |
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ネットワーク | network クォーラム・デバイスとは、どのクラスター・ドメイン・ノードもいつでも接続できる IP アドレスのことです。 |
majority | クラスターには奇数のホストが必要です。 障害が発生した場合、クラスター内の過半数のノードが稼働していれば、クォーラムは保持されます。 |
disk | ピア・ドメインのすべてのノードに共有されるディスク。 障害が発生した場合、このロックを獲得できないすべてのノードはクォーラムがないと見なされます。 |
クォーラム・タイプ | 長所 | 短所 |
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ネットワーク IP タイブレーカー |
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ディスク・タイブレーカー |
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多数ノード・セット |
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