サンプル INGEST ユーティリティー・スクリプト
INGEST ユーティリティーのサンプル・スクリプトを使用することにより、新しいファイルを処理するたびに新規の INGEST コマンドを記述する作業を自動化できます。
サンプル・スクリプト
ingest_files.sh
は、新規ファイルをチェックして、そのファイルを処理するための INGEST コマンドを生成する操作を自動化するシェル・スクリプトです。 このスクリプトは、以下のタスクをこの順序で実行します。- ディレクトリーをチェックして、処理すべき新規ファイルがあるかどうか調べる。 ファイルがないとスクリプトは終了する。注: スクリプトは、指定されたディレクトリーには、データを追加するテーブルのファイルのみが含まれていると想定します。
- 新規ファイルの名前を取得して、それぞれのファイル用に別個の INGEST コマンドを生成する。
- INGEST コマンドを実行して、戻りコードを処理する。
- 処理されたファイルを成功ディレクトリーまたは失敗ディレクトリーに移動する。
スクリプトは、インストール・ディレクトリー下の samples/admin_scripts ディレクトリーにあります。
環境に合わせたスクリプトの変更
ingest_files.sh
スクリプトは、独自のスクリプトを作るためのベースとして使用することができます。 重要な変更点としては、以下のものがあります。- サンプル値 (データベース名、表の名前など) を独自の値に置き換える
- サンプルの INGEST コマンドを独自のコマンドに置き換える
- スクリプトで指定されているディレクトリーを作成する
サンプル・シナリオ
新規 INGEST コマンドの生成を自動化するためにサンプル・スクリプトをユーザーのデータウェアハウスに適合させる方法を示すため、資料にはサンプル・シナリオが含まれています。