カラム・オーガナイズ 表の制約事項、制限、およびサポートされないデータベース構成

カラム・オーガナイズ 表の使用を開始する前に、互換性のある機能を備えたシステムがあることを確認してください。

データベース構成と環境が、カラム・オーガナイズ表をサポートしている必要があります。 カラム・オーガナイズ表:
  • Db2® pureScale® 環境のデータベースでは作成できません。
  • 再利用可能ストレージをサポートする自動ストレージ表スペースに作成する必要があります。
  • コード・セットと照合が UNICODE または ISO8859-1 (コード・ページ 819) であり、かつ IDENTITY または IDENTITY_16BITであるデータベース内に作成する必要があります。
  • XA トランザクションではアクセスも作成もできません。
  • RS または RR 分離レベルをサポートしません。
  • ソート・メモリーの自動チューニングでは使用できません。
カラム・オーガナイズ 表には、以下の追加の制約事項が適用されます。
  • カラム・オーガナイズ 表を含むスキーマは転送できません。
  • イベント・モニターは、カラム・オーガナイズ表に結果を書き込むことができません。
  • 作成されたグローバル一時表はカラム・オーガナイズできません。
  • NOT LOGGED ON ROLLBACK PRESERVE ROWS を使用する宣言済みグローバル一時表をカラム・オーガナイズ表にすることはできません。
  • セクション actuals は、 カラム・オーガナイズ 表では使用できません。
  • カラム・オーガナイズ 表に索引を明示的に作成できますが、いくつかの制約事項があります。
    • CREATE INDEX ステートメントでサポートされていない節のリストについては、そのステートメントのルールのセクションを参照してください。
    • カラム・オーガナイズ 表に対する並行書き込み操作は、CREATE INDEX ステートメントおよび REBUILD モードを指定した REORG INDEX コマンドでは許可されません。
    • 一部のタイプの索引スキャンは、 カラム・オーガナイズ 表に対してサポートされていません。 完全なリストについては、 カラム・オーガナイズ表の Explain 情報を参照してください。
  • カラム・オーガナイズ表にテキスト索引を作成することはできません。
  • トリガーをカラム・オーガナイズ表に対して作成したり、カラム・オーガナイズ表への参照にしたりすることはできません。
  • IBM Integrated Analytics System (IIAS) を使用していて、 IBM Data Replication for Db2 Continuous Availabilityを有効にしていない限り、カラム・オーガナイズ表をデータ・レプリケーションのソースにすることはできません (DATA CAPTURE CHANGES 許可されません)。
  • ラベル・ベースのアクセス制御 (LBAC) は、カラム・オーガナイズ表では使用できません。
  • RECLAIM EXTENTS パラメーターは、カラム・オーガナイズ表でサポートされている唯一の REORG TABLE パラメーターです。
  • 位置指定削除ステートメントおよび更新ステートメントは、カラム・オーガナイズ表ではサポートされません。
  • カラム・オーガナイズ MQT には、以下の制限が適用されます。
    • シャドー表以外の MQT は、MQT と同じ編成の表を参照する必要があります。
    • dft_table_org データベース構成パラメーターが COLUMNに設定されている場合でも、カラム・オーガナイズ MQT の作成時に ORGANIZE BY COLUMN を指定する必要があります。
    • カラム・オーガナイズ MQT として、以下の表がサポートされています。
      • シャドー表
      • ユーザー保守の MQT
      • REFRESH DEFERRED節とDISTRIBUTE BY REPLICATION節を使用して定義されるシステム保守 MQT。
  • カラム・オーガナイズ表を以下にすることはできません。
    • 範囲パーティション表
    • マルチディメンション・クラスター表
    • 型付き表
  • BLOB、CLOB、DBCLOB、NCLOB、または XML データ・タイプの列をカラム・オーガナイズ表に含めることはできません。
  • LONG VARCHAR または LONG VARGRAPHIC データ・タイプの列は、カラム・オーガナイズ表に含めることはできません。
  • 生成列を既存のカラム・オーガナイズ表に追加することはできません。
  • カラム・オーガナイズ表の列をドロップすることはできません。 カラム・オーガナイズ表の列は、VARCHAR または VARGRAPHIC 列の長さを増やす以外は変更できません。
  • 強制されたチェック制約および外部キー制約は、カラム・オーガナイズ表ではサポートされません。
  • ROW CHANGE TIMESTAMP 生成列オプションは、カラム・オーガナイズ表の列には指定できません。
  • ISOLATION LEVEL UR は、カラム・オーガナイズ表と行オーガナイズ表で異なる動作をする可能性があります。