ssl_svr_label - サーバーでの着信 SSL 接続のための鍵ファイル内のラベル構成パラメーター

この構成パラメーターは、鍵データベース内のサーバー個人証明書のラベルを指定します。

Db2® 11.1 モディフィケーションパック 4 フィックスパック 5以降、このパラメーターはオンラインで構成できます。 Db2 は、この構成パラメーターの新しい値によって指定されたサーバー証明書を、値が変更された後に行われるすべての接続に使用します。 既存の接続の場合、その接続が閉じるまで以前のサーバー証明書が使用されます。 このサーバー証明書が期限切れになっても、既存の接続は引き続き正常に機能します。 SSL_SVR_LABEL のオンライン構成を使用可能にするには、レジストリー変数 DB2_DYNAMIC_SSL_LABEL を「ON」に設定しなければなりません。

構成タイプ
データベース・マネージャー
適用
  • ローカルとリモート・クライアントを持つデータベース・サーバー
  • ローカル・クライアントを持つデータベース・サーバー
  • ローカル・クライアントおよびリモート・クライアントを持つパーティション・データベース・サーバー
パラメーター・タイプ
オンラインで構成可能
伝搬クラス
即時
デフォルト
ヌル

デフォルトでは、この値は NULL です。 SSL 接続の確立時に、この構成パラメーターで指定されたサーバー証明書がサーバー認証のためにクライアントに送信されます。 値が Null の場合は、鍵ファイルで定義されたデフォルトの証明書が使用されます。 デフォルトが存在しない場合、接続は失敗します。

注: インスタンスの実行中に SSL_SVR_LABEL の値を更新するには、UPDATE DBM CFG コマンドを発行する前にインスタンス接続を行う必要があります。 詳しくは、 ATTACH コマンド を参照してください。