DB2 10.5 for Linux, UNIX, and Windows

表スペースのストレージ・グループとの関連付け

CREATE TABLESPACE ステートメントまたは ALTER TABLESPACE ステートメントを使用して、表スペースが使用するストレージ・グループを指定または変更することができます。 表スペースを作成する際にストレージ・グループを指定しない場合、デフォルト・ストレージ・グループが使用されます。

このタスクについて

表スペースが使用するストレージ・グループを変更する際に ALTER TABLESPACE ステートメントがコミットされると、暗黙 REBALANCE 操作が実行されます。 これにより、ソース・ストレージ・グループからターゲット・ストレージ・グループにデータが移動します。

IBM® DB2® pureScale® Feature を使用する際、REBALANCE はサポートされず、割り当て済みのストレージ・グループを変更できません。 REBALANCE 操作は同期されず、データの可用性に影響を与えません。 モニター表関数 MON_GET_REBALANCE_STATUS を使用して、REBALANCE 操作の進行状態をモニターすることができます。

ALTER TABLESPACE 操作の際、古い表スペース属性に基づいてコンパイルされているオブジェクトは、ソフトに無効化 されます。 ALTER TABLESPACE コミットの後、新たにコンパイルが行われると、ALTER TABLESPACE ステートメントで指定される新規表スペース属性が使用されます。 ソフトな無効化 サポートは、動的 SQL だけに限定されます。そのため、使用する新規値の静的 SQL 従属関係はすべて、手動で検出および再コンパイルする必要があります。

同じストレージ・グループを使用する表スペースはすべて、異なる PAGESIZE 値と EXTENTSIZE 値を持つことができます。 これらの属性は、ストレージ・グループではなく、表スペース定義と関連しています。

手順

表スペースをストレージ・グループと関連付けるには、以下のステートメントを発行します。
CREATE TABLESPACE tbspc USING STOGROUP storage_group
tbspc は新規表スペースで、storage_group は関連付けられるストレージ・グループです。