DB2 10.5 for Linux, UNIX, and Windows

データベースのカタログ作成

データベースを作成すると、 システム・データベース・ディレクトリーのファイルに自動的にカタログされます。 また、CATALOG DATABASE コマンドを使って、 システム・データベース・ディレクトリーのファイルにデータベースを明示的にカタログすることもできます。

このタスクについて

CATALOG DATABASE コマンドを使えば、違う別名でデータベースをカタログしたり、 UNCATALOG DATABASE コマンドによって以前に削除したデータベース項目をカタログしたりすることが可能になります。

データベースは、データベース作成時に自動的にカタログされますが、 それでもデータベースをカタログすることが必要になる場合があります。 これを実行する場合、データベースが存在している必要があります。

デフォルトで、データベース・ディレクトリーを含むディレクトリー・ファイルは、「ディレクトリー・キャッシュ・サポート (dir_cache)」構成パラメーターを使ってメモリーのキャッシュに入れられます。 ディレクトリー・キャッシュが使用可能な場合は、別のアプリケーションがディレクトリーを変更しても (例えば、CATALOG DATABASE または UNCATALOG DATABASE コマンドを使用して)、ユーザーのアプリケーションが再始動されるまで、その変更は有効になりません。 コマンド行プロセッサー・セッションが使用するディレクトリー・キャッシュをリフレッシュするには、TERMINATE コマンドを発行してください。

パーティション・データベースでは、 ディレクトリー・ファイルのキャッシュは各データベース・パーティションで作成されます。

アプリケーション・レベルのキャッシュに加えて、データベース・マネージャー・レベルのキャッシュも、内部的なデータベース・マネージャーの検索に使用されます。 この「共有」キャッシュをリフレッシュするには、db2stop および db2start コマンドを出してください。

手順