DB2 Version 10.1 for Linux, UNIX, and Windows

テキスト索引の妥当性検査 (Windows、AIX®)

DB2 バージョン 10 フィックスパック 1 以降では、Net Search Extender 索引妥当性検査ユーティリティー (checknseindex コマンド) を使用して、テキスト索引が正しく機能するようにしてください。

始める前に

妥当性検査の対象であるテキスト索引が、更新操作中、または削除操作中でないことを確認してください。

このタスクについて

次のいずれかのシナリオが発生した場合、テキスト索引に破損の可能性がないか、チェックが必要です。
  • 検索照会がエラーを返したが、具体的なエラー・コード、または説明がない。
  • 検索結果には、新しく追加、または更新されたテキスト文書が反映されていない。
  • 索引の更新に失敗。
  • カーネル・エラー・メッセージがイベント・ログにある。

手順

テキスト索引の妥当性検査を実行するには、少なくとも -i と -p パラメーターを指定して checknseindex コマンドを実行してください。 このユーティリティーでは、大量のシステム・リソースを使用するため、テキスト索引のサイズによっては、実行に長時間かかるおそれがあります。

タスクの結果

例 1: checknseindex コマンドを使用して、有効なテキスト索引の状況を検査します。
C:¥SQLLIB¥bin¥¥checknseindex.exe -p "C:¥litu_ict¥Corrupted Index¥NODE0000"
-i IX335811 

CTE5265I The NSE index validation utility found the specified index, 
"IX335811", to be valid.
これ以上のアクションは不要です。
例 2 checknseindex コマンドを使用して、間違ったパスが指定された有効なテキスト索引の状況を検査します。
C:¥SQLLIB¥bin¥¥checknseindex.exe -p "C:¥litu_ict¥Corrupted Index¥NODE00001"
-i IX335811 

CTE5254E  The NSE index validation utility failed to validate the specified
index because the utility could not access the
path "C:¥litu_ict¥Corrupted Index¥NODE00001".
索引パスを修正し、コマンドを再発行してください。
例 3: checknseindex コマンドを -deepCheck、および -v パラメーターと共に使用して、無効なテキスト索引の状況を検査します。
C:¥SQLLIB¥bin¥checknseindex.exe -p "C:¥litu_ict¥Corrupted Index¥NODE0000"
-i IX335812 -deepCheck -v


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  checknseindex
  -------------

  Net Search Extender index validation utility

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Validating NSE mapping indexes...

    Forward mapping data control record : Number of blocks = "1"
    Reverse mapping data control record : Number of blocks = "1"
    Forward mapping index control record : Number of documents = "8"
    Reverse mapping index control record : Number of documents = "8"

Validating NSE internal indexes...

Fri Mar 30 13:39:40 2012 Verify primary index...
          100%
Fri Mar 30 13:39:40 2012 Verify secondary index...
          100%
Fri Mar 30 13:39:40 2012 End

Validating consistency of NSE mapping and NSE internal indexes...

CTE5263E  The NSE index validation utility found the NSE mapping index 
and the NSE internal index to be inconsistent.  Reason code: "1".  
Diagnostic data: "".
壊れた索引の修正を試みます。

次のタスク

親トピック: テキスト索引の保守
関連タスク:
テキスト索引の作成