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システム期間テンポラル表のデータ・アクセス制御

行および列のアクセス制御は、システム期間テンポラル表およびそれに関連した履歴表の両方で定義することができます。

行と列のアクセス制御 (RCAC) は、行レベル、列レベル、またはその両方での表へのアクセスを制御するデータ・セキュリティーの層です。 RCAC は、システム期間テンポラル表および履歴表に適用することができます。 システム期間テンポラル表でのみ RCAC が活動化されると、データベース・マネージャーは履歴表で行アクセス制御を自動的に活動化し、履歴表に対するデフォルト行権限を作成します。

履歴表がデフォルト行権限によって保護されているときでも、更新や削除が行われると、履歴表に履歴行が生成されます。 システム期間テンポラル表に対して AS OF 照会が発行されると、履歴表から返される行に対して、システム期間テンポラル表の RCAC 行権限および列マスクも適用されます。

履歴表に直接アクセスすると、履歴表で定義されている行および列の規則が適用されます。