Flashes (Alerts)
Abstract
このアラートは、IBM Rational Collaborative Lifecycle Management ( CLM ) 3.x, 4.0, 4.0.0.x から CLM 4.0.1 へのアップグレード後、RDF インデックス ( デフォルトのロケーションは conf//indices ) のサイズが膨大になる、または RDF インデックスが破損し、クエリーの結果が不正確になる現象が発生する問題に関する情報になります。
Content
原因
バージョン 4.0.1, 4.0.2 では、 RDF インデックス・プロバイダーはインデックス・サイズを RDF インデックス自体に保持します。
4.0 以前のバージョンでは、インデックス・サイズは外部メタ・プロパティ・ファイルに保存されていました。
そのため、バージョン 4.0.1 にアップグレードをすると、 Jazz はバージョン 4.0 (またはより以前のバージョン) のインデックスが空であると判断し、古いデータを再挿入します。
原因に関する詳細は、Defect 245220 をご参照下さい。
症状
- 最も顕著に現れる症状として、インデックスのサイズが膨大になるという現象が発生します。この症状については、アップグレード前に存在していたリソースのみ影響があり、アップグレード後に追加されたリソースに影響はありません。
- その他の症状としては、アップグレード後にバージョン 4.0.1 を初めて起動した際、幾つかの操作の動作が遅くなるという現象が発生します。この症状は、アップグレード前のデータには影響がありませんが、アップグレード後に追加されたデータに影響があります。
<例>
クエリーの検索対象のデータがアップグレード前のデータのみの場合は、レスポンスが返ってきますが、クエリーの検索対象のデータがアップグレード後に追加されたデータを含む場合、レスポンスに非常に長い時間が掛かったり、もしくはタイムアウトが発生する場合があります。
クエリーがタイムアウトした場合には、対象のアプリケーションのログに関連の警告またはエラーメッセージが出力されます。 この症状に関する詳細は、Defect 244504 をご参照下さい。 - また稀なケースですが、バージョン 4.0.1 のインデックスが無効になったり、クエリーが不正確な結果を返す場合があります。 この症状に関する詳細は、Defect 36270 をご参照下さい。
解決方法
この問題は、状況に応じて、下記 2 つの方法にて回避または解決することができます。
- バージョン 3.x, 4.0, 4.0.0.x からバージョン 4.0.1 へアップグレードをする場合、 IBM ラショナル・クライアント・サポートから Defect 245220 に対する hotfix を入手し、新規インストールをした 4.0.1 環境に適用して下さい。hotfix の適用は、旧バージョン 3.x, 4.0, 4.0.0.x からのデータのマイグレーションを行う前に実施して下さい。
- 既に 4.0.1 へのアップグレードが完了し、本技術情報に記載の症状が発生している場合は、 repotools-application reindex all コマンドを実行することで問題が解決できます。コマンドを実行する際には、 CLM サーバーを停止してから実行して下さい。
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Product Synonym
Rational Team Concert
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Document Information
Modified date:
25 September 2022
UID
swg21622391