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[Db2] db2look コマンドの実行方法

Question & Answer


Question

データベース・オブジェクト定義を確認するために db2look コマンドを利用します。 db2look の実行方法を教えてください。

Answer

db2look コマンドは、表スペースや表、索引などのデータベース・オブジェクトの再作成に必要な、データ定義言語 (DDL) ステートメントを抽出します。

以下の手順で実行してください。

手順:
UNIX の場合は、インスタンスオーナーでログインします。 
Windows の場合は、システム管理者( Administrators )権限を持つユーザーでログオンします。
その後、以下のコマンドを実行します。
db2look -d <db_name> -f -m -l -a -e -x -o db2look.txt
db2look -d <db_name> -l -o storage.txt
<db_name> は対象のデータベース名に置き換えて下さい。また該当するデータベース全てで取得してください。

特定の表定義を取り出したい場合、以下のように表名をスペース区切りで列挙します。
db2look -d <db_name> -f -a -e -m -t <table1> <table2> ... -o tablename.ddl
特定のスキーマの表を取り出したい場合、以下のようにスキーマを指定します。
db2look -d <db_name> -f -a -e -m -z <schema_name> -o schemaname.ddl
出力ファイル:
上記の例で、'-o' オプションで指定したファイルが出力されます。
例:db2look.txt, storage.txt

必要な情報を取得できているか確認するには、以下のページをご参照ください。
[Db2] db2lookの確認方法


注意事項:
  • サポートに調査依頼をお求めの場合には、コマンドの出力ファイル (上記の例では db2look.txt と storage.txt ) をサポートに送付ください。
  • db2look コマンド実行に際して、以下の Technote(FAQ) の内容をご確認ください。
    db2look -m の出力を別システムに適用する際にSQL1227Nが起きる

    上記の Technote は、-r と -m オプションを同時に指定した場合での db2look コマンド実行で、SQL1227N エラーとなる可能性について説明したものです。本ページの手順においては、 -m オプションは -r オプションと同時に用いておらず、そのまま該当することはありません。しかし、それ以外の条件でも、元の統計情報に不整合があった場合に同じエラーとなる可能性について、回避策とともに説明されています。
     
  • v9.7 以前をお使いの場合には、以下の APAR についてもご確認ください。
    V9.5 - IC63160 回避策は "Local fix" に記載されています。V9.5 フィックスパック 6a 以降で修正されています。
    V9.7 - IC66502 回避策は "Local fix" に記載されています。V9.7 フィックスパック 2 以降で修正されています。
関連情報
db2look - DB2 統計および DDL 抽出ツール・コマンド

db2look を使用したデータベースの模造

 
お問合せ先
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Db2 テクニカル・サポート

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Document Information

Modified date:
02 November 2023

UID

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