UNIX 及び Linux マシン上の Rational ライセンス・サーバーに フローティング・ライセンス・キーを手動でインポートする方法について

Answer

ライセンス・キーを手動で UNIX 及び Linux マシン上のRational ライセンス・サーバーに適用するには、以下の手順を行います。

注意:

ライセンス・ファイル (license.dat) 内の構文は、ライセンス・キーがパーマネント（永続）か一時キーかによって異なります。

1. license.dat という名のファイルを Rational/config ディレクトリーに作成します。
   
   
2. このファイルに、全ユーザーが読み書き実行できるアクセス権限を設定します。
   
   例： chmod 777 <ファイル名.dat>
   
   
3. ファイルのアクセス権限を設定したら、生成したライセンス・ファイル (拡張子 .upd ) の内容を全て license.dat ファイルにコピーします。
   
   例：
   SERVER "ホスト名" "ホストID"
   VENDOR rational
   
   INCREMENT UnifyingPlatform rational 1.00000 permanent 2 \
   DE86D06F56E0 VENDOR_STRING="|Floating|0| ClearCase_LT:1.0, \
   ClearQuest:1.1, RequisitePro:4.0, soda_word:3.5, \
   TestManager:7.1, UnifiedProcess:5.1" OVERDRAFT=0 DUP_GROUP=UH \
   vendor_info="0|IBM Rational Team Unifying Platform Floating \
   License Key|0" ISSUED=08-mar-2007 NOTICE="Sales Order Number: \
   For Example Use Only" ck=175 SN=982730
   
• ホストID （又はイーサネット・アドレス）は、ライセンス・サーバーがインストールされているマシンのものです。
• インポートするライセンス・キーが一時キーの場合、ライセンス・ファイルのサーバー行は下記のようになります。
  
  例: SERVER "ホスト名" ANY
  
  
4. ファイルを保存して、Rational/extras/flexlm フォルダーに移動します。
   
   
5. 次のコマンドを発行して、ライセンス・サーバーが、上記ステップで作成した license.dat ファイルを読み込んで開始するよう、次のコマンドを発行します。
   
   ./lmgrd -c <full path to the license file>
   
   例：　./lmgrd -c /Rational/config/license.dat
   
   
6. ライセンス・サーバーはクライアント・マシンにライセンス・キーの供給を開始します。