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Rational ライセンス・キー・サーバーよりライセンスの供給を受ける方法について

Question & Answer


Question

[Japanese] クライアント・マシン上で動作する IBM Rational 製品に対し、Rational ライセンス・キー・サーバー (RLKS) からフローティング・ライセンスの供給を受けるには、どのようにクライアント・マシンを構成すればよいですか。

Cause

Rational ライセンス・キー・サーバー からライセンスの供給を受けるには、ライセンス・キー・サーバーとクライアント・マシン両方を適切に構成する必要があります。

Answer

Windows クライアントの場合

UNIX クライアントの場合

Windows クライアント - 以下 3 つのいずれかの方法で指定できます。

1. ライセンス・キー・アドミニストレーター (LKAD) ウィザードを使用

    1. [ スタート] > [ プログラム ] > [IBM Rational] > [License Key Administrator] を選択して、ライセンス・キー・アドミニストレーター (LKAD) を開始します。
    2. デフォルトでは、ライセンス・キー・アドミニストレーター・ウィザード画面が自動的に開きます。ウィザード画面が自動的に表示されない場合は、メニューの [ ライセンス・キー ] > [ ライセンス・キー・ウィザード ] より起動できます。
    3. [ ライセンスを取得する Rational ライセンス・サーバーを指定 ] を選択し、[Next (次へ)] をクリックします。
    4. [ サーバー名とポート ] 画面で、[ サーバー名] 欄に、ライセンス・サーバーのホスト名を入力します。 またファイアウォールを使用する場合などは、ポート ID も入力します。 (これらの情報については、ライセンス・サーバー管理者に問い合わせてください。)
    5. [Finish (終了)] をクリックします。

      * ライセンス・キー・アドミニストレーター・クライアントは、複数のライセンス・サーバー・マシンを指定することも可能です。 これは [ サーバーの詳細設定オプション ] ボタンをクリックして設定します。 手順については、次に説明する " クライアント/サーバー構成" のステップ 4 を参照してください。

2. LKAD クライアント / サーバー構成を使用

    1. [ スタート] > [ プログラム ] > [IBM Rational] > [License Key Administrator] を選択して、ライセンス・キー・アドミニストレーター (LKAD) を開始します。
    2. メニューの [ 設定 ] > [ クライアント / サーバー構成 ] をクリックします。
    3. [ ライセンス・サーバーを使用 ] にチェックを入れます。
    4. [ サーバーの追加 ] ボタンを押すと、[ 検索の優先順位 ] 欄に新規サーバーが追加されるので、右の [ 設定 ] ボックス内、[ サーバー名の値 ] 欄に、ライセンス・サーバー・マシンのホスト名を、ファイアウォールを使用する場合などは、使用するポート番号を入力します。(これらの情報については、ライセンス・サーバー管理者に問い合わせてください。)

3. コマンド・ラインの使用

  • 単一サーバーの場合:
    licadmin.exe -s 27000@servername

    注意:
    複数の単一サーバーを指す場合は、<port#>@<license_server1>;<port#>@<license_server2> のように、サーバー間を ; (セミコロン)で区切ります。

  • 代替サーバーの場合:
    licadmin.exe -servername1,27000@servername2,27000@servername3



UNIX クライアント

以下の環境変数を設定することで、Windows または UNIX のライセンス・サーバー (複数可) からフローティング・ライセンスの供給を受ける事ができます。

  • 単一サーバーの場合:
    設定LM_LICENSE_FILE=27000@servername

    注意:
    複数の単一サーバーを指す場合は、<port#>@<license_server1>:<port#>@<license_server2>のように、サーバー間を : (コロン) で区切ります。

  • 代替サーバーの場合:
    設定LM_LICENSE_FILE=27000@server1,27000@server2,27000@server3


備考:

  • 代替サーバーは、3 台のマシンで構成される 1 つのシステムなので、代替サーバーを構成する3台はそれぞれコンマで区切り、最後のサーバー名の後に ; セミコロン(Windows の場合)か : コロン (UNIX の場合)で区切れば、複数のサーバーを指定することができます。

    例: 27000@redundant1,27000@redundant2,27000@redundant3;27001@server1
  • IBM Rational ClearCase バージョン 7.0 以前では、FLEXlm ライセンス・キー・サーバーをサポートしません。但し IBM Rational ClearCase LT ではサポートされます。( 参照: 英語技術情報 1284064 )

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Document Information

Modified date:
16 June 2018

UID

swg21570198