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IP アドレス、ホスト名、NIS 変更時の対応について

Question & Answer


Question

[Japanese] IBM® Rational® ClearCase® と ClearCase MultiSite® 環境で IP アドレス、ホスト名、NIS のいずれかの構成が変わった時、どんな対応が必要ですか?

Answer

NIS と IP アドレスの変更の場合

インターネット・プロトコル(IP)アドレスの変更は、変更直後にすべてのサーバーとクライアントを再起動すれば ClearCase の機能に悪影響を与えることはありません。再起動はホスト上の古い IP アドレスへの参照やキャッシュをフラッシュします。


UNIX® または Linux® 上の ClearCase ライセンスサーバーの IP アドレスを変更する際には、クライアントマシン上の /etc/hosts ファイルを編集する必要がある場合もあります。

nslookup で正しい IP アドレスが表示されているのにも関わらず、クライアントホストで下記エラーが発生することがあります。

mvfs: Error: view= vob= No license available from atria license manager. Use clearlicense to display license usage.

この場合、UNIX クライアントの /etc/hosts ファイルに新しい IP アドレスの代わりに古い IP アドレスが記述されていないことを確認します。

注意: NIS もしくは NIS+ をご利用の場合は、nslookup で返された実際の IP アドレスを指定します。



ホスト名の変更の場合

デフォルトですべての VOB とビューにホスト名が記録されているため、ホスト名の変更は慎重に行う必要があります。



cleartool register -replacecleartool mktag -replace コマンドを利用して、すべての VOB とビューのレジストリ項目を新しい場所と置き換えます。

ライセンスまたはレジストリサーバーのホスト名を変更した場合には、新しいライセンス / レジストリサーバーを選択するようにクライアントの構成を変更します。

MultiSite 環境については、各レプリカに新しいホスト名を反映するために下記コマンドを実行します。

multitool chreplica -host <ホスト名> replica:<レプリカ名>@<VOB タグ>

コマンド実行後は、ホスト名の変更を通知するためにサイト間で同期を行います。

注意: サーバーのホスト名を誤って変更した場合は、ホスト名を元に戻し、再起動します。この操作を行うと、クライアントからサーバーにアクセスできるようになります。

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Document Information

Modified date:
16 June 2018

UID

swg21385229