臨床開発においてはEDC (Electrical Data Capture) が急速に普及し、治験業務プロセスに変化が起きています。また、より早期に、グローバルに上市することを目指して国際共同治験の数も増えてきました。特にアジア各国は、近年国家プロジェクトとして治験実施体制を整えてきており、世界の製薬会社から注目されています。日本が主導で行うアジア国際共同治験も実施されるようになりました。日本の規制当局も国際共同治験を推進しようとする動きが見られます。
FDA 21 CFR Part 11および厚生労働省ER/ES省令の施行をきっかけとして、医薬品業界におけるGxP文書の電子化の流れはさらに加速しており、もはや「うちは紙ベースだから」という主張が通用しない時代も目前となっています。既存の規制によって作成・保管が義務付けられている文書を電子的に扱うためには、規制に則って、それらの電磁的記録(ER)の「真正性」「保存性」「見読性」を保証し、かつ業務上の正統性を示すための電子署名(ES)を付与しなければならず、これらER/ESに要求される規制要件への対応方針を企業として定めなければなりません。一方で、ER/ESへの過剰な対応は業務の遂行を妨げる原因にもなりかねません。 IBMでは、関連諸規制とIT技術に加え医薬品業界の業務に精通した専門コンサルタントが、最適なレベルでお客様のER/ESポリシーの策定をご支援いたします。