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IBM Workplaceソフトウェア開発キット(SDK) 

(技術情報)

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はじめに

当技術情報は、IBM Workplaceならびに関連するLotus製品の理解を深めていただくために執筆したものです。 (最終更新日: 2006年3月)

IBM Workplaceソフトウェア開発キット(SDK)の概要

IBM Workplaceソフトウェア開発キット (IBM Workplace Collaboration Services API Toolkitと呼ばれていました) は、IBM Workplace Collaboration Servicesプラットフォームを、新たなビジネス・コンポーネント、ポートレット、通常のJ2EEプログラミング・モデルに基づくコンポーネントを作ったり、IBM Workplace Managed Clientをカスタム・クライアント・アプリケーションを作ったりすることにより拡張するためのものです。このSDK(Software Development Kit)は、皆さんのアプリケーションから利用できる公開されたAPI(Application Programming Interface)とSPI(Service Provider Interface)を提供しています。IBM Workplaceの公開APIでは、IBM WebSphereや WebSphere Portal なども利用できます。(ただし、このツールキットでは提供していません)

IBM Workplace Collaboration Services API Toolkit のリリース2.6は、次のものをサポートしています。

  • IBM Workplace Collaboration Services 2.6
  • IBM Workplace Managed Client 2.6

リリース2.6には、リリース2.5.1のAPIとSPIの同じセット、および改良、修正、変更などが同梱されています。

IBM Workplace SDKは、以下のAPI群やSPI群をサポートしています。

コラボレーティブ・アプリケーション・コンポーネント・インターフェース
これらのJava インターフェースは、IBM Workplace Collaboration Services のコラボレーティブ環境や基盤と統合できるビジネス・コンポーネントやアプリケーション・コンポーネントの開発を可能にします。IBM Workplace Collaboration Servicesが、IBM Workplaceアプリケーションやアプリケーション・テンプレート上のあなたのコンポーネントを組み込むために使います。

コンポーネント・インフラストラクチャー・サービスAPI
アプリケーション・インフラストラクチャー・サービスAPI
コンポーネント・サービスAPIは、IBM Workplaceのビジネス・コンポーネントがサービスやコンテンツ・プロバイダーにアクセスするために使うAPIです。
アプリケーション・インフラストラクチャ・サービスAPIは、IBMアプリケーションとテンプレートを管理するためのAPIです。

これらのAPIは、カスタム・ビジネス・コンポーネントや外部アプリケーションから利用でき、JavaとWebサービスの両方からアクセス可能です。

IBM Workplaceメール・メッセージングSPI
このJava SPIは、配信や、ウィルス・スキャン、動的コンテンツ・フィルタリング、スパム・フィルタリングなどのあらゆる設定されたフィルタリング処理が行われる前にメール・メッセージを途中で読み取るための「emailメッセージ・ハンドラー」を作るためのものです。

IBM Workplaceインスタント・メッセージングSPI
このJava SPI は、配信や処理が行われる前に、インスタント・メッセージを途中で読み取るための「インスタント・メッセージ・ハンドラー」を作るためのものです。たとえば、メッセージのロギング、保管、変換などに使えます。

IBM Workplace JSPタグ
JSPタグは、「ピープル&プレゼンス・アウェアネス(個人が存在するか示す緑色の四角)」をポートレットJSPに表示するためのものです。

WMC(IBM Workplace Managed Client) API
このAPIのセットは、カスタマイズ可能で拡張可能なクライアント・アプリケーションを構築するためのインターフェースとファクトリークラスを提供します。これらのアプリケーションは、IBM Workplace Managed Clientプラットフォームを利用し、Workplaceクライアント・サービスとコンテンツを提供します。

クライアントAPIは、WMCプラットフォーム特有のAPIと共に、 WMCに結合されたIBM WorkplaceサーバーAPIも提供しています。

IBM Workplace 2.6 での新しい機能は、以下のものです。
  • 新しいツール - Workplaceアプリケーションのためのコラボレーティブ・コンポーネント・ウィザード
    - Eclipse 用 WMCツールキット
  • サンプル・アプリケーションが増えました
  • コンポーネント・インフラストラクチャーサービスAPIとアプリケーション・インフラストラクチャー・サービスAPIが拡張されました - プラットフォーム・ファイル・システムによるファイル・リソースのサポート
    - プレーン・テキストに加えて、HTMLメッセージをボディに入れる電子メールの送信
    - 名前だけでなく、エイリアス、生成日時、変更日時、作成者、最終変更日時、所有者などによる取得したアプリケーションのオブジェクトのソート。
    - エラーハンドリングの向上

前提

IBM Workplace SDKをインストールして開発を行うには、以下のものがインストールされている必要があります。

次のオペレーティング・システムのいずれか
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows XP
  • RedHat Enterprise AS for Linux
  • SuSe Linux 8.1
  • Java開発環境(JDK)

注意: 最新の環境の前提については、リリースノートをご覧ください。SDKのドキュメントには、APIやSPIに必要な追加の前提が記述されていることがあります。

注意: このSDKは上記のオペレーティング・システムでのみ稼動しますが、このSDKで作られたコンポーネントやアプリケーションの稼動が、これらのオペレーティング・システムに制限されているわけではありません。

IBM Workplace SDK の入手方法

IBM Workplace SDKを手に入れるには、下にあるリンクをクリックして、一覧を表示してダウンロードしてください。「Tool: IBM Workplace Software Development Kit 2.6 for Windows and Linux」をクリックして、書かれている手順にしたがってツールキットのzipファイルをダウンロードしてください。

IBM Workplace SDK のダウンロード(US)

zipファイルのダウンロードが完了したら、お手元のコンピューターのディレクトリーに解凍してください。サブディレクトリー「wcsapi26」が作成され、そこに解凍されます。

wcsapi26\doc に、追加情報があります。PDFファイルでドキュメントが準備されています(US)。Eclipseのヘルプとして見られるプラグインもあります。また、「component」ディレクトリーには、Javadocもあります。より詳細な情報は、wcsapi26ディレクトリーにある readme.txt ファイルをご覧ください。

また、当SDKについてはdeveloperWorks(日本)の記事IBM Workplace Software Development Kit V2.6 概要でもご紹介していますので、あわせてご覧下さい。

IBM Workplace API Toolkit の以前のリリースについて

IBM Workplace API Toolkit の以前のリリースに関する情報については、以下をご覧ください。

IBM Workplace SDK and API Toolkits のリリースノート(US)

特記事項

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