在宅でも簡単に点訳データを利用できる点字情報ネットワーク・システムを構築し、視覚障がい者がより効果的に情報を得るための支援を行いました。

概要

点字本を読んでいる様子 視覚障がい者が在宅で点字データを利用できるシステム「てんやく広場」(1998年「ないーぶネット」と改称)に対し、点訳用ソフト(点字編集システムBES)の開発と提供、サーバー・ソフト、ハードの開発と提供、運営の技術支援などを行いました。

目的

視覚障がい者が、情報を得るための点字データを自ら在宅で簡単に利用できるようにすることにより、視覚障がい者のデジタル・デバイド(情報格差)の解消を目的としています。

内容

「てんやく広場」は、サーバーでボランティアによって点訳された点字データを集中管理し、視覚障がい者なら誰でも在宅で簡単に点字データを利用できるようにするためのシステムです。1988年から2000年の13年間、点訳用ソフトの開発と提供、サーバー・ソフト、ハードの開発と提供、運営の技術支援などを通じて「ないーぶネット」独立に至るまでの支援を行いました。

沿革/実績

全国の点字図書館およびボランティア団体などの協力を得、1988年より点字情報ネットワーク・システム「てんやく広場」をスタート。1988年の開設当初は全国70カ所の拠点をネットワークで結び、約1500台を超える点字用入力機器を設置したパソコン通信システムでしたが、厚生省(現厚生労働省)の補正予算により2000年にインターネット化。現在は点字や音声その他の情報を視覚障がい者に提供している施設や団体の集まりである「特定非営利活動法人 全国視覚障がい者情報提供施設協会(略称 : 全視情協)」によって管理運営される日本最大の視覚障がい者用情報システムとなっています。

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