以下の文書は Technote (troubleshooting)の Moving an existing Fastback Server to a different Machine の翻訳です。原文はこちら
課題:
既存のFastBackサーバーを現在の構成設定をそのまま保持して、別のマシンに移動するためのガイドラインをご提供します。
課題の解決:
この文書は、Fastbackサーバーをアップグレードしたり、別のマシンに移動する時に、どのファイル類を別マシンに移動する必要があるのか、どう行えばよいのか、についての一般的なガイドをご提供します。
注:以下、Fastbackサーバが現在稼動しており、データにアクセスできる状態にあるものとします。以下の方式により、バックアップ・データやリポジトリー、ポリシー定義、スケジュール定義などを保持することができるようになります。
ステップ1:古いFastbackサーバーをネットワークから切り離す
古いサーバーの電源を落とし、ネットワークから切り離します。次に新しいサーバーをネットワークにつなぎ、電源を入れます。この時点で、必要なすべての物理ドライブを新Fastbackサーバーに接続しなおしておいてください。
注:もし貴方がFastbackサーバーのソフトウエアを導入した後からドライブやドライブのアレイを接続した場合、DISK OPENユーティリティを使用して、それらのドライブに読み・書き権限を付与しておく必要があります。(デフォルトではFastbackソフトウエアが導入された後にFastbackサーバーに追加されたディスクはすべて「読取りのみ」に設定されてしまいます)
ステップ2:インストレーション
新しいコンピュータがTSM FastBackの導入要件を見たいしているかどうかを確認してください。問題なければ、FastBackソフトウエアをインストールしてください。インストレーション・ウイザードでTSM Fastbackの必要なサーバー・オプションを選択してください。
注:もしターゲット・サーバーのネットワーク名を変更した場合、クライアント・マシンでFastbck クライアント・コンフィギュレーターを起動して新しいFastbackサーバーの名前を手で変更する必要があります。(ネットワーク名ではなくIPアドレスを変更した場合も同様の手順が必要です)
ステップ3: ポリシーと構成ファイル群のコピー
古いサーバーから新しいサーバーにデータをコピーします。
"C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Tivoli\TSM\Fastback\Server"ディレクトリーの以下のファイル群を新サーバーにコピーしてください。
| ファイル名 |
用途 |
| History.txt and History.txt.sig |
リポジトリー中の全てのスナップショットを追跡するために必要です。 |
| Orabr_Conf.txt and Orabr_Conf.txt.sig |
全般的な構成情報を追跡するために必要です。 |
| Conf.txt and Conf.txt.sig |
ポリシーとスケジューリングの構成情報の追跡に必要です。 |
| Clog10.sf |
一般的なログとエラー・メッセージ |
上記のファイル群を以下の場所に各々コピーしてください。
1. C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Tivoli\TSM\Fastback\Server
2. C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Tivoli\TSM\Fastback\Server\Mirror
3. 個々のリポジトリー・ボリュームのルート・ディレクトリー
ステップ4:リポジトリーの要求
Fastbackサーバーを開始しても、リポジトリー・スペースの場所を自動的に認識してくれるわけではありません。FastbackマネージャーのGUI画面で「一般構成」>「ストレージ・プール」>「リポジトリー・プール」を選択し、リポジトリー・プール上で右クリック->「リポジトリーの要求」を選択してください。旧サーバーで使用していたすべてのリポジトリー・スペースにつき、同様の操作を行う必要があります。
注:Fastbackマネージャーを起動したら「制限モード」状態になっている場合、その原因を解決するまで「リポジトリーの要求」は実行できません。
ステップ5:作業の確認
上記の手順が正しく実行できたかどうかは、以前のすべての設定が構成メニューにあり、ポリシーも同様に存在することで確認できます。どれかポリシーを1つ選んで右クリック->「スナップショットの実行」を行ってみれば、新サーバーがクライアントと通信できているかどうか確認できます。スナップショットがスナップショット・モニターの画面に表示されることもご確認ください。