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監視(アラート)機能を使ってみる
Added by ISHIDA, last edited by ISHIDA on Sep 03, 2009  (view change)
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FastBackには以下のような監視・通知機能があります。

  • FastBackサーバー自身のヘルス状態(死活)を一定時間毎に通知する
  • ジョブのエラー、リポジトリー使用率のしきい値超えなどのイベントをアラート通知する

標準で備わっている通知の方法はメールですが、スクリプトを使ってSNMPアラートを上げることなども可能です。


設定の手順

サーバー自身のヘルス状態を一定時間毎にアラート通知する

FastBack Manager(サーバー)で通知先のメール・アドレスおよびヘルス状態の通知周期を設定します。

ジョブのエラーなどのイベントをアラート通知する

通知すべきイベントが発生した場合はFastBackはExternalNotification.batを起動します。エラーメッセージ、ジョブ名など各種のアラートの内容は環境変数としてセットしてくれますのでバッチファイル中で自由に使うことができます。(利用できるFastbackの環境変数の一覧はこちらをご参照ください。)

5.5.0.1日本語版利用時の注意点
  1. ExternalNotification.batは <導入ディレクトリー>\Tivoli\TSM\FastBack\utilities の下にあるのですが、イベント発生時に起動されないという不具合があります。回避策としては<導入ディレクトリー>\Tivoli\TSM\FastBackの下に Xpress Utilities というディレクトリーを作成して utilities の下のファイル群をすべてコピーしてください。Xpress Utilities の下のExternalNotification.batが起動されます。
  2. ExternalNotification.batの中でアラートを送るべきかどうかのフィルタリング判定の箇所が英語の文字列を探索する形で行われています。日本語環境ではメッセージが日本語なので上記探索がヒットせず、結果として送信する箇所に制御が渡りません。
    ExternalNotification.bat抜粋
    contain.exe "%XR_MSG%" "aborted" "The limit for repository"  --> この探索が日本語では無効。
    If %ERRORLEVEL% EQU 0 goto SEND
    .......
    contain.exe "%XR_MSG%" "The repository is cleared"
    If %ERRORLEVEL% GTR 0 goto END  --> 無効な探索で%ERRORLEVEL% が非ゼロのため終了のラベルに飛ぶ

    最も簡単な一時的回避策は以下のようにヒットするしないに関わらず送信してしまうことでしょう。
    If %ERRORLEVEL% GTR 0 goto SEND

5.5.2で上記の不具合は直ったようです

2009/12/25 5.5.2のREADMEに下記の記述があるので、「日本語環境で起動されない」との不具合は直っております。
IC58784 Mail and SNMP notifications are not invoked by the FastBack Server.
2009/09/03 「日本語メッセージなので探索にヒットしない」件はアップデートされておりません。
末尾のコメントの箇所を併せてご参照ください。

ExternalNotification.batをご要件に合わせて編集します。

  1. メール送信のためにスクリプト中の変数を環境に合わせて変更
    変数 意味
    SMTP_SERVER SMTPサーバー名
    SMTP_PORT デフォルトの25以外の時
    SMTP_TO_ADDRESS アラート送信先メールアドレス
    SMTP_FROM_ADDRESS 発信者メールアドレス(FastBackからの通知を識別するするため)

    FastBackSendMail.exeというメール送信プログラムが提供されています。

  2. メール以外のご要件への対応( SNMPアラートを上げたい、監視対象のファイルに追記したい等々)
    FastBackが製品としてご提供しているのはメール送信のためのFastBackSendMail.exeのみです。SNMPエージェントのプログラム等は添付しておりませんので、お客様で何らかのものをご用意いただく必要があります。FastBackはアラートのメッセージ類を環境変数に設定してExternalNotification.batを起動するだけです。 逆に言えば、バッチ・ファイルで処理できるものであれば、スクリプトを書けば何でもできる、ということです。

機能の確認方法の例

FastBackサーバー自身のヘルス状態(死活)を一定時間毎に通知

FastBack Manaerのパネルにメールテスト送信のボタンがあります。あとは放っておけばメールが指定した時間単位に送られてきます。

ジョブのエラーなどのイベントをアラート通知

一番簡単なのはFastBackクライアントを止めてしまってからFastBack Managerで即時にバックアップを採取することでしょう。「取れなかった」というアラートのイベントが発生します。


機能確認のための環境の例

メールとSNMPの機能の確認をするために一々エンタープライズ級のメール・サーバーやSNMPの監視コンソールを導入・設定するのは勘弁です。1台の中でスタンドアロンで機能確認をするために以下のフリーウエアを使わせていただきました。ネット上で皆様が色々とツールを探す手間を省くために、私が利用してみたツール類をご紹介しておきます。(個人的にいくつか試してみて「簡単でいい!」と思われたものをご紹介しているだけで、これらのツールを推奨する意図はありません。)いずれもSMTP/POP3/SNMPなどの知識が無くても簡単に手軽に設定ができました。この場を借りてお礼申し上げます。

  1. TWSNMP
     SNMPアラートの監視コンソールとして使用。GUIパネルですし、IPアドレスを指定するとノードを自動で検出してくれるのでとても楽です。他にも監視機能も充実していそうです。
  2. ウィズ98 メールサーバ
    FastBackの投げるメールをlocalhostで受けるメールサーバーとして。設定も超簡単です。
  3. Post Go!
    POP3でアラートのメールを受信するためのメーラーとして。 これはシェアウエアです
  4. SNMPCop
    コマンド行から起動できるSNMPエージェント。スクリプト(ExternalNotification.bat)の中で使用。

以下、各ツールの画面イメージを掲載しておきますね。

  • TWSNMP
  • ウィズ98 メールサーバ
  • Post Go!

お世話になっております。
TMIの池山です。

「5.5.2で上記の不具合は直ったようです」とのことでしたが、
5.5.4でテストしたところ直っていませんでした。

「ヒットするしないに関わらず送信してしまう」という回避策をとると、
1度のスナップショット操作で5通位メールが飛んできてしまうので・・・
バッチファイルのはじめに下記1行を挿入して、
ERRORとWARNINGの時のみ通知させるようにしました。

IF /i NOT %XR_EVENT_LEVEL% == ERROR IF /i NOT %XR_EVENT_LEVEL% == WARNING goto end

今のところ、意図した通り通知されているようです。

PS.
ERROR 又は WARNINGの時 通知するサンプルバッチファイルも用意されているのですが、
フォルダを指定するパスから間違っていて、かなり修正しないと動かなそうでした。

Posted by Anonymous at Sep 03, 2009 06:55 | Permalink

池山様、FastBackへのお取り組み及びご指摘、アドバイスありがとうございます。

私の文章表現が至らず、ご迷惑おかけしました。
文中で「直った」と書いたIC58784はこれのことなのですが文中の2つの不具合の1番目に該当します。
IC58754は「日本語環境でExternalNotification.batが起動されない」という不具合です。
「直った」とは5.5.2では日本語環境でも起動されるようになった、ということをお伝えしようとしたつもりでした。

2番目の「(起動後のロジックの中で)contain.exeのキーワードが日本語でないので日本語メッセージにヒットしない」
(ので結果的にメッセージが送られない)件は、残念ながら現時点でもアップデートされておりません。

ただ、既にご認識済みのように、ご提供中のサンプルでは以下のようになっておりまして、
エラーや警告の時だけ通知をしたいのだということはわかるのですが、「なんでこの文字列だけ探すのか?」
「これ以外にもエラーのメッセージはあるのではないか?その場合にすっぽ抜けないか?」
(サンプルとはいえ、こんなメッセージテキストのコンスタント文字列でエラー有無を判定するなんてアリエナイ!) などと
個人的には疑問に思っていました。 (のでこれの単純な日本語メッセージ対応版をもらってもあまりうれしくないっす。。?)

:SEND_MAIL_LABEL

_contain.exe "%XR_MSG%" "_aborted" "The limit for repository" "Unable to initiate snapshot" "Failed to initiate cleanup on volume" "will not perform any snapshots"
If %ERRORLEVEL% EQU 0 goto SEND
contain.exe "%XR_MSG%" "The Exchange service failed to start" "The Exchange service failed to terminate" "The FastBackServer Failed to access Repository in path"
If %ERRORLEVEL% EQU 0 goto SEND
contain.exe "%XR_MSG%" "The Repository has Sanity Problem" "Repository Not found on initial" "The Repository in path" "The cleanup of snapshot" "Verification of job"
If %ERRORLEVEL% EQU 0 goto SEND
contain.exe "%XR_MSG%" "The repository is cleared"
If %ERRORLEVEL% GTR 0 goto END

:SEND
FastBackSendMail.exe -s %SMTP_SERVER% -p %SMTP_PORT% -t %SMTP_TO_ADDRESS% -f %SMTP_FROM_ADDRESS% -a %SMTP_SUBJECT% -m %XR_BODY_FILE_NAME%

ですので、今回の池山様のご提案のような方式、つまりエラーかどうかはFastbackの環境変数で判断する方が
より汎用的で確実だと思っています。

【補足】池山様のコメントを読むに、5.5.4では変数 XR_EVENT_LEVELは値が正しく(INFO, WARNING, ERROR)が
セットされるようになったようですね。
こちらの記事のサンプルを作成した5.5.3の時点では値が全部「EVENT」にセットされていて
エラー有無を識別できなかったので、やむなくメッセージIDの末尾の英字(I/W/E)で判断するようにVBのロジックを直しておりました。。

以上、今回のご指摘はほかの皆様にも有益な情報だと思います。
アドバイスありがとうございました。今後もよろしくお願いします。

Posted by ISHIDA at Sep 03, 2009 10:17 | Permalink

お世話になっております。
TMIの池山です。

早速コメントをいただきありがとうございます。
「日本語メッセージなので探索にヒットしない」の件は直っていなかったんですね。
(一応サポートに問合せしようと思っているのですが、既に認識済み=対応中なのでしょうか?)

補足ですが、V5.5.4.2の環境でテストを行なっております。
FastBackクライアントを停止してスナップショットを取得するとWARNING、
架空のスクリプトを前処理に登録してスナップショットを取得するとERROR、となるので、
その方法でテストを行いましたが、両方ともメール通知されていますので、
V5.5.3の不具合は解消されているようです。

以上、今後ともよろしくお願いいたします。

Posted by Anonymous at Sep 04, 2009 00:36 | Permalink

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