XML 関連の技術を扱うツールを選ぶときには、まず、そのツールに対する要求事項を明らかにしてください。例えば、XML でさまざまなタスク (編集、妥当性検証を含む数々のタスク) を行うのが通常であれば、適切な機能を備えた XML IDE を検討することになるでしょう。一方、1 つのタスク (XML ファイルの比較やサイトマップの作成) を専門に行う場合には、そのタスクに特化されたツールを検討する必要があります。
この記事では、皆さんがニーズに合った XML ツールを見つけられるように、以下のカテゴリーのツールについて調査します。
- XML サイトマップ・クリエーターおよびバリデーター
- RSS フィード・ジェネレーター
- XML スキーマ・ジェネレーター
- XML バリデーター
- XML フォーマッター
- XML エディター
- XML ツール
- オープンソースの XML ツール
- XML IDE
- XML 比較ツール
- XQuery ツール
- XPath ツール
XML サイトマップとは、ある特定の Web サイトの全 URL を網羅したリストです。サイトマップは、クローリング可能な Web サイトの URL を検索エンジンに知らせることで、検索エンジンがデータベースにこれらの URL を組み込めるようにします。ほとんどのサイトマップ・クリエーターは Web ベースのツールであり、Web サイトの URL をいくつかのパラメーター (更新頻度、最終更新日など) と併せてリクエストします。以下に挙げるツールについては、「参考文献」のリンクを参照してください。
現在利用できるサイトマップ生成用ツールには、以下のものがあります。
- Google SiteMap Generator は、Web サイトが Web サーバーにデプロイされると、その Web サイトに対する更新およびトラフィックに基づいて自動的にサイトマップを生成します。
- Gsite Crawler は、サイトマップを作成する Windows ベースのデスクトップ・ツールです。
- ダウンロード可能なツールとは別に、多くのオンライン・アプリケーションでもサイトマップを生成することができます。以下に挙げるのはそのなかの 2 つです。
- Free Online Sitemap Generator は、Google、HTML、およびテキスト URL に応じたサイトマップを作成します。
- XML Sitemaps は、サイトマップを XML、ROR、テキスト、または HTML フォーマットで作成します。
サイトマップ・バリデーターは、Web サイトに対して生成されたサイトマップを検証するためのツールです。バリデーターは、サイトマップが検索エンジンで使用するのに有効であるかどうかをチェックします。以下に挙げるツールについては、「参考文献」のリンクを参照してください。
以下に挙げるサイトマップ・バリデーターを調べてください。
- Automapit の Sitemap Validator は、サイトマップを検証して、検索エンジンに受け入れられることを確実にします。
- Sitemap XML のバリデーターは、サイトマップが妥当な XML コードとなっているかどうかをチェックし、検索エンジンにサブミットする前にサイトマップのエラーを修正できるようにします。
- XML Sitemaps Validator は、サイトマップの問題を識別し、検索エンジンに知らせる前に問題を解決できるようにします。
- Online Merchant のサイトマップ・チェッカーは、サブミットする前に sitemap.xml ファイル内の XML ヘッダーを調べ、サイトマップの正確さをチェックします。
RSS ニュース・フィードは、サイトの訪問者に、サイトに追加されたコンテンツの最新情報を知らせる絶好の手段です。RSS フィード・ジェネレーターは、ニュース・サイトのヘッドラインに目を通したいという人々や、スポーツ界の最新情報を知りたい人々の間でよく使われています。以下に挙げるツールについては、「参考文献」のリンクを参照してください。
Web サイトの開発者が RSS フィードを生成するには、以下のツールを利用することができます。
- IceRocket の RSS Builder では、単純なインターフェースでトピック、リンク、およびコンテンツを追加して、Web サイトの RSS フィードを作成することができます。
- Feedity は、Web ページ、ニュース、または製品の RSS フィードを作成します。
- RSSPect は、Web サイト、ドキュメント、またはポッドキャストの RSS フィードをセットアップします。
XML スキーマは、XML インスタンスから生成することができます。以下に挙げるツールについては、「参考文献」のリンクを参照してください。
利用可能なツールには以下に記載するものがあります。
- ThaiOpenSource の Trang は、XML から XSD (XML Schema Definition) を生成するコマンドライン・ベースのツールです。
- XMLBeans は Apache によるツールです。このツールが提供する機能は複数あり、そのなかの 1 つに、inst2xsd (Instance to Schema Tool) を使用したスキーマ生成機能があります。
- XML for ASP BuildXMLSchema は、オンラインの XML スキーマ・ジェネレーターです。
XML バリデーターは、XML インスタンスをそれぞれに対応するスキーマに対して妥当性検証を行うために使用できるツールです。以下に挙げるツールについては、「参考文献」のリンクを参照してください。
以下のオンライン・ツールのいずれかを使用してください。
- XMLValidation.com は、XML 文書をその文書内で宣言された XML スキーマまたは DTD に対して妥当性検証を行います。スキーマも DTD も宣言されていない場合は、構文チェックを実行します。
- DecisionSoft.com の Schema Validator は、単一のスキーマおよびインスタンス文書の妥当性検証を行い、エラーをリストアップします。
- W3C の XML バリデーターは、名前空間 URI が http://www.w3.org/2001/XMLSchema のスキーマ文書の妥当性検証を行うサービスです。
XMLのフォーマット設定は、XML を読みやすくするために頻繁に行われる処理です。デスクトップ XML ツールの大半には、この機能が用意されています。XML ツールをインストールすることなく簡単に XML 文書にフォーマットを設定するには、以下のオンライン・サービスのいずれかを試してみてください。以下に挙げるツールへのリンクも、「参考文献」に記載されています。
- XMLIndent.com
- X01 のオンライン XML フォーマッター
XML エディターは、要素、属性、またはプレーン・テキストを色で強調表示し、XML 文書の内容にインデントを付けることで明確に解釈できるようにするツールです。XML エディターを使用するメリットには、XML 文書を構成するさまざまなノードを簡単にトラバースできるツリー・ビューなどのコンテキスト指向のオプションがあることも挙げられます。さらに、XML エディターには妥当性検証機能もあり、XML タグが適切に閉じられていない場合には警告やエラーを出してくれます。以下に挙げるツールについては、「参考文献」のリンクを参照してください。
- Xerlin XML エディターは、XML 文書の作成および妥当性検証のために使用できる Java ベースのツールです。このエディターは XSLT サポートを備えたオープンソースのツールであり、XML を DTD およびスキーマに対して妥当性検証することもできます。
- Jaxe エディターも同じく Java をベースとするオープンソースの XML エディターです。このエディターは、XML 文書の PDF へのエクスポートや、XSLT による HTML ベースのプレビューをサポートしており、複数のプラットフォームに対応しています。
- XMLFox は、整形式 XML 文書および XML スキーマを作成するための妥当性検証ツールを備えたフリーウェア製品です。この XML エディターは、XML に関連するその他の操作もサポートします。
XSLT による変換は、スタイルシートを使用して XML をあるフォームから別のフォームに変換する際に役立ちます。このプロセスを支援可能なツールにはさまざまなものがあり、以下に挙げる Tiger XSLT Mapper と Kernow は、その一例に過ぎません。以下に挙げるツールについては、「参考文献」のリンクを参照してください。
Tiger XSLT Mapper は、初心者のユーザーでも XML 構造を簡単にマッピングできるツールです。このツールは自動的にマッピングを作成します。そのマッピングを、ユーザーがドラッグ・アンド・ドロップ GUI を使用して編集できるようになっています。
Kernow は、プログラムによって変換を実行する Java API です。開発者がビジュアル・インターフェースを使って XSLT 変換を繰り返し実行しなければならない場合には、この Kernow が絶好の選択肢になります。
以下の Web ベースの XSLT ツールも役に立ちます。
- オンラインの XSLT 変換
- W3C の Online XSLT 2.0 Service
ブラウザー・ベースのプラグインがお好みの開発者には、以下に挙げる XML プラグインが役立ちます。
Mozilla Firefox
- XSL Results アドオンは、文書の XSL 変換結果 (Saxon-B を介した XSLT 1.0 または XSLT 2.0) を表示します。
- XML Developer Toolbar は、ブラウザーのツールバーから標準 XML ツールを使用できるようにします。
Google Chrome
- XML Tree は、ユーザーが理解しやすいように XML データを表示します。
- XML Viewer は、Google Chrome 用の XML ビューアーです。
エンタープライズ XML ツールを購入する余裕のないユーザーには、オープンソースのツールがもってこいです。積極的なコミュニティーの貢献により、非常に優れたオープンソースの XML ツールが作成されるようになりました。以下に挙げるツールについては、「参考文献」のリンクを参照してください。
iXedit XML IDE には、以下をはじめとする XML 処理機能がいくつか組み込まれています。
- DTD 妥当性検証
- DTD ベースの自動入力補完
- ユーザー・テンプレート
- XSLT 処理
- 部分ごとの編集
Rinzo XML Editor は Eclipse XML エディターです。このエディターには、例えば以下の機能があります。
- 名前空間のサポート
- タグおよび属性の自動入力補完
- XML 妥当性検証
このツールは、Java 要素の処理を目的とした以下の機能も提供します。
- クラス名の自動入力補完
- クラス定義の開始
XPontus XML Editor は Java をベースに以下の機能を提供するオープンソースのツールです。
- コードのフォーマット設定および補完
- XSL 変換
- DTD およびスキーマの生成
- XML 妥当性検証
XML に関連するほぼすべての操作を実行する XML IDE アプリケーションは、多種多様な機能を備えたさまざまな IDE のなかから選べます。以下に挙げるツールについては、「参考文献」のリンクを参照してください。
XMLSpy は、XML、XML スキーマ、XSL/XSLT、XQuery、WSDL、および SOAP の作成、編集、デバッグに対応する XML IDE です。XMLSpy にはさらに、以下の機能もあります。
- コード・ジェネレーター
- ファイル・コンバーター
- デバッガー
- プロファイラー
- Visual Studio.NET および Eclipse IDE との統合サポート
- Microsoft Access からデータをインポートできる、データベース・インポート・ウィザード
XML Marker は同期化されたテーブル・ツリーとテキスト・ディスプレイを使用して、XML データを階層形式および表形式で表示する XML エディターです。このツールは、非常に大きなサイズの文書 (数百メガバイト、さらにはギガバイト規模の文書) のロードにも対応することができます。その他にも、以下の機能を備えています。
- 構文の強調表示機能を備えたエディター
- テーブルのソート
- 自動インデント
- 入力と同時に行われる構文チェック
Liquid XML Studio は、以下の XML ツールを 1 つにまとめてバンドルした完全なパッケージです。
- XML スキーマ・エディター
- XML データ・バインディング・コード・ジェネレーター
- WSDL エディター
- XML エディター
- Microsoft Visual Studio 統合
- Web サービス・テスト・クライアント
- XPath 式ビルダー
- HTML 文書生成
- XSLT エディターおよびデバッガー
- ラージ・ファイル・エディター
- XML 差分検出 (XML ファイルの比較)
図 1 に、XML コンテンツ操作用のパネル一式で構成された Liquid XML エディターのプレビューを示します (図 1 を拡大したものを見るにはここをクリックしてください)。
図 1. Liquid XML Studio のプレビュー
<oXygen/> XML Editor は、一連の XML 関連の操作をサポートするフル装備の XML IDE です。XML の熟練ユーザーは、このツールが提供する機能のメリットを生かすことができるはずです。以下に、このツールに備わっている機能をいくつか挙げます。
- インテリジェント XML 編集
- XML 妥当性検証
- XSL/XSLT のサポート
- XQuery のサポート
- XPath のサポート
- シングル・ソースの XML パブリッシング
- Microsoft Office 文書のサポート
図 2 に、XML 文書のソースとツリー・ビューを表示した <oXygen/> XML Editor のプレビューを示します (図 2 を拡大したものを見るにはここをクリックしてください)。
図 2. <oXygen/> エディターのプレビュー
Stylus Studio は、以下の機能を提供します。
- XSLT および XQuery プロファイラー
- EDI のサポート
- エンタープライズ Web サービス・ツール
- XML パイプライン
- XSLT 2.0 および XQuery 1.0 での XML スキーマ認識
- XML パブリッシング・ツール
Microsoft の XML Notepad は、開発者が XML 文書を作成する際に役立つ無料のツールです。このツールには、2 つの XML ファイルを比較するときに使用できる XMLDiff ツールが組み込まれています。インターフェースは単純でユーザー・フレンドリーです。このツールは .Net プラットフォーム上で動作します。このツールには以下の機能があります。
- ノード・テキスト・ビューと同期したツリー・ビュー
- テキストをコピーおよび移動する際に提供される名前空間のサポート
- ツリー・ビューおよびテキスト・ビュー両方でのインクリメンタル検索
- 変更中のドラッグ・アンド・ドロップのサポート
- 回数に制限のない、編集操作の取り消しおよびやり直し
- 正規表現および XPath をサポートする検索サポート
- 最大 3MB の文書の高速ロード
- XML スキーマの即時妥当性検証
- 想定される要素と属性および列挙された単純な型の値に基づくインテリセンス
- 日付、日時、時刻データ型、およびその他の型 (色など) のカスタム・エディターのサポート
- 組み込み HTML ビューアー
- XInclude のサポート
図 3 に、XML ファイルのツリー・ビューおよびエラー・パネルを表示する XML Notepad のプレビューを示します (図 3 を拡大したものを見るにはここをクリックしてください)。
図 3. XML Notepad のプレビュー
XML Copy Editor は、簡単に妥当性検証を行える XML エディターです。タブ機能により、複数のファイルを同時に編集することができます。その他にも以下の機能があります。
- DTD/XML Schema/RELAX NG 妥当性検証
- XSLT と XPath のサポート
- 簡潔な出力と構文の強調表示
- 折り畳みおよびタグの入力補完
- 内容やフォーマット設定が失われることなく行われる Microsoft Word 文書のインポートおよびエクスポート
- XHTML、XSL、DocBook、および TEI (Text Encoding Initiative) のサポート
firstobject XML Editor は無料の XML エディターです。XML 文書の内容から表示される XML ツリーを直接編集できるので、トラバースが容易になります。このツールにラージ・ファイルをロードすれば簡単に XML を操作することができます。他には以下の特徴および機能が備わっています。
- CMarkup をベースとしており、高速な動作、および移植が可能
- Java 技術や MSXML は不要
- ワード・ラップ
- MSXML ベースの DTD 妥当性検証
- 行へのジャンプ機能
- XPath の表示
- タブを使用したファイル編集
- C++ コードの生成
XRay XML Editor は無料の XML IDE です。このツールは、入力操作と同時に XML 文書の妥当性検証を行います。このツールには、W3C 標準のサポートが組み込まれているだけでなく、XML で作成された Web ページをプレビューするための HTML ビューアーも備わっています。作成できるスキーマのタイプは、XSD、DTD、XDR (External Data Representation) の 3 つです。その他、このツールには以下の機能もあります。
- リアルタイム XSLT 処理
- スキーマに対するリアルタイムの妥当性検証
- XML に関する総合的なオンライン・チュートリアル
XMLSpear は、多数のプラットフォームに対応した無料の Java ベースの XML エディターです。このツールには、対話型のスキーマ解決機能、詳細な XPath パネルなど、高度な機能が備わっています。XML は、ツリー・テーブル、要素ビュー、ソース・ビューの 3 つの形式で表示することができます。XMLSpear は Java Web Start ソフトウェアとして、あるいはスタンドアロンのアプリケーションとして入手することができます。その他、以下の機能があります。
- XPath および XSLT のサポート
- スキーマから完全な XML 文書を生成する機能
- さまざまなフォーマットでのエンコーディング・サポート
- 統合されたテキストおよび HTML プラグイン
- 入力と同時に行われる、スキーマまたは DTD に対するリアルタイムの妥当性検証
- XML インスタンスからのスキーマ生成
- ノードを操作できるツリー・エディター
XMLmind は Java 技術をベースとした多機能 XML エディターで、複数のプラットフォームに対応しています。このツールは、初心者のユーザーよりも、経験を積んだ XML エキスパート向けです。革新的な方法で XML 文書を編集できるこのツールには、Java プラットフォームのサポートが必要となります。XMLmind には以下の機能があります。
- HTML ヘルプ・ファイル、PDF、Eclipse ヘルプ・ファイル、その他のさまざまなフォーマットへの XML 文書の変換
- 組み込み DITA コンバーター
- DocBook、JavaDoc、XHTML およびそれぞれの組み込みテンプレートのサポート
- MathML 文書の作成のサポート
- 編集可能なコマンド
- 統合された XML パーサーおよび XSLT エンジン
ElfData XML Editor は、Mac OS ユーザー用のツールです。この XML IDE は Unicode をサポートし、DTD を使用して (あるいは使用せずに) XML 文書が整形式であるかどうかをチェックすることができます。選択できる表示形式には、ツリー・モードとソース・モードの 2 つがあります。ドラッグ・アンド・ドロップのサポートにより、XML 要素をドラッグ・アンド・ドロップ操作で処理することができます。また、容易に検索できるように、ソース検索モードとツリー検索モードが用意されています。その他、このツールには以下の特徴があります。
- XML 1.0 準拠
- Mac 風のユーザー・インターフェース
- デバッグを支援する詳細なエラー・メッセージ
- 文書をブラウザーでプレビューできる「ブラウザーに送信」オプション
- DTD を使用してページを XHTML として保存するオプション
XMetaL はワード・プロセッサー風のツールです。ほとんどの XML IDE と同じく、このツールは XML 文書の妥当性検証機能を備え、スキーマ、DTD、および XInclude をサポートします。その他、以下に挙げる機能があります。
- スペル・チェックおよび自動修正
- Web ヘルプ出力のサポート
- XML 文書を他のフォーマット (PDF、HTML など) に変換する機能
- XMetal コネクターによる、コンテンツ管理システム (CMS) およびソース管理システム (SVN など) の統合
- Unicode サポートによる多数の言語での XML 文書の作成
- 可視化や、DITA コンテンツを作成するためのトピック指向のユーザー・インターフェースなどの機能を備えた DITA サポート
開発者、編集者、作成者が、XML 文書の 2 つのバージョンを比較して変更を追跡しなければならないことはよくあります。テキストを比較するためのツールは数多くありますが、XML を認識する XML 専用の比較ツールは、さまざまな比較作業で効率的に機能します。以下に挙げるツールについては、「参考文献」のリンクを参照してください。
<oXygen/> XML Diff & Merge ユーティリティーでは、ファイル、ディレクトリー、そして ZIP ベースのアーカイブを比較することができます。ソース文書とターゲット文書をこのツールにロードすると、この 2 つの文書の間の差分が色分けして表示されるので、その内容を編集して、ソース・ファイルとターゲット・ファイルの両方に変更を盛り込むことができます。このツールには多数の比較アルゴリズムが組み込まれており、文書の内容とサイズに応じて、アルゴリズムを自動的に選択する機能が備わっています。比較は、単語レベルでも、文字レベルでも行うことができます。ディレクトリーおよびアーカイブを比較する場合には、比較基準として以下のパラメーターを選択することができます。
- タイムスタンプ
- 内容
- バイナリー比較
Liquid XMLDiff には、例えばホワイト・スペース、コメント、プロセッサー・ディレクティブを削除するなどといった XML 固有のオプションが数多く用意されています。この高度なツールには、属性と要素が新規に追加されたものなのか、あるいは削除、移動されたものであるかを予測できるだけの能力があります。このツールは、Liquid XML Studio の Designer エディションおよび Developer エディションに用意されています
ExamXMLは、XML 文書間の違いを視覚的に比較およびマージできる強力なツールです。比較対象の XML は、ファイルからでも、データベースからでも入力することができます。ExamXML では XML 文書の一部を比較して保存することもできます。さらに、Microsoft Excel 文書との間でのインポートおよびエクスポートも可能です。ExamXML は Microsoft Windows の複数のバージョンに対応しています。このツールにはその他、以下の機能があります。
- DTD/XML スキーマに対する XML の妥当性検証
- 日付および数値の正規化
- ドラッグ・アンド・ドロップのサポート
- ツリー・ビューでの XML 文書の表示
DeltaXML は、XML 文書の変更を検索、比較、マージ、および同期化するために使用できるツールです。このツールでは、Java API をサポートすることによって XML 文書をプログラムによって簡単に比較できるようになっています。さらに、ラージ・ファイルの処理にも対応可能です。このツールでは、比較結果を取り込んだ差分ファイルを出力して、その差分ファイルを直接表示することも、XSL を使用することもできます。差分ファイルは他の XML ツールで処理することも可能です。DeltaXML Sync ツールでは、3 つの XML 文書を比較して、その違いを示すことができます。XML 比較機能だけでなく、以下に挙げるフォーマット固有のツールもあります。
- DeltaXML DITA Compare
- DeltaXML DocBook Compare
- DeltaXML ODT Compare
- DeltaXML ODT Merge
上級 XML ユーザーにとって、XQuery はクエリーを実行することで、大きなサイズの XML 文書から内容を抽出する際に非常に役立ちます。XQuery 専用のツールには、ユーザーが XQuery の能力を活用できるように、マッピングやデバッグ、プロファイル作成などの高度な機能が備わっています。これらのツールが提供する有用な機能には、例えば妥当性検証、自動入力補完、プレビュー表示などがあります。以下に挙げるツールについては、「参考文献」のリンクを参照してください。
XMLSpy XQuery エディターは、XQuery の構文強調表示機能とコンテキスト・メニューを提供します。このツールでは、自動コード補完機能によって XQuery 文書を簡単に作成できるようになっているだけなく、XML 対応データベースの XQuery 開発もサポートします。その他、以下の機能があります。
- エラーの切り分け
- 単純なデバッグ
- コード・パフォーマンスの強化
- 詳細テキスト・ビュー
Stylus Studio XQuery エディタに組み込まれた XQuery Editor は、インテリジェントなコード検知、コード補完、要素コンストラクター、関数、パス式などの広範な機能を備えています。オープン XQuery アーキテクチャーをベースとするこのツールは、Saxon XQuery プロセッサーをサポートします。XQuery ソース・ツリー・ウィンドウでは、ドラッグ・アンド・ドロップ機能に加え、ソース・ファイルに関する便利なシンボルおよびアイコンも使用することができます。その他、以下に挙げる機能があります。
- XQuery シナリオの作成
- XQuery プレビュー
- XQuery 結果プレビューと XQuery 式のマッピング
Eclipse 対応の XQuery開発ツールは、Eclipse での XQuery の作成、デバッグ、および実行を支援する他、以下の機能を提供します。
- XQuery の更新およびスクリプト拡張機能のサポート
- コード補完およびコード・テンプレート
- セマンティック・チェックおよびクイック・フィックス
- 入力と同時に行われる妥当性検証
XPath 式の評価結果を可視化するために使用できる XPath 専用のツールは、XPath 式の作成および妥当性検証に役立ちます。これらのツールが提供する有用なオプションには、XPath のデバッグ、自動入力補完、XPath を使用したデータベース検索などがあります。以下に挙げるツールについては、「参考文献」のリンクを参照してください。
SketchPath は XPath エディター兼 XML の分析およびテスト・ツールで、XML 文書に対する XPath 式を開発およびテストするための IDE となります。SketchPath は、XPath 1.0の評価には .NET Framework を使用し、XPath 2.0 の評価には Saxon.NET を使用します。その他、以下に挙げる機能があります。
- XPath 式内での XPath 変数の使用
- XPath 関数の支援
- 組み込みステップ・トレーサーおよびデバッガー
- 式の構文の色分け
XPath Visualizer は、XML 文書で XPath クエリーを実行して結果を可視化する、無料の Microsoft Windows ツールです。入力ファイルは、ファイル・システムまたは URL から提供することも、ツールにテキストとして貼り付けることもできます。このツールに、完全な XPath クエリーを入力します。このツールには他にも以下の機能があります。
- XML 名前空間の自動検出および表示
- XPath クエリーの妥当性検証
- クエリー式へのデフォルト XML 名前空間の自動追加、および任意の文書からの XML 名前空間の削除オプション
以下をはじめとする Web ベースの XPath ツールもあります。
- XPath Query Expression Tool (XMLME.com)
- Simple online XPath tester
- XSLT Tryit Editor (W3Schools.com)
XML 関連の技術をサポートするツールは数多くあります。XML のユーザーは、XML ツールに対する要求事項を分析し、適切なツールを選択しなければなりません。例えば、多くの高度な操作が要求される場合には、編集や妥当性検証などの機能を充実させるために XML IDE を選択することになり、XML ファイルの比較などのかなり特定のタスクには、専用の比較ツールを選択することになるでしょう。
学ぶために
- 「XML
Editors」(O'Reilly xml.com): この記事で取り上げられていない XML
エディターについても調べてください。
- 「Comparison of XML
editors」 (Wikipedia): さまざまな XML エディターのライセンス、サポートされるプラットフォーム、機能を比較したリストが記載されています。
- 「Sitemap
generators」: サイトマップ・ファイルを生成または管理するツールおよびコード・スニペットへのリンクが一覧されています。
- New to XML で、XML を学ぶために必要なリソースを入手してください。
- developerWorks の XML エリア: XML
分野でのスキルを磨くための資料を見つけてください。広範な技術に関する記事とヒント、チュートリアル、標準、そして IBM Redbooks については、XML 技術文書一覧を参照してください。
- IBM XML 認定: XML や関連技術の IBM 認定技術者になる方法について調べてください。
- developerWorks の
Technical events and webcasts: これらのセッションで最新情報を入手してください。
- Twitter
での developerWorks: 今すぐ登録して developerWorks のツイートをフォローしてください。
- developerWorks podcasts: ソフトウェア開発者向けの興味深いインタビューとディスカッションを聞いてください。
- developerWorks オンデマンド・デモ: 初心者向けの製品のインストールおよびセットアップから熟練開発者向けの高度な機能に至るまで、さまざまに揃ったデモを見てください。
製品や技術を入手するために
- XML サイトマップの作成ツールについて調べてください。
- XML サイトマップ・バリデーターについて調べてください。
- Automapit の Sitemap Validator
- Sitemap XML のバリデーター
- XML Sitemaps Validator
- Online Merchant Forum - XML (Google) Sitemap Checker
- RSS フィード・ジェネレーターについて調べてください。
- XML スキーマ・ジェネレーターについて調べてください。
- XML バリデーターについて調べてください。
- XML フォーマッターについて調べてください。
- XML エディターについて調べてください。
- XML ツールについて調べてください。
- Tiger XSLT Mapper
- Kernow
- オンライン XSLT 変換
- W3C の Online XSLT 2.0 Service
- Mozilla Firefox: XSL Results アドオン
- Mozilla Firefox: XML Developer Toolbar アドオン
- Google Chrome: XML Tree
- Google Chrome: XML Viewer
- オープンソースの XML ツールについて調べてください。
- XML IDE について調べてください。
- XMLSpy
- XML Marker
- Liquid XML Studio
- <oXygen/> XML Editor
- Stylus Studio
- XML Notepad
- XML Copy Editor
- firstobject XML Editor
- XRay XML Editor
- XMLSpear
- XMLmind
- ElfData XML Editor
- XMetal
- XML 比較ツールについて調べてください。
- XQuery ツールについて調べてください。
- XPath ツールについて調べてください。
- SketchPath
- XPath Visualizer
- XPath Query Expression Tool
- Simple online XPath tester
- XSLT Tryit Editor
- IBM 製品の評価版:
DB2、Lotus、Rational、Tivoli、および
WebSphere のアプリケーション開発ツールとミドルウェア製品を体験するには、評価版をダウンロードするか、IBM SOA Sandbox のオンライン試用版を試してみてください。
議論するために
- XML
ゾーンのディスカッション・フォーラム: XML 関連のフォーラムに参加してください。
- developerWorks コミュニティー: ここでは他の developerWorks ユーザーとのつながりを持てる他、開発者が主導するブログ、フォーラム、グループ、ウィキを調べることができます。
