レベル: 初級 中林 紀彦, データサービス・テクニカル・セールス/XMLイノベーション・センター, IBM
2008年 2月 15日 このドキュメントではIBM Data Studio for Windowsをインストールする方法をご紹介します。
IBM Data Studioは、データベース管理者およびアプリケーション開発者に対して、統合されたクライアント・ツールとして無償で提供されています。Eclipseベースとなっていて無償でありながら高機能で使いやすいツールとなっています。
SQLの開発はもちろん、XMLに関する機能が非常に充実しています。XML文書やDTD/XML Schemaを作成するためのエディタ機能、更に作成したXMLやXML SchemaをDB2に登録するための機能、XQueryのアシスト機能なども備えて、XML DBを使って開発するアプリケーション開発者の強い味方となってくれます。
また最新版(V1.1)では、“pureQuery”と呼ばれるリレーショナル・データからJAVAオブジェクトを生成するORマッピングのための機能も追加されました。通常のリレーショナル・データだけではなくSQLに基づいたJAVAオブジェクトの生成機能がGUIベースで提供されており、JAVA開発者の生産性を飛躍的に向上させます。
この記事では、IBM Data Studioをセットアップする方法をご紹介しています。
前提条件
以下に、IBM Data Studioをインストールするためのハードウェア要件と対応するオペレーティング・システムをまとめてあります。
| ハードウェア | 要件 |
|---|
| メモリー | 最小: 1GB RAM (最適な結果を得るためには 2 GB RAM) | | ディスク・スペース | 製品パッケージのインストール用として、最小: 680 MB のディスク・スペースが必要です。さらに、開発するリソース用の追加ディスク・スペースが必要になります。
注:
- ディスク・スペース要件は、インストールするフィーチャーによって増減する場合があります。
- この製品をインストールするための製品パッケージをダウンロードする場合は、追加のディスク・スペースが必要になります。
- Windows NTFS の代わりに FAT32 を使用する場合は、追加のディスク・スペースが必要になります。
- Windows ご使用の環境変数 TEMP でポイントされる TEMP ディレクトリーに、追加で 500 MB のディスク・スペースが必要となります。
| | ディスプレイ | 最低でも 256 色を使用する 1024 x 768 のディスプレイ (最適な結果を得るためにはそれ以上) | | その他のハードウェア | Microsoft® マウスまたは互換のポインティング・デバイス |
オペレーティング・システム
- Microsoft Windows(R) Vista Business, Enterprise, Ultimate (tested on Intel(R) Pentium(R) D CPU)
- Microsoft Windows 2000 Professional x86-32 with Service Pack 3 or 4
- Microsoft Windows 2000 Advanced Server x86-32 with Service Pack 4
- Microsoft Windows 2000 Server x86-32 with Service Pack 3 or 4
- Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition x86-32 with Service Pack 1 (tested on AMD Opteron Processor 246)
- Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition x86-64 (Run in 32 bit mode) with Service Pack 1 (tested on AMD Opteron Processor 250)
- Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition x86-32 with Service Pack 1
- Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition x86-64 (Run in 32 bit mode) with Service Pack 1
- Microsoft Windows XP Professional x86-32 with Service Pack 1 or 2 (tested on Intel Pentium M)
- Microsoft Windows XP Professional x86-64 Edition (Run in 32-bit mode) with Service Pack 1 or 2
- Red Hat Desktop Version 4.0 and 5.0 (running in 32-bit mode)
- Red Hat Enterprise Linux(R) Workstation x86-32 Version 4.0 (tested at Kernel level: 2.6.9-55.0.9.ELsmp #1 SMP i686 athlon i386 GNU/Linux)
- SuSE Linux Enterprise Server (SLES) Version 9 (all service packs; running in 32-bit mode) (tested at Kernel level: 2.6.5-7.286-bigsmp #1 SMP i686 athlon i386 GNU/Linux)
- SuSE Linux Enterprise Server (SLES) Version 10 (running in 32 bit mode)

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ダウンロード
IBM Data Studioは、「DB2 Express-C Downloads」よりダウンロードが可能です。ここではWindows x86 (32-bit)版をダウンロードします。下記の赤枠のリンクをクリックしてください。
次に、プラットフォームを選択する画面が表示されますので、下記の赤枠のリンクをクリックしてダウンロードしてください。
クリックするとIBM IDでのサインイン(ログイン)が求められます。まだIBM IDを持っていない場合は、IBM IDの作成を先に行ってください(無料です)。
サインインし、使用同意書に同意すると上記画面になります。ここではダウンロードの方法が選択できます。ダウンロード・ディレクター(Download Director)を使用した高速なダウンロード方法と、一般的なhttp経由でのダウンロードが選択できます。
通常はダウンロード・ディレクターを使用します。「IBM Data Studio」のチェックボックスにチェックを入れて、一番下の「Download now」をクリックします。
Javaアプレットが使用できない等、ダウンロード・ディレクターが使用できない環境では”Download using http”のタブをクリックしてからダウンロードしてください。
インストール
まず管理ユーザー(Administrator)でログインして、ダウンロードしたファイルを任意のディレクトリに展開し、setup.exeをダブルクリックして、ランチパッドを起動します。
インストール・ガイドを選択し、最新のインストール要件を確認します。
インストール要件を満たしていれば、「IBM® Data Studio のインストール」を選択し、インストーラーを起動します。
パッケージの選択画面では、IBM Installation Managerも選択されています。IBM Installation Managerは必須ですが、既に適切なバージョンがインストールされている場合には必要ありません。
ライセンスの条項を読み、次に進みます。
インストールするディレクトリを指定します。特に問題がない限りデフォルトで問題ありません。
IBM Data Studioは既存のEclipseの拡張としてインストールすることも可能です。但し、Eclipseのバージョンやプラグインなどとの依存関係に注意が必要です。ここでは、新規にEclipseも含めてインストールするので指定しません。
メニューやメッセージを表示する言語を選択します。
インストールするフィーチャーを選択します。通常はデフォルトの選択で十分ですが、データベースのデータをWebサービスなどで公開する機能を利用する際にはWebアプリケーション・サーバが必要になるので、WebSphere Application Server Community Edition(無償)を選択しておきます。フィーチャーはインストール後にも追加・変更が可能です。
インストール前に確認画面が出ますので、これまでの選択を確認します。
「インストール(I)」ボタンをクリックするとインストールが始まります。
インストールにはしばらく時間がかかりますが、この画面が表示されると、正常にインストールが終了です。
IBM Data Studioの起動
「スタート」->「すべてのプログラム」->「IBM Software Development Platform」->「IBM Data Studio」をクリックしてIBM Data Studioを起動します。
初回の起動時には、ワークスペースの場所の入力が必要ですので、IBM Data Studioで作成するプロジェクトやファイルを保存する場所を指定します。
IBM Data Studioは、オンラインではマニュアルが提供されていませんので、画面の「概要」->「IBM Data Studioの概要」もしくは、メニューの「ヘルプ」->「ヘルプ目次」からヘルプを起動し、製品マニュアルとして参照します。
操作方法に関しては、Eclipseがベースになっていますので、基本的な操作方法はEclipseと同じです。
また、IBM Data Studioの初心者向けにいくつかのチュートリアルが用意されていて、操作方法やサンプル・データベースの作成などを親切に解説してありますので初めての方は是非、参考にして下さい。
用意されているチュートリアル
- IBM Data Studio 入門
- DB2 SQL ストアード・プロシージャーの作成、テスト、およびデプロイ
- DB2 データベース内の XML データの操作
参考文献
著者について  | 
|  | XMLイノベーション・センターを通して、XMLデータベースを扱うビジネス・パートナー様の提案や構築をバックエンドでサポートする。また、自らもWeb 2.0サービスを行うお客様に対して、XMLデータベースの素晴らしさを説く日々を送る。 |
記事の評価
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