




IBM社内のエンタープライズ・アプリケーション環境において、オートノミック・コンピューティング技術および仮想化技術を適用することでIT資源を最適化し、コスト削減を実現した事例のご紹介です。
当記事はDeveloperWorks記事の翻訳です。原典「Optimize resource usage and reduce cost」はこちらから参照可能です。
IBM社員はオンデマンド・ワークプレース環境と呼ばれる社内のイントラネット・ポータルおよび一連のアプリケーションを業務やWebカンファレンス、研修などで使用します。
※OnDemand Workplaceに関しては、OnDemand Workplace Series(US)を参照してください。
イントラネット・ポータルはダイナミック・インフラストラクチャーをベースとしており、情報やツールおよびアプリケーションへのアクセスをプロファイル化して提供することで社員が役割に応じて独自のワークフローを管理したり、業務上必要な情報をオンデマンドに得ることを可能にします。イントラネット・ポータルは、ビジネス・クリティカルなアプリケーションを集合させたフレームワークで、WebSphere Portal、WebSphere XD、Tivoli製品、DB2およびその他の製品を使用しています。
IBMのイントラネット・インフラストラクチャーは、1日平均3000万リクエストというハイ・ボリュームなトラフィックを処理しています。企業ワイドに使用される一部アプリケーションは共通のサービスやホスティング・システムを共有していますが、ハイ・ボリュームでクリティカルなアプリケーションには個別に専用のシステムが割り当てられていました。オンデマンド・ワークプレースをホスティングするにあたって、最も効率のよいリソースの使用方法とはどのようなものでしょうか?
この連載では、IBMイントラネット・ポータル・チームがオートノミック・コンピューティング(自律型コンピューティング)技術を導入することで、どのようにIBM社内エンタープライズ・アプリケーションのインフラストラクチャーを改善したかを紹介します。IBMイントラネット・システムが抱えていた課題、課題に対して提案したソリューション、およびこのチームがWebSphere Extended Deployment の機能を目標に向かってどのように活用したかをご説明します。当連載を通じて、オートノミック・コンピューティングのアーキテクチャーの適用、およびWebSphere XDのデプロイからチームが学んだノウハウやアプリケーションが自律的に保護、最適化そして再構成できるようなデザイン・パターンについて学んでください。
第1回 「エンタープライズ・イントラネット・システムへのWebSphere Extended Deploymentの活用」 IBM イントラネット・ポータル・チームがIBM社内のエンタープライズ・アプリケーション・インフラストラクチャーにおいて、増加を続けるトラフィック・ボリュームを処理するために、IBM WebSphere Extended Deployment(WebSphere XD)にアップグレードした経緯を紹介します。オートノミック・コンピューティング技術を導入することによる利益をより深く理解できるように、当記事ではIBM社内システム環境の概要やビジネス上の課題、プロジェクトに対する要件についても触れています。これらの課題を解決するために提案したソリューションとなぜこのチームが目標を達成するために、WebSphere XDを選択したかについても紹介します。
第2回 「WebSphere Extended Deploymentへのアプリケーションの移行」 IBM社内システムのアプリケーションがWebSphere Extended Deploymentインフラストラクチャーに移行された際の詳細を紹介します。当記事では、サーバーのレイアウト、インフラストラクチャーの導入、キャパシティーやパフォーマンス・テスト時の手順などについても紹介します。
第3回 「TCO削減のための耐性の高いデザイン」 当記事では、自己防御、自己最適化、自己構成そして自己修復といった自律型コンピューティングを使用し、アプリケーションが自律して回復できるようなデザイン・パターンを紹介します。short-circuitパターンやサービス可用性パターンの利点を説明し、どのようにしてアプリケーションに適用するかを例を用いて紹介します。
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