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ビジネス・アクティビティー・モニタリング(BAM)の新機能を活用する: Web Service Notificationを使ってIBM WebSphere Business Monitor V6.1にイベントメッセージを送信する

Web Serviceを使ってWebSphere Business Monitor v6.1にJava clientからイベントを送信する

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レベル: 中級

Eric Wayne, Senior technical staff member, IBM
Wilfred Jamison, Ph.D., Senior Technical Manager, IBM, Software Group

2008年 9月 23日

この連載では、ビジネス・システムのパフォーマンスのモニターと管理の機能を拡張し、簡略化したメジャー・リリースであるIBM® WebSphere® Business Monitor 6.1の大幅な変更について学習します。ビジネスのアクティビティをモニタリングすることは、本当に重要なビジネスイベントに近づく手段を持っている場合に有効です。WebSphere Business Monitorは外部からの任意のソースからイベントを受信し、処理するようデザインされています。この記事と次のパート14では、標準に準拠したWeb Serviceを使ってイベントをWebSphere Business Monitorに送るための新しい機能を説明します。イベントメッセージをWebSphere Business Monitorに送信するために、Java™ Web ServiceがどのようにWS-Notification標準を使用できるか、サンプルを使って順番に説明していきます。パート14では、Microsoft®の環境で.NET Web Serviceを使った同様のアプローチを説明します。

はじめに

IIBM WebSphere Business Monitor V6.1はほぼリアルタイムにビジネス・パフォーマンスのビューを提供する広範囲のビジネス・アクティビティ・モニタリング(BAM)ソリューションです。BAMはイベントの処理やビジネス・メトリックの計算を行い、ビジネスダッシュボードを通して主要業績評価指標(KPI)を表示することにより、ビジネス・アクティビティのパフォーマンスの可視化を提供します。ユーザは、期待に対して現在の営業実績を追跡したり、時間とともに傾向を分析できます。

モニターされるべきビジネスイベントの数に伴い、ビジネスモニターの価値は増加します。
ビジネス・モニタリング・ソリューションに関して尋ねられる最も重要な質問の1つは、
「どのようにアプリケーション、メッセージ・フロー、またはビジネスプロセスからのイベントを発行しますか?」です。次のリストはWebSphere Business Monitorにイベントを送信できる様々なオプションの製品をまとめています。イベントソースとして機能する一般的なIBM製品:

  • WebSphere Process Server
  • WebSphere Business Services Fabric
  • WebSphere Enterprise Service Bus
  • WebSphere Business Events
  • WebSphere Message Broker
  • WebSphere MQ Workflow
  • IBM FileNet® P8
  • WebSphere DataPower® X150

これらの製品は、様々な接続性のオプションを提供しています。例えば、SAPのようなアプリケーションからデータを取得するためにWebSphere Enterprise Service Busに同梱されているWebSphere Adapterを使用し、イベントに情報を仲介し、それをWebSphere Business Monitorに送ります。

上記のIBM製品のInfocenterに、イベントを生成するために製品を構成するための詳しい情報を記載しています。またIBM Redbook Business Activity Monitoring with WebSphere Business Monitor V6.1 にWebSphere Business Monitorにイベントを送信するための様々な方法について記載しています。

上記の製品と例は既に広く適用範囲を提供していますが、多くの企業が上記製品以外の他の環境を通して、全体的なビジネス・アクティビティの一部を実装しています。これらのソースからイベントを取得するためのソリューションは何でしょうか。この記事とパート14では、追加のアプローチである、Web Serviceクライアント機能をもつどんなソースからでもイベントを発行する方法について説明します。Web Serviceは柔軟にプラットフォームとプログラミング言語を提供しているので、このアプローチは多くのWebSphere Business Monitorユーザによって価値あるアプローチになるでしょう。

表1に示すように、WebSphere Business Monitorはイベントを取得するために多くの選択肢を提供します。


表1. イベントを送信するための推奨アプローチ
イベントソース説明参照
WebSphere MQ-enabled applications一般的なアプローチとして、多くのアプリケーションが既にMQが使用可能状態のため、MQのキューを介してイベントメッセージをWebSphere Business Monitorに送ることです。"Enabling WebSphere Business Monitor V6.1 to receive events via WebSphere MQ"は詳細の説明を提供しています。
Java applicationsイベントデータを集め、ビジネスイベントに仲介し、WebSphere Business Monitorにそのイベントを送るためのベストプラクティスのひとつに、上記に挙げたIBMのコネクティビティ製品を使う方法があります。このオプションがない場合、カスタムエミッターを作成することができます。サンプルのエミッターが利用可能です。Business Activity Monitoring with WebSphere Business Monitor V6.1は、JavaのAPIを使って、シンプルなファイルからイベントを送信するJavaアプリケーションのサンプルを提供しています。
Database applicationsデータベースからイベントを取得するためのベストプラクティスは、WebSphere Adapter for JDBCとともにコネクティビティ製品使用することです。もし、このオプションがない場合、IBM DB2やOracleからトリガーを使って、ビジネスの変更を検知し、ビジネスイベントにデータを仲介してWebSphere Business Monitorにそのイベントを送ることができます。WebSphere Business Monitor samples はサンプルDB2 イベント・エミッターを提供しています。
Java Web serviceビジネスイベントを送信するために、カスタム・アプリケーションとして標準のWebサービスを使用することでメリットがあります。この記事で説明します。
.NET Web servicesMicrosoftの.NETフレームワークを利用している環境においては、上記にあげたIBM製品と統合することができません。一般的なアプローチとして、Web Serviceを使ってイベントを送る方法があります。パート14 で説明します。

この記事とパート14では、表1の最後の2つの方法について説明しています。基本的にはWeb Serviceクライアントの機能を持つクライアントであれば、どのようなクライアントであれ、イベントを送信することが可能になる方法です。

この記事で使用しているローン貸付モデルに対する変更は必要ありません。

この記事は、まずイベントがどのようにWebSphere Business Monitorに流れるかのバックグランドの説明から始めます。使用される特定のWebサービス標準(WS-Notification、メッセージ発行におけるOASIS標準)について説明します。まずWS-Notificationを通して、イベントを受信するために、WebSphere Business Monitorをどのように構成すれば良いかを学びます。また、Javaクライアントを使ってローン貸付モデルにサンプルのイベントを送信するWS-Notificationプロデューサーの作成を体験します。構成とイベント情報の流れを使用可能にするための手順も含まれています。

パート14は.NETクライアントに関する同じスタイルアプローチを使用する方法を説明します。 それはWebSphere Business Monitorに一般的なマイクロソフト環境がビジネスイベントのソースとしてどう機能できるかを示しています。

イベントをWebSphere Business Monitorにどう流すか

WebSphere Business MonitorサーバはJ2EEでビルドされており、WebSphere Application Serverの上で実行されます。永続性のためにDB2またはOracleなどのデータベースを使用しています。イベントはモニター・モデル・アプリケーションによってJMSメッセージ・サービス(JMS)キューのセットから直接取り出されます。キューは1つのモニター・モデル・アプリケーションによって1つの入力キューがあります。
WebSphere Business MonitorはWebSphere Business Monitor JMS入力キューにイベントのフィルタリングや配分をするために、WebSphere Application ServerのCommon Event Infrastructure(CEI)コンポーネントを使用します。CEIはモニター・モデルのキューに対するメッセージのコミュニケーションとしてWebSphere Application Server V6に組み込まれているメッセージ・プロバイダーを使います。このメッセージング・プロバイダーはサービス統合バス(SIBus)と呼ばれ、JMSを使ったアプリケーション同様、他のサーバー・コンポーネントに対して、パブ・サブ機能を提供します。

前のdeveloperWorks記事は他のアプローチからイベントを取得してCEIに送信する方法について説明しました。 例えば、"Enabling WebSphere Business Monitor V6.1 to receive events via WebSphere MQ"はWebSphere Business Monitorにイベントを発行するのにWebSphere MQアプリケーションを使用する方法を説明しています。

この記事は、CEIに入力できるようにイベント・メッセージをWS-Notificationを使って発行する方法に焦点をあてています。この場合でも、CEIは実際のモニター・モデルの入力キューにイベントのフィルタリングと分配をするために使われます。したがって、WS-NotificationはCEIのフロントで簡単なWeb servicesインタフェースとして機能します。

WS-Notification標準

規格自体の情報に関しては、"Events and service-oriented architecture: The OASIS Web Services Notification specifications"を読んでください。そしてOASIS WS-Notification Technical Committeeを見てください。

WebSphere Application Serverに付随するWS-Notificationを使用する様々な方法は "WS-Notification in WebSphere Application Server Version 6.1"およびRedbook Web Services Handbook for WebSphere Application Server 6.1 (Chapter 22).を読んでください。

WS-Notificationは”Web Serviceのパブ/サブ”として説明されています。WS-Notification は、実際はホワイトペーパーや仕様に関連したひとつですが、OASIS標準に承認され、topicベースのパブ・サブパターンを使って通知するためのWeb Serviceのアプローチとして定義されています。この標準ベースのアプローチによって、確実に異なったベンダーやチームが情報を容易に共有できるようアプリケーションを作ることができます。Web Serviceを使うことは様々なプログラム言語や異なるソフトウェア・プラットフォーム間で、開発者がアプリケーションを作ることができることを意味します。

WS-Notification は実際に3つの仕様で構成されます: WS-BaseNotification、WS- BrokeredNotification、およびWS-Topicsです。WS-Notificationは、数年間は利用可能なため、IBMや他のベンダーはこの標準規格を利用するための様々な記事、文章、および関連するものを作成してきました。

WebSphere Application Server6.1はWS-Notificationの V1.3をサポートしています。この記事で、私たちはWebSphere Business Monitorにイベントを送信する特定の場合について関心があります。WebSphere Application ServerのWS-Notificationはこの他にもいろいろなシナリオで使用することが可能です。

コンポーネント間の連携

WS-Notificationでイベントを受信するためのWebSphere Business Monitorの構成方法を理解するために、まず前に説明した、2つのイベントとメッセージのコンポーネント、SIBusとCEIの連携について確認しましょう。CEIは以下の2つの処理にSIBusを使用します。

  • CEIはJMSのトピックやキューを通してSIBusを使用することでイベントメッセージを受信
  • CEIは、CEIイベントグループで定義されたフィルタリングロジックを使って、JMSトピックやキューにイベントを発行するためにSIBusを使用

SIBusメッセージング・エンジンはイベントメッセージの配送を提供します。そして、CEIはイベントグループ表記に基づくフィルタリングと分配のためにイベント抽象化を提供します。

次の課題はWS-NotificationとSIBusがどのように統合できるかです。WebSphere Application Server のWS-Notification実装は、メッセージの配送をするためにSIBusを構成することができます。WS-Notification サービスのNotify()オペレーションがクライアントから呼び出されると、SIBusトッピクもしくはキュー上にメッセージをputするようWS-Notificationサービスを構成できます。適切な位置に配置すると、図1に示すように、WS-Notification プロデューサーからWebSphere Business Monitorにイベントのフローを構成できます。


図1. イベントメッセージのフロー

図1の左側から開始します:

  1. WS-Notificationクライアントは、Producer applicationとして動作し、イベントを作成しNotificationMessageにイベントを配置します。そしてWebSphere Application Server上に構成されたWS-Notificationサービスで公開しているNotificationBrokerインターフェースのNotify()オペレーションを呼び出します。
  2. WS-NotificationサービスはSIBus宛先にメッセージをputします。これはWS-Notificationトピック・ネームスペースとSIBusトッピク・スペースの間の定義された関係を通して構成されます。
  3. CEIはSIBusのキューかトピックにlistenするために構成されます。メッセージが到着すると、そのCEIに含まれるCEIメッセージ・ドリブン・ビーン(MDB)が起動します。
  4. CEIはイベント・グループグループ定義に基づきフィルターにかけて、WebSphere Business Monitorのために適切な入力の宛先にイベントを発行します。
  5. WebSphere Business Monitor はそのイベントを処理します。

WS- Notification をWebSphere Business Monitor server上に構成

上記で説明したイベント・メッセージのフローをサポートするためにWebSphere Business Monitorサーバーを構成します。そのために、この記事に関連したサンプル・スクリプトを使用することができます。

  • WebSphere Application Server上のSIBusに統合するためのWS-Notificationサービスを使用可能にします。
  • WebSphere Business MonitorにSIBusとCEIを通してイベントが流れるためのリソースの構成をします。

Step1. WebSphere Application ServerのSDOリポジトリアプリケーションを導入し構成

サンプルはWeb Serviceを使用可能にするためにSIBusを使用しているため、WSDL定義を保管して取得するための標準フォーマットService Data Objects (SDO)を使用する必要があります。また、データベース・エンジンを使って実装することができる、SDOリポジトリを作成する必要があります。このステップのための手順は"Installing and configuring the SDO repository"で説明しています。

Step 2. 構成リソースをダウンロード

表2にリストしたリソースをこの記事で提供しています。 Jythonスクリプトとプロパティファイルがダウンロードファイルmonitor-wsn-downloads.zipに含まれています。作業ディレクトリにファイルを展開してください。


表2. WS-Notificationを構成するためのリソース・ファイル
ファイル説明
configEventWSN.pyWS-Notificationm,JMS,SIBus,CEIリソースをセットアップするためのスクリプト
removeEventWSN.pyWS-Notificationm,JMS,SIBus,CEIリソースをアンインストールするためのスクリプト.
eventWSN.properties2つのスクリプトによって使われる共通リソース名とプロパティ

Step 3. eventWSN.propertiesファイルの修正

eventWSN.propertiesファイルに環境についての情報があります。環境の固有の特性を反映するために、必ずこのファイルを編集してください。

#Cell, node and server name of the WAS installation:
crtCellName = 
crtNodeName = 
crtServerName = 
#Host where WAS is installed and the WAS HTTP_Transport Port:
host = 
wsnPort = 
#Path of the EventServiceMdb.jar file.
#This file should be located in EventServiceMdb.ear, which is usually
#located under the subdirectory tree under %WAS_HOME%/installedApps
#For example, when WebSphere Business Monitor toolkit is installed on WID 6.1, 
#the EventServerMdb.jar files is located under: 
#C:/IBM/WID61/pf/WBMonSrv_wps/installedApps/WBMonSrv_wps_Cell/EventService.ear
EventServiceMdb = 
      

Step 4. configEventWSN.pyスクリプトの実行

wsadmin -f <path>/configEventWSN.py 
-lang jython <path>/eventWSN.properties -profileName <profile> 
-conntype=SOAP 

<path> はスクリプトのある場所のパスを指定します。
<profile> はMonitor Serverのために作成したプロファイルの名前を指定します。例えばWBMon01です。
wsadminは %WAS_HOME%/binにあります。

次のSnippetはWebSphere Integration DeveloperにインストールされているWebSphere Business Monitor単体テスト用サーバー上にこのスクリプトを実行する場合のサンプルです。

c:\ibm\WID61\runtimes\bi_v61\bin\wsadmin -f c:\ibm\dev\WSN\scripts\configEventWSN.py 
-lang jython c:\ibm\dev\WSN\scripts\eventWSN.properties -profileName WBMonSrv_wps
-conntype=SOAP

BusとJMS JNDIリソースの定義を有効にするためにWebSphere Application Serverをリブートします。

もしセキュリティがWebSphere Business Monitorサーバインストール時にオンになっていて、最初のWS-Notificationクライアントテストの際にWeb Serviceセキュリティを使いたくない場合は、CommonEventInfrastructure_Bus統合バス上のセキュリティを無効にすることができます。

configEventWSN.pyスクリプトを実行すると以下が実行され、図 1に示した構成になります。

  1. WS-Notificationサービスを作成
  2. エンドポイント・リスナーを作成
  3. WS-Notificationサービス・エンドポイントを作成
  4. CEIへのインバンド・メッセージのためのSIBus宛先を作成
  5. WS-Notificationトピック・ネームスペースを作成
  6. CEIへのインバンド・メッセージのための新規JMSトピックの作成
  7. WS-Notificationに発行するためにCEIによって使用される新規JMSトピックの作成

これはWebSphere Business Monitorにイベントを送信するためには使用されません。むしろ、他のWS-Notificationコンシューマにイベントを発行するために使用されるものです。

  1. WS-Notificationに発行するためにCEIによって使用されるCEIイベントグループ・プロファイルの作成
  2. CEIへのメッセージ・ドリブン・ビーンのための新規JMSアクティベーション・スペックの作成
  3. CEIメッセージ・ドリブン・ビーンの導入と構成

これで、イベントをWebSphere Business Monitorに送信するためにWS-Notificationクライアントを開発して、テストする準備ができました。

イベント・ソースとしてのWS-Notificationクライアントの開発

前に紹介した、IBM Redbook Web Services Handbook for WebSphere Application Server 6.1のChapter22では WebSphere Application Server toolkitを使ってWS-Notificationアプリケーションの作り方を紹介しています。この章ででは、特にWS-NotificationプロデューサーからWebSphere Business Monitorに送信するビジネス・イベントに関連する範囲をカバーします。

表3はイベント・プロデューサーを作成し、テストするための手順をまとめています。 詳細な手順を表の下で説明します。


表3. クライアントの作成とテストの手順
タスクツール
1. WS-Notificationサービスを説明するWSDLドキュメントのエクスポートWebSphere Application Server管理コンソール
2.クライアントアプリケーションの作成。オプションでプロデューサーの開発を簡素化するためのWeb Serviceプロキシを作成IBM Rational® Application Developer やWebSphere Application Server toolkitなどのIntegrated development environment (IDE)
3.イベントデータと共にNotificationMessageを投入するためのクライアントを編集IBM Rational® Application Developer やWebSphere Application Server toolkitなどのIntegrated development environment (IDE)
4.NotificationBroker インターフェースのNotify()オペレーションを呼ぶためにそのクライアントにJavaコードを追加IBM Rational® Application Developer やWebSphere Application Server toolkitなどのIntegrated development environment (IDE)
5.WebSphere Business Monitorにイベントを送信するためのクライアントアプリケーションの実行よびテスト IDE, debugger, またはアプリケーションを実行するコマンド・ライン

Step 1. WS-Notificationサービスを説明するWSDLドキュメントのエクスポート

  1. ebSphere 管理コンソールからService integration -> Web services -> WS-Notification servicesを選択し, メッセージを発行したいサービスを選択します。
  2. 関連するアイテム・リストからNotification broker inbound service設定を選択します。
  3. 「追加プロパティ」でPublish WSDL files to ZIP fileを選択します。(図2参照)

    Figure 2. Exporting WSDL for the Notification broker inbound service
    Exporting WSDL for the Notification broker inbound service

  4. zipファイル名(例、WSNServiceNotificationBroker.zip)をクリックしフォルダーに保存します。

Step 2. クライアントアプリケーションの作成

この例ではIDEとしてRational Application Developerを使っています。クライアントアプリケーションを作成します。

  1. Create a J2EEクライアントアプリケーション・プロジェクト“WSNProducerClient”を作成
  2. 前の手順でエクスポートしたWSDLを含めるための、親プロジェクトフォルダーの下にフォルダーを作成
  3. この新規フォルダーにWSDLファイルを含むzipファイルをインポート
  4. 関連する主要なWSDLファイルはCommonEventInfrastructure_Bus.WSNServiceNotificationBrokerService.wsdlです。このファイルはクライアントから呼び出すNotify()オペレーションの定義が含まれています。

    J2EEパースペクティブ内で、このWSDLファイルを右クリックし、Web Services -> Generate Clientを選択します。(図3参照)



    Figure 3. Launch Web service client wizard



    ウィザードを使う場合、基本的にはデフォルト設定を使用できます。クライアントタイプとしてJavaプロキシを選択していることを確認してください(図4参照)

    Figure 4. Generating a WS-Notification client from the WSDL


    ウィザードが終了すると、新規にたくさんのclassが作成されます。それらはNotificationBrokerのためのJavaプロキシとして機能します。それらのclassファイルcom.ibm.wwwパッケージに生成されます。多くのヘルパー・パッケージも生成されます。Web Serviceの参照はDeployment Descriptorに追加されます。重要や2つのファイルです。

    • NotificationBrokerProxy.java -サービスを呼び出す、いくつかの複雑な局面を抽象化するコード
    • Main.java - イベントを準備し送信するために、われわれが関連する新規コード

表4にある開発とテストするリソースは monitor-wsn-downloads.zip ファイルにあります。


Table 4. サンプル・ファイル
ファイルコメント
Main.javaWebSphere Business Monitorにイベントを準備し送信するために生成されたNotificationProxyを使うサンプルのJavaアプリケーション
events.xmlテストで使用するSample Common Base Event (CBE)

Step 3. イベントデータと共にNotificationMessageを投入するためのクライアントを編集

すでにプロデューサーアプリケーションの基本構造ができています。そしてメッセージを作成して送信するためのロジックを追加する準備ができました。この例のためのソースコードは、前の手順でダウンロードしたMain.java内でみることができます。次の手順ではコードの一部を確認しみましょう。

まず最初に、Web ServcieのNotify()オペレーションの入力パラメータに使用される必要なNotificationMessageオブジェクトを作成するのに焦点をあてます。サンプルコードを確認する前に、WebSphere Business MonitorがCBE形式に準じたイベント"ヘッダー"と共にイベントを受信することを予期している点が重要です。イベントのためのビジネスに関連するデータはXML断片としてCBEヘッダーの「any」というスロットに置かれます。

NotificationMessageデータの準備手順:

  1. CBEデータを作成します。この例ではCBEはc:\\temp\\events.xml のファイル内にあると仮定します。
  2. CBEをSOAPエレメントにラップします。
    SOAPElement messageContents = soapFactory
      .createElement("CommonBaseEvents");
    messageContents.addNamespaceDeclaration("",
      "http://www.ibm.com/AC/commonbaseevent1_0_1");
    messageContents.addNamespaceDeclaration("xsi",
      "http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance");
    messageContents.setAttribute("xsi:schemaLocation",
      "http://www.ibm.com/AC/commonbaseevent1_0_1 commonbaseevent1_0_1.xsd");
    
    for (int i = 0; i < events.length; i++) {
      // update creation timestamps
      long delta = System.currentTimeMillis() - events[i].getCreationTimeAsLong();
      events[i].setCreationTimeAsLong(events[i].getCreationTimeAsLong() + delta);
    
      // update the global instance ID
      String globalInstanceId = (String) AccessController
    	.doPrivileged(new PrivilegedAction() {
    			public Object run() {
    				return EventFactory.eINSTANCE
    				.createGlobalInstanceId();
    	        }
      });
      events[i].setGlobalInstanceId(globalInstanceId);
    
      String foo = EventFormatter.toCanonicalXMLString(events[i], false);
      IBMSOAPFactory isf = (IBMSOAPFactory) soapFactory;
      SOAPElement sElement = isf.createElementFromXMLString(foo);
      messageContents.addChildElement(sElement);
    }       
    

  3. コンストラクタにパラメータとしてSOAPメッセージエレメント を渡すための、NotificationMessage オブジェクトを作成します。
    // Create a notification message from the contents
    NotificationMessage message = new NotificationMessage(messageContents);
    

  4. NotificationMessage にWS-Notificationトピックをセットします。
    //	Add a topic expression to the notification message indicating to
    //	which topic(s) the message corresponds.
    Map prefixMappings = new HashMap();
    prefixMappings.put("topns", topic_ns);
    //  Constructor: TopicExpression(java.net.URI dialect, 
    //    java.lang.String topic, 
    //    java.util.Map prefixToNamespaceMappings
    TopicExpression exp = new TopicExpression(
      TopicExpression.SIMPLE_TOPIC_EXPRESSION,
      "topns:cei_wsn_topic", prefixMappings);
    message.setTopic(exp);
    

Step 4. NotificationBrokerインターフェースのNotify()オペレーションを呼び出すためのJavaコードを追加

この手順では、実際のサービスの呼び出すために、Javaコードをクライアントに追加します。

// Since the Notify() operation expects an array of NotificationMessages, 
// wrap our single message into an array.
NotificationMessage nmArray[] = new NotificationMessage[] { message};      

// Create an instance of the generated proxy
NotificationBrokerProxy brokerProxy = new NotificationBrokerProxy();

// Perform the invocation
brokerProxy.notify(nmArray, optionalInformation);

Step 5. WebSphere Business Monitorにイベントを送信するためのクライアントアプリケーションの実行よびテスト

この記事で提供したMain.javaを使用している場合は、ファイルシステム上のC:\TEMPディレクトリに、提供したevents.smlファイルのコピーが配置されているか確認してください。

ここにプロデューサー・クライアント・アプリケーションを実行するための2つのオプションがあります

  • EARファイルにエンタープライズ・アプリケーション・プロジェクトをエクスポートし、launchClientコマンドを使ってクライアントコンテナーの中でアプリケーションを実行
  • ワークスペースでクライアントを実行し、WSNProducerClientプロジェクトを選択して、Run Asを実行

イベントメッセージのフローがWebSphere Business Monitorに到着したことを確認します。もしサンプルのevents.xmlファイルを使用した場合は、プロデューサー・クライアント・アプリケーションを実行したあと、WebSphere Business Monitorダッシュボードを起動して、図5と同様の更新されてインスタンス・ビューをみれるようにWebSphere Business Monitor 6.1が提供しているMortgageLendingBAM サンプルをデプロイして構成します。


Figure 5. Instances view populated from events

サマリー

この記事では、WebSphere Business Monitor にビジネスイベントを送信するための追加のアプローチについて学びました。WebSphere Business Monitorにイベントを送信可能なIBM製品の1つと統合するビジネスプロセスとアクティビティがない場合、イベントを送信するためにWeb Serviceを使うことができます。

このシリーズのパート14は、.NET環境のためのこのアプローチ方法について学習します。

謝辞

著者はこの記事のレビューにあたり、aime Atiles, Joachim Frank, David Eadsに感謝します。





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著者について

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Eric Wayneは、ビジネス・アクティビティー・モニタリング(BAM)のリード・アーキテクト、WebSphere Business Monitorの開発リーダー、そしてIBM Software Group Architecture Boardの中核メンバーです。


Dr. Wilfred C. Jamison

Dr. Wilfred C. Jamison はIBM Research Traiangle LabのWebSphere Bsuiness Monitor 開発チームのシニアテクニカルマネージャーで、現在、ビジネス・パフォーマンス管理の多くのプロジェクトに加わっています。




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