BPM と Webform の統合: Lotus Webform Server を使用したビジネス・スペースでのヒューマン・タスク (第 3 回)

連載第 3 回目となるこの記事では、プロジェクト・ライフサイクルのモデルおよび統合開発に焦点を絞り、ビジネス・アナリストと IT 開発者が Lotus フォームを構成して検証するための環境を構築する方法を紹介します。開発およびテスト・ツールをインストールして構成するための手順を、以下の 3 つの使用ケースのシナリオに沿って具体的に説明します。これらのシナリオは、IBM のお客様が BPM 製品を新しくインストールする際に最もよく使用する導入パターンを表します。

1. Lotus Forms がインストールされた WebSphere Business Modeler V7.0 でビジネス・アナリストがヒューマン・タスク用の入出力ユーザー・インターフェースをモデル化し、そのユーザー・インターフェースを使って、Lotus Webform Server (WFS) がインストールされていてリモートにある、チームの Iterative Process Design (IPD) サーバーに接続し、フォームをテストする
2. Lotus Forms がインストールされた WebSphere Dynamic Process Edition (WDPE) V7.0 で IT チームがヒューマン・タスク用の入出力ユーザー・インターフェース・フォームを実装し、WFS がインストールされたスタンドアロンのテスト・サーバーを使用してフォームをテストする
3. IT 開発者のパーソナル・システムに WebSphere Integration Developer (WID) V7.0 と Lotus Forms をインストールしてシングル・ユーザー環境を作成する

Shili Yang, Advisory Software Engineer, IBM

Shili YangShili Yang は、2009年から WebSphere BPM Tools SWAT チームに加わり、顧客が製品での技術的問題を解決できるよう支援しています。SWAT に参加する前は、BPM Architecture and Development チームのメンバーでした。



2010年 9月 24日

WebSphere BPM と Lotus Webform Server


背景

WebSphere Business Modeler、WebSphere Integration Developer (WID)、WebSphere Dynamic Process Edition (WDPE) Tool and Testing Packを含め、すべての IBM WebSphere BPM V7.0 ツールには、Lotus Forms のフォーム設計ツールである Lotus Forms Designer がバンドルされています。Lotus Forms Designer は、Eclipse をベースとした「What-You-See-Is-What-You-Get (見たままのものが手に入る)」エディターで、ユーザーはパレットから選択したアイテムをドラッグ・アンド・ドロップすることによってフォームを作成できるようになっています。作成したフォームは、Lotus Forms Viewer または Lotus Forms の Webform Server (WFS) のどちらを使ってもプレビュー表示することができます。WFS との統合は、Lotus Forms Viewer をクライアント・システムにインストールする必要をなくすために BPM V7.0 で導入された新しいフィーチャーなので、この記事では WFS を使用してプレビューを表示するようにします。

WFS を本番環境にデプロイするにはライセンスを別途、購入しなければなりませんが、開発およびテスト目的で使用する場合には、WID および WDPE と一緒に提供される WFS の開発用ライセンスと WFS 3.5.1 のインストール・イメージを使用することができます。


シナリオの説明

最初のシナリオで説明するのは、WebSphere Business Modeler V7.0 を Lotus Forms Designer と併せてインストールする方法です。このシナリオでは、WFS と連動するリモートの Interactive Process Design (IPD) サーバーに接続するように WebSphere Business Modeler を構成する方法を説明します。この構成ではビジネス・アナリストがフォームの作成や、フォームを生成させてからの編集を行えるだけでなく、フォームをプレビューしてテストすることもできます。人間が中心となるプロセスを作成した場合には、ビジネス・アナリストはフォームに関連付けられたヒューマン・タスクを含め、プロセスを実行するテストを行って、そのプロセス設計を検証します。「IPD サーバー」とは、WebSphere Business Modeler で作成されたプロセスとフォームをインタラクティブにテストするために使用する WebSphere Process Server (WPS) インスタンスのことを指します。

図 1. シナリオ 1 のシステム図
シナリオ 1 のシステム図

2 番目のシナリオで構築する WPDE V7.0 環境は、IT チームが共有します。IT チームはこの環境でビジネス・プロセスの実装を完了することになります。この開発作業では、Lotus フォームをヒューマン・タスク用ユーザー・インターフェースの一部として組み込みます。このシナリオでは、WFS と連動するスタンドアロンの WebSphere Process Server (WPS) サーバーをローカルで構成してフォームをテストします。

図 2. シナリオ 2 のシステム図
シナリオ 2 のシステム図

最後に紹介するものの、同じく重要な 3 番目のシナリオでは、IT 開発者用のシングル・ユーザー環境について説明します。この環境では、Lotus Forms Designer がインストールされた WID V7.0 と、WFS がインストールされた WebSphere テスト環境をラップトップなどのパーソナル開発システムに構築します。

図 3. シナリオ 3 のシステム図
シナリオ 3 のシステム図

シナリオ 1: Lotus Forms Designer がインストールされた Modeler と、WFS と連動する IPD サーバー

インストール方法

Lotus Forms Designer をインストールするオプションは、WebSphere Business Modeler V7.0 用 Installation Manager の最初のページで選択することができます。Lotus Forms Designer は、デフォルトではインストール対象としてチェック・マークが付けられないので、ユーザーが明示的にこのパッケージをインストールすることを選択する必要があります。

図 4. デフォルトで選択されているインストール項目
デフォルトで選択されているインストール項目

「IBM Lotus Forms Designer」の隣にあるチェック・ボックスをクリックすると、このパッケージが WebSphere Business Modeler の一部として自動的にインストールされます。

図 5. Lotus Forms Designer をインストール・パッケージとして選択する
Lotus Forms Designer をインストール・パッケージとして選択する

インストールが正常に完了すると、Installation Manager には図 6 のような内容が表示されます。

図 6. インストールの完了
インストールの完了

この類のシナリオでは、ビジネス・アナリストがプロセス設計を検証するために使用するリモート IPD サーバーは、単独でインストールしてセットアップするのが通常です。ここでは WFS も単独でインストールされていて、IPD サーバーと統合されていることを前提とします。WFS がインストールされたテスト・サーバーをインストールおよび構成する手順についての詳細は、以下のシナリオ 2 の「インストール方法」および「構成方法」のセクションを参照してください。

構成方法

WebSphere Business Modeler 内では、ユーザーが新しい Lotus フォームの作成を開始する場合、または既存のフォームを開く場合には常に、フォームが Lotus Forms Designer エディターで開かれて、WebSphere Business Modeler が「Standard Lotus Forms Designer (標準 Lotus Forms Designer)」パースペクティブに切り替わります。

注: ユーザーが「Advanced Lotus Forms Designer (拡張 Lotus Forms Designer)」パースペクティブに切り替えると、Lotus Forms Designer エディターには「Source (ソース)」タブが追加され、フォームのソース・コードを手作業で編集できるようになります。

図 7. 「Advanced Lotus Forms Designer (拡張 Lotus Forms Designer)」パースペクティブ
「Advanced Lotus Forms Designer (拡張 Lotus Forms Designer)」パースペクティブ

Lotus Forms Designer のパースペクティブには、Lotus Forms Designer エディターの最後のタブとして「Webform Server」というタブがあります。WFS でのフォームをプレビュー表示するには、このタブをクリックします。WFS の URL は、「Preferences (設定)」で「Lotus Forms Designer」 > 「Webform Server Panel (Webform Server パネル)」の順に選択すると設定することができます。

図 8. 「Preferences (設定)」で Webform Server の URL を設定する
「Preferences (設定)」で Webform Server の URL を設定する

この URL はデフォルトで、http://localhost:8085/translator/ に設定されています。指定された URL で Webform Server が見つからない場合は、エラー・ウィンドウがポップアップ表示され、そこに正しいロケーションを指すように設定を変更する手順が詳しく説明されます。このシナリオの場合は、WFS のセットアップ担当者に WFS の Translator Server の URL を問い合わせて、その URL を設定してください。

ここから先は、インフォメーション・センターで説明している WebSphere Business Modeler で「デプロイ可能ビジネス・プロセスをモデル化およびテストするための準備」手順に従ってください。IPD サーバー自体が WFS に統合された後は、実行時に Lotus フォームを表示するために追加の手順を行う必要はなくなります。

検証方法

WebSphere Business Modeler に、この記事の「ダウンロード」セクションのサンプル成果物に含まれている mar ファイルをインポートしてください。

プロジェクト・ツリーにある「NewPromotionForm」フォームをクリックして、このフォームを Lotus Forms Designer エディターで開きます。フォームが開いたら、「Webform Server」タブに切り替えます。WFS の URL が正しく、WFS が稼働していれば、実行時のフォームがプレビュー表示されます。

図 9. Webform Server でのフォームをプレビュー表示する
Webform Server でのフォームをプレビュー表示する

ビジネス・アナリストは、フォームを含め、WFS と連動する IPD サーバーでのプロセス実行を検証することもできます。プロセスをテストするには、インフォメーション・センターで説明している「テスト・サーバーでのビジネス・プロセスのデプロイ」手順に従ってください。


シナリオ 2: Lotus Forms Designer がインストールされた WDPE と、スタンドアロンの WPS

インストール方法

WDPE に Lotus Forms Designer をインストールする方法は、WebSphere Business Modeler にインストールする場合と同様です。つまり、「IBM Lotus Forms Designer」の隣にあるチェック・ボックスが選択されている限り、Lotus Forms Designer が WDPE と一緒に自動的にインストールされます。

このシナリオでは、WDPE に付属の WFS も同じシステムにインストールします。

この構成の前提条件として最初に行う作業は、DB2 を共通データベースとして使用するスタンドアロンの WPS プロファイルを作成することです。詳細な手順は、「参考文献」セクションに記載されている「拡張スタンドアロン・サーバー・プロファイルの作成」のリンクを参照してください。

次に、このプロファイルを使用してWFS をインストールし、Translator Server をホストします。WDPE インストール・ランチパッドでは、「Optional Products Installation (オプション製品のインストール)」で Lotus Webform Server インストーラーを呼び出せるようになっています。

図 10. Lotus Forms Server をインストールする
Lotus Forms Server をインストールする

Install IBM Lotus Forms Server 3.5.1 (IBM Lotus Forms Server 3.5.1 をインストールする)」リンクをクリックします。インストール先ディレクトリーの入力を促されたら、WFS インストール・バイナリーが置かれているディレクトリーを指定してください

Lotus Forms のインフォメーション・センターに、WFS をインストールする際に考慮すべき事項と手順が詳しく説明されています。WFS を単一のサーバーにインストールする具体的な手順については、「参考文献」セクションに記載されている「単一のサーバーにインストールする」リンクにアクセスしてください。この BPM シナリオでは、以下の点を確実にする必要があります。

  • Translator Server をデプロイするための WAS のロケーションとして、WDPE ランタイム・ディレクトリーを指定すること
  • WebSphere Application Server の設定ページでは、このセクションで最初に作成したスタンドアロンの WPS プロファイル (この例では「ProcSrv01」) を選択すること
図 11. WAS のロケーションとして WPDE ランタイム・ディレクトリーを指定する
WAS のロケーションとして WPDE ランタイム・ディレクトリーを指定する

構成方法

デフォルトでは、WFS の Translator Server はポート 8085 で使用可能になります。インストールされていることを確認するには、ブラウザーで http://localhost:8085/translator/Translate?Action=toolbelt にアクセスしてください。WFS の Translator Server が稼働中であれば、「Welcome to IBM® Lotus® Forms Server - Webform Server (IBM® Lotus® Forms Server - Webform Server へようこそ)」ページが開きます。

図 12. toolbelt ページを使用して WFS Translator を確認する
toolbelt ページを使用して WFS Translator を確認する

このシナリオでは、デフォルトのTranslator URL (http://localhost:8085/translator/) が正しい設定となるので、Lotus Forms Designer で WFS でのプレビューをセットアップするために必要な追加手順はありません。

実行時に WFS を使用するためには (つまり、WFS を使用して WPS Human Task Management ウィジェットで Lotus フォームを表示するためには)、WFS を使用するように Business Space を構成する必要があります。その方法は以下のとおりです。

  • wsadmin で configureWebformServer コマンドを使用して (以下を参照)、構成を完了します。
    C:\IBM\DynPrcEd7_WTE\runtimes\bi_v7\profiles\ProcSrv01\bin>wsadmin
    WASX7209I: Connected to process "server1" on node bpm005Node03 using SOAP
    connector; The type of process is: UnManagedProcess
    WASX7029I: For help, enter: "$Help help"
    wsadmin>$AdminTask configureLotusWebformServer {-nodeName 
    bpm005Node03 -serverName server1 -translatorHTTPLocation http://localhost:
    8085/translator -serverInstallRoot C:/IBM/LotusForms/Server/3.5/
    WebFormServer}
    wsadmin>$AdminConfig save
    wsadmin>exit
  • WPS サーバーを再起動して、新しい設定を有効にします。

検証方法

WDPE 環境で Lotus Forms Designer の構成を検証するには、以下の手順に従います。

  • WDPE プログラム・フォルダーから WID V7.0 を起動します。
  • この記事の「ダウンロード」セクションで提供しているサンプル成果物に含まれる PI ファイルをインポートします。
  • プロジェクト・ツリーにある「NewPromotionForm」フォームをクリックし、Lotus Forms Designer エディターで開きます。
  • フォームが開いたら、「Webform Server」タブに切り替えます。

WFS の URL が正しく、WFS が稼働していれば、図 9 のスクリーン・ショットのような、実行時のフォームがプレビュー表示されます。

Business Space で実行時に WFS の構成を検証する手順は以下のとおりです。

  1. 管理コンソールを使用して、WFS と連動するように設定された WPS サーバー・プロファイルに、サンプル・アプリケーションの EAR ファイル (SalePromotionModApp.ear) をインストールします (このファイルは、記事の「ダウンロード」セクションに用意されたサンプル成果物に含まれています)。
  2. アプリケーションが起動されて実行中であることを確認します。
図 13. 実行中のサンプル BPEL アプリケーション
実行中のサンプル BPEL アプリケーション
  1. Business Space を起動し、「Advanced Managing of Human Tasks and Workflow (ヒューマン・タスクおよびワークフローの拡張管理)」テンプレートからスペースを開くか、またはスペースを新規に作成します。
  2. スペースの「Create Tasks (タスクの作成)」タブに進みます。
  3. Task Definition List (タスク定義リスト)」ウィジェットで「New Promotion Process (新規プロモーション・プロセス)」を選択し、「Actions (アクション)」 > 「Create (作成)」の順に選択してプロセスを開始します。
図 14. プロセスを開始する
プロセスを開始する
  1. WFS が正しく構成されていて、実行中であれば、このヒューマン・タスクの Lotus フォームが「Task Information (タスク情報)」ウィジェットに表示されます。
図 15. 「Task Information (タスク情報)」に表示された Lotus フォーム
「Task Information (タスク情報)」に表示された Lotus フォーム
  1. フォームの入力が完了したら、「Submit (送信)」ボタンをクリックします。
  2. 同じように、「Task Information (タスク情報)」ウィジェットのフォーム入力を使用して、「Approve Request (リクエストの承認)」を完了します。

シナリオ 3: Lotus Forms Designer がインストールされた WID と、WFS と連動するローカル UTE サーバー

インストール方法

Lotus Forms Designer を WID V7.0 にインストールする方法は、シナリオ 1 と 2 で説明した WebSphere Business Modeler V7.0 および WDPE V7.0 へのインストール方法と同様です。

このシナリオでは、WebSphere テスト環境にもローカルに WFS をインストールします。WFS は WPS テスト・プロファイルにインストールしたいところですが、この構成には既知の問題があり、インストール後の WPS テスト・サーバーが起動しないか、または正しく機能しません。これは、WPS テスト・サーバー・プロファイルが WPS 共通データベース (WPCRSDB) として組み込み Derby を使用するためです。組み込み Derby は常に 1 つの接続しかサポートしませんが、WFS がテスト・サーバー・プロファイルにインストールされると、WFS の Translator Server のインスタンスと WPS のインスタンスの両方が起動時に WPCRSDB に接続しようとします。WFS の Translator Server はインストール直後に Windows サービスとして自動的に起動されるため、WPS は WPCRSDB に接続することができません。したがって、WFS がすでに実行中でデータベースに接続されていると、WPS が起動できないか、または正しく機能しないというわけです。

この問題を回避する方法は 2 つあります。「参考文献」セクションに記載されている Technote にも、この問題と回避方法が記載されています。

1 つ目の方法は、別のプロファイルを作成し、そのプロファイルに WFS をインストールすることです。この場合、スタンドアロンの WebSphere Application Server (WAS) プロファイルを作成すれば十分です。この方法でローカル WFS と連動する WID UTE をインストールするための主要なステップを以下に説明します。

  1. WID をインストールします。ランチパッドから Installation Manager を開始して WID をインストールします (忘れずに、「Lotus Forms Designer」にチェック・マークを付けてください)。
  2. WPS テスト・サーバーを組み込んだ UTE をインストールします。ランチパッドのステップ 2 とステップ 3 に従って、WAS をインストールしてから WPS テスト・サーバー・プロファイルを使用した WebSphere テスト環境をインストールします。
  3. WAS プロファイルを作成します。
    • 「スタート」メニューから Profile Management Tool (PMT) を起動します。それには「すべてのプログラム」 > 「IBM WebSphere」 > 「Process Server 7.0」 > 「Profile Management Tool (プロファイル管理ツール)」の順に選択します。
    • WAS Application server (WAS アプリケーション・サーバー)」環境、次に「Typical profile creation (標準プロファイルの作成)」を選択して、デフォルト名の AppSrv01 を使用した基本的なアプリケーション・サーバー・プロファイルを作成します。
図 16. 基本的な WAS プロファイルを作成する
基本的な WAS プロファイルを作成する
  1. WFS をインストールし、ステップ 3 で作成した WAS プロファイルを選択します。
図 17. WAS プロファイルを選択する
WAS プロファイルを選択する

もう 1 つの回避策は、2 つのサーバーが起動する順番を逆にすることです。

  1. 上記の手順に従って WID および WPS をインストールします。ただし、WAS プロファイルを作成するステップ 3 はスキップし、ステップ 4 では、ステップ 2 で使用した WPS テスト・プロファイルを選択して WFS にインストールします。
  2. インストールが完了したら (WPS テスト・サーバーを起動する前に)、Windows の「コントロール パネル」 > 「管理ツール」 > 「サービス」の順に選択し、WFS の Translator Server 用の WAS 7 サービスを停止した上で、このサービスの「スタートアップの種類」を「自動」から「手動」に変更します。このように変更すると、サーバーを必要なときにだけ起動できるようになるので、システム・リソースを節約できるというメリットもあります。
図 18. WFS の Translator Server 用の WAS 7 サービス
WFS の Translator Server 用の WAS 7 サービス
  1. WID を開いて WPS テスト・サーバーを起動します。
  2. ログおよびコンソールを調べて、例外が発生することなくサーバーが正常に起動されたことを確認します。
  3. 「サービス」で、WFS の Translator Server の WAS サーバー・インスタンスを開始します。

注意する点として、WFS の Translator Server のシステム・ログに、このサーバーが利用する WPS プロファイルの初期化時に WPCRSDB への接続が失敗したという例外が見つかる場合があります。それでも WFS の Translator Server は、使用する WPS プロファイルの機能にはまったく依存しないため、サーバーは正常に機能します。

構成方法

ローカル WFS はデフォルトの URL で使用できるため、シナリオ 2 と同じく、WFS での Lotus Forms Designer フォームのプレビューをセットアップするための追加手順は不要です。

Business Space が WFS を使用するようにセットアップするための手順も、シナリオ 2 と同様です。ただし、WFS を別の WAS プロファイルでインストールしているとしても、構成コマンドを実行して Business Space をセットアップする対象は WPS テスト・サーバー・プロファイルであることに注意してください。

検証方法

サンプル・アプリケーションの PI ファイル (「ダウンロード」セクションの成果物に含まれています) を WID にインポートして、シナリオ 2 の検証手順に従います。

実行時に Business Space で WFS の構成を検証するための最初のステップでは、管理コンソールを使用して EAR ファイルをインストールする代わりに、WID のサンプル・モジュールを UTE WPS サーバーに直接追加するというオプションがあります。その場合の手順は以下のとおりです。

  1. Servers (サーバー)」ビューの「localhost」サーバー・プロファイルで「WebSphere Process Server v7.0」を右クリックし、「Add and Remove Projects... (プロジェクトの追加と削除…)」メニュー項目を選択します。
  2. SalesPromotionModApp」を選択して「Add (追加)」をクリックし、「Finish (完了)」をクリックします。
図 19. UTE サーバーにモジュールを追加する
UTE サーバーにモジュールを追加する

アプリケーションがインストールされて正常に開始されたら、シナリオ 2 の残りの検証手順に従ってプロセスを実行し、Business Space でフォームをテストしてください。


ダウンロード

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Sample MAR / PI filesArtifacts.zip10KB

参考文献

学ぶために

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