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UMLアクティビティー・ダイアグラムの書き方

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レベル: 初級

Scott W. Ambler (scott_ambler@ca.ibm.com), Practice Leader, Agile Development, Rational Methods Group, IBM 

2000年 9月 07日

UML アクティビティー・ダイアグラムは、単一の操作やメソッドの論理、単一の使用ケース、またはビジネス・プロセスの論理の流れを文書化したものです。UML アクティビティー・ダイアグラムを作成するには、The Object Primer 2nd Edition の第 6 章を変更したものである、以下のステップを反復実行する必要があります。

1. アクティビティー・ダイアグラムの有効範囲を識別する

まず、モデル化するものを識別します。単一の使用ケースでしょうか? 使用ケースの一部分でしょうか? 複数の使用ケースを含むビジネス・プロセスでしょうか? クラスの単一のメソッドでしょうか? ダイアグラムの有効範囲を識別したら、最上部にラベルを追加して、注釈を使用し、ダイアログの適切な表題と固有の ID を示す必要があります。また、日付や、ダイアグラムの作成者の名前を含めることもできます。




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2. 開始点と終了点を追加する

どのアクティビティー・ダイアグラムにも開始点と終了点が存在するので、今すぐにそれを追加することができます。UML Distilled (『参考文献』を参照) では、Fowler と Scott は終了点をオプションにしています。中には単なる行き止まりになるアクティビティーもありますが、このような場合は、終了点に移動するしかないことを示しても構いません。このようにすれば、他の人がダイアグラムを読んだときに、そのアクティビティーを終了する方法が考慮されていることが分かります。




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3. アクティビティーを追加する

使用ケースをモデル化する場合は、アクター (このアクティビティーは、最初のステップと、最初のステップへのシステムの応答を記述するステップを組み込みます) が開始する主なステップごとにアクティビティーを導入します。高水準のビジネス・プロセスをモデル化する場合は、主なプロセスごとにアクティビティー (使用ケースか、使用ケースのパッケージであることが多い) を導入します。メソッドをモデル化する場合は、このステップのアクティビティーをコードに組み込むのが一般的です。




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4. アクティビティーからの移動を追加する

たとえ移動先が単なる終了点であっても、常にアクティビティーを終了するのが、私のやり方です。アクティビティーからの移動先が複数ある場合は、各移動に適切なラベルを付ける必要があります。




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5. 決定点を追加する

モデル化する対象の論理によっては、決定を行わなければならないことがあります。たとえば、何かを検査するか、別のものと比較する必要があります。決定点の使用はオプションであることに注意してください。たとえば、図 1 では、「大学への登録」アクティビティーでの受け入れ時および拒否時における直接的な移動がモデル化されています。




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6. 並列アクティビティーの機会を識別する

直接の関係がない 2 つのアクティビティーが並列に発生し、3 番目のアクティビティーが発生する前に両方とも終了しなければならないことがあります。図 1 では、概説への出席とセミナーへの登録を任意の順序で行うことができますが、プロセス全体を終了するには両方のアクティビティーが発生する必要があります。


図 1. 初めて学校への登録を行う UML アクティビティー・ダイアグラム
初めて学校への登録を行う UML アクティビティー・ダイアグラム


参考文献



著者について

Scott W. Amblerは、オブジェクト指向ソフトウェア処理の指導、アーキテクチャー・モデリング、およびEnterprise JavaBeans (EJB) 開発を専門とするコンサルタント会社である、Ronin International の社長です。彼は、オブジェクト指向開発に関する本を執筆あるいは共同執筆しています。最近刊行されたものとしては、この記事で要約された主題を詳しく論じた The Object Primer 2nd Edition などがあります。彼の連絡先はscott.ambler@ronin-intl.com およびwww.ambysoft.com にあるサイトです。




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