レベル: 初級 米持 幸寿, テクノロジー・エバンジェリスト, IBM
2006年 8月 07日 WSADで Webサービスを作ってみよう! 第3回です。
はじめに
WSADを使って、JavaBeansを簡単にSOAP-RPCとしてWebサービス化することができます。ウィザードを実行することで、以下のものが自動生成されます。
- インターフェース定義WSDL
- 実装定義WSDL
- ISDファイル(ディプロイメント・ディスクリプター)
- SOAPランタイムがWebアプリケーションにセットアップ
- クライアント用プロキシークラス
- 必要に応じてシリアライザー・クラス
- テスト用サンプルJSPアプリケーション
ダウンロードするには、IBMのダウンロードIDの登録が必要です。登録は無料で、一度登録すると、今後IBMのいろいろなダウンロードに使うことができますので、ユーザーIDとパスワードは大切に保管してください。画面は英語ですが、がんばってダウンロードしましょう。
1. Webアプリケーション・プロジェクトの準備
WSADでWebサービスを作るには、Webアプリケーションとして開発します。WSADでWebアプリケーションを作るには、J2EEアプリケーションとして作る必要があります。WebアプリケーションはWARファイルの単位となります。また、EARファイルに関連づけられている必要があります。ですので、EARファイルとWARにあたる、2つのプロジェクトを作ります。EARを作るときに、一緒にWARを作ることができます。
Webパースペクティブ・ページを表示 「File」?「New」?「Project」を選択 「J2EE」?「Enterprise Application Project」を選択
「Enterprise application project name:」に適当に名前をつける。 「Application client project name:」「EJB project name:」の2つのチェックは不要なので外す。
「Finish」を押す。
これで、EARファイル「wsvc」とWARファイル「wsvcWAR」が作られます。
2. JavaBeansの作成
Javaパースペクティブを開いてください。新しいページを開くか、ショートカット・バーでJava を選択します。
ナビゲーター・ビューで、先程作ったWebアプリケーションを見つけ出し、パッケージを追加しましょう。ここでは「wsvc」というパッケージを作りました。
次に、このパッケージに「TestService.java」を追加します。
自動的にエディターで開きますので、ソースコードを入力して、「Ctrl+S」を押します。自動的にコンパイルされます。
package wsvc;
public class TestService {
public String getMessage(int a, int b) {
return "あなたの結果は"+Integer.toString(a+b);
}
}
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3. Webサービスにしよう
Webパースペクティブを開いてください。新しいページを開くか、ショートカット・バーでWeb を選択します。
先程追加したTestService.javaを探し、右クリックして「New」?「Web Service」を選択します。(この手順で、ウィザードのいくつかが自動的にセットされます。)
最初の画面で、基本的な設定が可能です。変更すべきは、「Generate a sample」と「Launchthe sample」を選択することです。「Finish」ボタンを押すと、Webサービスの生成が始まります。
参照用にそれ以降のウィザードを添付しています。
次のことが行われます。
- WSDLファイル2種類と、ISDファイルが作られます。
- WTEが起動します。これはWSDLを参照するためです。
- WSDLを使って、クライアント用プロキシーとサンプルJSPが生成されます。
- WTEが再起動します。
- ワークベンチ上にブラウザが開き、サンプルアプリケーションが起動します。
メソッドを選択し、入力値を設定し、「Invoke」ボタンを押すと、Resultに結果が表示されます。
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著者について  | |  | 1987年に日本アイ・ビー・エム入社。メインフレームOS、ミドルウェアの障害対応、障害解析ソフトウェアの開発、ワークフローシステム開発、オブジェクト指向開発、Web開発など経験。2000年より、ソフトウェアのテクノロジーエバンジェリストとして活動中。 |
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