レベル: 初級 米持 幸寿, テクノロジー・エバンジェリスト, IBM
2006年 8月 07日 WSADで Webサービスを作ってみよう! 第1回です。
1. ワークベンチ、パースペクティブ、ページ、ビュー
WSADを起動すると表示されるウィンドウは「ワークベンチ」と呼ばれます。
ワークベンチには、メニューバー、ツールバー、ショートカットバー、ページ、ステイタスラインが含まれています。
- メニューバー
メニューが表示されます
- ツールバー
標準ツール、エディターアクションのツールなどが表示されます。
- ショートカットバー
ページを切り替えるのに使います。
- ステイタスライン
実行中のさまざまな情報が表示されます。
ページは、作業の状態を表示するためのもので、中に複数のビューやエディターが表示されます。ビューやエディターは、WSADにプラグインされているさまざまなツールのウィンドウです。 ワークベンチには一度に複数のページを作ることができ、ショートカットバーで切り替えながら作業できます。ページには、作業の種類によって見え方の違うページを追加することができます。ページを構成する見え方のことを「パースペクティブ」といいます。パースペクティブには以下の種類があります。
- Data
- Debug
- Help
- J2EE
- Java
- Java type Hiearchy
- Plug-in Development
- Profiling
- Resource
- Scripts
- Team
- Web(default)
- XML
たとえば、Javaパースペクティブのページを開くと、左上にJavaナビゲーターが表示され、Javaのパッケージごとにファイルが表示され、コンパイルエラーなどの状態が表示されます。
サーバーが自動起動されたときはServerパースペクティブが、デバッガーが起動したときはDebugパースペクティブが、といったように、機能に対応したページが自動的に表示されることもあります。
ページを開くには、ショートカットバーの最上部にある追加ボタン を押すか、メニューから「Perspective」?「Open」を選択します。ワークベンチに一度追加したページは、ショートカットバーで呼び出すことができます。 ワークベンチ上に、同じパースペクティブのページを複数追加することもできます。ページを削除するには、ショートカットバーの上で、そのページのアイコンを右クリックし、「Close」を選択します。
2. ワークスペースとプロジェクト
ワークベンチのナビゲーターに表示される、開発中のデータはワークスペースと呼ばれ、インストールされたディレクトリーの「workspace」というディレクトリーに保存されます。ディフォルトでは、「C:\ProgramFiles\IBM\Application Developer\workspace\」です。
ワークスペースをまっさらの状態(インストールしたときと同じ状態)にしたければ、WSADを終了してworkspaceディレクトリーをリネームするか、削除します。すると、次回WSADを起動したときに新しくworkspaceが作成されます。
ワークスペース上に作られるディレクトリーは、プロジェクトという単位で管理されます。たとえば、Javaプロジェクトを作っていくと、Javaプロジェクトごとにclasspathが存在する、といった具合です。
3. Webアプリケーションの開発
Webプロジェクトでは、WebプロジェクトごとにWARファイルができ、それごとにclasspathが存在します。当然のことながら、EARファイルを示す「エンタープライズ・アプリケーション」というプロジェクトも必要です。
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著者について  | |  | 1987年に日本アイ・ビー・エム入社。メインフレームOS、ミドルウェアの障害対応、障害解析ソフトウェアの開発、ワークフローシステム開発、オブジェクト指向開発、Web開発など経験。2000年より、ソフトウェアのテクノロジーエバンジェリストとして活動中。 |
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