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UDDIレジストリーをインストールする手順

WebSphere Studio Application Developer

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レベル: 初級

米持 幸寿, テクノロジー・エバンジェリスト, IBM

2006年 8月 07日

この手順書は、WebSphere UDDIレジストリー V1.1.1 を WebSphere Studio Application Developer V4.03 にセットアップする手順【1】を説明しています。

注意

UDDIレジストリーをインストールする前にご確認ください。

  • WebSphere Application Serverがインストールしてある場合
    WebSphere Application Server V4.0がインストールされているマシンで行う場合、バージョンが4.03以上であることを確認してください。V4.02以前のバージョンですと、インストーラーがインストールを拒否します。
  • アドバンスド版がインストールしてある場合
    WebSphere Studio を実行する前に「IBM WS AdminServer」サービスを停止してください。
  • アドバンスド・シングル・サーバー版がインストールしてある場合
    サーバーを停止してください。

もし、これらのサーバーをWebSphere Studio上のUDDIレジストリーと同時に稼動させたいなら、ポートナンバーが衝突しないように変更する必要があります。でないと、あとから起動したWebSphereは正常に稼動しません。必要ないなら停止しておくことをお勧めします。

また、UDDIレジストリーをインストールするには、IBM DB2 UDB V7.2フィックスパック5以上が必要です。IBMDB2 UDB V7.1 + FP3 + FP5 以上でも同等になります。

WebSphere StudioにUDDIレジストリーをセットアップする場合、ワークスペースごとにセットアップが必要です。ワークスペース上でUDDIを動かすには、Webアプリケーション(Webプロジェクト)とサーバー構成が必要ですが、UDDI専用にサーバーを起動する必要はありません。アプリケーションの開発・テスト用にサーバー構成をお使いなら、そのサーバー構成に、この手順書で作成するEARファイル(エンタープライズ・アプリケーション・プロジェクト)を追加して利用することをお薦めします。




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パッケージのインストール

次のアドレスからダウンロードすることができます:

http://www7b.boulder.ibm.com/wsdd/downloads/UDDIregistry.html

以下の手順でインストールしてください。手順はWindowsのものですが、Linuxでもほぼ同じステップでインストール可能です。


1.ダウンロードしたZIPファイルを一時ディレクトリーに展開し、setup.exeをクリックしてインストールを開始します。
2.もし、あなたのマシンに WebSphere Studioしかインストールされていない(WASがインストールされていない)なら、UDDIレジストリーをインストールするには前提としてWebSphereApplication Server が必要である旨を知らせる警告が出ます。この部分は「はい」を選択して、続行し、部分的なインストールを行います。
3.「welcome」パネルが表示され、ソフトウェアの使用条件やライセンス文が表示されます。よく読んで「next」を押します。
4.インストールするディレクトリー名が表示されます。必要なら変更します。
5.インストール・オプションを選択するパネルが表示されます。Typical、またはCustomを選択します。
  • Typicalを選択した場合、すべて終了するまで進行します。Typicalを選択することをお勧めします。(簡単です)
  • Customを選択した場合、インストールしたいコンポーネントを選択するパネルが表示されます。かならず「UDDIRegistory files」と「setup UDDI Registry database」(以前インストールしたことがあり、データ・ベースを上書きしたくない場合を除く)を選択してください。InfoCenterとSampleFilesは必要に応じてインストールしてください。「OK」を押すと、インストールが続行されます。
6.UDDIレジストリー・データベースにアクセスするためのDB2データベース・ユーザーIDとパスワードを入力するダイアログ・ボックスが表示されます。管理者権限のあるユーザーIDを指定してください。「Next」を押してください。
7.UDDIバッチファイルが処理される旨を告げるダイアログ・ボックスが表示されますが、WebSphereApplication Serverを持っていない場合、コマンド・ウィンドウも表示されます。そのコマンド・ウィンドウにはエンターを入力してください。その後も3つのウィンドウが表示されますが、すべてエンターを入力してください。すべて終了すると、UDDIレジストリー・ファイルがすべてインストールされたことを知らせる最終パネルが表示されます。「Finish」を押して終了してください。
8.ステップ4で選択されたディレクトリーに、UDDIレジストリーを実行するのに必要なファイルがコピーされたはずです。デフォルトでは、WindowsではC:\WebSphere\UDDIReg、Linuxでは /opt/WebSphere/UDDIReg です。
9.ステップ7でデータベースが作成されないことがあります。その場合は次の方法でバッチファイルを実行してください。
1.x:\WebSphere\UDDIReg\logsディレクトリーがあるか確認してください。なければ作成してください。
2.x:\WebSphere\UDDIReg\SetupDbディレクトリーにCDし、以下のコマンドを実行してください:
UDDIloadDB x:\WebSphere\UDDIReg userid password
ここで、userid/passwordは、データベースを作成するときのユーザーIDとパスワードです。DB2の管理者権限のあるユーザーを利用します。このコマンドは、データベースを再作成するときにも利用できます。



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Studioへのセットアップ

1.ワークベンチの自動ビルド機能をオフにします。メニューで「ウィンドウ」-「設定」を選択し、設定ダイアログを表示してください。ツリーから「ワークベンチ」を選択し、「ビルドをリソース変更時に自動で実行します」の選択をはずします。「適用」を押した後、「OK」を押します。
2.以下の手順で、新しいEARプロジェクトにuddi.earファイルをインポートします。
1.「ファイル」-「インポート」でインポート・パネルを開き、「EARファイル」を選択します。
2.EARファイルのフィールドの横にある「ブラウズ」ボタンを押し、uddi.earをUDDIレジストリーのインストール・ディレクトリーから探します。(C:\WebSphere\UDDIReg\uddi.ear)
3.プロジェクト名を入力します。(たとえば「UDDIRegEnterpriseApp」)
4.「次へ」
5.「次へ」
6.「終了」
EJB、SOAP、GUIのそれぞれのコンポーネント用にプロジェクトがそれぞれ作成されます。もし、「名前の衝突」というエラーが出た場合は、すでに同じ名前のプロジェクトが存在しています。一度インポートしたことがある場合に起こります。もとからあるプロジェクトの名前を変更するか、プロジェクトを削除してください。
3.EARファイルをインポートしたら、Webプロジェクト「GUI」と「SOAP」の双方に対して妥当性検査をオフにします。ナビゲーター・ビューのプロジェクトの上でマウスで右クリックし、プロパティーを選択してプロパティー・ダイアログを表示します。そして、ツリーの上で「妥当性検査」を選択し、すべての検査の選択をはずして「OK」を押します。
4.ワークベンチの自動ビルド機能をオンに戻します。メニューで「ウィンドウ」-「設定」を選択し、プリファレンス・ダイアログを表示してください。ツリーから「ワークベンチ」を「ビルドをリソース変更時に自動で実行します」を選択します。「適用」を押した後、「OK」を押します。この時点でビルドが走りますので、若干時間がかかります。
5.コマンド・プロンプトを開き、「< WebSphere Studio InstallDir>\workspace\<earproject name>」へCDしてください。独自のワークスペースを利用している場合は、適宜EARプロジェクトの下へ移動してください。まず、version.propertiesファイルが存在するか確認してください。WebSphereApplication Serverがインストールされていないマシンで作業する場合は、無いかもしれません。その場合は、ここからダウンロードしてください。(右クリックして「対象をファイルに保存」) 以下のコマンドでversion.txtとversion.propertiesをJARに追加します:
jar -cvf someJarName.jar version.txt version.properties JARファイル名は自由なものを使ってください。
6.WebSphere Studioに戻り、EARプロジェクトを右クリックし、「ローカルからの最新表示」を実行します。
7.モジュールの関係をEJBに追加します。ナビゲーター・ビュー(J2EEビューではなく)で、EJBプロジェクトを右クリックし、「モジュール依存関係の編集…」を選択します。モジュール依存関係ダイアログで、ステップ5で作成したJARファイルを非選択から選択に変更(チェックを入れる)し「終了」をクリックします。
8.既存サーバーが無い場合は、以下の手順でWebSphereを追加してください。
1.ナビゲーター・ビューで、gui/webApplicationの下に「work.htm」を追加してください。(index.htmを追加しないでください)
2.work.htmを右クリックし、「サーバーで実行」を選択します。
3.サーバー構成が作成されて起動します。しかし、まだ構成が正しくすんでいないのでエラーになります。サーバーを停止して、work.htmを削除してください。
9.データソースの定義を作成します。サーバー構成ビューでサーバー構成フォルダーの下のサーバー(先程の例では、「サーバー構成/WebSphereAdministrator Domain」)をダブルクリックしてください。WebSphere構成エディターがオープンします。「データ・ソース」タブをクリックしてください。JDBCドライバー・リストでDb2JdbcDriver(COM.ibm.db2.jdbc.DB2ConnectionPoolDataSource)が選択されている状態で、「上で選択されたJDBCドライバーで定義されているデータ・ソース」の右側にある「追加」ボタンをクリックしてください。データ・ソースの追加パネルで、以下を入力してください。
項目
名前UDDI datasource
JNDI名(*)datasources/uddids
説明Data Source for IBM WebSphere UDDI Registry
カテゴリーuddi20
データ・ベース名(*)uddi20
デフォルト・ユーザーID(*)DB2管理者ID
デフォルト・ユーザー・パスワード(*)DB2管理者パスワード
最小プール・サイズ1
最大プール・サイズ30
接続タイム・アウト1000
アイドル・タイム・アウト2000
オーファン・タイム・アウト3000
ステートメント・キャッシュのサイズ100
(*)印のついた項目は重要です。データベース・アクセスのエラーになる場合には再度確認してください。構成エディターを閉じて、保存してください。
10.サーバー構成ビューで、サーバー・インスタンス・フォルダーの下のサーバーのアイコン(サーバー・インスタンス/WebSpherev4.0 テスト環境)をダブルクリックし、「パス」タブをクリックしてください。クラスパスの「外部JARの追加」ボタンをクリックし、「uddiresourcebundles.jar」を選択してください。これはRASメッセージのためのものです。C:\WebSphere\UDDIReg\messagesの下にあります。これは、ws.ext.dirsに追加されます。エディターを閉じて保存してください。
11.既存サーバー構成を使う場合は、サーバー構成にEARプロジェクトを追加します。サーバー構成のアイコンを右クリックし、「プロジェクトの追加」でUDDIRegEnterpriseAppを選択します。
12.UDDI EARプロジェクトを追加したサーバーを起動してください。
WASがインストールされている場合は、稼動可能かどうか確認が必要です。




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UDDI GUIの実行

1.Webパースペクティブを開いてください。
2.アクション・バーの「Webブラウザーを開く」ボタンをクリックしてブラウザーを開いてください。
3.URLとして「http://localhost:8080/uddigui/」を指定して開いてください。
4.左半分のフレームで「Publish」タブを選択してください。
5.Quick Publishの下の「business」を選択し、called: の入力欄に「Test, Inc.」と入力し、「Publishnow」をクリックします。




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UDDI SOAP サンプルの実行

1.Javaパースペクティブを開いてください。
2.「ファイル」?「新規」?「プロジェクト」を選択し、新しいJavaプロジェクトを作成してください。ダイアログ・パネルで「Java」と「Javaプロジェクト」を選択し、「次へ」をクリックします。プロジェクト名を適当に設定して「終了」をクリックします。名前はなんでもかまいません。
3.Javaプロジェクトを右クリックし、プロパティーを開き、「Javaのビルドパス」を選択して「ライブラリー」タブを開きます。次の4つのJARファイルを追加してください。
追加方法変数JARファイル
変数XERCES_JAR 
変数SOAP_JAR 
変数SERVERJDK_PLUGINDIR/jre/lib/ext/mail.jar
変数SERVERJDK_PLUGINDIR/jre/lib/ext/ibmjsse.jar
変数SERVERJDK_PLUGINDIR/jre/lib/ext/activation.jar
外部JAR C:\WebSphere/UDDIReg/uddi4j.jar
4.Javaプロジェクトに、パッケージ「udditest」を追加します。
5.以下のファイルを追加します:
(右クリックして「対象をファイルに保存」) SaveBusiness.java
FindBusiness.java SaveBusiness、FindBusinessの順に実行し、動作すれば、UDDIは正しく動作しています。このサンプルは、ビジネスとサービスを独自のタキソノミーで登録し、そのtModelKeyでサービスを検索するコードを示しています。




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アクセスポイント

ブラウザからのユーザーインターフェース
http://localhost:8080/uddigui/
SOAPアクセスポイント
http://localhost:8080/uddisoap/inquiryapi
http://localhost:8080/uddisoap/publishapi


著者について

1987年に日本アイ・ビー・エム入社。メインフレームOS、ミドルウェアの障害対応、障害解析ソフトウェアの開発、ワークフローシステム開発、オブジェクト指向開発、Web開発など経験。2000年より、ソフトウェアのテクノロジーエバンジェリストとして活動中。




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