



space とは、1 人以上のオーナーが使いやすいインターフェースでコンテンツ、表示、そしてディストリビューションを管理できる Web マイクロ・サイトのことです。通常、spaces ではブログ、フォーラム、wiki、ファイル共有、ビデオ共有などの複数の方法を組み合わせてコンテンツを作成または合作します。さらに、Atom などの Web フィードや RSS によってコンテンツを配布することもできます。
単なるホーム・ページとは大きく異なり、space ではオーナーが他のメンバーとコミュニケーションを取って連絡することが可能です。それぞれの space は、エキスパートを中心とする仲間であったり、共通のトピックに関心を持つコミュニティー、あるいはソフトウェア・プロジェクトやユーザー・グループのコミュニティーであったりするなど、それ自体がメンバーの目的に応じたコミュニティーとなる可能性があります。
spaces はさまざまな方法で実装することができます。developerWorks では各 space が WebSphere Portal Server によって動的に表示され、space に設定された多数のポートレットに各種の情報が記載されます。
developerWorks では、ユーザーが独自のコミュニティーを作成し、そのそれぞれに複数のコラボレーション・ツールやソーシャル・ネットワーキング・ツールを組み込むことのできるフレームワークを提供しています。各コミュニティーはそのオーナーに一任され、コンテンツ、コミュニティーで使用するソーシャル・ネットワーク・ツールはオーナーが決められます。developerWorks が重点を置いているのは、個々のツールではなく、コミュニティーが作られて大きくなっていくという全体像です。そのような視点から、developerWorks では新しいコミュニティーが作られ、そのコミュニティーの新しいリーダーが育つのを促す方法を提供し、その上でコミュニティーの他のメンバーとの連絡、学習、そして共有に必要なツールによりコミュニティーをサポートします。これらの新しいコミュニティーでは世界中の 5 百万人を超える開発者たちをメンバーとして迎え入れ、メンバー同士が自分たちの考えや興味を共有することが可能です。さらにこの新しいフレームワークでは、1 つのコミュニティーから始めて、その後メンバーがさまざまな形の相互作用やコラボレーションへと展開していくことができます。そのため、ブログ、フォーラム、記事、wiki、Web フィードといった多数のコンテンツやソーシャル・ネットワーキング・ツールからの情報を 1 つのページに集約することができます。
このフレームワークでは、コミュニティーのリーダーが特定のソーシャル・ネットワーキング・ツールを選んで追加できるようになっています。developerWorks には、ブログ、フォーラム、wiki、チャット・ルーム、エクスチェンジ、Web フィードを含め、すでに広範なソーシャル・ネットワーキング・ツールが取り揃えられています。コミュニティーの進化にはさまざまな形があり、その運営方法にもさまざまなモデルがあります。そのため、developerWorks ではコミュニティーをどのように運営するかはコミュニティーとそのリーダーに委ね、各 space のリーダーがそのコミュニティーがどのように相互作用するかを想定してツールを選択し、コミュニティーの現行のニーズに適したコミュニティー・ツール・セットに変更したり、あるいはそういったツール・セットへと進化させられるようにしています。多様なソーシャル・ネットワーキング・ツールを使用できるだけでなく、これらのツールに含まれる情報の一部を選択することや (ブログ全体ではなくブログ・エントリーの 1 つを選択するなど)、情報を Web フィードという形でエクスポートし、他のユーザーやコミュニティー、そして Web サイトが利用できるようにすることも可能です。developerWorks ではそれぞれの space を developerWorks コミュニティー全体のなかに潜在する個々のコミュニティーとして扱います。小さな規模で始まった space でも、時とともにメンバーを増やして大規模なコミュニティーに成長する可能性があるからです。
エキスパート用 spaces では、特定分野のエキスパートが、お気に入りのブログ、フォーラム、ポッドキャストなどへのリンクをコミュニティーと共有することができます。ユーザーがそのエキスパートについての情報を知る手段として、経歴や専門分野などの個人プロフィールがページに表示されます。
グループ用 spaces は特定の技術的なトピックに焦点を当てた space で、複数の管理者と編集者によって主導していくことが可能です。グループ用 space は専用または公開のグループ用 space として設定することができます。グループ用 space の管理者にはサイトのユーザーを管理する役割があり、参加リクエストの承認と却下、リクエストに応じたメンバーの削除、そして space への管理者と編集者の割り当てを行います。ページに表示されるグループ用 space ID ポートレットには、space の説明、目的、設立日、そしてメンバー・リストが記載されます。
公開グループ用 spaces は、すべてのユーザーが閲覧することが可能で、spaces の一覧が掲載されているページのリストに表示されます。訪問者はどの公開グループ用 space に対しても参加をリクエストすることができます。そのリクエストを承認するか、または却下するかは space 管理者の判断に任されます。
専用グループ用 spaces は、その space のメンバーしか閲覧することができません。spaces の一覧が掲載されているページをメンバー以外の人が見ても、専用グループ用 space は表示されず、メンバーでないユーザーが専用グループ用 space の URL にアクセスしようとするとエラー・メッセージが表示されます。専用グループ用 space の管理者は独自の判断で、space にメンバーを追加することができます。専用グループ用 spaces は、機密情報を扱うチームや、事前にコンテンツをリリースしてはならない製品あるいはプロジェクトに取り組んでいるチームに役立ちます。
developerWorks spaces のフィーチャーはいくつかのリリースに分散されることになります。最初のリリース (2007年4月) では、コミュニティーのリーダーがトピックを重点とした spaces (「コミュニティー・トピック」と呼びます) を作成および管理することができる機能を提供しました。space は登録されている複数の developerWorks のメンバーが所有することができ、共同でそのコンテンツとレイアウトを管理することができます。space を所有するメンバーは space に含めるコンテンツを決定し、その情報を多彩なポートレットを使って、自分たちが選択したレイアウトで表示します。コンテンツのソースには developerWorks、IBM、または Web のソースを組み合わせることが可能です。さらに、ブログやフォーラム、それに wiki などにコンテンツを作成することもできます。各ソーシャル・ネットワーキング・ツールを提供するポートレットは、space のレイアウト内で配置または移動できます。space のオーナーが space を編集する際に使用する Web ブラウザーは種類を問いません。ポートレットのコンテンツを編集するには、パレットからページに直接ポートレットをドラッグ・アンド・ドロップしてください。
2 回目のリリース (2007年8月) では、spaces に以下のフィーチャーが追加されました。
- グループ用 spaces
- space の訪問者が、メンバーまたは編集者として space への参加をリクエストすることができます。
- 新規グループ ID ポートレットには、グループに関する情報 (メンバー、編集者、管理者の名前を含む) が表示されます。
- エキスパート用 spaces
- space の中心となるオーナーは、space のトピックを自由に選ぶことができます。
- 「ID」ポートレットには、エキスパートのプロフィールからの情報 (経歴、専門分野、写真を含む) が表示されます。
- spaces ディレクトリー
- グループ用 spaces とエキスパート用 spaces は、公開されると自動的に spaces ディレクトリーに配置されます。
- このディレクトリーは名前、作成日、最終更新日でソートすることができます。
- 編集可能な (space の) プロパティー
- space の管理者は、自分が管理する space のプロパティー (メタ情報、space のタイトルを含む) を編集することができます。
- space の管理者は、グループ用 space に編集者とメンバーを追加することができます。
- タブ付きレイアウト
- 編集者は「タブを追加」オプションを使って複数のページで情報を編成することができます。
- space の編集者は、タブごとに異なる列レイアウトを選択できます。
- space の自動作成
- space(グループ用 spaces およびエキスパート用 spacesともに) をリクエスト した際は、developerWorks によるレビュー後、承認されるとspace は自動的かつ即時に作成されることになります。
ユーザーにとっての最大のメリットは、ユーザーが独自のコミュニティーを作成して、世界中の developerWorks メンバーと共有できるようになったことです。このメリットは直観的で使いやすいツールという形でもたらされるため、技術的知識は必要ありません。これらのツールは developerWorks のスタッフがサポートします。
spaces の概念では、ユーザーには以下の 4 つのカテゴリーがあります。
- エンド・ユーザー。閲覧のみが許可されています。
- レギュラー・メンバー。グループ用 spaces に参加するレギュラー・メンバーの名前は spaces のメンバー・リストに記載され、space に関する E メールを受け取れます。エンド・ユーザーと同様、編集することはできません。
- 編集者。space に対してポートレットの追加、削除、移動、および編集を行うことができます。編集者の名前は space のページのメンバー・リストに記載され、space に関する E メールを受け取ることができます。
- 管理者。編集者と同じ特権を持つだけでなく、space へのメンバーの参加の承認と却下、メンバーへの編集者特権の付与、space のメタ情報の変更も行うことができます。
developerWorks では誰でも space の作成を申し込むことができます。
お申し込みはこちらからどうぞ。.
spaces の索引タブに、すべての developerWorks spaces が掲載されています。
はい。space を所有するのに IBM の社員である必要はありませんが、お申し込みには developerWorks メンバーへの登録が必要です。登録は無料で簡単にできます。 ご登録はこちらからどうぞ。
ポートレットとは Web ページに 1 つの単位として表示可能な情報を収容するコンテナーのことで、通常は情報を含んだボックスとして表示されます。ポートレットは一般に、特定の機能になるように事前にプログラミングされているか、あるいは特定の情報のセットを含んでいます。developerWorks spaces には、それぞれが特定のタイプのコンテンツを表示したり、特定のフォーマットでコンテンツを表示したりするように設計された各種のポートレットが用意されています。
2007年8月の時点で developerWorks spaces に用意されているポートレットは以下のとおりです。
- ブログ
- 注目コンテンツ
- フォーラム
- 画像
- リスト
- ポッドキャスト
- Web フィード
- developerWorks Web フィード
- developerWorks オファリング
- developerWorks スポットライト
- developerWorks ブリーフィング
- developerWorks ライブラリー
- developerWorks wiki
- グループ ID およびエキスパート ID
今後のリリースで、このリストにはさらにポートレットが追加される予定です。
Web フィードでは、例えば他のサイトに組み込めるように Web サイトのコンテンツをパッケージ化し、それをインターネットで配布することができます。フィードは静的にすることもできますが、一般的にはフィードのソースから動的に更新できるようにします。動的に更新する場合、個人が自分のコンテンツを同時に配信することが可能になります。例えば、ニュース・サイトのフィードを自分の space に追加すれば、ニュースのリストを常に更新させることができます。developerWorks spaces では、space のオーナーが Web からのあらゆるテキストによる Web フィードを別のポートレットとして space に追加できるようになっています。
各 space には 1 人以上の管理者がいます。管理者は space のオーナーとして、あるいは developerWorks チームに対しての主要な連絡先として見なされます。管理者の他、space にはそのコンテンツの定義、変更、管理を行える複数の編集者を指定することも可能です。編集者は管理者によって space に追加、または space から削除されます。基本的には、管理者と編集者は一団となって space に関連するコンテンツを管理、維持します。管理者あるいは編集者は、space の編集ビューを表示してポートレットを追加、削除、移動し、各ポートレットのコンテンツを定義することができます。編集が完了した時点で space を公開すると、更新された space が一般に公開されます。
管理者/編集者は space を少なくとも毎週チェックすること (コンテンツが関連性のあるもので、更新されていることを確認するため)、6 ヶ月以上はサインアップすること、そして開発コミュニティーにとって興味深いトピックを選択することが求められます。できれば、編集者はブログや wiki によって独自のコンテンツも作成してください。詳細は、編集者のためのヒントを参照してください。
space を編集できるのは、編集者として認められた指定のメンバーか space の管理者のみです。各 space には少なくとも 1 人の管理者がいます (最初の時点では、space の申し込みを送った人が管理者となります)。グループ用 spaces では、管理者が独自の判断で他人に編集者特権を付与することができます。エキスパート用 spaces については、管理者しか編集は許可されません。space の管理方法を決定するのは、space のリーダーあるいは運営者である、管理者および編集者です。その他のメンバーがこれらの space にアクセスしても、コンテンツを編集することはできません。そのようなメンバーに対しては、space はその space のトピックに関連する各種コンテンツへのポータルとして表示されます。コンテンツのタイプによってはフォーラムや wiki などのソーシャル・ネットワーキング・ツールを介して参加できますが、ユーザーがツールの内容を変更したり、ポートレットのレイアウトやコンテンツを編集することはできません。現行の space のいくつかは developerWorks のスタッフによって管理され、developerWorks が正式に支援する space として認識されています。
はい、あります。developerWorks で space を作成する前に、使用条件のページを読んでください。
はい、ヒントのページに、developerWorks で space を作成し、管理する際のベスト・プラクティスが記載されています。
ほとんどのポートレットは RSS フィードによって自動的に更新されるので、そのようなポートレットの場合には手動で更新する必要はありません (ただし、ページを毎週チェックして、コンテンツが更新されていること、そしてコンテンツが適切であることを確認してください)。また、グラフィックスを使用できる唯一のポートレットとして、注目コンテンツ・ポートレットを使用することをお勧めしていますが、このポートレットは静的なので、できれば週に一度は更新してください。
必要な時間は、ページ上の動的コンテンツと静的コンテンツの割合、そして動的コンテンツのどれくらいの部分が更新されるかによって大きく異なります。さらに、作成するオリジナルのコンテンツの量によっても違ってくるはずです。最低でも毎週 1 時間は space に時間を割くつもりでいてください。
はい、可能です。ブログ、wiki、またはフォーラムの各ポートレットでは、インターネット上で実行されるサービスなら developerWorks 外部のサービスのコンテンツでも提供できるようになっています。ただし、これらのサービスのコンテンツを対応するポートレットに統合するには、サービスがコンテンツを提供する手段として Atom または RSS フィードが使われている必要があります。そのようなサービスであれば、space のメイン・トピックを話題にした複数のサイトからのブログ、さらにはブログ、フォーラム、wiki を組み合わせて space に統合したりすることもできます。
wiki やブログに自分なりのコンテンツを作成することはできますが、developerWorks の記事またはチュートリアルは developerWorks 独自の編集プロセスにより作成されたコンテンツ専用のフォーマットになっており、多数の内部ツールやプロセスに結び付けられています。自分でコンテンツを作って Net で公開することは可能ですが、developerWorks のゾーンで見慣れているような記事またはチュートリアル特有のフォーマットにはなりません。
developerWorks space から自分のブログのエントリーにリンクすることはできますが、エントリーを作成して自分のブログに投稿するにはブログ・アプリケーションを使う必要があります。作成したエントリーを投稿すると、そのエントリーは自分のブログのほかに developerWorks space にも自動で表示されます。
space でポッドキャストにリンクして、ポッドキャスト・ポートレットで再生することは可能です。ただし、developerWorks では現在、サイトにポッドキャストをアップロードして保存する手段を提供していません。
現在、spaces の編集コントロールは英語になっていますが、ポートレット内のコンテンツを他の言語にすることは当然可能です。developerWorks でも英語以外の space サイトを歓迎します。最終的には、環境を英語以外の言語に完全にローカライズする予定です。
はい、サポートする予定です。space そのものには、視覚障害者のためのユーザー補助対応ブラウザーでアクセスすることができます。ただし、ポートレットのコンテンツは動的に描画されるものの、コントロールについてはその限りではありません。
space の申し込みフォームに記入してください。
そのグループの管理者が、今回は参加リクエストを承認しなかったということです。
developerWorks spaces に関する質問は、developerWorks ディスカッション・フォーラムにお寄せください。developerWorks を初めて利用する方は、「developrWorks とは」のページを読んでください。
すべての space には、左下隅に「フィードバックの送信」リンクがあります。このリンクを使用すると、フィードバックが space の管理者に直接送信されます。
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