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一目瞭然!ホストのWeb化はこうすればできる

~デモで体験HATS/WDHT~

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レベル: 初級

玉村 亘, ソフトウェア事業, IBM

2006年 08月 09日
更新 2006年 09月 19日

Host Access Transformation ServicesというWeb化ツールを用いて、i5/OS(OS/400)上アプリケーションの黒画面をあざやかなWeb画面に変身させる過程を動画にてご覧頂けます。

1. はじめに

Webサーフィンにはブラウザー、受発注業務にはエミュレーター…使い分けるのは当たり前のことでしょうか?ホストアプリケーションのWeb化でビジネス・スタイルを変革してみませんか?
たとえば…

  • エミュレーターのない端末からホスト資産を活用できます。
  • インターフェースをブラウザーに統一でき、新入社員・中途入社の方々へのオペレーション教育コストを削減できます。
  • アプリケーションの見栄えや操作性、生産性が飛躍的に向上します。

ここでは、Host Access Transformation Services(HATS:※)というWeb化ツールを用いて、i5/OS(OS/400)上アプリケーションの黒画面をあざやかなWeb画面に変身させる過程を動画にてご覧頂けます。

※ Web化開発ツールとしてHATS Studioを使用しています。なお、System i(AS/400・iSeries・i5)のWeb化を行う実行環境であるHATS for iSeriesは、IBM WebFacing Deployment Tool with HATS Technology(WDHT)に統合されました。3270アプリケーションのWeb化実行環境はこれまで通りHATSという名称です。

1.1. HATSって何?という方へ

HATSの概要、Web化の仕組み、どのような機能があるか、といった情報はRational Developer Domain(RDD)内にありますので一度ご覧ください。

RDD - Enterprise Modernization

1.2. さて…

5250環境をWeb化できるのは分かった。
なんとなく簡単にできそうなのも分かった。
でも本当に簡単にできるの?実際に動かす画面を見てみたい!という方にぴったりのFlashデモをご用意しました。Web化に必要なすべての作業を動画にてご覧頂くことができます。

1.3. Flashの基本操作

ダウンロードして頂いたexeファイルを実行すると、デモが始まります。
画面下のプレーヤーバーにより、一時停止/再生などの操作が可能です。




また、キーボードによる操作も可能です。

Home開始画面へ
スペース一時停止/再開
前画面へ
次画面へ



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2. 動画デモのご紹介

では、これからエミュレーターの黒画面があざやかなWeb画面に変身していく過程をご覧頂きましょう。お手元に環境をお持ちの皆さまは、Flashを見ながら実際に作業を行って頂くと、更に理解が深まるのではないかと思います。

2.1. おなじみの操作(PCOMM)

まずは、エミュレーターとしてIBMパーソナル・コミュニケーションズ(PCOMM)を使用し、在庫照会を行うデモをご覧頂きましょう。普段エミュレーターをお使いの皆さまには説明は不要ですね。

PCOMMによるホストアクセス (1.18MB)

PCOMMでは以下の作業を行っています。

  • ホストへの接続定義
    • サイン・オン
  • 特定カテゴリーの在庫を照会
    • メイン・メニューより在庫照会
    • カテゴリーによる検索
    • カテゴリー"AA"を指定
  • 開始画面まで戻り、サイン・オフ

2.2. ここからが本題です(デフォルト変換)

それでは、さっそくこの在庫照会業務をWeb化してみましょう。
HATS Studioという開発ツールを用いた作業内容をご覧頂きます。

デフォルト変換によるWeb化 (1.62MB)

やっているのは、これだけです。デモは3分、実機で10分程度でしょうか。

  • HATS Studioを立ち上げて、HATSプロジェクトを作成します。
  • HATSプロジェクトをサーバーで実行し、稼動確認します。

HATSは、デフォルトの変換ルールに従って5250データストリームを自動変換しています。ホストに新しいアプリケーションを追加しても、HATSの変更作業はまったく必要ありません。

2.3. ちょっと見た目を変えてみましょう(個別画面カスタマイズ)

デフォルト変換しただけのアプリケーションを本番稼動するには抵抗があるかもしれません。自社のロゴが入ってない、品番の横に商品の画像を差し込みたい、決まりきった照会処理はボタン一発でできるようにしたい…。HATSのカスタマイズ機能を使えばさまざまなご要望にお答えできます。
まずは、メイン・メニューの選択肢になっている「URLリンク」を、「ボタン」に変えてみましょう。

メイン・メニュー画面のカスタマイズ (2.02MB)

作業内容は、以下のとおりです。

  • 変換したいエミュレーター画面を「撮影」します。
  • 「撮影」した画面を一意に判別するための情報(「メイン・メニュー」という文字列)を指定します。
  • どこを(選択肢の部分)どのように(ボタンに)変換したいのかを指定します。
  • サーバーで実行し、稼動確認します。

2.4. いちいちサイン・オンするの面倒なんですけど…(サイン・オン・マクロ)

全社員共通の誰が見ても構わない情報を表示するのに、毎度毎度ユーザーIDとパスワードを打ち込むのは大変ですよね。エミュレーターに慣れていると「それ」が当たり前かもしれません。でも一旦便利なWeb画面に慣れると「それ」が当たり前になって、まるでそろばんから電卓・表計算ソフトに乗り換えたときのように、前の環境には戻れなくなるものです。こうしてビジネス・スタイルを変革していくことができるのです。
「マクロ」を定義してサイン・オンを自動的に行わせてみます。

マクロを使用した自動サイン・オン (1.89MB)

デモのなかではこのようなことを行っています。

  • エミュレーターでサイン・オンの作業をマクロとして記録します。
    • その際、マクロの開始・終了画面を識別できるようにしておきます。
  • マクロが正しく動くかどうか、テストします。
  • 接続時にサイン・オン用マクロを実行するための設定を行います。
  • サーバーで実行し、稼動確認します。

2.5. 照会結果をまとめて見たい!(マクロ+ループ)

日々の業務で利用する在庫照会や得意先照会、結果が何十~何百行になることもありますね。24x80の制約があるエミュレーターを使えば当然、結果は複数画面に分かれます。
しかし、ブラウザーを使った照会処理をイメージしてみてください。結果は一画面にまとめて、スクロールして一覧表示したいとお考えの方も多いのではないでしょうか?
既にご紹介したマクロ機能をちょっと応用して、照会結果をまとめてみましょう。

複数画面をまとめて表示 (3.18MB)

以下、画面をまとめる手順のご紹介です。

  • メイン・メニューから在庫照会結果画面に移動し、全ての在庫照会結果を抽出し、メイン・メニューに戻るマクロを記録します。
  • 照会結果の抽出&次のページへ移動を繰り返し、最後のページからも照会結果を抽出します。
  • マクロが正しく動くかどうか、テストします。
  • マクロ実行用のボタンを配置します。
  • サーバーで実行し、稼動確認します。



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3. おわりに (補足)

お忙しいなか、お時間を割いてデモをご覧頂きましてありがとうございました。あとは、実際に皆さまがHATS/WDHTを使って「変革を実現する」ためのお仕事に邁進して頂けることを願っております。

また、よりよい記事作りのため、「こんなデモが見たい」「もっとここを変えればよくなるのでは?」といったコメントは大歓迎です。
ぜひ、ページ最下部の「記事の評価」欄に忌憚のないご意見をご入力の上、「送信」ボタンを押してください。よろしくお願いいたします。




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補足

デモ環境には、2006年7月現在利用可能な主要Fixを適用しています。

 名称・バージョン
Web化開発ツールHATS V6.0.4
ベース開発ツール(※1)RWD V6.0.1.1 interim Fix002
テストサーバー(※2)WAS V6.0.2.11 + WAS JDK V6.0.2.11

※1 HATS StudioはRWD(Rational Web Developer)やWDSc(WebSphere Development Studio Client for iSeries)といった開発ツールをベースとし、そこにプラグインする形で導入します。

※2 RWDは開発ツールでありながら、Webアプリケーションの実行に必要なテストサーバー(WAS:WebSphere Application Server)を内包しています。これによりi5/OS上にWASを立てていない状態でも、HATSで開発したWeb化アプリケーションを開発マシンのWindows上で実行し、ホストにつないで動作確認を行うことができます。

下記リンクより、最新FIXのダウンロードやシステム要件など、製品関連の情報を確認いただけます。

HATSサポート・トップページ (US)
WDHTサポート・トップページ (US)
RWDサポート・トップページ (US)
WDScサポート・トップページ (US)
WASサポート・トップページ (US)


参考文献



著者について

玉村 亘, ソフトウェア事業, 日本アイ・ビー・エム株式会社




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