この記事で学ぶ内容は以下のとおりです。
- PS3 の 組み込み Wi-Fi ネットワークを構成するための 4 つの主要な手順。これには、選択可能な Wi-Fi 暗号化オプション、暗号化を有効にする 2 つの簡単なステップ、そして Linux カーネルをアップグレードする方法が含まれます。
- 有線ネットワークと無線ネットワークを切り替える複雑な作業を簡易化するために必要な 16 のステップ
PlayStation 3 に組み込まれた Wi-Fi を構成するには、以下の 4 つの主要なステップがあります。
Wi-Fi を Linux で動作させるには、バージョン 1.6 以降の GameOS ファームウェアを実行する必要があります。GameOS で以下のステップを行って、実行しているファームウェアが最新バージョンであることを確実にしてください。
- 以下のステップに従って GameOS を再起動させます。
- Linux からログアウトします (タスク・バーの Yellow Dog アイコン)。
- Applications > Boot Game OS を選択します。
- ログイン・メニューから Shutdown をクリックします。
- PS3 の電源が切れたら、電源ボタンを押したままにして (約 5 秒間)、2 回目のビープ音が聞こえた時点でボタンを離します。
- System > System update の順に選択します。
- Update Via Internet を選択します。
- プロンプトに従って更新を完了させます。
- Settings > System Settings > Default System の順に選択してデフォルト OS をリセットします。
- OtherOS を選択します。
- X をクリックします。
- Start the other system now? というプロンプトが表示されたら、Yes を選択します。
カーネルがアップグレードされている場合は、「Linux® 環境で PS3 の Wi-Fi を起動する」までスキップしてください。そうでない場合は、次のセクションに進んでカーネルをアップグレードします。
ここに記載するカーネルのアップグレード情報は、YDL 5.0.x を使用している場合にのみ適用されます。YDL 6 を使用しているのであれば、カーネルをアップグレードする必要はありません。カーネルのアップグレードが不要な場合は、「Linux® 環境で PS3 の Wi-Fi を起動する」までスキップしてください。
この記事では、Linux カーネルをアップグレードするための 3 つの方法を説明します。
- 半自動でカーネルをアップグレードする方法。YDL 環境で、PS3 にインターネットへの LAN (イーサネット) 接続がある場合の方法です。
- 別途用意した PC と USB キーまたは CD-R を使用する方法。Linux 環境で PS3 がインターネットに接続しない場合の方法です。
- 手動でアップグレードする方法。Linux コマンドラインを十分に使いこなせる Linux 通のための方法です。
LAN 接続を使用した半自動プロセス
この方法を試す前に、次の 2 つの点に注意してください。
- このカーネル・アップグレードはベータ版ソフトウェアなので、本番環境には推奨されません。
- ここで使用するスクリプトは、kboot.conf を書き直します。その結果、システムが使いものにならなくなってしまう可能性があります。
半自動プロセスによってカーネルをアップグレードするには、以下のステップに従います。
- タスク・バーの Yellow Dog アイコンをクリックして端末ウィンドウを開きます。
- Applications > Accessories > Gnome Terminal を選択します。
- root 権限でアクセスするため、
su - [ENTER]と入力します。 - プロンプトが表示されたら、root のパスワードを入力します。
- 以下を入力して自動更新プログラムのスクリプトをダウンロードします。
wget http://www.terrasoftsolutions.com/support/solutions/ydl_5.0/ConfigWifiKernel.sh
プログレス・バーに続いてダウンロードの確認メッセージ、'ConfigWifiKernel.sh' saved [1089/1089]が表示されます。 -
chmod 700 ConfigWifiKernel.shと入力します。 -
./ConfigWifiKernel.shと入力してスクリプトを実行します。 -
rebootと入力してコンピューターを再起動します。
LAN 接続を使わずに別のコンピューターを使用する方法
今度は PS3 がインターネット接続せずに、YDL カーネルと kboot ブート・ローダーをアップグレードする手動プロセスを説明します。このプロセスを完了するには、ある程度の Linux コマンドラインの使用経験が必要です。
- 別途用意するコンピューターは、インターネット接続できる必要があります。
- このカーネル・アップグレードはベータ版ソフトウェアなので、本番環境には推奨されません。
この方法は、ダウンロード、転送、起動という 3 つのタスクからなります。
ダウンロード
新しいカーネルをダウンロードして USB キーに転送します。YDL 環境で PS3 の Wi-Fi をサポートするカーネルは、現在ベータ版のコードです。そのため、通常の yum 更新とは別の場所にダウンロードしなければなりません。PS3 はインターネットに接続できないことから、USB キーまたは CD を使って新規カーネルを PC から PS3 に転送することになります。以下のステップに従ってください。
- 次のファイルをダウンロードします (Save Target As または Save Link As を右クリックしてください)。
- ダウンロードした上記のファイルを USB キーに移すか、または CD に焼きます。
- USB キーまたは CD を PS3 に挿入します。
転送
新しいカーネルを USB キーから PS3 に転送します。以下のステップに従ってください。
- YDL Menu > Applications > Accessories > Gnome Terminal の順に選択します。
- コマンド・プロンプトが表示されたら、以下のコマンドを入力します。
su - [ENTER] cd /path/to/CDorUSBkey/ [ENTER] rpm -ivh kernel-2.6.23-9.ydl5.1.ppc64.rpm [ENTER]
通常、CD へのパスは /media/cdrom で、USB キーへのパスは /media/{USB キーの名前} です。 - root として端末に残り、起動手順を続けます。
起動
新しいカーネルを起動するには、kboot というファイルを変更する必要があります。このファイルは、/etc/kboot.conf に配置されています。以下のスクリプト (buildkboot.sh) によって、このプロセスは自動化されます。警告: このスクリプトは kboot.conf を完全に書き換えるため、慎重に使用してください。
- 現行の kboot.conf のバックアップ・コピーを作成するために、
cp /etc/kboot.conf /etc/kboot.conf.orgと入力します。 - 以下のコマンドを入力して、新規 kboot.conf を作成するスクリプトを実行します。
chmod 700 buildkboot.sh [ENTER] ./buildkboot.sh [ENTER]
- 端末を終了します。
- PS3 を再起動します。これで、次のステップに進めます。
手動によるアップグレード方法
3 つ目の方法として、YDL カーネルと kboot ブート・ローダーを手動でアップグレードするプロセスを説明します。前述のとおり、この方法は Linux コマンドラインの使用経験が豊富な中級から上級のユーザー向けです。このカーネル・アップグレードはベータ版ソフトウェアなので、本番環境での使用は推奨されません。
この方法は、更新、インストール、起動という 3 つのタスクからなります。
更新
YDL システムを更新します。YDL システムを管理するには、以下のプロセスを定期的に実行する必要があります。
- YDL Menu > Applications > System Tools > Software Management > Software Updater を選択します。
- すべての更新が選択された状態になっているはずです。そうでない場合は、更新をすべて選択してください。
- Apply Updates をクリックします。
- すべての更新がインストールされたら、Software Updater で Reboot Later を選択します。
インストール
新しいカーネルをインストールします。YDL で動作する PS3 の Wi-Fi をサポートするカーネルは、現在ベータ版です。そのため、通常の更新とは別の場所にダウンロードしなければなりません。
- YDL Menu > Applications > Accessories > Gnome Terminal の順に選択します。
- コマンド・プロンプトが表示されたら、以下のコマンドを実行します。
su - [ENTER] wget ftp://ftp.yellowdoglinux.com/pub/yellowdog/betas/kernel/kernel- 2.6.23-9.ydl5.1.ppc64.rpm [ENTER] rpm -ivh kernel-2.6.23-9.ydl5.1.ppc64.rpm [ENTER]
- root として端末に残り、起動手順を続けます。
起動
新しいカーネルを起動するには、/etc/kboot.conf に配置された kboot ファイルを変更する必要があります。コマンドライン・エディター (vi または nano など) を使用して手動で変更することも、このスクリプト (訳注: 原文では、このスクリプト (this script) が指しているスクリプトがどれのことであるかが不明瞭ですが、2 つ目の方法でダウンロードした buildkboot.sh のスクリプトをここでも適用できるようではあります) を使って新規 kboot.conf を作成することもできます。このスクリプトは、インストール済みカーネルをベースに作成されています。警告: このスクリプトは kboot.conf を完全に書き換えるため、慎重に使用してください。
- 現行の kboot.conf のバックアップ・コピーを作成するために、
cp /etc/kboot.conf /etc/kboot.conf.orgと入力します。 - 任意のエディターを使って kboot.conf を編集します。例えば、
nano /etc/kboot.conf [ENTER][ENTER] を実行します。 - 端末を終了します。
- PS3 を再起動します。これで、次のステップに進めます。
Linux 環境での PS3 の Wi-Fi では、eth0 (ネットワーク・デバイスの Linux ID ) を使用するように無線ネットワークを起動するために多少の作業が必要です。PS3 では有線接続も無線接続も使用できますが、残念ながら両方同時に使用することはできません。これは、他のすべてのオペレーティング・システム (この場合は Yellow Dog Linux) がハードウェアにアクセスするために通過するハイパーバイザーによる制約が理由となっています。
Wi-Fi を起動するには、以下のステップを実行します。
- ユーザーとして YDL にログインします。
- 有線ネットワークの接続ケーブルを抜きます。
- メイン・シェルフから Yellow Dog ロゴ (メニュー・ボタン) をクリックして、Applications > Applications > System Tools > System Config > Network を選択し、ネットワーク設定メニューを開きます。
- プロンプトが表示されたら、root のパスワードを入力します (セキュリティーのため)。
- Hardware タブをクリックします。
- Sony PS3 Ethernet Dev を選択します。
- Delete をクリックします。
- Yes をクリックして削除を確認します。
- もう一度 Yes をクリックして確認します。
無線接続設定を変更するには、以下のステップに従って事前に無線接続を設定するか、またはあらかじめ無線接続がサポートされる YDL 5 のバージョンがインストールされていなければなりません。無線接続を設定または変更するには、以下のステップに従います。
- Devices タブをクリックします。
- Deactivate をクリックします。
- New をクリックします。
- Wireless Connection を選択して、Forward をクリックします。
- Sony PS3 Ethernet Device (eth0) を選択して、Forward をクリックします。
- Auto モードに設定します。
- Network name: (SSID) に Specified: を選択します。
- 表示されたボックスに、アクセス・ポイントの SSID を入力します。この SSID は、アクセス・ポイントの管理設定を調べるとわかります。
- アクセス・ポイントが使用しているチャンネルを選択します。このチャンネルは、アクセス・ポイントの管理設定を調べるとわかります。注: 米国で合法的に使用できるチャンネルは 1 ~ 11 のみです。その他の制限については、現地の法律を調べてください。
- Transmit Rate を Auto に設定します。
- アクセス・ポイントが暗号化を使用しない場合は、Key というラベルが付いたボックスが空であることを確認してからステップ 15 に進みます。アクセス・ポイントが暗号化を使用する場合は次のステップを続けて、選択可能な暗号化のオプションを確認して、簡単なステップで暗号化を有効にしてください。
- 暗号化 (WEP や WPA など) が有効に設定されたアクセス・ポイントへのアクセスを許可するには、アクセス・ポイントの管理設定で暗号化キーを調べます。
- 64 ビットの WEP キーの例:
4a 9f 1f 98 f3 - 128 ビットの WEP キーの例:
4b bc 8e 20 e7 1d 24 e4 7f 5d 88 d0 2e - ユーザーが WPA-PSK および WPA2 を選択する場合、モデルによってキーが異なります。
- 64 ビットの WEP キーの例:
- Key に、
0xと 16 進のキーを入力します。- 64 ビットの場合は、例えば
0x4a9f1f98f3と入力します。 - 128 ビットの場合は、例えば
0x4bbc8e20e71d24e47f5d88d02eと入力します。 - 256 ビットについては、今の時点では不明です。
- 64 ビットの場合は、例えば
- OK をクリックします。
- Forward をクリックします。
- ネットワークが DHCP を使用して IP アドレスを配布している場合、または IP アドレスが不明な場合は、Automatically obtain IP address settings with DHCP を選択します。
- Forward > Forward > Apply > Activate > Yes > OK の順にクリックします。
- 接続が有効であるかどうかをテストします。
ハイパーバイザーによる制約、そして有効にするネットワーク接続を制御する難しさを考えると、無線接続と有線接続を切り替えるのは容易なことではありません。しかも、この両方を同時にオンライン状態にすることは不可能です。ここで説明する手順は、無線設定を構成する手順よりも専門的なものなので、Linux が動作する仕組みとコマンドラインの使用方法に関する専門知識が必要となります。自信のないステップがあったら、必ず経験豊富な Linux ユーザーに相談してください (編集者より: developerWorks Linux ゾーンの記事および Linux Forums も参考になるはずです)。
無線接続を有線接続に切り替えるには、以下のステップを実行します。
- メイン・シェルフから Yellow Dog ロゴ (メニュー・ボタン) をクリックして、Applications > Applications > System Tools > System Config > Network を選択し、ネットワーク設定メニューを開きます。
- Hardware タブで、Sony PS3 Ethernet Dev を削除します。
- ネットワーク設定マネージャーを終了します。Yes、OK を選択して終了を確認します。
- ターミナル・ウィンドウを開きます。
-
su - [ENTER]と入力します。 - プロンプトが表示されたら、root のパスワードを入力します。
-
rm /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0と入力します。 -
rm /etc/sysconfig/networking/devices/ifcfg-eth0と入力します。 -
service network restartと入力してネットワークを再起動します。 -
killall dhclientと入力します。 - スクラッチから
nano /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0を再ビルドします。不確かな場合は、nano /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 と入力し、以下のデフォルトを使用してファイルを編集してください。DEVICE=eth0 BOOTPROTO=dhcp ONBOOT=yes
- Ctrl キーを押したまま、X キーを押します。
- Y キーを押して変更をファイルに保存します。
- Enter キーを押して、そのファイル名に保存することを確認します。
-
cp /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 /etc/sysconfig/networking/devices/ifcfg-eth0と入力します。 -
service network restartと入力します。
これで、Yellow Dog Linux が再び有線ネットワークで実行中になっているはずです。
この記事では、Cell Broadband Engine(TM) ベースの Sony PlayStation 3 に組み込まれた Wi-Fi ネットワークを構成、暗号化する方法を説明しました。さらに、PS3 で有線ネットワークと無線ネットワークを切り替える方法として、16 の簡単なステップを紹介しました。
学ぶために
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RSS フィードを利用して、連載の今後の記事についての通知を受け取れるようにしてください (developerWorks コンテンツの RSS フィードについての詳細を調べてください)。
- この記事の原典は Terra Soft Solutions に掲載されています。以下についてのトピックを参照してください。
- 組み込みSony PS3 Wi-Fi の構成
- 組み込み Sony PS3 Wi-Fi の暗号化
- 無線ネットワーク接続への切り替え
- Linux カーネルのアップグレード: 自動アップグレード、LAN 接続を使用した場合
- Linux カーネルのアップグレード: LAN 接続を使用しない場合
- Linux カーネルのアップグレード: 手動アップグレード
-
Terra Soft Solutions にアクセスして、その名高い Yellow Dog Linux オペレーティング・システム関連の豊富な経験を調べてください。これは CentOS/RPM をベースとしたオペレーティング・システムで、IBM Cell/B.E. SDK をサポートします。
- この記事は非公式な連載、「パートナー」の記事です。
- この連載の最初の記事は、RapidMind Development Platform を取り上げた「Core partners, Part 1: Build high-performance apps for multicore processors」(developerWorks、2007 年 5 月) です。この開発プラットフォームは、マルチコア・プロセッサーを対象とした移植可能なハイパフォーマンス・アプリケーションを開発するための単純な単一ソースのメカニズムとなります。
- 連載 2 回目の記事は、「Using DDT to clean up Cell/B.E. app bugs」(developerWorks、2008 年 2 月) です。この記事では、Allinea Software の DDT (Distributed Debugging Tool) を使用して、単一の Cell/B.E. プロセッサー内および Cell/B.E. プロセッサーのクラスター全体にまたがる複数のスレッドを含め、完全な Cell/B.E. アプリケーションをデバッグする方法を説明しています。
- 連載 3 回目の記事は、「Transforming Gedae-built portable apps」(developerWorks、2008 年 4 月) です。この記事は Gedae で開発されたアプリケーションの移植可能性について調査したもので、で、その検討方法として、サンプル・アプリケーションを PC でのシミュレーションから DSP ボード (Mercury Computer System の AdapDev システム) での実動、さらにマルチコア Cell/B.E. システムでの実動に移す際に必要な作業を分析しています。
- 「PS3 を既製品から実験装置に、第 1 回: Sony PlayStation 3 から Linux 実験装置を構築する」(developerWorks、2007年5月) を読んで、Cell/B.E. をベースとした PS3 システムに備わった優れた柔軟性を確かめてください。
- Cell/B.E. プログラミングの詳細を学ぶには、developerWorks の以下の連載を読んでください。
- 「Cell BE プロセッサーでのハイパフォーマンス・アプリケーションのプログラミング」
- 「PS3 を既製品から実験装置に」
- 「The little broadband engine that could」
- IBM Semiconductor Solutions Technical Library の Cell Broadband Engine documentation セクションから、豊富なマニュアル、仕様などをダウンロードできます。
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developerWorks ニュースレターに登録すると、最新の開発者向けニュースと Cell/B.E. に関する最新情報を毎週メールで受け取れます。ニュースレターで Cell/B.E. 関連のニュースを受信するには、登録する際に Power Architecture® にチェック・マークを付けてください。
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developerWorks Linux ゾーンには、Linux 開発者用の資料が豊富に揃っています。
- 「Windows から Linux へのロードマップ」(developerWorks、2003年11月) を案内に、Windows 環境から Linux 環境への運用スキルの移行に取り掛かってください。この 9 回の連載では、「Linux で考える」方法から、共通コマンドおよびポイント・アンド・ポイントによる設定について、そしてファイルシステムとログの操作方法、ネットワークと復元ツールの使用方法、そして使用可能なソース・コードからパッケージをコンパイルする方法までを説明しています。
-
Linux の基礎と技術者認定試験準備チュートリアルでは、ありとあらゆる Linux 管理タスクをカバーしています。25 のチュートリアルを順に実行すれば、Linux の基本スキルを基礎から培うことができます。また、Linux Professional Institute の Linux システム管理者の認定の取得を目指している場合は、必要な試験用トピックに的を絞って学習することもできます。
- 「Linux ファイルシステムの徹底調査」(developerWorks、2007年10月) で、Linux がスイス・アーミー・ナイフのようなオペレーティング・システムと称される理由を学んでください。Linux がサポートするファイルシステムは、ジャーナリング・ファイルシステムからクラスター・ファイルシステム、さらには暗号化ファイルシステムに至るまで多数に及びます。そんな Linux は、標準ファイルシステムと非標準型ファイルシステムのどちらを使用するのにも素晴らしいプラットフォームであるだけでなく、ファイルシステムの開発プラットフォームとしてもうってつけです。この記事では、Linux カーネルの仮想ファイルシステム (VFS) について詳しく検討しています。
- 「Linux カーネルの徹底調査」(developerWorks、2007年6月) で、大規模で複雑なオペレーティング・システムのコアとなる Linux カーネルについて徹底的に調べてください。カーネルはその大きさのわりには、サブシステムおよび層構造に関してよく整理されています。この記事では、Linux カーネルの一般的な構造を調べ、主要なサブシステムとコア・インターフェースについて説明し、さらに深く掘り下げられるように関連する資料も記載しています。
- チュートリアル「Hacking the Linux 2.6 kernel, Part 1: Getting ready」(developerWorks、2005 年 7 月) で、システム要件と環境要件、Linux ソース・コードの最適な習得方法、新規カーネルを構成して起動する方法、そして起動中にメッセージを出力する方法を学んでください。
製品や技術を入手するために
-
Multicore Acceleration 3.0 向け IBM SDK のコピーを取得してください。また、Cell/B.E. 資料のライブラリーも調べてください。
- IBM developerWorks Cell Broadband Engine resource center は、Cell/B.E. に関する最も信頼できる情報源です。ここには、Cell/B.E. 関連の記事、ディスカッション・フォーラム、ダウンロードなどが満載されています。
- カスタム Cell/B.E. ベースまたはカスタム・プロセッサー・ベースのソリューションについては IBM にお問い合わせください。
議論するために
-
Cell Broadband Engine Architecture forum で、このプロセッサーの技術に関する疑問の答えを見つけてください。「Forum watch」ブログ・シリーズには、フォーラムからの興味深い問題とその答えが定期的に要約されて記載されます。
-
Cell Broadband Engine/Power Architecture ブログにアクセスして、Cell/B.E. やその他の Power Architecture 関連技術に関するニュース、ダウンロード、資料、イベント通知を参照してください。人気の高い「Forum watch」ブログ・シリーズ (Q&A 要約) と「FixIt」技術更新情報、それに Infobomb の技術要約も用意されています。
- x86 システムでの Linux 対応 IBM 試用版製品については、Linux tech support forum を参考にしてください。その他のリソースを探す際にも、このフォーラムをホストする developerWorks スタッフのシニア・プログラマー、Ian Shields がお手伝いします。