オープンソース・モデルの技術上の利点は何ですか。
オープンソース・モデルには、ユーザーが潜在的な共同開発者になり得るという技術上の利点があります。ソース・コードを容易に入手できるため、ユーザーがデバッグを補助することができ、そのためデバッグが早く終わり、またコードの強化を素早く進めることができます。「少し奨励するだけで、ユーザーは問題を診断して修正の助言をしてくれます。そのため、皆さんが誰の助けも借りずに行うよりも、はるかに速くコードを改善することができます。」(Eric Steven Raymond による The Cathedral and the Bazaar より。詳細は http://tuxedo.org/~esr/writings/cathedral-bazaar/ をご覧ください。)
会社 X が、CPL の下で最初に頒布されるコードとドキュメントを提供したとします。この場合、CPL の下で会社 X は初期コントリビューターであり、その最初のコードは、会社 X によるそのプログラムのコントリビューションとも、そのプログラムの初期コードとも呼ばれます。
会社 A が、そのプログラムを何も変更したり追加したりせずに再頒布したとします。CPL の下で、会社 A はコントリビューターと見なされます。
会社 A が、そのプログラムを変更したり追加したりしたとします。会社 A は後継コントリビューターであり、会社 A による変更や追加はコントリビューションであって、そのプログラムの一部となります。
会社 A が、そのプログラムと併せて頒布するためのソフトウェア・モジュールを作成し、そのモジュール独自の使用許諾契約の下で頒布するとします。このモジュールは、そのプログラムから派生したものではありません。そのソフトウェア・モジュールはコントリビューションとは見なされず、CPL の条項の対象にはなりません。
会社 B が、オープンソース・プロジェクトのサイトからそのプログラムをダウンロードしたとします。会社 B は受領者です。CPL の条項の下では、各コントリビューターは会社 B と他の受領者に対して、そのコントリビューターがそのプログラムに行ったコントリビューションに関する使用料不要のライセンスを付与します。
会社 C が、CPL ではなく Eclipse Public License の条項の下でそのプログラムを使用することを望んでいるとします。会社 C はオープンソース・プロジェクトのサイトからそのプログラムをダウンロードします。EPL は CPL の後継版であるとされているため、第 7 項の条項 (さらに、この使用許諾契約書の新しいバージョンが公開された後は、コントリビューターはそのプログラム (およびそのコントリビューターによるコントリビューション) を新しいバージョンのライセンスの下で頒布することもできる) を使用して、会社 C は容易に EPL に切り換えることができます。