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無償で商用データベースの品質やパフォーマンスを手に入れたくありませんか?SQL標準に準拠したオープンで堅牢なデータベースは?無償とはいえ、データベースのサイズや数に制限があっては困りますよね?もしこれらの質問への答えがYesなら、DB2 Express-C はあなたのためのものです。
DB2 Express-Cポータル・サイト: 日本 ワールドワイド(US)
DB2 Express-C とは何ですか?
DB2 Express-C は DB2 Universal Database ファミリーの一員です。DB2 Express-C は「開発者やパートナー・コミュニティのための DB2 Express」とも言えます。無償で、たった数十分のうちに導入して使い始められ、オートノミック機能によりメンテナンスやチューニングも楽です。更にXMLDBの機能も搭載されています。DB2 Express-C は本番でサーバーとしての利用も可能な本格的なデータベースです。
DB2 Express-C は DB2 Universal Database Express Edition (DB2 Express) と、どこが違うのですか?
無償版 DB2 Express-C と商用版 DB2 Express は DB のコア・エンジンはまったく同じものですので、DB2 の柔軟で堅牢な機能の殆どをご利用いただけます。最大の違いは、DB2 Express-C は無償版ですので、IBM のパスポート・アドバンテージによる保守サポートは活用いただけない点でしょう。
商用版の DB2 Express は有償の 24 時間× 7 日の保守サポートと無償のオンライン・コミュニティ・フォーラムのサポートが受けられますが、DB2 Express-C のサポートは無償のオンライン・コミュニティ・フォーラムのみになります。
他にも以下のような点での違いがありますが、後述します。
- ライセンスと制約事項
- 価格
- パスポート・アドバンテージによる保守サポート
- オプション機能
- 高可用性構成
DB2 Express-C はどういう人が使うのに向いているのですか?
DB2 Express-C により、デベロッパーや一般の利用者は堅牢な DB2 データ・サーバーを容易に利用できるようになります。DB2 Express-C のライセンスは無償ですので、従来はオープンソースのデータベースを利用してきたデベロッパーや、中堅・中小企業、ビジネス・パート ナー、アカデミック・コミュニティなどに最適な選択肢と言えます。柔軟で低コスト、にもかかわらず高付加価値な DB2 Express-C は「インフォメーション・オン・デマンド」時代のアプリケーションを支える確かな基盤をご提供します。
DB2 Express-C では XMLDB の機能は使えますか?
はい。使えます。DB2 9 からは、従来のリレーショナル・データベース以外に XMLDB の機能も搭載されています。商用版の DB2 Express では XMLDB を使うためには別途、有償の pureXML Feature を購入頂く必要がありますが、Express-C には無償で標準添付しています。また、次項でご説明する 12 ヶ月期限付きサーバー・ライセンス (FTL) でも標準添付です。Express-C は「XMLDB を勉強したい」「興味があるのでちょっと使ってみたい」という方にも最適の選択肢かと存じます。
無償版の DB2 Express-C でも、別途保守サポートを購入することができると聞きましたが?
はい。無償版の DB2 Express-C では保守サポートにご不安なお客様向けに、年間サブスクリプション形式で保守サポートをご購入頂ける 12 ヶ月期限付きサーバー・ライセンス (FTL=Fixed Term License) も提供されています。従って、無償版 DB2 Express-C で保守サポートを入手する方法は、
- 12 ヶ月期限付きサーバー・ライセンス (FTL) を購入する
- 商用版 DB2 Express を購入する
の 2 通りの方法があります。FTL の発表レターはこちらです。
DB2 Express-C のライセンスはどのようになっていますか?
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DB2 Express-C |
DB2 Express-C + FTL |
DB2 Express |
| 価格 |
無償 |
有償 |
有償 |
| ライセンス購入単位 |
n/a |
サーバー(OS毎) |
バリュー・ユニット単位または許可ユーザー単位 |
| ライセンス購入方式 |
n/a |
年間サブスクリプション(1年間) |
初年度ライセンス+2年目以降保守 |
| プラットフォーム |
Windows, Linux |
Windows, Linux |
Windows, Linux,Solaris(x86) |
| 64ビット版 |
あり |
あり |
あり |
DB2 Express-C には本番での利用を妨げるような何かの制限がありますか? 例えば、作成できるインスタンスの数や、データベースのサイズなどに制限はあるのですか?
他の商用データベースの無償版とは違って、DB2 Express-C には本番利用を妨げるような人為的な制約事項は殆ど含まれていません。データベースのサイズに上限はありませんし、1 台のサーバーに作成してよいインスタンスやデータベースの数に制限もありません。利用するユーザー数の制限もありません。とはいえ、いくつかの制約事項がありますので下記にまとめます。
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DB2 Express-C |
DB2 Express-C + FTL |
DB2 Express |
| 導入可能なマシンのCPUコア数の上限 |
上限なし |
上限なし |
200VU |
| 実際にDB2が使用するCPUコア数 |
2コアまで利用 |
4コアまで利用 |
200VUまで利用 |
| 導入可能なマシンの物理メモリの上限 |
上限なし |
上限なし |
上限なし |
| 実際にDB2が使用する仮想メモリー量 |
最大2GB |
最大4GB |
最大4GB |
| データベースのディスク・サイズ |
上限なし |
上限なし |
上限なし |
| 接続可能なユーザー数 |
上限なし |
上限なし |
上限なし |
| 作成可能なインスタンス数やDB数 |
上限なし |
上限なし |
上限なし |
V9.1 までの無償版 Express-C には「導入するマシンの CPU コア数 4 まで、物理メモリ 4 GBまで」との物理的な構成に対する上限があり、これを超える構成のマシンへの導入は許可されていませんでした。DB2 V9.5 の Express-C および Express-C+FTL ではこの制約が緩和され、物理的な構成面での上限が無くなりました。DB2 Express-C および Express-C+FTL は CPU 8 コアのマシンにも導入できますし、物理メモリを 16 GB搭載したマシンにも導入できます。(商用版の DB2 Express では最新版の V9.5 でも 200VU 以上のマシンには導入できない点にご注意ください。) ただし、「実際に DB2 が使用するリソースの量」に上限が加わりました。何コアを搭載していようと、無償版 Express-C では 2 コア分、Express-C+FTL では 4 コア分までしか CPU を使いません。同様に、物理メモリが何 GB 搭載されていようと、DB2 インスタンスは無償版 Express-C では 2GB まで、Express-C+FTL では 4GB までしか仮想メモリを使いません。この制約は DB2 により自動的に適用されます。
DB2 Express-C は ISV パッケージなどのサード・パーティの製品と一緒に再配布できますか?
はい。DB2 Express-Cは簡単な申請手続きをするだけで再配布できます。詳しくはこちらの「ビジネス・パートナー向け情報」をご覧下さい。
DB2 Express-C で使用できる無償の開発環境はありますか?
はい。DB2 の開発環境は従来、商用版の製品にバンドルされていましたが、V9 以降、どなたでも無償で開発にご利用いただける IBM Data Studio を広くご提供する方式に変更されました。IBM Data Studio はオープンな開発環境である Eclipse 上に構築されており、オープン系の DB2 のみならずメインフレームや System i 上の DB2、更には Informix までサポートしています。さらに、IBM Data Studio を使用すると DB2 のテーブルやストアド・プロシージャーをコーディングなしで SOAP や REST 型の Web サービスとして公開することができ、Web2.0 との親和性も高まっています。この IBM Data Studio は Express-C と共にご利用いただくことができます。IBM Data Studio のダウンロードや使用方法はこちらの記事が参考になります。
DB2 Express-C のデベロッパーにとってのメリットは何ですか?
DB2 Express-C を使用すれば、アプリケーション開発者は無償でデータベース・アプリケーションを開発し、本番へ配備することができます。他の DB2 サーバー・ファミリー製品と同様に、DB2 Express-C は C/C++、Java、.Net、PHP などの主要な言語をサポートしています。更に DB2 Express-C は IBM DataStudio, Microsoft tm Visual Studio、IBM Rational Application Developer、Eclipse、Zend Studio などの主要な統合開発環境をサポートしています。DB2 Express-C はオープンな SQL スタンダードに準拠していますので、作成したアプリケーションは全ての DB2 サーバー・ファミリーで稼動させることができます。
DB2 Express-C のアカデミック・コミュニティにとってのメリットは何ですか?
DB2 Express-C を使用すれば、先生方や学生の皆さんは学びやすく使いやすいデータベースを無償で簡単に手に入れることができます。DB2 Express-C はリレーショナルや XML データの学習に最適です。IBM アカデミック・イニシアチブへの加入で入手されたソフトウエア群と異なり、DB2 Express-C の適用範囲は教室内に留まりません。先生方や学生の皆さんは無償のオンライン・コミュニティ・フォーラムをご活用いただけます。IBM アカデミック・イニシアチブに関してはこちらをご覧下さい。
DB2 Express-C はどこから入手できますか?
DB2 Express-Cはこちらからダウンロード頂けます。日本語での詳しい手順はこちらの導入手順書をご参照下さい。
DB2 Express-C はどのような開発言語や API をサポートしているのですか?
DB2 Express-C は既存の DB2 アプリケーション資産を生かしつつ、SOA(サービス志向アーキテクチャー)テクノロジーや SQL、XML、 Java、.Net などのオープン・スタンダードやデファクト・スタンダードをサポートします。更に、オープンソースで人気のある PHP、Pearl、 Python、Ruby 等もご利用頂けます。DB2 Express-C で開発したアプリケーションは、商用 DB2 ファミリー製品の持つ先進的なテクノロジーをご活用頂けます。
DB2 Express-C のサポートはどのように受けられますか?
DB2 のエキスパート・チームによって運営・管理されている無償のオンライン・コミュニティ・フォーラム (US) をご利用頂けます。DB2 Express-C では有償の保守サポートはご利用頂けません。DB2 の本番で 24×7 の保守サポートが必要な場合は、12 ヶ月期限付きサーバー・ライセンス (FTL)、DB2 Express、Workgroup、Enterprise のいずれかのライセンスをご購入ください。
DB2 Express-C で高可用性構成を組むことはできますか?
できません。無償版の DB2 Express-C は単独での使用を前提としており、高可用性構成を組むことは認められていません。高可用性構成とは、ログ・シッピング、クラスタリング・ソフトウエアを使用したホットスタンバイ構成、レプリケーション、HADR (High Availability Disaster Recovery) などを含みます。高可用性構成が必要な場合は Express-C + FTL または商用版 DB2 Express などの利用をご検討ください。下記にこれらの相違点をまとめます。
| |
DB2 Express-C |
DB2 Express-C + FTL |
DB2 Express |
| 高可用性 |
不可 |
可 |
可 |
| ログ・シッピング |
不可 |
可 |
可 |
| レプリケーション |
不可 |
可 |
可 |
| クラスタリング構成 |
不可 |
可 |
可 |
| HADR |
不可 |
可(FTLに含む) |
可(有償のHigh Availability Feature購入) |
DB2 Express-C で利用可能なフィーチャーを教えてください
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DB2 Express-C |
DB2 Express-C + FTL |
DB2 Express |
| NetSearch Extender(DBの全文検索) |
無償で利用可能 |
無償で利用可能 |
無償で利用可能 |
| Spacial Extender(地理情報) |
無償で利用可能 |
無償で利用可能 |
無償で利用可能 |
| PureXML |
標準添付 |
標準添付 |
有償オプションで可 |
| High Availability(HADR他) |
不可 |
標準添付 |
有償オプションで可 |
| Homogeneous Federation(連合DB) |
不可 |
不可 |
有償オプションで可 |
Express-C + FTL は pureXML と HADR を標準添付していますが、商用 DB2 Express で購入可能なオプション(例えば Homogenous Federation Feature)を別途ご購入いただくことはできません。
DB2 Express-C から FTL や商用版 Express への移行はどのように行うのですか?
上位版への移行は、各々のライセンス・ファイルを Express-C に登録するだけで完了です。製品の再導入やデータベースの作り直しの必要はございません。
もし 2 コアまでの DB2 Express-C では処理能力が不足してきた場合、どのように能力を拡張できますか?
リソース面で 2 コア/ 2GB では不足な場合、12 ヶ月期限付きサーバー・ライセンス (FTL) を購入いただくことで 4 コア/ 4GB まで拡張できます。DB2 Express-C 向けに作成されたアプリケーションは、そのまま上位の DB2 ファミリー製品(DB2 Express、Workgroup、Enterprise)および 12 ヶ月期限付きサーバー・ライセンス (FTL) 上で稼動させることができます。DB2 Express-C の能力では足りない場合でも、上位版への移行のためにプログラム・コードを変更する必要はありません。アプリケーションの観点では DB2 Express への移行は非常に容易です。
DB2 Express-C は常に最新の DB2 のバージョンと同期を取って提供されるのですか?
確実な保証はありませんが、過去、DB2 の新しい版のリリースが行われる都度、最新版相当の Express-C をご提供してきています。2008/5 現在の最新版である V9.5 においても、商用版の出荷と無償版の Express-C の出荷はほぼ同じタイミングでした。
DB2 Express-C には修正モジュール(FixPak)は提供されるのですか?
DB2 Express-C の導入イメージは適切なタイミングで FixPack を適用済のものに更新されています。従って、DB2 Express-C 本体の導入→FixPackの適用という手順を踏む必要はありませんので、手間がかかりません。逆に、DB2 Express-C 向けの単独の FixPack はご提供しておりませんし、商用版の FixPack を適用することもできません。何らかの問題により FixPack を適用する必要が出た場合は Express-C + FTL や 商用版 Express のライセンスを取得いただくことで適用が可能になります。
DB2 Express-C では昔のバージョンは提供されますか?
いいえ。DB2 Express-C は常に最新のバージョンのみを配布しており、過去のバージョンの配布は行っておりません。何らかの理由で特定のバージョンの DB2 Express-C を長期間使用したい場合には、ダウンロードした導入イメージをご自分で保存しておかれることをお勧めいたします。
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