Lotus Notes と Domino Designer 7.0 の新機能

Lotus Notes と Domino Designer 7.0 の新機能

この記事では、Lotus Notes と Domino Designer 7.0 に導入された新機能について説明します。私たちが Lotus Notes Client、Domino Designer、Domino Web Access、および Domino Access for Microsoft Outlook をどのように拡張し、進化させたのかをお読みください。

Dick McCarrick, Content Developer, IBM

Dick McCarrick is a content developer for developerWorks: Lotus. Previously he was a member of the Domino/Notes Documentation team for over 11 years, playing a variety of roles in documenting many major components of Domino and Notes. He also wrote the occasional article for Iris Today (including Ask Professor INI) before joining the Notes.net/Lotus Developer Domain team permanently in 2002. In his spare time, Dick's leisure activities include running, fishing, woodworking, and reading about the natural sciences. An avid astronomer, he's former director of the Bridgewater (Mass.) State College Observatory. Dick lives in Vermont.



2005年 8月 30日

ビジネスソフトウェアの歴史の中で、Lotus Notes/Domino は最も成功したソフトウェアの 1 つであることに異論はありません。1989年後半に Notes 1.0 が登場して以来、何百万ものユーザーが、チームの成功のために必要不可欠なコラボレーションと情報共有用の重要なツールとして Lotus Notes/Domino を信頼してきました。そして今日では、Lotus Notes/Domino は業界で最も重要で影響力のある製品として評価されています。多くの企業は、Notes/Domino なくしては、現在のような効率と生産性を得られないだろうと認識しています。

Lotus Notes/Domino のユーザーは、新しいリリースが発表されるたびに、常に大きな関心と期待を寄せてきました。Lotus Notes/Domino 7.0 の登場は、このような多くの人々への朗報といえます。アプリケーション開発者は、Web サービスホスティングなどの Domino Designer の新機能を歓迎するでしょう。また、Lotus Notes 7.0 のユーザーは、カレンダーとスケジュールの改善、アーカイブの改良、Lotus Sametime とのより緊密な統合、および生産性と使いやすさを高める目的で設計されたさまざまな新機能を活用できます。さらに、Lotus Notes/Domino 7.0 では、Domino Web Access と Domino Access for Microsoft Outlook にも機能強化が行なわれています。

この記事では Lotus Notes、Domino Designer、Domino Web Access、および Domino Access for Microsoft Outlook のリリース 7.0 で利用できる主な新機能を取り上げ、その概要を解説します (Domino 7.0 Server の新機能については、別の記事に書かれています)。Lotus Notes/Domino の使用経験があると、この記事で使用される用語や概念を理解するために役立ちます。Lotus Notes/Domino を初めて使用する方は、最初に記事『The History of Notes and Domino』をお読みになることをお勧めします。

Lotus Notes 7.0 の新機能

Lotus Notes 7.0 は、カレンダーとスケジュールに関するいくつかの新機能を提供し、Lotus Sametime とのより緊密な統合をもたらします。メール、デスクトップ、相互運用性などの機能エリアも強化されています。クライアントの新機能の詳細については、『Lotus Notes/Domino 7.0 リリース情報』を参照してください。

カレンダーとスケジュール

Lotus Notes 7.0 のカレンダーとスケジュール (C&S) には、カレンダーを迅速かつ容易にメンテナンスする新しい [カレンダークリーンアップ] アクションが追加されています。この機能を使用するには、[ツール] メニューを開き、[カレンダークリーンアップ] オプションを選択します。[カレンダークリーンアップ] ダイアログボックスが表示されます。

図 1. [カレンダークリーンアップ] ダイアログボックス
[カレンダークリーンアップ] ダイアログボックス

図からもわかるように、[カレンダークリーンアップ] を使用すると、作成日や最終変更日に基づいてエントリを削除できます。また、削除するエントリの種類 (カレンダーまたはタスク) を選択できます。

会議を開催するときは、オンライン会議に参加できるユーザーを招集者だけに限定し、オンライン会議用のパスワードを配布できます。また、[会議] ビューは [すべてのスケジュール] ビューに名前が変更され、新しいビューが追加されると共に、使いやすさが向上しています。

会議室とリソースの管理もサポートが強化されています。たとえば、優先するサイトや優先する会議室/リソースを指定しておき、会議のスケジュールを設定する際に使用できます。会議のスケジュールを設定するとき、どの会議室またはリソースが制限されているかを確認できます。会議室予約のワークフローが更新され、予約の重複が防止されるようになりました。つまり、会議室予約データベースで直接予約した会議室またはリソースも、カレンダーとスケジュール機能を介して予約した場合と同様の処理が行なわれます (会議室予約の改良点については、後で詳しく説明します)。

サーバーでは、RnRMgr と呼ばれる新しい Domino タスクが、会議室/リソースのイベントを扱うようになりました。会議室およびリソースの要求は、このタスクによってのみ決定されるので、重複が防止されます (詳細については、developerWorks の Lotus 記事『Lotus Notes/Domino 7 の会議室予約の設計』を参照してください)。

会議を作成するとき、既存の会議と日程が競合する場合でも、新しい会議をカレンダーに登録できるようになりました。また、コメント付きで会議招集に返答するときに C&S のワークフローをキャンセルしたり、カレンダーのミニビューを展開/省略することができます。カレンダーの管理者は、管理しているメールファイルでメッセージのフォローアップを指定できます。また、転送したメールの保存先を指定するよう求められます。システム管理者は、どれぐらい先までの予約を受け付けるかを決めることができます。また、会議がキャンセルされたときに会議室/リソースを解放するために、特定の会議室/リソースを予約した議長に自動的に確認通知が送信されるよう設定できます。さらに、iCalendar を通して会議招集を送信するときに、[説明] フィールドに埋め込まれたグラフィックが表示されるようになりました。

Lotus Sametime インテグレーション

Lotus Notes 7.0 では、Lotus Sametime に基づく在席確認機能が強化されています。在席確認を使用すると、文書やビューにユーザー名が表示され、そのユーザーがオンラインであるかどうかを判断できます (地球のアイコンで表示されます)。オンラインの場合は、ユーザー名をクリックしてチャットセッションを開始できます。在席確認は、カレンダーとスケジュールのビュー、チームルーム、ディスカッション、タスク文書、個人アドレス帳、会議室予約テンプレート、および Domino ディレクトリにも追加されています。

Sametime インテグレーションのサポートを強化するために、Notes Instant Messaging のチャットウィンドウが個別のスレッドで開かれるようになりました (Notes Client がブロックされているときでも、これらのウィンドウはブロックされません)。Notes Instant Messaging コンタクトリストに、3 つの新しいオプション [オンライン中のユーザーのみ表示]、[ショートネームの表示]、[リストをソートして表示] が追加されました。また、リストを Windows のタスクバーに最小化できます。

Instant Messaging のプリファレンスで、新しいインスタントメッセージまたは開催通知を受け取ったときのオプションとして、[メッセージウィンドウを前面に表示]、[メッセージウィンドウを明滅]、[通知音] という 3 つの新規オプションがサポートされます。Notes Instant Messaging ミーティングでは、画面共有、ホワイトボード、オーディオ、ビデオなどの機能がサポートされます。また、Notes URL をチャットウィンドウに貼り付けることができます。ツールバーには、画面共有、ホワイトボード、オーディオとビデオによるインスタントミーティングのアイコンが表示されます。さらに、Sametime チャットセッションを Notes メールデータベースに保存できるようになりました。

メール
Notes 7.0 メールにはいくつかの新機能が追加されています。たとえば、Notes にはクイックフォローアップ機能があります。この機能を使用すると、1 つ以上のメールメッセージを選択し、[フォローアップ] ダイアログボックスを表示せずに、フォローアップのマークを付けることができます。[メールプリファレンス] ダイアログボックスのタブで、フォローアップの値のデフォルトを指定できます。フォローアップアクションが、マウスの右クリックメニューから使用できるようになりました。[フォローアップ] ビューにメッセージをドラッグアンドドロップすることで、[フォローアップ] ダイアログボックスを表示できます。また、[フォローアップ] アクションドロップダウンダイアログボックスに、[新規フォローアップメール] と呼ばれる新しいオプションが追加されています(Lotus Domino Web Access 7.0のみ)。このオプションを使用すると、フォローアップアイテムをすばやく作成できます。さらに、メールファイルに [編集者] のアクセス権を持つユーザーでも、フォローアップ機能を使用できます (Lotus Notes 6 では、フォローアップのインターフェースはメールファイルの所有者以外には表示されませんでした)。

Lotus Notes 7.0 では、メールルール機能で [処理を中止] アクションとスパム用のブラックリスト/ホワイトリストがサポートされます。この他の機能強化として、メールの [件名] を入力しないと、次のような警告が表示されます。

図 2. 件名がないときの警告
件名がないときの警告

受信したメールが、デジタル署名されているか、暗号化されているか、またはその両方であるかを示す新しいアイコンがステータスバーに表示されます。

図 3. メールのセキュリティ用のステータスバーアイコン
メールのセキュリティ用のステータスバーアイコン

Lotus Notes 7.0 では、メールスレッドが管理しやすくなっています。たとえば、[ディスカッション形式] ビューでメールスレッドを見ることができます。また、[メールプリファレンス] の新規オプションを使用すると、一番下のペインでメールを読んでいるときにメールスレッドを表示できます。メールプリファレンスはポリシーを使用して設定できるので、システム管理者は同じ設定のセットをすべてのユーザーに配布できます。システム管理者は、エンドユーザーがプリファレンスを変更できないように、これらのプリファレンスをロックダウンすることができます。

受信ボックスおよび他のメールビューにおいて、件名でソートすることができます。メールのアーカイブも強化されています。また、メールを受け取ったときに、自分自身が唯一の受信者であるか、[宛先] または [CC] フィールドで指定された複数の受信者のうちの一人であるかを示すビューレベルのアイコンを受信ボックスに表示できるようになりました。

デスクトップ

Notes 7.0 の [ファイル] メニューに、新規オプションの [すべての開いているウィンドウタブを閉じる] が追加されました。このオプションを使用すると、開かれているすべてのウィンドウをすばやく閉じられます。この機能は、現在のウィンドウで開かれているウィンドウタブにのみ作用します。たとえば、1 つの Notes ウィンドウと、複数のフォームが開かれた Domino Designer ウィンドウが表示されているものとします。Domino Designer で [すべての開いているウィンドウタブを閉じる] を選択すると、すべてのフォームが閉じられますが、Domino Designer ウィンドウ自体は表示されたままです。また、Lotus Notes で開かれているタブも影響を受けません。

Welcome ページウィザードで、フレーム、個人ページ、またはマイワークを持つ Welcome ページを作成できます。

図 4. Welcome ページウィザード
Welcome ページウィザード

マイワークは Welcome ページウィザードに組み込まれたため、複数のマイワークを作成できます。

Microsoft Office との相互運用性

Microsoft Office XP のスマートタグ機能を介して Notes メールにアクセスできるようになりました (スマートタグは、ユーザー名などの特定のテキストを認識し、それに関連する機能とコマンドを提供します)。スマートタグの詳細については、『Lotus Notes/Domino 7.0 のスマートタグを使用する』を参照してください。

テンプレート

前述のように、在席確認がメール、チームルーム、ディスカッションの各テンプレートや Domino ディレクトリ、会議室予約テンプレート、個人アドレス帳に組み込まれています。また、チームルームとディスカッションのテンプレート、会議室予約、文書ライブラリが Mozilla ブラウザをサポートするようになりました。

Notes の他の機能強化

前のセクションで説明した機能に加え、Notes 7.0 Client では次の機能強化も行なわれています。

  • 使いやすくなった会議室予約 (簡単なフォームで予約を作成できるとともに、予約を転送する機能が追加されました)
  • アーカイブの改良
  • [会議] ビューの機能強化
  • 更新が必要なビューが開かれているときの待機時間の削減
  • アクセシビリティの強化 (表内の行と列のヘッダーを指定できるため、スクリーンリーダーアプリケーションで表の内容をより明確に識別できます)
  • Notes アプリケーションプラグイン (このアプリケーションは、IBM Workplace Managed Client と共に機能します。詳細については、『Lotus Notes/Domino 7.0 リリース情報』を参照してください)
  • シャットダウン時に開かれているウィンドウを記憶する機能 (たとえば、Notes をシャットダウンするときに 3 つのウィンドウが開かれていると、Notes を再起動したときにこの 3つのウィンドウが自動的に開かれます)
  • 選択した文書の自動保存オプション (詳細については、developerWorks の Lotus 記事『Lotus Notes/Domino 7 の自動保存のすべて』を参照してください)

Lotus Domino Designer 7.0 の新機能

Lotus Domino Designer 7.0 では、Web 標準とのより緊密な統合、IBM テクノロジーとの相互運用性の強化、使いやすさの向上というテーマに基づいて、新機能が追加されています。たとえば、Domino Designer のインターフェースで設計リストが改良され、情報がより明確に表示されるとともに、リスト内の要素を直接編集できるようになりました。

図 5. 設計リスト
設計リスト

また、ユーザーからのフィードバックに基づいて、ユーザビリティに関するいくつかの機能が Domino Designer のインターフェースに追加されています。たとえば、[コメント] 列がソート可能になり、サイズ変更できるすべての列の幅が保存されます。また、設計リストで、名前、別名、およびコメントを直接設定できます。さらに、右クリックメニューにビューのアクションを追加できます。

Domino Designer には、LotusScript デバッガの状態を切り替える新しいツールバーアイコンがあります。このツールバーアイコンは、デバッガがオンまたはオフのどちらの状態かを示します。

DB2 ビュー

別の記事でも解説したように、Lotus Domino 7.0 はデータストアとして DB2 をサポートします。これに適合するために、DB2 対応データベース用に、DB2 Access ビューと DB2 Query ビューという 2 つの新しいタイプのビューが Domino Designer に追加されています。DB2 Access ビューは、データをどのように分類するのかを定義し、DB2 の機能を活用できるようにします。このビューは、NSF ファイル内のノート (note) の共通セットを識別します。得られた情報は、DB2 によって使用されます。たとえば、文書の作成に使用された Notes フォームに基づいて、DB2 で文書を分類することができます。DB2 Access ビューを使用すると、SQL によって直接データを利用できます。サードパーティ製のアプリケーションは、Open Database Connectivity (ODBC) を使用することにより、データを読むことができます。

DB2 Query ビューは、NSF ファイル内の文書を選択するビューの式の代わりに SQL クエリーを使用してデータを生成します。Query ビューでは、非 Domino コンテンツにアクセスできます。Query ビューは、複数の DB2 表およびビューからのデータを結合できます。このため、2 つの DB2 Access ビューを結合することにより、2 つの NSF ファイルからのデータを間接的に結合することが可能です。

DB2 のサポートをより高める機能として、フォーム単位またはデータベース単位でリレーショナルにアクセスできるフィールドを定義できます。

メモ: Domino 7.0 の最初のリリースでは、DB2 統合機能はテストおよび評価の目的で提供されるものであり、実働または開発用ではありません。DB2 統合機能の完全なサポートは、Domino 7 の次回のリリースで行なわれる予定です。詳細については、『Lotus Notes/Domino 7.0 リリース情報』を参照してください。また、DB2 features for Domino 7 trial program(※現在リンク切れ中)に参加することもできます。 :

Web サービス設計要素

Domino Designer 7.0 には、Web サービスの機能を維持することができる新しい設計要素が導入されました。この設計要素 (内部的には、エージェントとして NSF ファイルに保存されます) には、一般的に Web サービスに必要とされるすべての属性が含まれています。コードは、空のサービス実装クラスと複雑なユーザー定義型を扱うサービスサポートクラスで構成されます。詳細については、記事『Lotus Notes/Domino 7 Webサービス』を参照してください。

プログラミング機能

Domino Designer 7.0 では、プログラミング機能も強化されています。これには、次に示す新しい関数、プロパティ、およびメソッドが含まれます。

  • NotesDatabase.GetModifiedDocuments (LotusScript) と Database.getModifiedDocuments (Java)これらのメソッドは、変更された文書のリストを取得します。
  • NotesAdministrationProcess.ApproveHostedOrgStorageDeletion (LotusScript) と AdministrationProcess.approveHostedOrgStorageDeletion (Java) これらは、ホステッドオーガニゼーションストレージを削除する承認メソッドです。
  • NotesDocumentCollection.UntilTime (LotusScript) と DocumentCollection.getUntilTime (Java)、NotesDOMDocumentNode.CreateAttributeNodeNS、CreateElementNodeNS、GetElementsByTagNameNS (LotusScript)、NotesDOMElementNode.GetAttributeNodeNS、GetAttributeNodeNS、GetElementsByTagNameNS、RemoveAttributeNS、SetAttributeNodeNS、SetAttributeNS (LotusScript) NotesDocumentCollection.UntilTime (LotusScript) と DocumentCollection.getUntilTime (Java)
  • NotesDocumentCollection.UntilTime (LotusScript) と DocumentCollection.getUntilTime (Java) これらのメソッドは、AdministrationProcess クラスに追加されました。
  • @IsEmbeddedInsideWCT この関数は、Notes が Workplace Client Technology リッチクライアントに埋め込まれて実行されているかどうかを判断します。
  • @DbBuildVersion この関数は、データベースのサーバーのバージョンを識別します。
  • @GetDB2Schema と @IsDB2 これらの関数は、Lotus Notes/DB2 統合を強化する目的で設計されています。

新しい式関数 @PolicyFieldLocked とコマンド @Command([DiscoverFolders]) も追加されています。Web サービス (プロバイダエンティティ) は、LotusScript または Java 設計要素として作成し、Domino Server を介してアクセスできます。さらに、Java および LotusScript エージェントと Web サービス用のパフォーマンスプロファイラが追加され、新しいバージョンの XML パーサーの統合が追加されています。

Java

Domino Designer 7.0 は、Java デバッガも含めて JVM 1.4.2 をサポートします。このサポートにより、エージェント、Web サービス、スクリプトライブラリ用のチェックボックスを使用することで、以降のデバッグが可能な Java コードを含む設計要素を準備できます。

アプリケーション開発におけるその他の機能強化

ユーザーインターフェース (UI) の改良と Web サービスのサポートに加え、Domino Designer 7.0 には次の新機能が追加されています。

  • WebSphere Portal との統合の改善
  • ビューの共有列のサポート
  • ビュー内での複数のユーザープロフィール列のサポート

これ以外にも、Domino 7.0 Web サーバーは、HTTP サーバーに送信されたデータを Web アプリケーションが圧縮する機能をサポートします。また、Web サーバーは、WebSphere Portal での JSP タグの使用をサポートします。Lotus Notes/Domino 7.0 では Linux/Mozilla のサポートも強化されています。これには、DOLS プラグインの UI の改善、DOLS Sync Manager によるスケジュールに従った同期のサポート、ドラッグアンドドロップ機能などが含まれます。


Domino Web Access

Domino Web Access 7.0 (iNotes) にも、いくつかの新機能があります。たとえば、Domino Web Access クライアントの新しいテンプレート (dwa7.ntf) によって、ブラウザのユーザーインターフェースに新しい機能が追加されます。メールを読むとき、または [ディスカッション形式] ビューで、メールスレッドを表示できます。ユーザーは、S/MIME メッセージへの署名、および S/MIME メッセージの送信と読み込みが可能で、パーソナライズしたステーショナリーを作成してメールメッセージを作成するときに使用できます。また、国ごとに固有の休日をカレンダーに読み込むことができます。

Domino Web Access での Instant Messaging の在席確認機能は、Notes Client の在席確認機能とほぼ同等の機能になりました。ブラウザクライアント用の Sametime Connect は、デフォルトのインスタントコンタクトリストマネージャとして統合されています。また、生産性を向上させる機能強化として、シングルクリックによるフォローアップのサポート、クイックメールルールのサポート、メッセージ内の任意の Domino Web Access オブジェクトを転送する機能が挙げられます。Mozilla ブラウザユーザー用としては、ドラッグアンドドロップと、オフラインのスケジュールによる同期がサポートされています。

上記で示したキャパシティとパフォーマンスの改善に合わせて Domino Web Access が内部的に見直され、サーバーのスケーラビリティが向上し、CPU の使用率が削減されました。これによって、クライアントとサーバーの両方でパフォーマンスが改善するとともに、応答時間が短くなっています。また、メールの添付ファイルへのアクセスを禁止したり、すべての Domino Web Access ウィンドウが閉じられるときにユーザーを強制的にログアウトする管理的な機能も追加されています。さらに、セキュリティを高めるために、S/MIME のサポートも強化されています。


Domino Access for Microsoft Outlook

Microsoft Outlook のユーザーは、Microsoft Exchange の代わりに IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook を使用することにより、Domino Server を介して Notes/Domino メール、アドレス帳、およびカレンダーとスケジュールで多くの機能を利用できるようになりました。これには、メールデータベースの所有者の変更、パスワードの変更、ユーザーセキュリティの設定、複製設定のカスタマイズなどの機能が含まれます。また、ユーザーは S/MIME メッセージへの署名、および S/MIME メッセージ の送信と読み込みが可能です。

Domino Access for Microsoft Outlook の詳細については、developerWorks の Lotus 記事『Domino Access for Microsoft Outlook and the Domino Migration Tool』を参照してください。


Lotus Notes and Domino Designer 7.0: 伝統の継続

これまでに見てきたように、Lotus Notes/Domino 7.0 はこれまでの歴史を継続する価値のある後継リリースといえます。このリリースは、リリース 6.5.1 から始まった Lotus Extended Productsと Note/Domino の統合を継続しています。Extended Products (Lotus Sametime、Lotus QuickPlace、Lotus Domino Document Manager、および Lotus Workflow) も、Lotus Notes/Domino 7.0 の一部として組み込まれています。

しかし、このリリースで終わるわけではありません。私たちは、Notes/Domino の次のリリースに向けて設計と構築をすでに開始しています。これらの機能が利用できるようになったときは、新しい記事を書く予定です。楽しみにしていてください。

参考文献

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