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IBM Lotus Expeditor Toolkit V6.1.1 を使い始めましょう

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レベル: 中級

Pierre Carlson (mpcarl@us.ibm.com), Developer, IBM

2007年 08月 21日

この記事では、IBM Lotus Expeditor Toolkit の概要について説明します。ツールキットのインストールと構成方法、ツールへのサンプルのインポート方法、および内蔵されている Expeditorテスト環境でのサンプルの起動方法を理解しましょう。

IBM Lotus Expeditor Toolkit は、IBM Lotus Expeditor V6.1.1、IBM Lotus Sametime V7.5.1、および IBM Lotus Notes V8 用のクライアント・アプリケーションの開発、デバッグ、テスト、パッケージ化、およびデプロイを可能にする、統合ツールです。このツールキットを使用すると、次のタイプのクライアント・アプリケーションを開発できます。

  • Eclipse Rich Client Platform (RCP)アプリケーション (デスクトップ・クライアントのみ)
  • Eclipse embedded Rich Client Platform (eRCP)アプリケーション
  • Web アプリケーション
  • 組み込みトランザクション・アプリケーション
  • ポートレット・アプリケーション (デスクトップ・クライアントのみ)
  • データベース・アプリケーション
  • メッセージング・アプリケーション
  • Web サービス・アプリケーション

ツールキットには、クライアント・アプリケーションを開発する際に利用する Client Services プロジェクトを作成するウィザードが用意されています。ツールキットはターゲット定義を使用して、ランタイム環境、ビルドタイム環境、およびプラットフォーム上で実行可能なコンポーネント群を指定する便利な方法をユーザーに提供します。たとえば、Client Services プロジェクトを作成するとき、ユーザーは利用可能なターゲットのリストからターゲット定義を選択し、次に、ターゲット定義内のリストからフィーチャーのセットを選択します。ツールキットはこの情報を使用して、Java ビルド・パスおよびプロジェクトのランタイムを自動的にセットアップします。この後、ユーザーはプロジェクトを編集、コンパイル、およびデバッグできます。ツールキットはターゲット定義のデフォルト・リストを提供しますが、ユーザーは独自の定義を作成することもできます。

このツールキットを使用すべきユーザーは?

Lotus Expeditor Toolkit は、Java、Eclipse RCP、および J2EE の各開発者による使用を目的としています。このツールを使用することにより、開発者は既存のスキルおよびリソースを再利用し、既存のアプリケーションをデプロイしたり、ターゲットのランタイム環境用の新規アプリケーションを構築することができます。




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ダウンロード

Lotus Expeditor Toolkit V6.1.1 の非保証および非サポート・バージョンが、DeveloperWorks Lotus Toolkits ページ(US)からダウンロードできます。ダウンロードしたファイルには、Eclipse 3.2.1 以降をベースとする既存の IDE (IBM Rational Application Developer for WebSphere Software V7.0 を含む) にインストールできる更新サイトが含まれています。




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前提条件

Lotus Expeditor Toolkit には Eclipse 3.2.1 が必要です。この記事で使用するサンプルを含め、ほとんどの機能では、Eclipse Web Tools Platform (WTP) もインストールしなければなりません。これは、Eclipse の Callisto Discovery サイトからインストールできます。Eclipse および Eclipse Web Tools Platform のどのバージョンもまだインストールされていない場合は、IBM Callisto Simultaneous Release プロジェクト・ページ(US)から Eclipse の Java EE プロジェクト・バンドルをダウンロードし、インストールできます。Java EE プロジェクト・バンドルは Lotus Expeditor Toolkit とともに、Lotus Expeditor 用の Java アプリケーション、Web アプリケーション、および Web サービス・アプリケーションの開発に必要なすべてのものを提供します。Eclipse Callisto (3.2.2)、WTP、およびツールキットを使用するだけで、ほとんどのタイプのアプリケーションを作成できます。組み込みトランザクション・アプリケーションまたはポートレット・アプリケーションを作成する場合は、Rational Application Developer V7.0 をインストールする必要があります。まだ、Rational Application Developer を購入されていない場合は、ソフトウェアの評価版(US)をダウンロードし、インストールできます。Rational Application Developer に Lotus Expeditor Toolkit をインストールする前に、Rational ソフトウェアの最新の修正パックに更新してください。

表1. 必要なソフトウェア

アプリケーションのタイプまたは必要な機能Lotus Expeditor Toolkit の前提条件となる最小限のソフトウェア
標準 Java、Eclipse RCP、eRCPEclipse 3.2.2
Webアプリケーション(JSP/Servlet)Eclipse 3.2.2 および Eclipse Web Tools Platform 1.5.4
ポートレット(JSR168)、組み込みトランザクション・コンテナー(EJBのサブセット)Rational Application Developer V7.0.0.2 または IBM Rational Software Architect V7.0.0.2



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インストール

ツールキットの ZIP ファイルをダウンロードした後は、このファイルを一時フォルダーに unzip します。ツールキットのインストール手順、リリース情報、および他のドキュメントを参照するには、ご使用になっているブラウザーで autorun.html ファイル を開きます。Lotus Expeditor Toolkit は 2 つのカテゴリーの 4 つのフィーチャーに分かれています (図 1 参照)。desktop カテゴリーには、Lotus Expeditor Toolkit 6.1.1.20070731、Lotus Expeditor Development Runtimes VM 6.1.1.200707311521、および Lotus Expeditor Development Runtimes 6.1.1.200707311521 が含まれています。device カテゴリーには、Lotus Expeditor Tooling for Devices 6.1.1.0-20070626 が含まれています。


図1. Lotus Expeditor Toolkit V6.1.1 更新サイト

ターゲットのランタイム環境に応じて、これらのフィーチャーを組み合わせてインストールできます。基本となるフィーチャーは Lotus Expeditor Toolkit V6.1.1 フィーチャーです。これにはコア・ツールが含まれているので、開発者は必ずこのフィーチャーをインストールしなければなりません。Lotus Expeditor Development Runtimes VM 6.1.1 には、Lotus Expeditor for Desktop および Lotus Sametime 7.5.1 とともに使用できる jclDesktop のバージョンが含まれています。Lotus Expeditor Development Runtimes 6.1.1 には、Lotus Expeditor Toolkit を通じたコードの作成およびテストに使用できる Lotus Expeditor for Desktop クライアント・ランタイムのバージョンが含まれています。デバイス用のアプリケーションを開発する場合は、Lotus Expeditor Tooling for Devices 6.1.1.0 をインストールする必要があります。このフィーチャーには、Windows デスクトップ・プラットフォームでのアプリケーションの構築およびデバッグに使用できるデバイス・クライアントの win32 版が含まれています。インストールが必要なフィーチャーを決めた後は、autorun.html ファイルに記載されているインストールの詳細説明にしたがいます。この記事および以降の記事の目的に合わせるために、desktop カテゴリーに含まれる 3 つのツールキット・フィーチャーをすべてインストールすることをお勧めします。初期選択項目にかかわらず、いつでも更新サイトに戻り、必要な追加コンポーネントをインストールできます。Lotus Expeditor Toolkit をインストールし、Eclipse を再起動すると、構成ダイアログ・ボックスが表示されます (図 2 参照)。


図2. ツールキットの構成ダイアログ・ボックス




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構成

Lotus Expeditor for Desktop 用のアプリケーションを開発するには、「環境のテスト」オプションで「Lotus Expeditor for Desktop」を選択します。この選択により、デフォルトとして、ターゲット・プラットフォームは、ツールキットに含まれる Lotus Expeditor for Desktop のバージョンに設定されます。また、jclDesktop VM が自動的に選択され、コンパイラー準拠レベルが 1.4 に設定されます。

Lotus Expeditor for Devices 用のアプリケーションを開発するには、「環境のテスト」オプションで「Lotus Expeditor for Devices」を選択します。このオプションは、Lotus Expeditor Tooling for Device フィーチャーをインストールした場合にのみ利用できます。この選択により、デフォルトとして、ターゲット・プラットフォームは、ツールキットに含まれる Lotus Expeditor for Devices のバージョンに設定されます。jclDevice VM が自動的に選択され、コンパイラー準拠レベルが 1.4 に設定されます。

メモ: Linux 上のデバイス・プラットフォーム用のコードを開発できますが、これらのシステムではそのプラットフォームを実行できません。インストールしたいフィーチャーを含む更新サイトを作成し、それらをデバイスにデプロイする必要があります。Lotus Expeditor for Devices プラットフォーム用の開発を行うときは、Windows XP が推奨プラットフォームです。

また、「自動構成設定」ダイアログ・ボックスで「ワークスペースを最初に開くときにツールキットの構成を試行します」オプションを選択することをお勧めします。この選択により、ワークスペースで初めてツールキットを使用するときにのみ構成ダイアログ・ボックスが表示されます。この設定は、後で任意のワークスペースで変更できます。「OK」をクリックすると、Lotus Expeditor for Desktop 向けの開発用に Eclipse IDE が再構成されます。

Lotus Notes 8 または Lotus Sametime 7.5.1 向けに開発する場合は、Lotus Expeditor for Desktop 用の構成の説明にしたがってください。このプロセスにより、この記事で説明されているツールキットの概要を理解できます。




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ツールキットの設定

後でツールキットの構成を変更する場合は、「ウィンドウ」->「設定」->「Client Services」を選択することにより、構成設定にアクセスできます。このページで、サポートされている他の任意の環境に合わせて環境を再構成できます。「構成」ボタンをクリックし、開始時に表示されたものと同じダイアログ・ボックスを使用して IDE を変更します。ダイアログ・ボックスでの変更を保存すると、新たに選択した内容で Eclipse が更新されます。

Lotus Expeditor で実行するよう構築されたアプリケーションは、OSGi マニフェスト・ファイルを通じて、そのコンテンツに関する情報をプラットフォームに提供する必要があります。OSGi マニフェストの詳細については、Lotus Expeditor インフォメーション・センターのDeveloping Applications for Lotus Expeditorで「Creating manifest files(US)」トピックを参照してください。

また、Lotus Expeditor Toolkit には、OSGi マニフェストの依存関係を自動的に管理する機能があります (詳細については、developerWorks の記事「Understanding how Eclipse plug-ins work with OSGi」(US)を参照してください)。デフォルトの設定では、Import-Package ステートメントが必要に応じて自動的にマニフェスト・ファイルに追加されます。マニフェストの依存関係に Require-Bundle ステートメントを使用したい場合は、「Require-Bundle に設定を指定する」オプションを選択し、「OK」をクリックします。一般に、Import-Package を選択するデフォルトの設定が最も適切です。OSGi マニフェスト、Require-Bundle、および Import-Package の詳細については、Lotus Expeditor インフォメーション・センターのDeveloping Applications for Lotus Expeditorで「Class loading(US)」トピックを参照してください。設定は、「ウィンドウ」->「設定」->「Client Services」->「開発」を選択することにより、後で変更できます。




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サンプルのインポート

Lotus Expeditor Toolkit には、Desktop アプリケーションおよび Device アプリケーション用の多数のサンプルが含まれています。Rational Application Developer を使用している場合は、サンプル・ギャラリーを使用してサンプルをインポートできます。Rational Application Developer からサンプル・ギャラリーを開始するには、「ヘルプ」->「サンプル・ギャラリー」を選択します。サンプル・ギャラリーは新しいウィンドウに表示されます。サンプル・ギャラリーの「ショー・ケースのサンプル」、「アプリケーションのサンプル」、「テクノロジーのサンプル」の各セクションには、「Lotus Expeditor のサンプル」カテゴリーと「Lotus Expeditor のデバイス用サンプル」カテゴリーがあります (図 3 参照)。


図3. Rational サンプル・ギャラリー の Order Entry サンプル

サンプルをインポートするには、インポートしたいサンプルを左側のペインで選択し、右側のペインで「サンプルのインポート」オプションをクリックします。それでは、起動機能を試すために、「ショー・ケースのサンプル」セクションにある Order Entry サンプルを使用してみましょう。ここで、このフィーチャーをインポートしてください。「Order Entry サンプル」ダイアログ・ボックスが表示されたら、「終了」をクリックします (図 4 参照)。


図4. Order Entry サンプルのインポート

サンプル・プロジェクトはワークスペースにインポートされます。デバイス・クライアントともに Eclipse を使用するよう構成している場合は、ここで環境を Lotus Expeditor for Desktop 用に再構成してください。

Rational Application Developer ではなく、Eclipse を使用している場合は、ファイル・システムからサンプルをインポートできます。Eclipse および Web Tools Platform だけを使用して Order Entry サンプルをインポートするには、次の手順にしたがいます。

  1. 「ファイル」->「インポート」->「一般」->「既存プロジェクトをワークスペースへ」を選択します。
  2. 「次へ」をクリックします。
  3. 「アーカイブ・ファイルの選択」オプションを選択し、「参照」をクリックします。
  4. <eclipse_install>\plugins\com.ibm.rcp.tools.samplegallery_6.1.1.<date>\archive\orderentry.jar を参照して選択し、「開く」をクリックします。
  5. すべてのプロジェクトの横のチェック・ボックスが選択されていることを確認し、「終了」をクリックします (図 5 参照)。

図5. Eclipse での Order Entry サンプルのインポート

Order Entry サンプルは、実際には 2 つの異なるインターフェースのサンプルです。Order Entry Web サンプルは、Lotus Expeditor Client でローカルに実行できる Web (JSP/サーブレット) ベースのアプリケーションの例です。このサンプルでは、Web アプリケーションを構築するために、Rational Application Developer または Eclipse と Web Tools Platform (WTP) が必要です。また、Order Entry サンプルには、SWT ベースのユーザー・インターフェースを示す Order Entry Rich Client サンプルも含まれています。サンプルで使用されるビジネス・ロジックは、Web バージョンと Rich Client バージョン間で共有されています。Rich Client バージョンは、Eclipse SDK だけを使用してビルドおよび実行できます。




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起動

Lotus Expeditor Toolkit には、Lotus Expeditor for Desktop、Lotus Expeditor for Devices、Lotus Sametime、および Lotus Notes を起動できるカスタム・ランチャーがあります。ランチャーにアクセスするには、IDE メニューで「実行」->「実行」を選択します。ランチャーの名前は「Client Services」です。左側のペインで「Client Services」ランチャーを選択し、「新規」ボタンをクリックします。これにより、Client Services ランチャーの新規インスタンスが作成されます (図 6 参照)。


図6. Lotus Expeditor Toolkit の Client Services ランチャー

ランチャーには、構成済みのプラットフォームを起動するのに必要なすべてのオプションが用意されています。クライアント・プラットフォームを起動するには、「実行」ボタンをクリックします。Lotus Expeditor Client が起動され、選択したワークスペースでの初めての起動の場合は、新規パスワードを作成するかどうか問われます。それ以外の場合は、前に作成したパスワードを入力できます。

「開く」ボタンをクリックし、ドロップダウン・リストから「Order Entry Web サンプル」を選択することにより、サンプルの Web バージョンを開始します。

サンプルの Web バージョンの開始ページが表示されます (図 7 参照)。サンプル・アプリケーションの使用を開始するには、「開始」ボタンをクリックします。Web ユーザー・インターフェースを使用して、新しい注文をいくつか作成してください。


図7. Order Entry Web サンプルのホーム・ページ

次に、「開く」ボタンをクリックし、「Order Entry リッチ・クライアント・サンプル」を選択して、サンプルのリッチ・クライアント・バージョンを開始します。

サンプルのリッチ・クライアント・バージョンの開始ページが表示されます。Web バージョンで注文を作成した場合は、リッチ・クライアント・バージョンでもその注文が反映されています (図 8 参照)。


図8. Order Entry リッチ・クライアント・サンプルのホーム・ページ

この時点で、サンプルの Web バージョンとリッチ・クライアント・バージョンの両方が実行されています。2 つの異なるアプリケーションは共通のバックエンド・ロジックを共有しているため、一方のユーザー・インターフェースで作成された注文は、もう一方にも反映されます。ユーザー・インターフェースの一番上にある個別のアプリケーション・タブを選択することにより、サンプルの 2 つのバージョンを行き来しながら、それぞれのインターフェースで新しい注文を作成できます。

基本の Order Entry Server もサンプルの一部として提供されています。処理された注文を表示したい場合は、サンプル・ギャラリーまたは開発者ガイドに掲載されている Order Entry サンプルの説明(US)を参照してください。




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ツールキットのプロジェクト

ユーザーは独自のアプリケーションを作成する準備ができたら、Lotus Expeditor Toolkit を使用してプロジェクトを作成できます。ツールキットには 5 つの異なるタイプのプロジェクトがあり、Eclipse のメニューから「ファイル」->「新規」->「プロジェクト」->「Client Services」カテゴリーを選択することによって表示できます。プロジェクトの 5 つのタイプとは、Client Services プロジェクト、Client Services Web プロジェクト、Client Services ポートレット・プロジェクト、Client Services Embedded Transaction プロジェクト、および Client Services フラグメント・プロジェクトです (図 9 参照)。


図9. Lotus Expeditor のプロジェクト・タイプ

プロジェクトのタイプと推奨される用途を表 2 に示します。

表2. プロジェクトのタイプと推奨される用途

プロジェクトのタイプ推奨される用途
Client Services プロジェクト基本 Javaコード, SWTおよびJFaceベースのユーザー・インターフェース、JDBC アクセス、その他の Lotus Expeditor Java API へのアクセス。
Client Services フラグメント・プロジェクトネイティブ・コードのパッケージ化、プラットフォーム固有のコード、プロパティ・ファイルや XML ファイルなど
Client Services Web プロジェクトサーブレット、JSP、Axis 1.3 Web サービス・クライアント。
Client Services ポートレット・プロジェクトJSR-168 ポートレット。このプロジェクトは、ポートレット・ツールがインストールされた Rational Application Developer でのみ使用できます。
Client Services Embedded Transaction プロジェクトEnterprise Java Beans (EJB)。このプロジェクトは、EJB ツールがインストールされた Rational Application Developer でのみ使用できます。



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高度なオプション

Lotus Expeditor Toolkit が提供するデフォルトの構成に加え、役に立つ高度な構成オプションも用意されています。Lotus Expeditor Desktop Client および Device Client は、ユーザーのニーズに合ったさまざまなカスタム構成で設定およびインストールできるように設計されています。Lotus Expeditor Toolkit は Eclipse のターゲットの概念を強化することにより、ユーザーのシステムにインストールされているバージョンに一致するよう、開発環境におけるクライアントのさまざまな構成をシミュレートできます。Lotus Expeditor Toolkit for Desktop を構成するとき、ワークスペースのターゲットは「デフォルト・ターゲット」に設定されます。Lotus Expeditor Toolkit では、Lotus Expeditor のこれ以外の 2 つの構成を使用できます。コア・ターゲットは、最小限のワーキング・セットに一致する Lotus Expeditor のサブセットを提供します。組み込み Sametime 付きデフォルト・ターゲットを使用すると、Lotus Sametime の組み込みバージョンとともに Lotus Expeditor を起動できます。Lotus Sametime の組み込みバージョンをサイドバーに持つ Order Entry リッチ・クライアント・サンプルを実行している Lotus Expeditor Client を図 10 に示します。


図10. 組み込み Lotus Sametime とともに Lotus Expeditor で実行されている Order Entry リッチ・クライアント・サンプル

使用するターゲットは、いくつかの場所で選択できます。ワークスペースのデフォルト (新規プロジェクトおよび新規起動構成用) を設定するには、「ウィンドウ」->「設定」->「Client Services」->「開発」設定ページで「デフォルト・ターゲットの選択」を設定します (図 11 参照)。


図11. 「Clients Services」の「開発」ページにおけるワークスペースのデフォルト・ターゲットの設定

また、各プロジェクトごとにワークスペースのデフォルトをオーバーライドできます。プロジェクトの作成プロセス中に、システムで利用可能な任意のターゲットから選択できます。選択肢を制限するには、「Client Services」->「開発」設定ページの「開発に使用できるターゲットの選択」オプションで、不要なものの選択を解除します (図 11 参照)。起動構成を作成するとき、ランチャーの「ターゲット」タブを選択することにより、使用される起動をオーバーライドできます。

ツールキットに含まれているコア・ターゲットをテンプレートとして使用して Lotus Expeditor の独自のカスタム構成を作成し、ツールキットからその構成を起動できます。独自のターゲットを作成するには、コア・ターゲットをインポートし、Eclipse ターゲット・エディターを使用して、カスタム Lotus Expeditor プラットフォームに含めるフィーチャーを追加します。また、ターゲット・ファイルには、Eclipse エディターでは扱えない追加フィールドがいくつか含まれています。これらのフィールドを編集するには、テキスト・エディターで .target ファイルを開きます。カスタム・ターゲットの作成の詳細については、Lotus Expeditor インフォメーション・センターのDeveloping Applications for Lotus Expeditorで「Creating a Target Definition(US)」セクションを参照してください。




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まとめ

この記事では、Lotus Expeditor Toolkit をインストールおよび構成する手順を取り上げました。サンプル・アプリケーションをインポートする方法、および Lotus Expeditor の組み込みテスト環境でアプリケーションを起動する方法を説明しました。また、ツールキットで作成できるプロジェクトの概要を簡単に示しました。最後に、Lotus Expeditor のカスタム・プラットフォーム用のアプリケーションを開発するために使用できる、ツールキットの高度なオプションについても説明しました。



参考文献

学ぶために

製品や技術を入手するために

議論するために


著者について

Pierre Carlson has worked in various development and leadership roles in systems and application development for IBM Austin over the past nine years. As the Lotus Expeditor Toolkit Architect, he is leading the design and planning work for future releases of this product. Prior to this, Pierre led the WebSphere Everyplace Client Toolkit and the WebSphere Everyplace Deployment JSR-172 Web Services runtime and tools team, led the development team for the IBM Interactive Solutions Marketplace, and worked on operating systems, print drivers, and other systems. When not working for IBM, Pierre spends his free time working on a Master's degree in Computer Science.




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