IBM Lotus Connections のデプロイ: 他のシステムとの統合

連載記事の第 6 部では、Atom API を使用した、IBM Lotus Connections と他のシステムの統合に焦点を当てます。この記事は I/T スペシャリストおよび開発者を対象とし、ご自身のアプリケーションに Lotus Connections を統合する方法を検討する際に役立ちます。

Mac Guidera (mac_guidera@us.ibm.com), Senior I/T Specialist, IBM

Mac Guidera is a Senior I/T Specialist who has been with IBM Lotus since January 2006. He has been working on the IBM Software Services for Lotus Connections Early Adoption project since January 2007. Enjoy his blog on all things lotus at www.macguidera.net.



Frank Jania, Technical Evangelist, IBM

Frank Jania is currently the Technical Evangelist for IBM's Real Time Collaboration and Social Computing Technologies. Take a look at his social software blog.



FuYi Li (fuyi_li@us.ibm.com), Senior Software Engineer, IBM

FuYi Li is a Senior Software Engineer for IBM Lotus Connections working in Westford, MA. FuYi is the Lotus Connections Integration User Experience team lead working on linked values between Lotus Connections and existing applications such as IBM Lotus Sametime, IBM Lotus Notes, and IBM WebSphere Portal. FuYi architected and implemented the Lotus Connections portlet. FuYi holds an M.S. in Computer Science from Boston University and a B.S. in Computer Science from Beijing University of Aeronautics and Astronautics in Beijing, China.



Judy J. Piper (jjpiper@us.ibm.com), SDK Developer, IBM

Judy Piper is Staff Software Engineer at IBM and Lotus Connections Activities and Forums API Lead. She has great technical expertise in HTTP and XML and has extensive knowledge in web application development and social software in particular. As a Development Lab Advocate, Judy supports IBM business partners and customers in their product development and deployment. She has been a mentor and a project coach to teams of student co-op programmers and has managed many intern projects. She earned her B.S. in Computer Science from University of Utah and joined IBM in 2004.



2007年 9月 11日 (初版 2007年 9月 04日)

最近の Web アプリケーションと連携するには、データとプロセスの統合を可能にするオープンかつプラットフォームに依存しない方法で情報に動的にアクセスすることが必要です。Atom Publishing Protocol (AtomPub) はこの必要性に一致するメカニズムであり、コンポーネントと連携するための標準の方法を提供します。AtomPub は、Web リソースを公開および編集するためのアプリケーション・レベルのプロトコルであり、IBM Lotus Connections のアクティビティー、ブログ、コミュニティー、およびドッグイアの各機能でサポートされています (プロフィールでは、読み取りだけがサポートされています)。この記事では、Atom API を通じて Lotus Connections と連携する方法について紹介します。

Atom API の概要

XML を使用して Web 上でデータを公開およびシンジケート (配布) する概念は新しいものではありません。1998年4月に登場した Frontie に見られるように、XML-RPC はほぼ 10 年前に道を開きました。これは、HTTP をトランスポートとして、XML をメディアとして使用するリモート・プロシージャー・コールです。設計はシンプルですが、クライアントとサーバー間で複雑なデータ構造のやり取りが可能です。これは、エレガントでわかりやすいソリューションでしたが、改善するための時間だけが必要でした。

幸か不幸か、新しいブログ・ソフトウェアが XML-RPC 仕様に関わってきました。これは、編集ソフトウェアの選択とサーバーから分離する自由をユーザーに与え、リモートからブログを公開および作業する上で優れた方法となりました。この仕様は、名前を挙げると LiveJournal Client/Server API、Blogger API および MetaWeblog API などを通じて進化していきました。これにともない、XML-RPC は非常に複雑になり、パーツの不適切なインプリメンテーションが始まるようになりました。XML-RPC は、本来のシンプルで明快な形から逸脱してきたのです。

初期の段階では多くの場合がそうであるように、リモート・シンジケーションでの信頼性を確保するために、混乱したこのプロセスも不可欠でした。さまざまなアプリケーションおよびコンポーネント間でセキュアなトランザクションを通じて手間の掛からない相互運用性、より簡単な統合、およびの円滑な互換性を促進するために、私たちは大きく前進することが必要でした。そして、Atom こそがその必要なステップだったのです。

Atom は、一般的に Atom シンジケーション・フォーマット (Atom Syndication Format) および Atom パブリッシング・プロトコル (Atom Publishing Protocol) の両方を示す総称として用いられます。Atom は、Atom 文書、フィード、およびエントリーを規定するデータ・モデルです。Atom 文書は、Web コンテンツおよびメタデータの整形式 XML ベースのフォームです。AtomPub は、Atom シンジケーション・フォーマットおよび HTTP を使用して、Web リソースの公開および編集のために、クライアントとサーバー間の通信を標準化します。Lotus Connections の各機能は Atom 仕様に準拠する Atom API を提供するため、他のアプリケーションとの統合およびさまざまなコンポーネント間の相互運用を簡単に行うことができます。

クライアントとサーバー間の一般的な Atom データ転送オペレーションは、クライアントが Atom 文書を要求本文として特定のリソース URI に対し、HTTP GET、POST、PUT、および、DELETE の 4 つのいずれかのメソッドを送信することから開始します。クライアントが Basic HTTP 認証方式を使用してクレデンシャルを確立した後、サーバーは HTTP 応答ヘッダーと応答本文を送信します。Lotus Connections Atom API を用いると、JavaScript、PHP、J2EE、および LotusScript などのうち、サービスへのアクセスにどれが最も適しているのかをアプリケーションに判断させることができます。


IBM Lotus Notes との統合

新しい IBM Lotus Notes 8 クライアントのリリースにより、ワークスペース環境を容易に拡張し、コンポジット・アプリケーションおよびクライアント・プラグインを通じてアプリケーションへのアクセスを提供する機能が得られました。この機能を示す例としては、Lotus Notes 内で Lotus Sametime の全機能を使用可能にする IBM Lotus Sametime サイドバー・プラグイン、および Lotus Connections アクティビティー・サーバー上でユーザーがダッシュボードと対話できるようにするアクティビティー・サイドバー・プラグインがあります。Lotus Connections の各機能を使用するために、ユーザーは Lotus Notes 8 を使う必要はありません。現在、この機能は、API コールを使用したカスタム開発を通じて利用できます。

Lotus Connections ノーツ・プラグイン (V1.0.1 で利用可能) は、Lotus Connections データにアクセスしたり、Lotus Connections データを追加する機能を提供します。このプラグインにより、アクティビティーへの Lotus Notes 文書の追加、文書またはデータベースのドッグイア・ブックマークの作成、およびユーザーのプロフィールの検索が可能になります。インストールが完了すると、これらのオプションは Lotus Notes のツールバーとして利用可能になり、ユーザーは次の操作ができます。

  • Lotus Notes 文書をアクティビティーに追加する (図 1 参照)
  • Lotus Notes の文書、ビュー、またはデータベースをブックマークする (図 2 参照)
  • データベース・ビューをブックマークする
  • ユーザー名を検索し、そのユーザーのプロフィールを表示する (図 3 参照)
図 1. アクティビティーへの追加
アクティビティーへの追加
図 2. ブックマークの追加
ブックマークの追加
図 3. プロフィールの検索
プロフィールの検索

IBM Lotus Domino Designer の Java エージェントでオープン・ソースの Abdera API を用いることにより、Lotus Connections API を容易に使用することができます。Abdera API プロジェクトは Atom シンジケーション・フォーマットおよび AtomPub を実装し、Lotus Connections API を容易にフックすることができます。Abdera オブジェクトおよび Client クラスを使用して Lotus Notes Java エージェントでフィードを取得する方法をリスト 1 に示します。

リスト 1. アクティビティーからの概要フィードの取得
// Using Abedera ClientResponse object, you can retrieve entries 
// from a feed as follows.               
Abdera _abdera = new Abdera();
Client _client = new CommonClient(_abdera);
client.usePreemptiveAuthentication(true);
client.addCredentials(“http://” + hostname, null, null, 
new UsernamePasswordCredentials(_username, _password)); 
            RequestOptions _options = _client.getDefaultRequestOptions();
            options.setUseChunked(false);            

ClientResponse clientResponse = 
_client.get(“http://” + hostname + atomFeedPath);             
            InputStream in = clientResponse.getInputStream();                  
            Document doc = (Document)_abdera.getParser().parse(in);
Feed feed = (Feed)doc.getRoot();
List links = feed.getEntries(); 
Iterator iterator = links.iterator();
while( iterator.hasNext()){
   Entry entry = (Entry)iterator.next();
}

IBM WebSphere Portal との統合

IBM WebSphere Portal は、Web コンテンツおよびアプリケーションへの単一のアクセス・ポイントを、各ユーザーのニーズ応じてパーソナライズして提供します。WebSphere Portal と Lotus Connections 機能の統合は、完成された Web 2.0 コラボレーション・スイートを業務ユーザーにもたらします。WebSphere Portal と Lotus Connections を統合することは、両者を単に合わせたものよりも大きな価値があります。このセクションでは、WebSphere Portal と Lotus Connections との統合のポイントをいくつか示します。

Lotus Connections ポートレット

Lotus Connections ポートレットは、Lotus Connections の 5 つの機能であるドッグイア、プロフィール、コミュニティー、アクティビティー、およびブログのすべてをサポートします。Lotus Connections ポートレットは JSR168 標準ポートレットであり、ビュー、パーソナライズ、共用設定の編集、および構成の各モードをサポートします。

Lotus Connections ポートレットは、Lotus Connections の機能からの Atom フィードを活用し、ポータル・ユーザーに Lotus Connections ダッシュボードを提供します。Lotus Connections ポートレットにより、5 つのすべての機能を異なるビューで表示したり、タグ・クラウドを表示できます。また、検索およびビューのカスタマイズがサポートされ、Lotus Connections Web ユーザー・インターフェースを迅速に起動できます。図 4 を参照してください。

このポートレットは Ajax ポートレットで、XMLHttpRequest を使用して Lotus Connections の機能からフィードを取得し、Document Object Model (DOM) を使用してフィードを処理します。さらに、DHTML を使用して、ポータル・ページ全体を更新することなく、コンテンツを動的に表示します。

図 4. ドッグイア・ポートレット
ドッグイア・ポートレット

Lotus Connections の複数の機能と連携するようポートレットが構成されている場合は、ユーザーはドロップダウン・メニューを使用することにより、選択したアプリケーションからのデータを表示できます。各アプリケーションでは、ユーザーはドロップダウン・メニューでビューを選択できます。ビューには、すぐに使用可能なビューとカスタム・ビューがあります。カスタム・ビューは、ポートレットの「共用設定の編集」モードで定義できます。カスタム・ビューの定義方法については、次のセクションで説明します。

ポートレットの中心となるコンテンツは、選択したビューにおける選択したサービスのエントリーのリスト、つまり「マイ・アクティビティー」、「マイ・ブログ」、「マイ・ブックマーク」、および「マイ・コミュニティー」です。「続きを読む」オプションをクリックすると、各エントリーの簡単な説明が表示されます。

このポートレットは、各機能ごとに全文検索およびタグによるフィルタリングをサポートします。ポートレット・ウィンドウをより小さくしたい場合は、タグ・クラウドと検索ボックスを非表示にできます。一部の機能には、複数の検索スコープがあります。たとえば、ドッグイアでは「すべてのブックマーク」、「タグ」、「ユーザー」、および「マイ・ブックマーク」を検索できます。

インストールおよび構成

各ポートレットごとに 1 つのサービスを割り当てたい場合は、ポートレットを複製して複数のポートレットを作成できます。各ポートレットは、単一のサービスに接続するよう構成できます。別の方法として、Lotus Connections の単一の機能と連携して機能するよう各ポートレット・インスタンスを構成することもできます。

ポートレットはシングル・サインオン (SSO) をサポートしています。これは、WebSphere Portal および Lotus Connections が SSO 用に構成されていると、ポータルを使用するときに、ユーザー名とパスワードの入力が必要ないことを意味します。Websphere Portal および Lotus Connections で SSO がセットアップされていない場合は、パーソナライゼーション・モードでユーザー名とパスワードを入力しなければなりません (図 5 参照)。

図 5. パーソナライゼーション・モード
パーソナライゼーション・モード

カスタム・ビューは「共用設定の編集」モードで定義できます。また、「アプリケーションの表示」オプションを選択または選択解除することにより、「ビュー」モードでどのアプリケーションを表示するのかを定義できます。図 6 に示すように、デフォルト・ビューを設定できます。

図 6. ポートレットの共用設定
ポートレットの共用設定

Lotus Connections ポートレットは、連携ポートレットとして動作することができます。Lotus Connections の 4 つの機能に対するフェデレーテッド・サーチ結果を表示するために、Lotus Connections ポートレットをターゲット・ポートレットとして使用した例を図 7 に示します。各機能は、Lotus Connections ポートレットの 1 つのインスタンスです。4 つの機能 (コミュニティー、ドッグイア、アクティビティー、ブログ) および Google は、検索ストリングとして「marketing」を入力したソース・ポートレットからの検索結果を表示します。

図 7. ポートレットの表示
ポートレットの表示

WebSphere Portal のその他の統合ポイント

Lotus Connections のすべての機能は Atom/AtomPub を提供し、Websphere Portal は Web アプリケーションであるため、開発者はサポートされている Lotus Connections Atom API を活用して状況に応じたアプリケーションを容易に作成できますたとえば、ブックマーク可能な Web コンテンツの横にドッグイアまたはアクティビティーのアイコンを挿入する Firefox 拡張を作成し、ユーザーがこのアイコンをクリックしたときに、コンテンツをドッグイアにブックマークしたり、リンクをアクティビティーに送信できます。


Microsoft Windows Explorer および Microsoft Office との統合

Lotus Connections Windowsエクスプローラー・プラグイン および Lotus Connections Microsoft Officeプラグインは、Lotus Connections Atom/AtomPub API を使用して文書をアクティビティーおよびブログに公開したり、プロフィールを検索できます。

Lotus Connections Plug-in for Microsoft Windows Explorer により、ユーザーは Microsoft Windows Explorer 内で文書を右クリックすることで、その文書をアクティビティーに投稿できます。Lotus Connections Microsoft Office Plug-in for Microsoft Word により、Microsoft Windows のユーザーは、アクティビティーへの文書の公開、ブログへのコンテンツの投稿、プロフィールの検索、および To Do リストの作成を行うことができます。

「To Do リストの作成」オプションを用いると、ユーザーは To Do リストにしたい行を強調表示することで、Microsoft Word 文書から To Do リストを迅速にアクティビティーに投稿できます。図 8 に示すように、アクティビティーに文書を投稿するとき、投稿先のアクティビティーを選択できます。この投稿に、説明およびタグを追加できます。

図 8. アクティビティーへの追加
アクティビティーへの追加

同様に、Lotus Connections Microsoft PowerPointプラグインと Excelプラグインは「アクティビティーに追加」機能および「プロフィールの検索」機能をサポートします。文書内で名前を強調表示して、Lotus Connections のメニューから「プロフィールの検索」を選択できます。検索結果はダイアログ・ボックスに表示されます (図 9 参照)。ここで名前をクリックすると、プロフィールの Web ユーザー・インターフェースからこのユーザーのプロフィールを表示できます。

図 9. プロフィールの検索
プロフィールの検索

Web ブラウザーとの統合

Lotus Connections は、Web アプリケーションの強力な集まりで、Web ブラウザーを通じた簡単な統合を可能にします。このことは、ブックマークレットおよびプラグインで簡単に確かめられます。

ブックマークレット

ブックマークレットは、ブラウザーのブックマークに URL として保存された短い JavaScript プログラムです。ブックマークレットは通常のリンクに似ていますが、ページのコンテンツを変更したり、新規ページの起動や他のプログラマチックな指示の実行などを行う機能を持っています。

Lotus Connections には、3 つのサービス用のブックマークレットが含まれています。

  • アクティビティー・ブックマークレットを使用すると、現在ブラウザーにロードされている URL をアクティビティーに追加できます。開かれたウィンドウに、ユーザーが属しているアクティビティーのリストが表示されます。
  • コミュニティー・ブックマークレットを使用すると、現在ブラウザーにロードされている URL をコミュニティー用のブックマークのリストに追加できます。
  • ドッグイア・ブックマークレットを使用すると、現在ブラウザーにロードされている URL をユーザーのブックマークに追加できます。

これらのサービスについては、「ツール」ページに移動し、これらのブックマークレットをブラウザーのリンク・バーまでドラッグできます。ブックマークレットは単なる JavaScript なので、自分自身のページに機能を追加するときのテンプレートとして使用できます。Lotus Connections のドッグイア機能に含まれる「コンテンツ」ブックマークレットをリスト 2 に示します。(リスト 2 のブックマークレットは、読みやすくするために書式設定されています。通常、改行は含まれていません。)

リスト 2. ドッグイア機能の「コンテンツ」ブックマークレット
javascript:
var h='https://paxos.lotus.com/dogear';
var d=document;
var b=d.body;
var e=encodeURIComponent;
var t=setTimeout;
var dw;
(function() {
 if(b){
  var p=d.createElement('script');
  p.charset='UTF-8';
  p.src=h+'/tools/blet.js';
  b.appendChild(p);
  }

 t("var u=d.getElementById('dogear_postUrl');
    if(u){u=u.href;}
    else{u=h+'/post?url='+e(location.href)+'&title='+e(d.title);}
    dw=open(u+'&ver=0.9','dogear','toolbars=no,width=670,height=650');
    if(!(dw==null||typeof(dw)=='undefined')){dw.focus()}",250)}
 )()

このコードは、生成されたいくつかのフィールドをともなうポップアップ・ウィンドウを起動するために呼び出される URL を構築します。ブックマーク機能を Web アプリケーションに実装したいときは、この URL を自動的に生成し、目的のページに埋め込むことができます。アプリケーションがブラウザーで実行されないときは、この URL を生成し、オペレーティング・システムを呼び出し、デフォルト・ブラウザーを起動してダイアログ・ボックスを再利用します。

ブラウザー拡張

このセクションでは、ブラウザー拡張の例を示します。ただし、異なるブラウザー用の拡張を構築する方法については触れません。Firefox 拡張の開発の詳細については、Mozilla Web サイト(下記リンク先参照) を参照してください。これらの例は、IBM の開発者が Lotus Connections API を使用してインプリメントしたものです。これについては、連載の次の記事で取り上げる予定です。
Mozilla Webサイト(US)

Firefox の To Do バー

Firefox ブラウザーの To Do バーにより、ユーザーはアクティビティーでユーザー自身に割り当てられた To Do を迅速かつ簡単に管理できます。図 10 を参照してください。

図 10. Firefox ブラウザー拡張
Firefox ブラウザー拡張

ドッグイア・プラグイン

ドッグイア拡張は、ドッグイア Web アプリケーションからインストールできます。これは、ドッグイア・アプリケーションの「ツール」ページにあります。

ドッグイア・ブラウザー拡張により、他のどのユーザーが現在のページをブックマークしているのか、およびそのユーザーがどのタグを使用しているのかが表示されます。また、ユーザー自身のブックマークを保存するためのクリック・リンクも提供されます。図 11 を参照してください。

図 11. ドッグイア・ブラウザー拡張
ドッグイア・ブラウザー拡張

Lotus Connections ツールバー

Lotus Connections ツールバーにより、簡単な検索およびさまざまなサービスへのブックマークの追加が可能になります。図 12 を参照してください。

図 12. Lotus Connections ツールバー
Lotus Connections ツールバー

Javlin の使用 - ユーザー・タグ

Lotus Connections には、ユーザー独自のアプリケーション内から、プロフィール・ディレクトリー内のユーザーに関するさまざまな情報を組み込むために、再利用可能な JavaScript ライブラリーが含まれています。以下のサンプルは、ユーザー・タグの 2 つのスタイルであるインラインとポップアップを開いた状態および閉じた状態で表しています。ユーザー・タグの状態を図 13 から図 16 に示します。

4 つのイメージは、利用可能なユーザー・タグの 2 つのタイプを、それぞれ開いた状態および閉じた状態で示しています。最初の 2 つはインラインのユーザー・タグです。閉じた状態ではユーザーの社員と名前が表示され、開いた状態ではより詳細な情報が表示されます。下の 2 つはポップアップのユーザー・タグです。閉じた状態で、ポップアップのユーザー・タグの上にマウス・ポインターを移動すると、コントロールが表示されます。このコントロールをクリックすると、詳細情報を持つビジネス・カードが表示されます。

図 13. インラインのユーザー・タグ - 閉じた状態
インラインのユーザー・タグ - 閉じた状態
図 14. インラインのユーザー・タグ - 開いた状態
インラインのユーザー・タグ - 開いた状態
図 15. ポップアップのユーザー・タグ - マウス・ポインターを上に移動した状態
ポップアップのユーザー・タグ - マウス・ポインターを上に移動した状態
図 16. ポップアップのユーザー・タグ - 表示された状態
ポップアップのユーザー・タグ - 表示された状態

これらのタグを生成するコードはたいへんシンプルです。これらの 2 つのタグをサンプル・ページ上に生成するために必要なすべてのコードをリスト 3 に示します。このサンプル・ページは、Lotus Connections プロフィール・サーバーにアクセスできる任意のブラウザーにロードされたときに機能します。

リスト 3. ユーザー・タグの生成
<html lang="en" xml:lang="en" xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
      <!-- Copyright IBM Corp. 2001, 2006 All Rights Reserved. -->
      <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">
      <title> Person Tag test page </title>
      <script type="text/javascript" 
      src="http://connections.company.com/ibm_semanticTagServlet/
      javascript/semanticTagService.js"></script>
      <link rel="stylesheet" href="http:// connections.company.com/profiles/css/
      styles.css" type="text/css" />
</head>
<body>
      <script>
            var appName = "communities";	
            var microfmtTagScope = "div,h2";
      </script>
      <h1>Person tag (inline)</h1>
      <div class="vcard X-person-display-inline">
            <span class="fn" style="display:none;">Frank Jania</span> 
            <span class="email" style="display:none;">fjania@us.ibm.com</span>
      </div>
      <h1>Person tag (popup)</h1>
      <h2 class="vcard">
            <a href="http:// connections.company.com/profiles/html/
            profileView.do?uid=6A1212897&lang=en" 
            class="fn url person">Frank Jania</a>
            <span class="email" style="display:none;">fjania@us.ibm.com</span>
      </h2>
</body>
</html>

まとめ

この記事で説明したように、Lotus Connections が Atom API をインプリメントしたことにより、サード・パーティー製のアプリケーションをソーシャル・ネットワーキング・スイートに統合しやすくなりました。Lotus Connections を拡張する機能、およびマッシュアップ、プラグイン、または新規インターフェースを容易に作成する機能は、この製品の中心となる機能です。

謝辞

この記事の著者たちは、Lotus Connections Atom API レビュー・チームに対し、この記事を書くために作業および資料の両面でご協力いただいたことに謝意を表します。チームのメンバーは、Rob Yates (リーダー)、Andy Myers (アクティビティー)、Judy Piper (アクティビティー)、James Snell (ブログ)、Alex Kordun (コミュニティー)、David Brooks (ドッグイア)、および Colleen Connearney (プロフィール) の各氏です。また、プラグイン・チームの Dan Gurney 氏に対し、その優れた仕事と、熱心な助言および援助をいただいたことに謝意を表します。

参考文献

学ぶために

議論するために

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Zone=Lotus
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ArticleTitle=IBM Lotus Connections のデプロイ: 他のシステムとの統合
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