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Lotus Quickr 8.2 から Lotus Domino Quickr 8.5 for Lotus Domino へのファイル移行のベスト・プラクティス

Dana Liburdi, IBM USA, IBM Software Group, IBM Collaboration Solutions, Information Architect for Lotus Connections, Quickr, and Symphony, Information Developer: ID Information Architecture
IBM USA
IBM Software Group, IBM Collaboration Solutions
Information Architect for Lotus Connections, Quickr, and Symphony
Information Developer: ID Information Architecture

概要: Lotus Quickr 8.5 for Lotus Domino では、新しいフォーム・フィールドである「1 つの添付ファイル」が加わり、ページ・サポートの新機能を使用できるようになりました。

日付:  2011年 12月 09日
レベル: 中級 この記事の原文:  英語
アクティビティー: 423 ビュー
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1. Lotus Quickr 8.5 のページと単一アップロード・ファイル

Lotus Quickr 8.5 for Lotus Domino では、新しいフォーム・フィールドである「1 つの添付ファイル」が加わり、ページ・サポートの新機能を使用できるようになりました。これにより、「1 つの添付ファイル」を含むフォームで作成されたファイルは単一のアップロード・ファイルとして、それ以外はページとして表示されるようになりました。ページには、リッチ・テキストの説明と、単一アップロード・ファイルより多くの添付ファイルが含まれます。

単一アップロード・ファイルを作成するには、フォルダー内のボタンを使用する方法と、「1 つの添付ファイル」フィールドを含む新しいフォームを作成してからそのフォームでページを作成する方法の 2 つがあります。次の各図は、これらの方法を説明したものです。


図 1. 「Upload File(ファイルのアップロード)」ダイアログでの単一アップロード・ファイルの作成


図 2. 「Customize(カスタマイズ)」→「Forms(フォーム)」→「New Form(新規フォーム)」→「Add(追加)」からの単一アップロード・ファイル・フォームの作成

この記事では、Lotus Quickr 8.2 から Lotus Quickr 8.5 への移行に伴い、Lotus Quickr 8.2 プレースのどのファイルがどのような理由でページまたは単一のアップロード・ファイルに変換されるかを中心に説明します。ここでは、変換の一般的な規則を説明します。


2. ファイル移行規則

Lotus Quickr 8.2 を Lotus Quickr 8.5 にアップグレードすると、すべてのプレース・コンテンツでアップグレード・プロセスが実行され、一部の種類のファイルが単一アップロード・ファイルまたはページに変換されます。

規則は次のとおりです。

以下のファイルは単一アップロード・ファイルそれ以外のファイルはページになります。

  1. Web UI で作成された添付ファイルを 1 つだけ持ち、アップロード・フォームを使用し、かつ説明 (リッチ・テキスト) のないファイル。これは、リッチ・テキスト・フォーマットの説明があると、単一アップロード・フォームでその情報が削除されることによります。
  2. Lotus Quickr コネクターで作成された添付ファイルを 1 つだけ持ち、アップロード・フォームを使用し、説明が変更されていないファイル。コネクターで作成されたアップロード・ファイルでは、デフォルトの説明がファイルのタイトルと同じになるため、この説明が変更されている場合は、単一アップロード・フォームではその情報が保持されません。そのため、この情報を保存するためにページ・フォームが使用されます。

この規則から、カスタマイズされたフォームで作成されたファイルはアップロード・フォームを使用していないため、添付ファイルが 1 つのみでリッチ・テキストを含んでいない場合でも、ページにアップグレードされます。

次の章では、Lotus Quickr でページのサポートが必要な理由と、移行後にどのようなファイルがページまたは単一アップロード・ファイルになるかについて、いくつか例を挙げて説明します。始めに、Lotus Quickr 8.2 プレースに数種類のファイルを作成します。


3. Lotus Quickr 8.2 プレースのファイル

Web UI で数種類のファイルを作成します。ファイル名はそのファイルの特性を示しています。

  1. 「Upload(アップロード)」フォームを使用し、1 つの添付ファイルと説明 (リッチ・テキスト) を持つもの
  2. 「Upload(アップロード)」フォームを使用し、1 つの添付ファイルを持つが、説明を含まないもの
  3. 「Upload(アップロード)」フォームを使用し、2 つの添付ファイルを持つもの
  4. 「Upload(アップロード)」フォームを使用し、添付ファイルを持たないもの
  5. 「Post(ポスト)」フォームを使用し、1 つの添付ファイルを持つもの
  6. 「Post(ポスト)」フォームを使用し、2 つの添付ファイルを持つもの
  7. 「Post(ポスト)」フォームを使用し、添付ファイルを持たないもの
  8. 「ページ」フォームを使用し、1 つの添付ファイルを持つもの
  9. 「ページ」フォームを使用し、2 つの添付ファイルを持つもの
  10. 「ページ」フォームを使用し、添付ファイルを持たないもの

また、Lotus Quickr コネクターで次の 2 つのファイルを作成します。

  1. "Upload doc by connector": 「Upload(アップロード)」フォームを使用し、デフォルトの説明を持つもの
  2. "Upload doc2 by connector": 「Upload(アップロード)」フォームを使用し、説明を変更したもの

3.1 Web UI で作成されたファイル

図 3 に例を示します。これは、1 つの添付ファイルと説明を持つアップロード・ファイルです。


図 3.1 つの添付ファイルと説明を持つアップロード・ファイル

図 4 に、1 つの添付ファイルを持ち、説明を含まないアップロード・ファイルの例を示します。


図 4.1 つの添付ファイルを持ち、説明を含まないアップロード・ファイル

また、ページ・フォームとポスト・フォームからも、それぞれ、添付ファイルを持たないもの、1 つ持つもの、および 2 つ持つものを作成します。

3.2 Lotus Quickr コネクター 8.2 で作成されたファイル

このプレースを Lotus Quickr コネクター 8.2 に接続し、そこから図 5 および図 6 のような 2 つのアップロード・ファイルを作成します。


図 5.アップロード元を選択してファイルを作成


図 6.デフォルトの説明を含むアップロード・ファイル

その後、別のアップロード・ファイルを作成し、チェックアウトして、図 7 のように説明を変更します。


図 7.説明を変更したアップロード・ファイル

これで、作成したすべてのファイルは、Lotus Quickr コネクター 8.2 で図 8 のように表示されます。


図 8.Lotus Quickr コネクター上の全ファイル

また、すべてのファイルは Web UI では図 9 のように表示されます。


図 9.Web UI 上の全ファイル

Lotus Quickr 8.5 でページのサポートが必要な理由は、図 8 からわかります。複数の添付ファイルを持つファイルは、コネクター上ではページではなく仮想フォルダーで表示されますが、Web UI と一貫性のあるインターフェースの方がユーザーにとってわかりやすくなるからです。


4. Lotus Quickr 8.5 プレースのファイル

このプレースを Lotus Quickr 8.5 にアップグレードすると、これらのファイルは Lotus Quickr 8.5 コネクターで図 10 のように表示されます。

Lotus Quickr 8.5 コネクターでは、仮想フォルダーはページになり、各ページでコンテキスト・メニューから添付ファイルを編集することができます。


図 10.Lotus Quickr 8.5 コネクター上の全ファイル

これらは、Web UI では次のように表示されます。


図 11.Lotus Quickr 8.5 Web UI 上の全ファイル

Web UI で作成された、1 つの添付ファイルを持つ説明を含まないアップロード・ファイルと、Lotus Quickr コネクターで作成されたアップロード・ファイルは、単一アップロード・ファイルとなり、それ以外はページになります。


図 12.Lotus Quickr 8.5 Web UI 上の単一アップロード・ファイル


図 13.Lotus Quickr 8.5 Web UI 上のページ・ファイル


5. 結論

Lotus Quickr コネクターと Lotus Quickr Web UI の両方でユーザーがよりファイルを見分けやすくなるように、Lotus Quickr 8.5 ではページをサポートしています。これにより、コネクターでファイルのリッチ・テキスト情報を維持し、仮想フォルダー表示を廃止して、シンプルな単一のファイル表示が可能になっています。この記事では、移行後にどのようなファイルがページまたは単一アップロード・ファイルになるかについて、いくつかの典型的な例を挙げて説明しました。


著者について

IBM USA
IBM Software Group, IBM Collaboration Solutions
Information Architect for Lotus Connections, Quickr, and Symphony
Information Developer: ID Information Architecture

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ArticleTitle=Lotus Quickr 8.2 から Lotus Domino Quickr 8.5 for Lotus Domino へのファイル移行のベスト・プラクティス
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