この記事を読む前に、ビジネスカードについての基本情報 を参照してください。
デュアル・リポジトリーの最も一般的な使用目的は、ビジネスカードへの写真添付です。この構成には、Domino ディレクトリーおよびカスタム Notes データベースを使用します。
上記の記事を見直し、デフォルトのシングル・リポジトリー構成内のビジネスカード情報を取得できることを確認したら、デュアル・リポジトリーの実装準備完了です。
このセットアップでは、3 つの基本的な操作を実行します。
- 最初のステップでは、「管理」ページを変更して、2 次リポジトリーに含めたいすべてのフィールド属性を削除します。
- 次に、UserInfoConfig.xml ファイルにセクションを追加して、2 次リポジトリーをカスタム Notes データベースに指定して、そのデータベースから抽出したいフィールドを指定します。
- 最後に、Notes データベースが作成され、写真が添付されます。
最初のステップは、一目瞭然なので、次のステップから説明します。以下のステップは、Sametime 8.0.2 インフォメーション・センターからの引用です。
カスタマイズした特別な実装として機能する追加のブラック・ボックスを用意して、カスタマイズした Notes データベースからデータを取得できるようにします。この「カスタマイズ済み」ブラック・ボックスは、常に、Sametime ディレクトリーを扱うブラック・ボックスの呼び出し前に呼び出される必要があります。ブラック・ボックス同士の同期にはCommonField タグを使用します。共通フィールドとして MailAddress を定義した場合は、最初のストレージ (LDAP または Domino) から取得した MailAddress の値を ID として使用して、カスタマイズしたデータベースに照会します。 Sametime は、まず、パラメーターとして受け取った userID を使用してデータベースに照会します。レコードが検索されない場合は、CommonFieldName に対する検索で取得した値を userIDとしてデータベースに再度照会します。カスタマイズ・データベース機能を使用するには:
* 以下の手動手順を実行します。
1. UserInfoConfig.xml を開き、最初の「storage」セクション内の CommonField タグを更新して、様々なタイプのストレージで同じ詳細を表す Detail タグの ID プロパティーを保持します。この詳細タグは、各 storage セクションで異なるフィールド名が割り当てられますが、同じユーザーについては、これらの各フィールドの値が同じである必要があります。「共通フィールド」タグのデフォルト値は、「MailAddress」です。ユーザーの電子メールアドレスを保持する属性が、両方のストレージで同じ値を持つ必要があります。
2. 管理者ツールを使用して、ビジネスカードの属性のページを更新し Sametime ディレクトリーから取得する値を設定します。カスタマイズしたデータベースから取得する必要のある項目のフィールド名は空白のままにします。
3. UserInfoConfig.xml ファイルの最初の「storage」セクションから、セットアップ・ページで空白にしたフィールドの Detail タグを削除します。
4. UserInfoConfig.xml に 2 つ目のストレージとして追加の「storage」セクションを追加します。このストレージ・セクションは、この機能専用に追加された新規セクションです。このセクションには、以下で示す追加のパラメーターを使用して、標準の Lotus Notes ストレージ・セクションとは別のセクションにします。
5. 新規追加した「storage」セクションから、このデータベースから取得しない項目の Detail タグを削除し、以下を更新します。
1. フルパスを含む DbName プロパティー。データベースが Data ディレクトリーに保管されている場合は不要
2. ビュー名(必要な場合)
3. 「Detail」タグのマッピング。これにより、各項目を新規データベースの正しいフィールド名にマップします。
6. 2 つ目のレコードとして、UserInfoConfig.xml の BlackBoxConfiguration セクションに BlackBox タグを追加します。
7. StConfiguration および HTTP タスクを再開します。
上記の例は、2 次リポジトリーから写真のみを取得するために変更されましたが、その他のものも同様に含めることができます。この例では、bcard.nsf の ViewPerson ビューの fldPhoto フィールドから情報を取得しています。完全な UserInfoConfig.xml を以下に示します。
注: カスタム・データベースは、Sametimeとして同じサーバー上にある必要があります。これは、API が同じサーバー上のデータベースから xml ファイルを探して読み取るように設計されているため、別のサーバーを指定することができないからです。
サンプルの bcard.nsf データベースと UserInfoConfig.xml を添付しておきました。これらは、テスト・サーバーの Data および Domino ディレクトリーに(それぞれ)配置することができます。bcard にリストされているユーザーの個人の文書 (以下の例) を追加することによって、この作業を理解することができます。添付ファイルは、この記事の最後の「添付ファイル(英語)」セクションにあります。