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UrbanCode を利用して IBM MQ 構成の継続的デプロイメントをサポートする

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IBM MQ は、複数のプラットフォーム全体にわたり、多種多様なアプリケーションとビジネス・データの統合を単純化および迅速化するメッセージング・ミドルウェアです。IBM MQ は、メッセージ・データを、メッセージング・キューを介して送受信することにより、アプリケーション、システム、サービス、ファイル間で保証されたセキュアで信頼性の高い情報交換を促進し、ビジネス・アプリケーションを簡単に作成および保守できるようにします。企業全体のメッセージングのニーズに対応するために、幅広いオファリングの数々によって汎用のメッセージングを実現するとともに、モノのインターネットとモバイル・デバイスの接続を可能にします。

IBM UrbanCode Deploy は、開発環境、テスト環境、本番環境へのアプリケーション、ミドルウェア構成、データベース変更のデプロイメントを編成して、自動化します。このソフトウェアを使用すると、チームは要求に応じて、またはスケジュールに基づいて、必要なだけ何度でも自動的に変更をデプロイできるようになります。したがって、UrbanCode Deploy は市場投入までの時間を短縮し、コストとリスクを削減する上で役立ちます。

UrbanCode Deploy に同梱されている IBM MQ プラグインは、IBM MQ の構成アクション (作成、定義、削除、設定、セットアップ、停止、開始、インポート、管理、受信) に対応する 30 を超えるステップをサポートしています。これらのアクションは特定のパターンを構成して機能するように意図されており、その特定のパターンに沿って、「MQ サーバー上にキュー・マネージャーを作成する」、「1 つ以上の IBM MQ サーバー上に一連のキューとチャネルを作成して 2 つのアプリケーション間の接続を作成する」といった使用パターンに対処します。サイドバーに、IBM MQ プラグイン・サイドバー・リストによって提供されているアクションをリストアップしてあります。

IBM MQ デプロイメントの目的

IBM MQ 開発者は、構成に変更を適用するために、手作業によるプロセスを使用することがよくあります。そのようなプロセスには、キュー・マネージャーの作成、キューとチャネルの作成または変更などがあります (すべてを網羅した一覧については、サイドバーを参照)。手作業によるプロセスには、IBM MQ サーバーに直接アクセスしたり、ローカルのサーバー上で管理対象スクリプトを実行したりする作業が伴う場合があります。目的の構成を適用した後は、その構成一式を新しいサーバー上で複製するための手段を提供するために、スクリプトの上位集合を更新するという作業も必要です。手作業によるデプロイメントと構成のアクションには、かなりの時間がかかるだけでなく、潜在的なエラーも伴います。その上、すべての環境のすべてのサーバーの構成を正確に、あるいは効率的に監視するのは困難です。

IBM MQ の使用パターン

このチュートリアルでは、考えられるすべての使用パターンを取り上げることはしません。以降に記載する使用パターンは、IBM MQ デプロイメント構成をサポートする UrbanCode Deploy の構成モデルについて十分なコンテキストを提供し、そのアプローチを明らかにすることを目的としています。IBM MQ デプロイメントを対象に UrbanCode Deploy をモデル化するために、私たちはデプロイメントの使用ケースを以下の 2 つのカテゴリーに分類しました。

  • IBM MQ サーバー管理: IBM MQ に特定の構成設定を適用する場合に関連する使用ケース。キュー・マネージャーやチャネルの作成などが、このグループに属します。
  • IBM MQ 環境管理: 現在別のサーバーに適用されている構成一式から新しい IBM MQ サーバーを再現する場合に関連する使用ケース。異なる複数の環境内でのサーバー・タイプの変更管理、影響分析などが、このカテゴリーに属します。

IBM MQ サーバー管理の使用ケースの例

IBM MQ デプロイメントは、構成一式を適用することを目的としています。サーバー管理の観点からではなく、デプロイメントの観点から見ると、サーバー管理の使用ケースはパターンに合わせて使用する必要があります。サーバー管理の観点であれば、それぞれのステップ (チャネルの追加) を考慮することになるでしょう。ここでのアプローチには、デプロイメントの観点を採用します。

表 1 に、IBM MQ 開発者が繰り返し行うルーチン・アクティビティーを代表する、一連の使用ケースの例を記載します。これらの使用ケースには、特定のサーバー上での構成の追加、削除、変更などがあります。使用ケースはそれぞれの状況に応じて異なるので、場合によっては UrbanCode Deploy ライブラリーに用意されている他のステップが必要になることもあります。

使用ケースを実行するたびに、自動化されたデプロイメント・プロセス内で固有の値一式 (例えば、キュー・マネージャー名、説明、コマンド・ディレクトリーなど) を使用することになります。これらのプロパティーの中には、すべての IBM MQ サーバーあるいは特定のタイプの IBM MQ サーバーにあらかじめ設定できるものもあれば、デプロイメントごとに設定しなければならないものもあります。1 つまたは複数の環境管理の使用ケースを実行する際に再利用するために、記録する必要のある各構成設定を決めておくことが賢明です。

表 1. IBM MQ サーバー管理の使用ケースの例
使用ケース説明
キュー・マネージャーの作成サーバー上にキュー・マネージャーを作成するプロセスを実行します。
アプリケーション・キュー・マネージャ-の接続特定の接続先キュー・マネージャー一式を構成するプロセスを実行します。
キュー・マネージャーのクラスター化IBM MQ 定義に従って、クラスター化する特定のキュー・マネージャー一式を構成するプロセスを実行します。
アプリケーション接続の作成アプリケーションを接続するための一連のキュー、チャネル、またはその他の構成をサーバー上に作成するプロセスを実行します。
パブリッシュ/サブスクライブ階層のキュー・マネージャーのセットアップ単一のキュー・マネージャーがパブリッシュ/サブスクライブ階層を定義するためのプロセスを実行します。
パブリッシュ/サブスクライブ・クラスターのキュー・マネージャーのセットアップ単一のキュー・マネージャーがパブリッシュ/サブスクライブ・クラスターを定義するためのプロセスを実行します。
キュー共有グループのセットアップキュー共有グループを定義するプロセスを実行します。
キュー・マネージャーおよび中身の削除キュー・マネージャーを削除するプロセスを実行します (最初にキュー・マネージャーに関連付けられたすべての構成を削除するという方法の代替手法)
構成の削除キュー・マネージャーに適用されていた 1 つ以上の構成を削除します。

UrbanCode Deploy と IBM MQ のアーキテクチャー

図 1 に、UrbanCode Deploy の基本的なサーバー/エージェントと IBM MQ のアーキテクチャーを示します。IBM MQ 開発者は UrbanCode Deploy サーバーを使用してプロセスを構成し、IBM MQ 構成の自動デプロイメントを実行します。UrbanCode Deploy エージェントは、IBM MQ サーバー上でローカルにインストールされます。実行時に、エージェントはプラグインのプロセスとプロパティー値をダウンロードしてから、エージェントがインストールされているローカル IBM MQ サーバーに構成を適用します。

図 1. UrbanCode Deploy と IBM MQ のアーキテクチャー
UrbanCode Deploy と IBM MQ のアーキテクチャーを示す図
図 2. 基本的な UrbanCode Deploy サーバー/エージェント・アーキテクチャー
基本的な UrbanCode Deploy サーバー/エージェント・アーキテクチャーを示す図
基本的な UrbanCode Deploy サーバー/エージェント・アーキテクチャーを示す図

UrbanCode Deploy のアプリケーション・モデル

UrbanCode Deploy の構成モデルでは論理サーバー・タイプを使用したデプロメントの定義および制御によって、開発者をサポートします。以下に、図 3 に示されている UrbanCode Deploy の論理構成モデルについて説明します。

  • IBM MQ サーバーのタイプは、アーキテクチャーおよび構成パターンにおけるその論理的役割に基づいて決まります。私たちは、役割と構成を基準に IBM MQ サーバーが分類されるようにする予定です。サーバー・タイプごとに、UrbanCode Deploy アプリケーションとそのコンポーネントによって定義された、テンプレート化された構成モデルを使用します。UrbanCode Deploy アプリケーションに含まれる環境に、該当するタイプの IBM MQ サーバーがデプロイされます。
  • 構成を管理しやすくするために、アプリケーション・テンプレートとコンポーネント・テンプレートを使用します。テンプレートをどのようにして構成するのかについては、このリンク先の Knowledge Center を参照してください (UrbanCode Deploy アプリケーションのコンポーネントは、プロセスおよび関連するプロパティー・ファイルを使用して IBM MQ デプロイメントの使用ケースを実装します)。このモデルを使用することで、デプロイメントの使用ケースをサーバー・タイプ別にパターン化できるだけでなく、各使用ケースの実装を管理して、経時的な変更を監査できるようになります。このモデル全体で意図されているのは、IBM MQ の開発者や管理者が UrbanCode Deploy を使用して以下のタスクに対処できるようにすることです。
    • 同じ環境内または異なる環境内のサーバー・インスタンスのタイプを比較する
    • サーバー・インスタンスに適用されている特定の構成にアクセスする
    • バージョン管理されたプロパティー・ファイルを使用してプロパティーを定義し、新しい構成をサーバーに適用する
    • 変更を次の環境にプロモートする
    • 本番サーバーの構成を別のサーバー・インスタンス上に自動的に複製する
図 3. UrbanCode Deploy の論理構成モデル

UrbanCode Deploy アプリケーション

UrbanCode Deploy アプリケーションは、IBM MQ サーバー・タイプごとに必要です。UrbanCode Deploy アプリケーションを使用して、該当するサーバー・タイプのすべての構成変更をデプロイし、その特定のタイプのサーバーがデプロイされている各環境に変更をプロモートすることになります。アプリケーション・モデルには、その特定のアプリケーションがサポートする IBM MQ サーバー管理の各使用ケースのコンポーネントが含まれます。これらのコンポーネントは、コンポーネント・テンプレートから生成されたものです。アプリケーション・モデルのプロセスにより、各環境に該当するタイプの IBM MQ サーバー・インスタンスがリソースとしてデプロイされます。

UrbanCode Deploy のコンポーネント・テンプレート

IBM MQ サーバー管理の各使用ケースは、関連するコンポーネント・プロセスを集めたコンポーネント (テンプレート) としてモデル化されていなければなりません。コンポーネント・プロセスには初期ステップが含まれており、このステップでプロパティー・ファイルを読み取り、プロセスの残りのステップで使用する出力プロパティーを作成します。コンポーネント・テンプレートを使用するという方法を選べば、IBM MQ 管理者が使用する各コンポーネントおよびプロセス定義を一元管理することができます。つまり、コンポーネント・テンプレートは、各開発環境内で IBM MQ サーバーに適用およびプロモートするパターンを標準化する手段になります。

UrbanCode Deploy コンポーネント

サーバー・タイプごとの IBM MQ 管理アプリケーションには、特定の使用ケースを実行するために使用される、該当するバージョンのコンポーネント・テンプレートから生成された 1 つのコンポーネントが割り当てられます。UrbanCode Deploy の IBM MQ コンポーネント・プロセスには初期ステップが含まれていて、このステップでプロパティー・ファイルが読み取られます (このステップは、IBM UrbanCode プラグインに初めから用意されているステップです)。初期ステップでプロパティー・ファイルを読み取ることで生成される一連の出力プロパティーが、プロセスの以降のステップで構成を行うために使用されます。プロパティー・ファイルは、IBM MQ コンポーネント・バージョンに含まれる唯一の成果物です。

UrbanCode Deploy の環境とリソース

IBM MQ サーバー・タイプのそれぞれを表す UrbanCode Deploy アプリケーションには、該当するタイプの IBM MQ サーバーがデプロイされる環境として定義された 1 つの UrbanCode Deploy 環境があります。UrbanCode Deploy のリソースとは、環境にデプロイされる各 IBM MQ サーバー・タイプのインスタンスを表します。デプロイメント・プロセスを実行するために必要なサーバー情報は、UrbanCode Deploy のリソースに格納されます。1 つの環境に複数のサーバーがある場合は、リミット・タグを使用して各デプロイメントのスコープを制御する必要があります。

コンポーネント・プロセス

IBM MQ マネージャー・プラグインに関する以下の重要な情報は、UrbanCode Deploy Developer Center に記載されています。

各コンポーネント・プロセス・モデルには、該当するコンポーネント・バージョンに格納されているプロパティー・ファイルを読み取るための初期ステップが含まれています。IBM MQ 管理者によって開発されるプロパティー・ファイルが、デプロイメント・インスタンスごとに定義されたコンポーネント・プロセス・プロパティーを提供します。プロパティー・ファイルの読み取りステップにより、読み取られたプロパティーが出力プロパティーとしてメモリーに出力されます。残りのステップでは、これらの出力プロパティーが使用されます。図 4 に、プロセスの例を示します。

図 4. UrbanCode Deploy のコンポーネント・プロセスの例
UrbanCode Deploy のコンポーネント・プロセスのフローを示す図

プロセスとステップの説明

このセクションでは、キュー・マネージャーの作成およびアプリケーション接続の作成という 2 つの異なる使用ケースをモデル化した、2 つのサンプル・コンポーネント・プロセスについて説明します。コンポーネント・プロセスの名前は、そのプロセスが実装する使用ケースの名前です。

  • キュー・マネージャーの作成: キュー・マネージャーの作成プロセスは、新規キュー・マネージャーを作成する場合にのみ使用できます。この使用ケースは、アプリケーション・モデルを使用するためのフレームレームワークを定義する、基本的な使用ケースです。以下に、図 4 に示されているステップをいくつか取り上げて説明します。
    • Read property file (プロパティー・ファイルの読み取り): 「Read properties file (プロパティー・ファイルの読み取り)」というラベルが付いた、UrbanCode Deploy の File Utils プラグインに含まれるステップです。このステップでは、プロパティー・ファイルに指定された値のペアを解析し、要素名を使用して、定義されているプロパティーを検索します。このファイルから読み取られるプロパティーは、コンポーネント・プロセスの残りのステップで使用する (メモリー内の) 出力プロパティーです。コンポーネント・プロセスの以降のステップで IBM MQ リソースを作成、変更、または削除する際は、これらの出力プロパティーを使用できます。各使用ケース/コンポーネントには標準的なプロパティー・ファイル・テンプレートを使用します。XML ファイルを使用して同じ機能を実行するには、UrbanCode Deploy のデフォルト・プラグインでは、代わりのステップ (「Read property from XML file (XML ファイルからのプロパティーの読み取り)」) を提供しています。
    • Create queue manager (キュー・マネージャーの作成): 選択した環境内にあり、コンポーネントに関連する IBM MQ サーバー上に新規キュー・マネージャーを作成するステップです。このサンプル・ステップで使用されるプロパティーには、コマンド・ディレクトリー (必須)、キュー・マネージャーの説明 (任意)、キュー・マネージャー名 (必須) があります。
  • アプリケーション接続の作成: この使用ケースは、2 つのプロセスを使用してモデル化できます。その 1 つは、リモート・サーバー用のプロセス、もう 1 つは通信を必要とするアプリケーションのローカル・サーバー用プロセスです。この両方のプロセス用にコンポーネント・テンプレートをモデル化してください。アプリケーション・プロセスには、各プロセス (最初はローカル・サーバー) に応じたプロセス・ステップを含める必要があります。

プロパティー・ファイルに含まれるプロパティー

プロパティーは、以下の 3 つの手段によって管理できます。

  • 環境
  • リソース
  • プロパティー・ファイル内 (コンポーネント・バージョン)

コンポーネント・プロセスを定義する際は、プロパティーが維持される場所 (環境、リソース、コンポーネント、アプリケーション、プロパティー・ファイルなど) を考慮する必要があります。通常は、プロパティー・ファイル内に維持するプロパティーの数を制限して、管理者/開発者のそれぞれがプロパティー値を更新する作業を軽減することができます。

表 2 に、いくつかの典型的な IBM MQ プロセス・ステップのために使用されるプロパティーの例を記載します。各 UrbanCode Deploy プロセス・ステップには、そのステップを実行するために必須の値と任意の値があります。以下の表に、それらすべてのプロパティーを記載し、以下のカテゴリーに従って分類してあります。

  • 再利用: コンポーネント・プロセスの 1 つ以上のステップによって使用されるプロパティー。これらのプロパティーはプロパティー・ファイルに入力されます。
  • 事前構成: それぞれの環境、リソース、または使用ケースに固有のプロパティー。これらのプロパティーは、デプロイメントごとに変更されることはないので、UrbanCode Deploy のプロパティーとして維持できます。

表 2 から明らかなように、プロパティー・ファイル内に維持するプロパティーを固有のプロパティーに絞り込むことで、IBM MQ 管理者がプロパティー・ファイル内で維持するプロパティーの数を合計 29 個から 9 個にまで減らすことができます。残りのプロパティーは、アプリケーション・プロパティー、コンポーネント・プロパティー、環境プロパティー、リソース・プロパティー、またはグローバル・プロパティーとして UrbanCode Deploy 内で維持されることになります。

表 2. UrbanCode Deploy のプロパティー一覧
ステップ名前説明必須再使用事前構成
キュー・マネージャーの作成Command directory (コマンド・ディレクトリー)ストリングIBM MQ コマンドのディレクトリーはいXX
Queue manager description (キュー・マネージャーの説明)ストリング作成するキュー・マネージャーを説明するテキスト (最大 64 文字)いいえ
Queue manager name (キュー・マネージャー名)ストリング作成するキュー・マネージャーの名前はい
ローカル・キューの作成Command directory (コマンド・ディレクトリー)ストリングIBM MQ コマンドのディレクトリーはいXX
Delete script file after execution (実行後にスクリプト・ファイルを削除)
ブール値実行後にスクリプト・ファイルを削除するかどうかはいX
Is batch (バッチ処理)ブール値複数のコマンドを 1 つのスクリプト・ファイルにまとめて、run MSQC script コマンドを使用して一括で実行するかどうかはいX
Queue manager name (キュー・マネージャー名)ストリングキューを作成する対象のキュー・マネージャーはいX
Queue name (キュー名)ストリング定義するキューはい
Script file (スクリプト・ファイル)ストリングスクリプトを書き込むファイルの名前はいX
リモート・キューの作成Command directory (コマンド・ディレクトリー)ストリングIBM MQ コマンドのディレクトリーはいXX
Delete script file after execution (実行後にスクリプト・ファイルを削除)ブール値実行後にスクリプト・ファイルを削除するかどうかはいX
Is batch (バッチ処理)ブール値複数のコマンドを 1 つのスクリプト・ファイルにまとめて、run MSQC script コマンドを使用して一括で実行するかどうかはいX
Queue manager name (キュー・マネージャー名)ストリングキューを作成する対象のキュー・マネージャーの名前はい> X
Queue name (キュー名)ストリング定義するキューの名前はい
Script file (スクリプト・ファイル)ストリングスクリプトを書き込むファイルの名前はいXX
受信チャネルの作成Channel name (チャネル名)ストリング定義する受信チャネルの名前はい
Command directory (コマンド・ディレクトリー)ストリングIBM MQ コマンドのディレクトリーはいX
Delete script file after execution (実行後にスクリプト・ファイルを削除)ブール値実行後にスクリプト・ファイルを削除するかどうかはいX
Is batch (バッチ処理)ブール値複数のコマンドを 1 つのスクリプト・ファイルにまとめて、run MSQC script コマンドを使用して一括で実行するかどうかはいX
Queue manager name (キュー・マネージャー名)ストリングキューを作成する対象のキュー・マネージャーの名前はいX
Script file (スクリプト・ファイル)ストリングスクリプトを書き込むファイルの名前はいX
送信元チャネルの定義Channel name (チャネル名)ストリング定義する送信元チャネルの名前はい
Command directory (コマンド・ディレクトリー)ストリングIBM MQ コマンドのディレクトリーはいXX
Connection name (接続名)ストリングこのチャネルの接続名 はい
Delete script file after execution (実行後にスクリプト・ファイルを削除)ブール値実行後にスクリプト・ファイルを削除するかどうかはいX
Is batch (バッチ処理)ブール値複数のコマンドを 1 つのスクリプト・ファイルにまとめて、run MSQC script コマンドを使用して一括で実行するかどうかはいX
Queue manager name (キュー・マネージャー名)ストリングキューを作成する対象のキュー・マネージャーの名前はいX
Queue name (キュー名)ストリングチャネルが使用するキューの名前はいX
Script file (スクリプト・ファイル)ストリングスクリプトを書き込むファイルの名前はいX

IBM MQ サーバー管理のデプロイメント・プロセス

この例では、IBM MQ サーバー管理のデプロイメントのために、以下のステップを実行します。

  1. SCM 内での変更要件の定義: このステップでは、アプリケーションに依存しない変更要件を収集し、作業を IBM MQ 管理者に割り当てます。
  2. プロパティー・ファイル・テンプレートの取得: 実行する使用ケースに関連付けられた適切なバージョンのプロパティー・ファイル・テンプレートを、IBM MQ 開発者が見つけられるようにします。デプロイメント・プロセスを 1 回実行して、複数の使用ケースを実行できます。
  3. プロパティー・ファイルの変更および配信/レビュー: IBM MQ 開発者が適切なプロパティー値を追加または再利用します。
  4. 新規 UrbanCode Deploy コンポーネント・バージョンの作成: このステップでは、成果物として新しく作成/変更されたプロパティー・ファイルを使用して、IBM MQ 開発者が手作業で、または自動的に新規コンポーネント・バージョンを作成します。
    : 各サーバーに適用された構成内容がわかるような命名規則を使用してください。
  5. 環境リソースへのタグ付け: IBM MQ 開発者が使用するコンポーネント・プロセスに固有のタグを割り当て、デプロイメント・プロセスに適用するリソースを制限します。
  6. デプロイメントの要求: 標準的なプロセスに従います。
  7. デプロイメントのガバナンス: UrbanCode Deploy 内の標準的なデプロイメント・ガバナンスに従います。
  8. 結果のレビュー: ユーザーが UrbanCode Deploy のすべてのビューを確認し、各リソースに適用された内容を監査し、サーバー間や環境間で比較できます。
  9. 環境の管理: 必要に応じて環境管理の使用ケースを実行します。
図 5. サーバー管理のデプロイメント・ステップ
サーバー管理のデプロイメント・ステップを示す図
サーバー管理のデプロイメント・ステップを示す図

増分式デプロイメント

UrbanCode Deploy デプロイメントは増分式でなければなりません。増分式デプロイメントにより、変更をプロモートする際、スナップショットを作成する際、そして環境/サーバーを比較する際に一連の変更を踏まえることができます (それぞれに独立しているため)。変更を新しいサーバーにデプロイするとき、UrbanCode Deploy によって (各コンポーネントのバージョンに基づいて) 変更セットが比較され、まだ適用されていない変更だけが適用されます。

環境管理の使用ケース

表 3 に記載する環境管理の使用ケースは、IBM MQ サーバー・タイプの新しいインスタンスの構成、各環境をまたがる変更の管理、およびアクティビティーの監視に伴うアクティビティーを代表するものです。

表 3. 環境管理の使用ケース
使用ケース説明
IBM MQ サーバーの複製本番環境内での構成に基づいて、既存の IBM MQ サーバーの新しいインスタンスを作成します。
構成の監視標準的な (本番環境の) サーバーに適用される構成を監視します。
変更の管理一貫性を維持するために、ある環境内の IBM MQ サーバーに変更が適用された場合、他の環境内の該当するサーバーにも同じ変更を適用します。
環境構成の比較さまざまな環境をまたがってサーバーの構成を比較して、これらのサーバーの違いを理解します。

IBM MQ サーバーの複製

IBM MQ 開発者が別の環境内でサーバーまたはサーバー・タイプを複製する際は、UrbanCode Deploy スナップショットを使用します。スナップショットを使用することにより、サーバーに適用されている増分バージョンのすべてを選択し、リソースを収集して別の環境に適用することができます。
: スナップショットを使用してデプロイするときは、新しいサーバーに適用されていないバージョンのみが実行されます。

構成の監視と変更の管理

構成を監視し、各サーバーに適用する変更と同じタイプのすべてのサーバーに適用する変更を管理するには、UrbanCode Deploy の監査機能とコンプライアンス機能を利用できます。例えば、IBM MQ サーバー・タイプまたはサーバーのスナップショットを比較したり、選択したサーバーに適用されている変更の一覧を確認したりできます。

環境構成の比較

コンポーネントの各バージョンには、プロパティー・ファイルの値に対して行った変更を説明するような命名規則を使用してください。バージョンと成果物、および IBM MQ サーバーのすべての変更ステータスを監査、確認するには、UrbanCode Deploy のレポートおよびビューを利用できます。環境やスナップショットを比較して、詳細な差分レポートを入手することもできます。

まとめ

このチュートリアルでは、IBM MQ サーバー管理および環境管理を目的とした IBM MQ 構成のデプロイメントを自動化するためのモデルを紹介しました。IBM MQ 構成をモデル化し、デプロイし、そしてデプロイメントを監査するには、UrbanCode Deploy が比較的簡単な手段になります。UrbanCode Deploy に標準装備されている自動化機能とガバナンス機能を使用することで、IBM MQ サーバーの管理と構成の更新に関する作業や、既存のサーバーから新しい環境を再現する際の作業を削減できます。このチュートリアルで紹介したモデルを使用して、UrbanCode Deploy が IBM MQ 構成のデプロイメントにもたらすメリットを実現してください。


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