DB2 10.5の分散データ・サーバーのさまざまなエディションの機能を比較する

比較表を提供することによって、DB2 10.5 for Linux, UNIX, and Windowsのサーバー・ファミリー製品のエディションの基本的なライセンスの許諾条件、機能、およびフィーチャーの違いを説明します。情報は2013年6月14日時点のものです。

Amyris Rada, Senior Information Developer, DB2 for Linux, UNIX, and Windows, IBM

Amyris RadaAmyris Radaは、カナダのオンタリオ州マーカムにあるIBMカナダ研究所でDB2 for Linux, UNIX, and Windows担当のシニア・ライターを務めています。1998年よりDB2のチームに属し、パートナー・イネーブルメント、品質保証、インフォメーション・デベロップメントなどさまざまな業務に携わっています。シモン・ボリバル大学でコンピューター・エンジニアリングの学位を取得。現在DB2のインフォメーション・センターに関するいくつかのコンテンツ領域を担当し、DB2のベストプラクティスの構築に取り組んでいます。最近の共著として、「Best practices: Physical database design for online transaction processing (OLTP) environments」および「DB2 best practices: Physical database design for data warehouse environments」があります。IBMで業務を行う前には、AmyrisはKL GroupとINTERGRAPHで勤務していました。



Roman Melnyk, B., DB2 Information Development, IBM Toronto Lab

Roman MelnykRoman B. Melnykは、シニア・スタッフとしてDB2のインフォメーション・デベロップメント・チームに属しています。Romanが編集を行った書籍には、「DB2 10.5 with BLU Acceleration: New Dynamic In-Memory Analytics for the Era of Big Data (McGraw-Hill, 2013)」、「Harness the Power of Big Data: The IBM Big Data Platform (McGraw-Hill, 2013)」、「Warp Speed, Time Travel, Big Data, and More: DB2 10 for Linux, UNIX, and Windows New Features (McGraw-Hill, 2012)」、および「Apache Derby - Off to the Races (Pearson Education, 2006)」があります。共著としては、「DB2 Version 8: The Official Guide (Prentice Hall Professional Technical Reference, 2003)」、「DB2: The Complete Reference (Osborne/McGraw-Hill, 2001)」、「DB2 Fundamentals Certification for Dummies (Hungry Minds, 2001)」、および「DB2 for Dummies (IDG Books, 2000)」があります。



2014年 2月 26日

はじめに

DB2 10.5の製品ファミリーは、6種類の有償エディション、1種類の有償フィーチャー、および1種類の無償パッケージで提供されています。本記事は、これらの違いをわかりやすく説明します。

さらに本記事では、BLUアクセラレーション、DB2 pureScaleの機能拡張、SQL互換機能の機能拡張、および簡略化されたパッケージングなどのDB2 10.5で新規に提供されるようになった機能の概要についても説明します。

  • BLUアクセラレーションの機能を備えたDB2は、データベースとデータウェアハウスで効率的にアナリティクス・ワークロードを実行するための一連の先進的な機能を提供します。また、BLUアクセラレーションの機能を備えたDB2はIBM Cognos Business Intelligenceと連携することによって、レポーティングとディープ・アナリティクスを実現します。
  • DB2 10.5で実現した機能拡張としては、DB2 pureScale環境に対する高可用性機能および災害復旧機能(HADR)の提供、可用性の改善、ワークロードの負荷分散の改善、およびDB2 pureScaleのインスタンスから標準のDB2インスタンスへのデータベースのリストアなどが挙げられます。
  • SQL互換機能の最新の機能拡張(サイズの大きな行のサポートやインデックスからNULLキーを除外する機能を含む)によって、アプリケーションをDB2環境で稼働させる際の複雑なプロセスを簡略化することができます。
  • 製品のパッケージングを変更することによって、DB2のベース・エディションにより多くの機能やフィーチャー(ウェアハウス機能など)が含まれるようになり、より高いビジネス・バリューを提供できるようになりました。

簡易比較表

適切なDB2のエディションおよびパッケージを決定するためには、DB2のエディションまたはパッケージが提供する以下のフィーチャーや機能を比較した比較表を参照してください。

以下の比較表に表示されないフィーチャーや機能は、すべてのDB2のエディションに含まれています。

以下の比較表は、DB2のエディションごとにサポートするオペレーティング・システムの違いを表示しています。最新情報については、IBM DB2 for Linux, UNIX, and Windowsのシステム要件を読んでください。

表1. DB2の各エディションがサポートするプラットフォーム
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-CLinux (x86、x64、およびPOWER servers)、Solaris x64、およびWindows (x86 and x64)
DB2 ExpressLinux (x64およびPOWER servers)、Solaris x64、およびWindows x64
DB2 WorkgroupLinux (x64およびPOWER servers)、AIX、HP-UX、Solaris (SPARCおよびx64)、およびWindows x64
DB2 Enterprise and DB2 Advanced WorkgroupLinux (x64、POWER systems、およびSystem z servers)、AIX、HP-UX、Solaris (SPARC and x64)、およびWindows x64
DB2 Advanced EnterpriseLinux (x64、POWER systems、およびSystem z servers)、AIX、HP-UX、Solaris (SPARC and x64)、およびWindows x64
Linux x86およびWindows x86は、Developer Editionを使用した場合にテスト環境と開発環境でのみサポートされます。

一部のDB2のエディションでは、プロセッサー・コア数を制限する必要があります。以下の比較表は、DB2エディションごとのプロセッサー・コア数の制限について説明します。

表2. プロセッサー・コア数の制限
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C2コア

この制限条件は、WindowsとLinuxではDB2ソフトウェアが自動的に遵守します。Solaris x64では、ユーザーが手作業で制限条件を遵守するよう設定を行う必要があります。例えば、4コアのWindowsサーバーにDB2 Express-Cをインストールすると、ソフトウェアが自動的に2コアしか使用しないよう設定します。ただし、4コアのSolaris x64サーバーにDB2をインストールした場合は、対象となる仮想化テクノロジーを使用することによって、仮想サーバーごとに使用するコア数を2コアに制限したうえでDB2をインストールする必要があります。
DB2 Express8コア

Express-Cと同様に、この制限条件は、WindowsとLinuxではDB2ソフトウェアが自動的に遵守します。Solaris x64サーバーにインストールする場合は、対象となるパーティショニング・テクノロジーや仮想化テクノロジーに基づいて、手作業で制限条件を遵守するよう設定を行う必要があります。プラットフォームに関係なく、使用する課金体系によっては追加の制限条件が適用されることがあります。詳細については、以下の仮想化テクノロジーまたはサブキャパシティー・ライセンスの適用条件の記載を読んでください。
DB2 Workgroup and DB2 Advanced Workgroup16コア

Express-Cと同様に、この制限条件は、WindowsとLinuxではDB2ソフトウェアが自動的に遵守します。その他すべてのプラットフォームの場合は、対象となるパーティショニング・テクノロジーや仮想化テクノロジーに基づいて、手作業で制限条件を遵守するよう設定を行う必要があります。プラットフォームに関係なく、使用する課金体系によっては、追加の制限条件が適用されることがあります。詳細については、以下の仮想化テクノロジーまたはサブキャパシティー・ライセンスの適用条件の記載を読んでください。
DB2 Enterprise and DB2 Advanced Enterpriseプロセッサー・コア数に制限はありません。

これらのエディションでは、利用可能なコアをすべて使用することができます。PVUの課金体系を適用する場合は、DB2がアクセスするすべてのコアに対して適切な数のライセンスを取得する必要があります。

一部のDB2のエディションではDB2のインスタンスごとに利用可能なメモリーの容量を制限する必要があります。以下のテーブルは、DB2のエディションごとのメモリー制限について説明します。

表3. メモリー容量の制限
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C物理サーバーまたは仮想セッションごとに16 GB

この制限条件は、各インスタンスにおいてDB2ソフトウェアが自動的に遵守します。16 GBを超えるメモリーを持つサーバーの場合、インスタンス・メモリーのコンフィギュレーション・パラメーターを使用することによってすべてのインスタンスに対して16GBの制限を手作業で設定する必要がありす。

例えば、32GBのRAMを持つサーバー上に単一のDB2 Express-Cインスタンスをインストールした場合、インスタンスが16 GBのRAMのみを使用するように制限する必要があります。
DB2 Express64 GB

この制限条件は、各インスタンスにおいてDB2ソフトウェアが自動的に遵守します。同一の物理サーバーまたは仮想サーバーにおいて複数のインスタンスが稼働している場合は、すべてのインスタンスに対して手作業で本制限条件を遵守するよう設定する必要があります。
DB2 Workgroup128 GB

この制限条件は、各インスタンスにおいてDB2ソフトウェアが自動的に遵守します。同一の物理サーバーまたは仮想サーバーにおいて複数のインスタンスが稼働している場合は、すべてのインスタンスに対して手作業で本制限条件を遵守するよう設定する必要があります。さらに、プロセッサー・ソケットの数は4ソケットを超えることはできません。
DB2 Advanced WorkgroupAUSIまたはPVUの課金体系を使用した場合は128 GBの制限が適用されます。プロセッサー・ソケットの数には制限はありません。

テラバイト課金の場合、メモリー容量に制限はありません。しかしながら、プロセッサー・ソケットの数は最大で4ソケットに制限されます。
DB2 Enterprise and DB2 Advanced EnterpriseDB2インスタンスが使用できるメモリー容量には制限はありません。

一部のDB2のエディションでは、データベースに格納できるユーザー・データの容量が制限されています。以下の表は、ユーザー・データの容量の制限について説明します。

表4. ユーザー・データの容量の制限
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-Cデータベースごとに15 TBのユーザー・データの制限があります。
DB2 Expressデータベースごとに15 TBのユーザー・データの制限があります(すべての課金体系を使用する際に適用されます)。
DB2 Workgroupデータベースごとに15 TBのユーザー・データの制限があります(すべての課金体系を使用する際に適用されます)。
DB2 Enterpriseユーザー・データの制限はありません。
DB2 Advanced Workgroupデータベースごとに15 TBのユーザー・データの制限があります。

DB2 Advanced Workgroupはユーザー・データの容量を計算するスクリプトを提供します。
DB2 Advanced Enterpriseユーザー・データの制限はありません。

DB2 Advanced Enterpriseはユーザー・データの容量を計算するスクリプトを提供します。

DB2のエディションによって、利用可能なライセンス・オプションが異なります。以下の表は、その条件について説明します。

表5. DB2のエディションごとに利用可能なライセンス・オプション
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C利用可能なライセンス・オプションはありません。

DB2 Express-Cは無償のDB2パッケージです。
DB2 ExpressPVUライセンス、AUSIライセンス、FTLライセンス、またはサーバー(Limited Use Virtual Server: LUVS)・ライセンスの課金体系を利用できます。FTLあるいはサーバー(Limited Use Virtual Server: LUVS)・ライセンスによってDB Expressのライセンスを取得すると、コスト効率が最も高くなることがよくあります。

  • PVUライセンスを取得すると、無制限の数のユーザーが1台のDB2 Expressサーバーにアクセスすることができます。本ライセンスは、DB2 Expressがインストールされる物理サーバーまたは仮想サーバーのPVU値に基づいて取得します。
  • AUSIライセンスを1ライセンス取得すると、1インストールごとに1名のユーザーが1台のDB2 Expressサーバーにアクセスすることができます。本課金体系では、特定のDB2 Expressサーバーに対するユーザーごとに1 AUSIライセンスを取得する必要があります。DB2 Expressがインストールされる物理サーバーまたは仮想サーバーごとに5 AUSIライセンス以上を取得する必要があります。
  • FTLライセンスを取得すると、無制限の数のユーザーが1台のDB2 Expressサーバーにアクセスすることができ、1年間のサポート契約も合わせて提供されます。DB2 Expressがインストールされる物理サーバーまたは仮想サーバーごとに1FTLライセンスを取得します。5台のサーバーがある場合5ライセンスを取得するシンプルなライセンス・オプションです。
  • サーバー(Limited Use Virtual Server:LUVS)・ライセンスは、FTLライセンスと同様にサーバーごとに取得する必要があります。サーバー(Limited Use Virtual Server: LUVS)・ライセンスを取得することによって、無制限の数のユーザーがDB2 Expressサーバーにアクセスできます。FTLライセンスとサーバー(Limited Use Virtual Server: LUVS)・ライセンスの違いは、FTLライセンスは期間限定のライセンスであるのに対し、サーバー(Limited Use Virtual Server: LUVS)・ライセンスは永続的なライセンスである点です。
DB2 WorkgroupPVUライセンス、AUSIライセンス、またはソケット(Limited Use Socket: LUS)・ライセンス課金体系を利用できます。ソケット(Limited Use Socket: LUS)・ライセンスは、他の課金体系に比べてコスト効率が最も高くなる場合があります。

  • PVUライセンスを取得すると、無制限の数のユーザーが1台のDB2 Workgroupサーバーにアクセスすることができます。本ライセンスは、DB2 ExpressのPVUライセンスと同じ方法で取得します。
  • AUSIライセンスを1ライセンス取得すると、1インストールごとに1名のユーザーが1台のDB2 Workgroupサーバーにアクセスできます。本ライセンスには、DB2 ExpressのAUSIライセンスと同じ最小ライセンス数の条件が適用されます。
  • ソケット(Limited Use Socket: LUS)・ライセンスを取得すると、無制限の数のユーザーが1台のDB2 Workgroupサーバーにアクセスすることができます。DB2 Workgroupがアクセスする物理サーバーまたは仮想サーバー上のソケットごとに1 ソケット(Limited Use Socket: LUS)・ライセンスを取得する必要があります。 例えばパーティショニングが行われていない4ソケット(1ソケットあたり4コア) のサーバー(1,920 PVUに相当)が存在する場合、4 ソケット(Limited Use Socket: LUS)・ライセンスを取得するだけで済みます。DB2 Workgroupの4 ソケット(Limited Use Socket: LUS)・ライセンスのコストを1,920 PVUライセンスのコストを比較すると、処理能力の高いサーバーでソケット(Limited Use Socket: LUS)・ライセンスによってコスト効率が最も高くなることが分かります。
DB2 EnterprisePVUライセンスまたはAUSIライセンスの課金体系を利用できます。

  • PVUライセンスを取得すると、無制限の数のユーザーが1台のDB2 Enterpriseサーバーにアクセスすることができます。DB2 Enterpriseがインストールされる物理サーバーまたは仮想サーバーのPVU値に基づいてPVUライセンスを取得する必要があります。
  • AUSIライセンスはDB2 WorkgroupのAUSIライセンスと同じ方法で取得します。1台のDB2 Enterpriseサーバーに対して取得する必要があるAUSIライセンスの最小購入数は、本エディションがインストールされたサーバーの100 PVUごとに25 AUSIライセンスです。

DB2 Advanced Workgroup and DB2 Advanced EnterprisePVUライセンス、AUSIライセンス、またはテラバイト課金の課金体系を利用できます。

  • PVUライセンスを取得すると、無制限の数のユーザーがDB2のアドバンスト・エディションをインストールした1台のサーバーにアクセスすることができます。DB2のアドバンスト・エディションがインストールされる物理サーバーまたは仮想サーバーのPVU値に基づいてPVUライセンスを取得する必要があります。
  • AUSIライセンスはDB2 EnterpriseのAUSIライセンスと同じ方法で取得します。AUSIライセンスの最小購入数は、本エディションがインストールされたサーバーの100 PVUごとに25 AUSIライセンスで、DB2 AWSEの場合は、1ソケットあたり20AUSIライセンスです。
  • テラバイト課金では、ユーザー・データのテラバイト数(端数がある場合は最も近いテラバイト数に切り上げ)に基づいてライセンスを取得する必要があります。なお、テラバイト数はDB2のアドバンスト・エディションとともに提供されるスクリプトによって確認することができます。本課金体系は、主にウェアハウスの処理を実行するワークロードで使用することを目的としています。そのため、有効な2つ以上のデータベース・パーティションでデータベース・パーティショニングを使用するか、ユーザー・データの75%以上をBLUアクセラレーションのカラムストア・テーブルに格納する必要があります。

さまざまな課金体系、プラットフォーム、および仮想化テクノロジー(LPAR、DLPAR、およびVMwareなど)によって、仮想環境またはサブキャパシティー環境でDB2のエディションまたはパッケージを使用する際の前提条件が異なります。PVUライセンス、サーバー(Limited Use Virtual Server: LUVS)・ライセンス、またはソケット(Limited Use Socket:LUS)・ライセンスを適用する際の詳細のルールについては、サブキャパシティー・ライセンスのガイドを読んでください。

表6. 仮想化テクノロジーとサブキャパシティー・ライセンスは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C対象となる仮想化ソフトウェアを使用することによって、DB2 Express-Cを仮想環境に実装することができます。

例えば8コアのサーバーがある場合、DB2 Express-Cを4つの個別の仮想セッション(各セッションに対して2コアと64 GBのRAMを割り当てた場合)にインストールすることができます。詳細条件については、プロセッサー・コア数の制限またはメモリー容量の制限を読んでください。
DB2 Express利用できます。仮想セッションごとにDB2のライセンスとリソースに関する制限条件を適用する必要があります。

AUSIライセンス、FTLライセンス、またはサーバー(Limited Use Virtual Server: LUVS)・ライセンスを使用する場合、これらの課金体系はプロセッサー・コアに基づくものではないためサブキャパシティー・ライセンスを気にする必要はありません。(ただし、サーバー・ライセンスを仮想化環境で使用する場合、ILMTツールの代わりに手動で監視およびレポート保管をする必要があります。) PVUライセンスを使用する場合は、上記で説明したリソースの制限に加えて、対象となる仮想化テクノロジーを使用することによって各仮想サーバーがあらゆるリソースに関する制限を満たす必要があります。

例えば同じサーバー上に存在する4つのVMwareのセッションにDB2 Expressをインストールし、AUSIライセンスを適用する場合は、セッションごとに5 AUSIライセンス以上を取得する必要があります。1名のユーザーが上記4つのすべてのセッションにアクセスしたい場合は、当該ユーザーに対して4 AUSIライセンスを取得する必要があります。

別の例を挙げます。パーティショニングが行われていない20コアのLinux x64サーバーが1台ある場合、サーバー(Limited Use Virtual Server: LUVS)・ライセンスの課金体系でDB2 Expressをインストールすることができるものの、本ソフトウェアのライセンスをPVUの課金体系で取得する場合は、パーティショニングまたは仮想化テクノロジーを使用することによって、各仮想サーバーが使用するリソースが8コアおよび64 GBのRAMを超えないようにする必要があります。
DB2 Workgroup利用できます。仮想セッションごとにDB2のライセンスとリソースに関する制限条件を適用する必要があります。

AUSIライセンスを使用する場合、本課金体系はプロセッサー・コアに基づくものではないためサブキャパシティー・ライセンスを気にする必要はありません。PVUライセンスまたはソケット(Limited Use Socket: LUS)・ライセンスを使用する場合は、上記で説明したリソースの制限に加えて、対象となる仮想化テクノロジーを使用することによって各仮想サーバーがあらゆるリソースに関する制限を満たす必要があります。

例えばパーティショニングが行われていない64コアのLinux x64サーバーが1台あり、PVUまたはソケット(Limited Use Socket: LUS)・ライセンスの課金体系でDB2 Workgroupをインストールする場合は、パーティショニングまたは仮想化テクノロジーを使用することによって、DB2の各仮想サーバーが使用するリソースが16コアおよび128 GBのRAMを超えないようにする必要があります。
DB2 Advanced Workgroup利用できます。仮想セッションごとにDB2のライセンスとリソースに関する制限条件を適用する必要があります。

AUSIライセンスを使用する場合、本課金体系はプロセッサー・コアに基づくものではないためサブキャパシティー・ライセンスを気にする必要はありません。

PVUライセンスまたはテラバイト課金を使用する場合は、上記で説明したリソースの制限に加えて、対象となる仮想化テクノロジーを使用することによって各仮想サーバーがあらゆるリソースに関する制限を満たす必要があります。

例えばある仮想セッションにDB2 Advanced Workgroupをインストールし、AUSIライセンスを適用する場合、1ソケットごとに20 AUSIライセンス以上を取得する必要があります。パーティショニングが行われていない64コアのLinux 64サーバーが1台あり、PVUライセンスまたはテラバイト課金でDB2 Advanced Workgroupのライセンスを取得する場合は、パーティショニングや仮想化テクノロジーを使用することによって、DB2の各仮想サーバーが使用するリソースが16コアおよび128 GBのRAMを超えないようにする必要があります。
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。仮想セッションごとにDB2のライセンスとリソースに関する制限条件を適用する必要があります。

DB2 Enterpriseにはリソースの制限はないものの、使用する課金体系によっては最小ライセンス数の条件が適用されます。

例えばある仮想セッションにDB2 EnterpriseまたはDB2 Advanced Enterpriseをインストールし、AUSIライセンスを適用する場合は、100 PVUごとに25 AUSIライセンス以上を取得する必要があります。1名のユーザーが4つの個別のパーティションにアクセスしたい場合は、当該ユーザーに対して4 AUSIライセンスを取得する必要があります。

以下の表は、DB2のエディショにごとに利用可能な技術サポートのオプションを説明します。

表7. IBMの技術サポートは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-CDB2 Express-Cでは、IBMの技術サポートは利用できません。

DB2 Express-Cには一定のメンテナンス・スケジュールは設定されておらず、常に提供されるDB2 Express-Cのバージョンは1種類に限られます。つまり、新バージョンのDB2 Express-Cがリリースされると旧バージョンはダウンロード・サイトから削除されます。

コミュニティーからサポートを受けたい場合は、DB2 Express-Cのフォーラムに質問を出すことができます。本フォーラムではアイデアやソリューションを共有することができます。さらにDB2 Express-Cを簡単にDB2 Expressにアップグレードすることによって、低コストでサポートを受けることができます。
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

IBMが提供する卓越した24x7ベースのサポート・モデルでは直接サポート・エンジニアにアクセスすることができ、フィックスパックや追加フィーチャーに関する一定のメンテナンスが提供されます。詳細については、IBM DB2のサポート・ポータルを参照してください。

以下の表は、DB2の各エディションがBLUアクセラレーションを提供するかどうかを示しています。

表8. BLUアクセラレーションは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
利用できません。
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

DB2 10.5のアドバンスト・エディションは、DB2データベース上でカラムナー処理の機能(カラムストア・テーブルにデータを格納する機能やカラムストア型のデータに対するベクトル処理など)を提供します。

より詳細な情報については、カラムストア・テーブル(カラム・オーガナイズ表)の説明を読んでください。

以下の表は、DB2の各エディションがDB2 pureScaleを提供するかどうかを示しています。

表9. DB2 pureScaleは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
利用できません。
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
PVUライセンスおよびAUSIライセンスでのみ利用できます。

DB2 Advanced Workgroupでは、クラスターに含まれるすべてのメンバーに関してDB2 pureScaleが使用できるリソースは16プロセッサー・コアおよび4ソケットに制限されます。Caching Facility (CF)サーバーに関しては、カウントに入れません。

DB2 pureScaleを使用すると、アプリケーションを変更することなく透過的にOLTPクラスターを拡張することができ、しかも分散プラットフォーム上で可用性レベルを最大限に高めることができます。詳細については、IBM DB2 pureScale Featureの概要を読んでください。

以下の表は、DB2の各エディションが高可用性(HA)環境をサポートするかどうかを説明します。

表10. HA環境は利用できるか
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C利用できません。

何らかのHAクラスタリング・ソフトウェアを使用することによって、DB2 Express-Cサーバーのクラスタリングを行い高可用性を実現することはできません。例えば、Microsoft Clustering Services、SteeleEye、またはDB2が標準で提供するHAクラスタリング機能などによる高可用性クラスタリング機能は、DB2 Express-Cでは利用できません。
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

HA環境でDB2サーバーのライセンスを取得する方法については、「高可用性環境においてDB2 10.5の分散データ・サーバーのライセンスを取得する方法」を読んでください。

ほとんどのDB2のエディションには、DB2と連携するIBM Tivoli System Automation for Multiplatforms (SA MP)による統合クラスター・マネージャー・ソフトウェアの使用権が含まれています。詳細については、IBM Tivoli System Automation for Multiplatforms (SA MP)のベース・コンポーネントの説明を読んでください。以下の表は、DB2のエディションごとにSA MPの使用権が提供されるかどうかを説明します。

表11. SA MP (Tivoli System Automation for Multiplatforms) の使用権は提供されるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C提供されません。

DB2 Express-Cでは、あらゆるHAクラスタリング機能を使用することはできません。
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
提供されます。

DB2 HADRとは、パーティショニングが行われていないデータベースまたはpureScaleを使用しない環境においてDB2データベースの高可用性機能(スタンバイ・サーバー上での読み取り専用機能をオプションで提供)および災害復旧機能を提供するテクノロジーを指します。DB2 HADRを使用すると、最大で3台のスタンバイ・サーバーをサポートできます。DB2 HADRに関する詳細については、High Availability Disaster Recovery (HADR)を読んでください。ライセンスの許諾条件については、 「高可用性環境においてDB2 10.5の分散データ・サーバーのライセンスを取得する方法」を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがHADR機能を提供するかどうかを示しています。

表12. HADR機能は利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C利用できません。

何らかのHAクラスタリング・ソフトウェアを使用することによって、DB2 Express-Cサーバーのクラスタリングを行い高可用性を実現することはできません。例えば、Microsoft Clustering Services、SteeleEye、またはDB2が標準で提供するHAクラスタリング機能などによる高可用性クラスタリング機能は、DB2 Express-C.では利用できません。
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
利用できます。
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

テラバイト課金では、DB2 HADRは利用できません。

DB2 ACS(DB2拡張コピー・サービス)を使用すると、対応可能なストレージ・デバイスに対して迅速なコピー・テクノロジーを適用することによって、バックアップとリストアの処理に含まれるデータ・コピーを実行することができます。データ・コピーのフェーズにおいてストレージ・デバイスを使用することができるため、バックアップとリストアの処理スピードを格段にスピードアップできます。詳細については、DB2 Advanced Copy Services (ACS)の説明を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがDB2 Advanced Copy Services (ACS) を提供するかどうかを示しています。

表13. DB2 ACSは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C利用できません。
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

オンライン(「インプレース」とも呼ばれる)によるテーブルの再編成機能を使用すると、テーブルに対するフル・アクセスを提供したうえで当該テーブルの再編成を行うことができます。詳細については、インプレース(オンライン)表再編成機能を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがオンラインによるテーブル再編成機能(REORG)を提供するかどうかを示しています。

表14. オンラインREORG機能は利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C利用できません。
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

行および列のアクセス制御機能を使用することによって、特定のユーザーがアクセスできるデータに制限をかけることができます。本機能はマルチテナント・データベースを実装するために最適な機能を提供します。詳細については、行および列のアクセス制御機能(RCAC)の概要を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションが行および列のアクセス制御機能(RCAC)を提供するかどうかを示しています。

表15. RCACは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C利用できません。
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

ラベル・ベースのアクセス制御機能(LBAC)は、明確な階層に基づいてセキュリティー・ポリシーを実装できるテクノロジーです。詳細については、ラベル・ベースのアクセス制御機能(LBAC)の概要を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがLBACを提供するかどうかを示しています。

表16. LBACは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C利用できません。
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

タイム・トラベル照会機能はテンポラル・データをSQLレベルでサポートし、当該データに対するクエリーを実現します。本機能を使用すると、過去のある時点におけるデータを簡単に確認し、将来のある時点におけるデータを簡単に予測できます。詳細については、テンポラル・テーブルを使用したタイム・トラベル照会機能を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがタイム・トラベル照会機能を提供するかどうかを示しています。

表17. タイム・トラベル照会機能は利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

Multi-Temperature Storageを使用すると、データの使用パターンに基づいてデータをさまざまなストレージ・デバイスに分散することができます。本機能を通じて、既存のストレージを活用のうえパフォーマンスを最大限に高めることができます。例えば、最もアクセス頻度の高いデータ(「ホット・データ」)を処理スピードの速いSSDに保存し、ほとんどアクセスされないデータ(「コールド・データ」)を処理スピードの遅いSATAドライブに保存することができます。詳細については、Multi-Temperature Storageを使用したデータ管理を読んでください。

Multi-Temperature Storageによるデータ管理機能をDB2のワークロード管理機能と組み合わせることによって、ストレージのアクセス頻度に基づいてワークロードの優先順位を設定することができます。以下の表は、DB2の各エディションがMulti-Temperature Storageを提供するかどうかを示しています。

表18. Multi-Temperature Storageは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
利用できません。
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

スキャン・シェアリングを使用すると、特定のスキャナーが別のスキャナーによる処理を実行できるため、同じページに対するI/Oサイクルを繰り返す必要がなくなります。スキャン・シェアリングは、主にデータウェアハウス向けの機能を提供します。スキャン・シェアリングを使用可能な処理の例としては、ディスク・ページの読み取り、ディスク・シーク、バッファー・プールのコンテンツの再利用、圧縮データの解凍などが挙げられます。詳細については、スキャン・シェアリングの説明を読んでください。以下の表は、DB2のエディションごとのスキャン・シェアリングへの対応状況を示しています。

表19. スキャン・シェアリングは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
利用できません。
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

連続的なデータの取り込み機能が提供するクライアント・サイドのユーティリティーによって、テーブルのロックやその他のパフォーマンスに悪影響を及ぼす状況を発生させることなく、ファイルやパイプから読み取るデータをデータウェアハウスに連続的にフィードすることができます。詳細については、Ingestユーティリティーの説明を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションが連続的なデータの取り込み機能を提供するかどうかを示しています。

表20. 連続的なデータの取り込み機能は利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
利用できません。
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

DB2のワークロード管理機能を使用すると、ビジネス・ニーズに基づいてワークロードの実行スピードを調整することができます。本フィーチャーは、重要性の高い処理が同時に実行する重要性の低い処理によってスピードダウンしてはならないようなデータウェアハウスや業務データのストアおよびワークロードの混在環境に適しています。詳細については、「DB2のワークロード管理のコンセプトについて」を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがDB2のワークロード管理機能を提供するかどうかを示しています。

表21. DB2のワークロード管理機能は利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
利用できません。
DB2 Enterprise一部の機能が提供されます。

DB2のワークロード管理機能を使用することによってシステムを監視することができますが、ワークロードの優先順位を変更することはできません。
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

マテリアライズ照会表(MQT)、クエリーの並列処理、および多次元クラスタリング(MDC)テーブルは、主にデータウェアハウスで使用される、複雑なクエリーのパフォーマンスを改善する機能です。

MQTに関する詳細については、マテリアライズ照会表によるクエリーの最適化を読んでください。クエリーの並列処理に関する詳細については、並列処理の説明を読んでください。MDCテーブルに関する詳細については、マルチディメンション・クラスタリング表の説明を読んでください。以下の表は、DB2のエディションごとに複雑なクエリーに対応できるかどうか示しています。

表22. 複雑なクエリーをサポートできるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
利用できません。
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

テーブルのパーティショニング(「レンジ・パーティショニング」とも呼ばれる)を使用すると、単一のテーブルの一連の値を複数のデータ・パーティションに保存することによって、より簡単にテーブルの管理とインデックスの管理を行うことができます。詳細については、表のパーティション化を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがテーブルのパーティショニング機能を提供するかどうかを示しています。

表23. テーブルのパーティショニング機能は利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
利用できません。
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

DB2の圧縮機能には、バックアップ圧縮、値の圧縮、およびアーカイブ済みのログ・ファイルの圧縮の機能が含まれます。バックアップ圧縮の詳細については、バックアップ圧縮を読んでください。値の圧縮の詳細については、値の圧縮を読んでください。アーカイブ済みのログ・ファイルの圧縮については、アーカイブ済みのログ・ファイルの圧縮を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがこれらの圧縮機能を提供するかどうかを示しています。

表24. DB2の圧縮機能は利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

従来の行圧縮とアダプティブ圧縮の機能を使用すると、テーブル、インデックス、一時テーブル、XML、XDAなどのデータを圧縮することができます。DB2の行ベースの圧縮機能はストレージ・コストを最高で10分の1に圧縮することができ、しかもパフォーマンスを高めることができます。詳細については、行圧縮の説明を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションが行圧縮を提供するかどうかを示しています。

表25. 行圧縮は利用できるか
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
利用できません。
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

接続コンセントレーターを使用するとDB2 ConnectおよびDB2 for z/OSのデータベース・サーバー上で必要となるリソースを削減することによって、大量の人数のデスクトップ・ユーザーとWebユーザーをサポートすることができます。詳細については、接続コンセントレーターの説明を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションが接続コンセントレーターを提供するかどうかを示しています。

表26. 接続コンセントレーターは利用可能か
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
利用できません。
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

以下の表は、DB2の各エディションがDB2 Connectを提供するかどうかを示しています。

表27. DB2 Connectは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できません。

本機能を使用するには、DB2 Connectのいずれかのエディションを購入する必要があります。

以下の表は、DB2のエディションごとにMQサービスとWebサービスを通じてIBMのリレーショナル・データベース(すべてのプラットフォーム上で稼働するDB2とInformix)上でフェデレーション機能が提供されるかどうかを示しています。

表28. フェデレーション機能は利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
Homogeneousフェデレーションが提供されます。

Homogeneousフェデレーションは、さまざまなIBMのリレーショナル・データベース間でデータの結合と更新の分散処理を行うことができます。例えば単一のSELECTステートメントにおいて、Informix for AIX、DB2 for Linux、およびDB2 for Windowsの3種類のデータベース内に存在するテーブルのデータを結合することができます。詳細については、サポートされるデータ・ソースの説明を読んでください。

DB2 for z/OSおよびDB2 for System iに対してフェデレーション機能を使用するには、DB2 Connectを購入する必要があります。
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
Oracleデータベースに対するフェデレーション機能が提供されます。

これらのエディションはSQL Warehousing Tool (SQW)を使用することによって、Oracleデータベースへのフェデレーション機能を提供します。

DB2 for z/OSおよびDB2 for System iに対してフェデレーション機能を使用するには、DB2 Connectを購入する必要があります。
DB2 Advanced Enterpriseデータベースとその他のデータ・ソースへの包括的なフェデレーション機能が提供されます。

DB2 for z/OSおよびDB2 for System iに対してフェデレーション機能を使用するには、DB2 Connectを購入する必要があります。

以下の表は、DB2の各エディションでSQLレプリケーションを利用できるかどうかを示しています。

表29. SQLレプリケーションは利用できるか
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C利用できません。
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

DB2ファミリーに対するSQLベースのレプリケーション機能を提供します。SQLレプリケーションを使用すると、SQLステートメントに基づいて1つ以上のターゲットに対してデータを複製することができます。詳細については、SQLレプリケーションの説明を読んでください。

DB2 for z/OSおよびDB2 for System iに対してSQLレプリケーション機能を使用するには、DB2 Connectを購入する必要があります。

以下の表は、DB2の各エディションでQレプリケーションが利用できるかどうかを示しています。

表30. Qレプリケーションは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
利用できません。
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

これらのDB2のエディションには、アクティブ・アクティブ環境で最大で3台のDB2 for Linux, UNIX, and Windowsサーバーにデータを複製するために使用が限定されたQレプリケーション機能が含まれます。

Qレプリケーションはメッセージ・キュー・テクノロジーを使用して、1つ以上のターゲット・サーバーへの高パフォーマンスなレプリケーション・サービスを提供します。詳細については、Qレプリケーションの説明を読んでください。

pureXML機能を使用すると、パフォーマンスや検索の効率を犠牲にすることなく、簡単にXMLデータの保存と管理を行うことができます。詳細については、pureXMLの概要を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがpureXMLを提供するかどうかを示しています。

表31. pureXMLは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

DB2 Text Searchを使用すると、DB2テーブルに保存されたテキスト列を検索することができます。詳細については、DB2 Text Searchの説明を読んでください。

DB2 Text Searchは、従来のDB2 Net Search Extenderの機能を置き換えるものです。この2つの機能の相違点については、DB2 Text SearchおよびNet Search Extenderの比較を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがDB2 Text SearchとDB2 Net Search Extenderを提供するかどうかを示しています。

表32. DB2 Text SearchおよびDB2 Net Search Extenderは利用できるか
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

DB2 Spatial Extenderを使用すると、クエリーに地理空間データの属性(距離など)を含めることができます。詳細については、DB2 Spatial Extenderの説明を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがDB2 Spatial Extenderを提供するかどうかを示しています。

表33. DB2 Spatial Extenderは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

DB2によるJavaScript Object Notation (JSON)サポート機能は、JSONに基づくクエリー言語によってDB2データベースに保存されたJSON文書を管理・検索することを目的として、Java API、コマンドライン・インターフェース、および通信リスナー機能を提供します。詳細については、「IBMのデータ・サーバー用にJSONアプリケーションを開発する」を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがJSONサポート機能を提供するかどうかを示しています。

表34. DB2によるJSONサポート機能は利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
利用できません。
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

Resource Description Framework (RDF)を使用すると、主語、述語、目的語のデータ・トリプレット間のリレーションシップを保持することができるため、SPARQLのクエリー言語を使用してトリプレット内およびトリプレット間のリレーションシップに基づくクエリーを簡単に実行できます。詳細については、「IBMデータ・サーバー用にRDFアプリケーションを開発する」を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがRDFをサポートしているかどうか示しています。

表35. RDFは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

すべてのDB2のエディションには、DB2とOracle間の互換性機能(PL/SQL、SQL*Plus、Oracleデータベースの同時実行処理、データ型など)が含まれています。以下の機能を使用すると、Oracleアプリケーションをより簡単にDB2に移行することができます。以下の表は、DB2のエディションごとにOracleからの簡単な移行が行えるかどうかを示しています。

表36. SQL互換機能は利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

IBM Data Studioは、DB2、Informix、およびOracleデータベースの開発と管理を行うための統合環境を提供します。詳細については、IBM Data Studioの説明を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがIBM Data Studioを提供するかどうかを示しています。

表37. IBM Data Studioは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C別途ダウンロードすれば利用できます。
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

IBM InfoSphere Data Architectを使用すると、組織全体でデータのモデル化、統合、標準化を行うことができます。詳細については、IBM InfoSphere Data Architectの説明を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがIBM InfoSphere Data Architectを提供するかどうかを示しています。

表38. IBM InfoSphere Data Architectは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C利用できません。
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
個別に製品を購入する必要があります。
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

本ツールは最大10名の許可ユーザーが使用することができます。ただし、AUSIライセンスを使用する場合は、許可ユーザーは1名に制限されます。

IBM InfoSphere Optim Configuration Manager (OCM)は、データベースとクライアントのコンフィギュレーションの一元管理を提供します。詳細については、IBM InfoSphere Optim Configuration Managerの説明を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがOCMを提供するかどうかを示しています。

表39. OCM (InfoSphere Optim Configuration Manager) は利用できるか
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C利用できません。
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
個別に製品を購入する必要があります。
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

IBM InfoSphere Optim Performance Manager (OPM)は、データベース・アプリケーションに対して包括的かつプロアクティブなパフォーマンス管理ソリューションを提供します。詳細情報については、IBM InfoSphere Optim Performance Managerの説明を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがOPMを提供するかどうかを示しています。

表40. OPM (InfoSphere Optim Performance Manager) は利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C利用できません。
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
個別に製品を購入する必要があります。
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

OPMおよびExtended Insight(OPM Extended Editionに含まれる)が提供されます。Extended Insightの詳細については、IBM InfoSphere Optim Performance Manager Extended Insightの説明を読んでください。

IBM InfoSphere Optim Query Workload Tunerはグラフィカル・インターフェースを通じて処理を効率化するアドバイスをユーザーに提供するため、ユーザーはスピーディーにクエリーのパフォーマンスを最大限に高めることができます。詳細方法については、IBM InfoSphere Optim Query Workload Tuner for DB2 for Linux, UNIX, and Windowsの説明を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがInfoSphere Optim Query Workload Tunerを提供するかどうかを示しています。

表41. InfoSphere Optim Query Workload Tunerは利用可能か?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C利用できません。
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
個別に製品を購入する必要があります。
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

IBM InfoSphere Optim pureQuery Runtimeを使用すると、透過的に動的なJDBCを静的なJDBCで置き換えることによってパフォーマンスとセキュリティーを改善することができます。詳細については、IBM InfoSphere Optim pureQuery Runtimeの説明を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがInfoSphere Optim pureQuery Runtimeを提供するかどうかを示しています。

表42. InfoSphere Optim pureQuery Runtimeは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C利用できません。
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
個別に製品を購入する必要があります。
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

一部のDB2のエディションは、管理コンソール、Design Studio、SQL Warehousing Tool (SQW)、および文書化されたウェアハウジング・アプリケーションのサンプルを提供します。管理コンソールの詳細については、データウェアハウス・アプリケーションの管理の説明を読んでください。

Design StudioとSQWの詳細については、データウェアハウジング・アプリケーションの設計の説明を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがこれらのウェアハウジング機能を提供するかどうかを示しています。

表43. ウェアハウジング機能は利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
利用できません。
DB2 Enterprise
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

DB2のアドバンスト・エディションはウェアハウジング機能を提供します。詳細については、DB2 Warehouseのコンポーネントの説明を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがインテリジェントなマイニング・プロセスと非構造化テキストの分析プロセスを提供するかどうかを示しています。

表44. インテリジェント・マイニング機能は利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
利用できません。
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

一部のDB2のエディションは、インテリジェントなマイニング・ツールと可視化ツールを提供します。詳細については、Intelligent Minerの説明を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがインテリジェントなマイニング・ツールと可視化ツールを提供するかどうかを示しています。

表45. インテリジェントな・マイニング・ツールと可視化ツールは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
利用できません。
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

一部のDB2のエディションは、キュービング・サービスのクライアントとツールを提供します。詳細については、OLAPおよびキューブの説明を読んでください。以下の表は、DB2の各エディションがキュービング・サービスのクライアントとツールを提供するかどうかを示しています。

表46. キュービング・サービスのクライアントとツールは利用できるか?
DB2のエディション詳細情報
DB2 Express-C
DB2 Express
DB2 Workgroup
DB2 Enterprise
利用できません。
DB2 Advanced Workgroup
DB2 Advanced Enterprise
利用できます。

DB2のエディションごとの詳細情報が必要な場合は、「最適なDB2 10.5のエディションを選択する方法」を読んでください。


結論

さまざまな企業はさまざまなニーズを持っています。しかしながら、全ての企業に共通しているのは、コスト効率が高く、堅牢かつ拡張性の高いソリューションが必要であるということです。DB2のさまざまなエディションやパッケージが提供されることによって、ユーザーは自社の強みを損なうことなく、自社にとって適切なDB2のフィーチャーを選択することができます。さらにDB2のどのエディションやパッケージを選択した場合でも、将来においてライセンス・キーのアップグレードを行うだけで、DB2のシステムを自由に拡張し、機能を追加することができます。

製品のパッケージングは常に変化するため、本記事を頻繁に参照し、本記事の更新日をチェックされるようおすすめします。

原典

Compare the distributed DB2 10.5 database servers

参考文献

学ぶために

製品や技術を入手するために

  • 無償でDB2を使用できます。コミュニティー向けの無償のDB2 Express EditionであるDB2 Express-Cをダウンロードしてください。本ソリューションはDB2 Express Editionと同じコア機能を提供し、アプリケーションの構築と実装に役立つ基盤を提供します。
  • developerWorksから直接ダウンロードできるIBMの試用版ソフトウェアを今後の開発プロジェクトに役立ててください。

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Zone=Information Management
ArticleID=961607
ArticleTitle=DB2 10.5の分散データ・サーバーのさまざまなエディションの機能を比較する
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