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赤レンガ倉庫6丁目2番地: 第7回 IBM Red Brick Warehouse V6.2におけるベンチマークレポート

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堤 保晴, ソフトウェアサポート&サービス IMテクニカルセールス, IBM

2005年 9月 30日

IBM Red Brick Warehouseの連載「赤レンガ倉庫6丁目2番地 」第7回です。

はじめに

今回のテーマは、IBM Red Brick Warehouse V6.2におけるベンチマークレポートです。最近は、BIビジネスに対する注目の高さからか、パフォーマンスに関する情報の依頼を受ける機会が非常に増えてきています。そこで、今回の赤レンガ6丁目2番地では、IBM Red Brick Warehouseの優れたパフォーマンスを評価していただくために、HP ALPHAサーバーとIBM pSeries上で実施されたベンチマークテストの結果をご紹介させていただきます。

IBM Red Brick Warehouseは1992年の最初の製品リリースより、一貫してPerformance Is Everythingを標榜としてきました。Red Brickは開発当初からData Warehouseに特化した最適なテーブル構成であるスタースキーマを前提していましたが、最近では一般的となった「Data Warehouseといえばスタースキーマ構成」という概念は、当初その優位性が十分理解されておらず、RedBrickのような革新的な製品はその特徴ゆえに通常のRDBとは一線を画すことになりました。

パフォーマンスデータの詳細をご紹介する前に、今回のテストにつきまして特記すべき内容をお伝えしておきます。

まず、今回ご紹介するベンチマークテストは、POPSと呼ばれるベンチマーク手法を用いております。スタースキーマ構成システムに対して適正なパフォーマンスを評価するために開発されたこのPOPSと呼ばれる基準・測定項目は、標準的なスタースキーマ構成のテーブルとデータ、10種類の傾向の違うSQLを同時実行することでパフォーマンスの検証を行うものです。

また、今回のベンチマークではTCO(Total Cost Of Ownership)という観点でRedBrickの優位性を示すものとなっています。情報系への企業投資は、基幹系に比べて慎重になりがちで十分な投資を元に最適な環境を整えるのが難しい現状ではありますが、反面、基幹系以上のパフォーマンスを求められるケースが多いのもまた現状です。
このような場合、貧弱なマシンでの対応を余儀なくされるケースが多く、お客様の求めるパフォーマンスを獲得するには、ソフトウェアへの依存度を上げるしかありません。
IBM Red Brick Warehouseはそのような要求に答えるため、ソフトウエア技術によるパフォーマンスアップを追求して現在まで製品をリリースしています。特にスタースキーマ構成に合ったスターインデックス、スタージョインというインデックス/ジョイン技術は、H/Wへの依存度を極力抑えながら、いかにパフォーマンスを向上させるかを製品リリースのたびに実践してきました。その結果、標準的なOLTP系のデータベースに比べると、同様のパフォーマンスを得るためにかけるH/Wへの投資がきわめて低いとの評価を得ています。 以上のような観点から今回ご紹介します2つのベンチマークテスト結果を評価していただきますと、この製品が持つパフォーマンスの良さと投資効果に見合ったパフォーマンスが発揮される製品であることがご理解いただけると思います。

最後に、今回のベンチマークテストにかかった日数は、他のデータベースで行うベンチマークテストに比べて、はるかに短い日数で実現できたことをお伝えしておきます。
それでは、個々のベンチマークテストについて触れていきましょう。




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HP ALPHAサーバーによるベンチマークテスト

Hewlett-Packard (HP) と IBM の合同により実施された今回のベンチマークテストは、HP GS320 システム上で動作する IBM Red Brick Warehouse 最新版の性能と拡張性を実証することが目的で行われました。今回のテストでは、可能な限り大規模なシステム環境を構築し、その上にData Warehouseを構築して行われました。検証では最大1000 人の同時ユーザ実行を行い、2 TB (テラバイト)、4 TB、8 TBサイズのData Warehouseを測定しました。その結果、HP GS320 が大容量のデータ処理が可能なデータサーバーであり、IBM Red Brick Warehouse が大規模なシステム環境においても、データロード性能、クエリ性能、および拡張性に優れていることを立証しています。

Technical Brief




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AIXサーバーによるベンチマークテスト

IBMのPシリーズ690で行われたベンチマークテストは、標準的なシステム構成によるIBM Red Brick Warehouse 最新版の性能と拡張性を検証しています。 標準的なシステム構成で実施されたベンチマークテストは、このようなシステム構成でIBM Red Brick Warehouseが提供できるパフォーマンスはどのくらいかの目安を見つけるために行われました。 その検証結果は、弊社の他のDBや他社DBとの比較評価が可能な結果であり、Data Warehouse構築にIBM Red Brick Warehouseを選定した場合のサイジング情報としても有効な内容となっています。

POPS Benchmark Report On Regatta

IBM Red Brick Warehouseは今後も、メジャーバージョンアップのタイミングで、ベンチマークを実施する予定です。さらなるパフォーマンスアップを目指したIBM Red Brick Warehouse 6.3のリリース時には、より高速なテスト結果をご報告させていただけると思います。





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参考文献



著者について

堤 保晴

堤 保晴
ソフトウェアサポート&サービス IMテクニカルセールス




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