|  | レベル: 中級 Editorial staff, editorial staff, IBM
2008年 11月 11日 Storage仮想化装置であるSVC(SAN Volume Controller)とDB2 V9から提供されるTablePartitionの機能を連携させて、RDBでの情報ライフサイクル管理(Information Lifecycle Management: ILM) を実現する例について記載します。
概要
時間の経過とともにデータの利用頻度、目的、価値は変化します。特にデータウェアハウスにおいては、データベースに蓄積されるデータ量が飛躍的に増加し続ける傾向にあります。
しかし、全てのデータが頻繁に利用されるわけではなく、直近に発生した一部のデータのみ利用頻度が高く、その他の過去履歴情報はほとんどアクセスされないというケースがあります。
このように、全ての履歴データを蓄積し続けると、利用価値の少ないデータのために費やされるストレージ・コストおよび管理コストが増加することになります。
当資料では、情報の鮮度や価値に応じて、データを保管するストレージ装置の最適化を図ることを目的とし、DB2テーブル・パーティションとSVCデータ移行機能の連携により、ILMを実現する例を紹介します。
DB2 V9よりテーブル・パーティションが登場し、データの鮮度によって表を区分化し、それぞれの物理的なディスク配置を分離できるようになりました。
これにSVCデータ移行機能を連携させることで、古くなったパーティションをハイスペックなディスクからより安価なディスクへと移動することができます。このときアプリケーションを停止する必要はありません。
このようにテーブル・パーティションとSVCを連携させて、データの利用価値に応じてディスク配置の最適化を動的に行うことが可能となります。
目次
- SVCとDB2連携によるILM概要
- データベースにおける情報ライフサイクル管理
- テーブル・パーティションとSVCデータ移行機能の連携
- パーティション表 (V9.1~)概要
- SVC概要
- SVCマイグレーション機能概要
- SVCミラー機能(V4.3~)概要
- ILM運用例
- ILM運用テスト結果
- SVC データ移行中のアプリケーション影響の測定
- SVC データ移行処理時間の計測
添付資料
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