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ICC V2.2 活用方法: 有効期限を過ぎた文書を削除する

森下 亜里 (ari@jp.ibm.com), ソフトウェア開発研究所 IM DM&ECM開発, 日本アイ・ビー・エム株式会社
森下 亜里は、ソフトウェア開発研究所のIM DM&ECM開発に所属し、現在はIBM DB2 Content Manager製品群の品質保証および支援業務を担当しています。

概要: リポジトリーに日々保管される文書は、通常、適切なタイミングで削除する必要があります。IBM Content Collector(以下 ICC)は各文書の保管時に、保存日付を自動的に割り当てる機能があります。保存日付を過ぎた文書は、ICCのExpiration Managerツールを使用して削除することができます。この文書では保存日付の割り当て、およびExpiration Managerツールの使用方法について説明します。

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日付:  2011年 7月 08日
レベル: 中級
アクティビティー: 1879 ビュー
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タスク経路

一般的なタスク経路テンプレートである「P8_LD-Archiving Template.ctms」を使用した場合は、「P8 4.x文書の作成」の前に「有効期限日付の計算」タスクを配置します。ここでは、有効期限日付をメールの受信日から100日とします。



「P8 4.x Eメール・インスタンスの作成」タスクの有効期限メタデータ・マッピング・オプションで有効期限の設定を行います。




アーカイブ結果

このタスク経路でアーカイブするとICCExpirationDateに日付が入ります。WorkplaceXTの拡張検索で検索すると、ICCExpirationDateに正しく日付がセットされたことを確認できます。




P8ExpirationMgr.batの編集

P8用のExpiration Managerの起動プログラム「P8ExpirationMgr.bat」はユーザーの環境に合わせて編集する必要があります。
<導入ディレクトリ>\tools\ExpirationManager\P8ExpirationMgr.bat をエディターで開き、以下の部分を編集します。

set AppServer_Type="<AppServer_Type>"
set ConnProtocol_Type="<ConnProtocol_Type>"
set AppServer_Port="<AppServer_Port>"


変更例:
set AppServer_Type="WAS"
set ConnProtocol_Type="HTTP"
set AppServer_Port="9080""


Expiration Managerのプロパティー・ファイルの編集

次にユーザーの環境に合わせて、プロパティー・ファイル <導入ディレクトリ>\tools\ExpirationManager\afu-P8ExpirationMgr-config.propertiesを編集します。プロパティー・ファイルには以下のオプションがあります。

UserName= ceadmin
CEServerHost= p8server1
P8DomainName= P8Domain1
ObjectStoreName= OStore1
UseArchiveDate= no
ExpireDays= 365

UseArchiveDateには、「no」「ifExpirationDateIsNull」「ifExpirationDateFieldDoesNotExist」の指定ができます。
「No」に設定されている場合は、妥当な有効期限が設定された文書にのみツールは操作します。有効期限が現在の日付よりも前の場合は、その文書に対して指定されたアクションが実行されます。

「ifExpirationDateIsNull」「ifExpirationDateFieldDoesNotExist」に設定されている場合は、妥当な有効期限が設定されていない文書、有効期限フィールドが存在しない文書に対してもアクションが実行されます。アクションはアーカイブの日付に基づいて実行されます。有効期限までの日数はExpireDaysで設定された値が使用されます。


Expiration Managerの使用法:

P8ExpirationMgr –propfile <プロパティー・ファイル名> [-password <password>] –list|-count|-delete

-list削除対象の文書をリストします。
-count削除対象の文書の数を出力します。
-delete削除を実行します。

実行ログ:

C:\IBM\ContentCollector\tools\ExpirationManager>p8expirationMgr -propfile afu-P8ExpirationMgr-config.properties -password passw0rd –list
TransProtocol=CEWS
JAVA_HOME=C:\IBM\ContentCollector\java

C:\IBM\ContentCollector\tools\ExpirationManager>"C:\IBM\ContentCollector\java\jre\bin\java"
-Dwasp.location="C:\IBM\FileNet\CEClient\wsi"
-Djava.ext.dirs="C:\IBM\FileNet\CEClient\wsi\lib;C:\IBM\ContentCollector\tools\ExpirationManager;C:\IBM\FileNet\CEClient\lib;C:\IBM\ContentCollector\lib;C:\IBM\ContentCollector\java\jre\lib\ext" com.ibm.afu.purger.repository.p8.ExpireP8Documents -cp "HTTP" -ws "WAS" -tp CEWS -wp "9080" -propfile afu-P8ExpirationMgr-config.properties -password passw0rd -list


********************************************************
Licensed Materials - Property of IBM
IBM Content Collector
Copyright IBM Corp. 2009, 2010


---------------------------------------------------------
IBM Content Collector FileNet P8 Expiration Manager
バージョン 2.2-2
********************************************************


ログ・ファイル・ディレクトリー:C:\IBM\ContentCollector\tools\ExpirationManager\log
ロギングは正常に初期化されました。






オプション
Content Engine サーバーのホスト名:filenet26.yamato.ibm.com
P8 ドメイン・ネーム: filenet26
オブジェクト・ストア名: OBJSTR1
ユーザー名: p8admin
アクション: list
トランスポート・プロトコル: CEWS
アプリケーション・サーバーのタイプ: WAS
IBM Content Collector の E メール・クラス名:ICCMail2
IBM Content Collector の E メール検索クラス名:ICCMailSearch2
-------------------------------------------------------



Content Engine サーバーへの接続のための URI:HTTP://filenet26.yamato.ibm.com:9080/wsi/FNCEWS40DIME
log4j:WARN The log4j system is not properly configured!
log4j:WARN All ERROR messages will be sent to the system console until proper configuration has been detected.
Content Engine サーバーに接続されました
作成されたドメイン・インスタンス:filenet26
作成されたオブジェクト・ストア・インスタンス:OBJSTR1


IBM Content Collector の E メール・クラス名:ICCMail2
SELECT TOP 5000 A.ID,A.VersionSeries, A.ICCMailSearchReference FROM ICCMail2 AWITH EXCLUDESUBCLASSES INNER JOIN ICCMailSearch2 B ON A.ICCMailSearchReference=B.this WHERE A.VersionStatus<>3 AND NOT ( EXISTS (SELECT E.ID FROM EDMHold E w
here E.head=B.this)) AND B.IsCurrentVersion=true AND ((A.DateCreated < 20101212T061815Z AND A.ICCExpirationDate IS NULL) OR (A.ICCExpirationDate IS NOT NULL AND A.ICCExpirationDate < 20110131T061815Z)) ORDER BY A.ID
15:18:14 照会の開始
15:18:14 照会の終了
照会時間: 63ミリ秒
SELECT TOP 5000 A.ID,A.VersionSeries, A.ICCMailSearchReference FROM ICCMail2 AWITH EXCLUDESUBCLASSES INNER JOIN ICCMailSearch2 B ON A.ICCMailSearchReference=B.this WHERE A.VersionStatus<>3 AND NOT ( EXISTS (SELECT E.ID FROM EDMHold E where E.head=B.this)) AND B.IsCurrentVersion=true AND ((A.DateCreated < 20101212T061815Z AND A.ICCExpirationDate IS NULL) OR (A.ICCExpirationDate IS NOT NULL AND A.ICCExpirationDate < 20110131T061815Z)) AND A.ID > {E0419ACB-54FA-59BD-19A2-88B004CD06A1} ORDER BY A.ID
15:18:14 照会の開始
15:18:14 照会の終了
照会時間: 78ミリ秒
削除される文書の数:4
運用時間:187ミリ秒


まとめ

アーカイブ時に有効期限を設定する場合は、受信日からの日数で設定するほか、定数で指定したり、ユーザーごとに保存日数を設定することもできます。また、アーカイブ時に有効期限を設定しなくても、プロパティー・ファイルに UseArchiveData = ifExpirationDateIsNullを指定すれば、アーカイブ日付からの日数により文書を削除することができます。


著者について

森下 亜里は、ソフトウェア開発研究所のIM DM&ECM開発に所属し、現在はIBM DB2 Content Manager製品群の品質保証および支援業務を担当しています。

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