SoftLayer への移行: Racemi Cloud Path サービスを使用して、Red Hat Enterprise Linux VM インスタンスを SCE から SoftLayer にマイグレーションする

IBM SmarterCloud Enterprise から IBM SoftLayer に Red Hat Enterprise Linux 5.x または 6.x のインスタンスを安全にマイグレーションする方法を学びましょう。

Stefan Ioan, IBM SmartCloud Enterprise Image Center, IBM

Image Center では、IBM SmarterCloud Enterprise や、IBM SoftLayer 上の IBM SmarterCloud インフラストラクチャーを対象とした高品質のマスター・イメージを作成するためのプロセスおよびベスト・プラクティスを定義しており、IBM グループおよび外部パートナーに対して指針を提供しています。また、このセンターでは Windows、RedHat、SuSE ベースの SmarterCloud 対応 OS イメージの広範なセットの作成、テスト、プロモーション、保守を行っています。



Catalin Tudor Bazavan, IBM SmartCloud Enterprise Image Center, IBM

Image Center では、IBM SmarterCloud Enterprise や、IBM SoftLayer 上の IBM SmarterCloud インフラストラクチャーを対象とした高品質のマスター・イメージを作成するためのプロセスおよびベスト・プラクティスを定義しており、IBM グループおよび外部パートナーに対して指針を提供しています。また、このセンターでは Windows、RedHat、SuSE ベースの SmarterCloud 対応 OS イメージの広範なセットの作成、テスト、プロモーション、保守を行っています。



2013年 12月 19日

この記事では、IBM SmarterCloud Enterprise Red Hat Enterprise Linux 5.x または 6.x のインスタンスを SoftLayer 環境に安全にマイグレーションする手順を説明します。

前提条件

このマイグレーションの手順には以下のものが必要です。

マイグレーション環境の構成についての詳細は、「Cloud Path for IBM Click-Through Tour」を参照してください。


マイグレーションの手順

Red Hat Enterprise Linux 5.x または 6.x のインスタンスを SoftLayer にマイグレーションするには以下の 3 つのステップに従います。

ステップ 1: マイグレーション・エージェントをダウンロードする

Cloud Path for IBM ポータルで「Actions (アクション)」メニューから「Download Agent (エージェントをダウンロード)」を選択します。次に「Download Linux Agent (Linux エージェントをダウンロード)」を選択します。

ステップ 2: マイグレーション・エージェントをインストールする

マイグレーション対象の SmartCloud Enterprise Red Hat Enterprise Linux 5.x または 6.x のインスタンスにマイグレーション・エージェントをアップロードします。アップロード・プロセスが完了したら、アップロードしたファイルに対して以下の処理を行います。

  1. ファイルの中身を解凍します (例: tar -xzvf linux-agent-install-4.3.4-0.tgz)。
  2. ファイルを実行可能に設定します (例: chmod +x linux-agent-install-4.3.4-0.sh)。
  3. 実行可能ファイルを実行します (例: sudo ./linux-agent-install-4.3.4-0.sh)。

マイグレーション・エージェントが Cloud Path マイグレーション・サーバーに接続するのに要する時間は、平均 5 分から 10 分です。

ステップ 3: インスタンスをマイグレーションする

Cloud Path for IBM ポータルで「Actions (アクション)」メニューから「Migrate (マイグレーション)」を選択します。すると、マイグレーション対象のインスタンスが「Source Servers (ソース・サーバー)」リストに表示されるはずです。そのインスタンスを選択し、「Migrate (マイグレーション)」ボタンをクリックします。

「Target Cloud Domain (ターゲット・クラウド・ドメイン)」列で、そのインスタンスのマイグレーション先となる SoftLayer のデータ・センターを選択します。「Server Size (サーバー構成モデル)」列では、仮想ハードウェア構成を選択します。新しいサーバーの名前を入力し、「Migrate (マイグレーション)」ボタンをクリックします。表示されるポップアップ・ウィンドウで、入力した設定が適切であることを確認し、「Migrate (マイグレーション)」ボタンをクリックします。

マイグレーションに要する時間はサーバーの負荷によって異なります。


新たにマイグレーションされたインスタンスに接続する

警告: root アカウントを使用してログインすることはできません。

マイグレーションが完了したら、SoftLayer ポータルにログインします。ステップ 3 で入力した名前を使用して、新しく作成した CCI (CloudLayer Computing Instance) を見つけ、その CCI に自動的に割り当てられたパブリック IP アドレスの情報を入手します。マイグレーションされたインスタンスに接続するには、SmarterCloud Enterprise で使用したのと同じ認証方法を使用します。

この時点で SoftLayer に接続するために使用できるのは、SmarterCloud Enterprise 環境で作成した秘密鍵のみです。


マイグレーション後のクリーンアップ

SoftLayer インスタンスが使用する、シリアル TTY 用の構成ファイルは start-ttys.conf ファイルのみです。シリアル TTY に関係するメッセージで syslog があふれるのを避けるために、以下のファイルを削除します。

  • /etc/init/serial-ttyS0.conf
  • /etc/init/serial-ttyS1.conf

制約事項

マイグレーション後の RHEL ワークロードでは、SoftLayer の標準イメージ・テンプレートを使用しないでください。この問題は、近日中に解決されると思われますが、それまでの間は、RHEL がマイグレーションされた CCI のイメージ・テンプレートを作成するには、SoftLayer のフレックス・イメージ・テンプレートを使用してください。

参考文献

学ぶために

製品や技術を入手するために

議論するために

  • SCE Support Community フォーラムの「Known issues with SCE to SoftLayer migration」で SCE から SoftLayer へ移行する際の既知の問題をよく読んでください。

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ArticleTitle=SoftLayer への移行: Racemi Cloud Path サービスを使用して、Red Hat Enterprise Linux VM インスタンスを SCE から SoftLayer にマイグレーションする
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