IBM Power Virtualization Center (PowerVC) を導入する

PowerVC を使用して Power Systems ハードウェアの仮想化機能を最大限に活用する

2016年 7月 14日
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Author photo - Bobichan John

Bobichan John

Software Engineer, IBM

 

Author photo - Abhijit Saikia

Abhijit Saikia

Software Engineer, IBM

 

クラウド・コンピューティングでは、仮想化が重要な役割を果たします。IBM Power Virtualization Center (PowerVC) は、OpenStack をベースに新たに作成された仮想化管理ツールです。このツールは、Power Systems 環境での仮想リソースの管理を単純化して、管理者の生産性を向上させることを目的に設計されています。

このチュートリアルでは、PowerVC の基本概念、インストール方法、基本的な構成方法、ならびにホスト、ストレージ、ネットワークなどの各種リソースを構成する方法を説明します。さらに、仮想マシンとイメージに目を向け、PowerVC を使用して VM を作成および管理する方法を、画面を参考にしながら紹介します。

PowerVC の長所

 

PowerVC は、Power Systems ハードウェアの仮想化機能を最大限に活用することを可能にします。PowerVC を使用すれば、物理ホスト (または、物理システム)、ストレージ、ネットワーク・リソースを登録し、それらを使用して仮想環境を作成することができます。また、仮想マシン (VM) イメージのライブラリーを取り込んで管理することができるので、VM 環境を手作業で作成することなく迅速にデプロイできるようになります。

物理ホスト、ストレージ・プロバイダー、ファブリック、ネットワーク・リソースを登録した後は、以下の処理を行うことができます。

  • 既存の VM (クライアントの論理パーティション (LPAR)) とボリュームをインポートして PowerVC で管理できるようにする
  • 環境に合わせてカスタムで構成されている、既存の実行中の VM イメージを取り込む
  • ワークロードの需要を満たすためにイメージを迅速にデプロイすることで、新しい VM を作成する
  • VM を起動、停止、再起動、サイズ変更し、追加のボリュームを VM にアタッチする
  • リソースの使用状況をモニターする
  • VM を稼働中にマイグレーションする (ライブ・パーティション・モビリティー)
  • 指定した基準に基づいて、VM をデプロイまたはマイグレーションするとその VM が自動的に配置されるようにする

PowerVC を使用すれば、仮想マシン (VM) イメージのライブラリーを取り込んで管理できるので、VM 環境を手作業で作成することなく簡単にデプロイできるようになります。

また、PowerVC では自動的に、VIO サーバー上の既存の仮想環境に関する情報を取り込むことや、ホストおよびストレージ・ボリュームから VM を取り込むこと、さらには SAN スイッチからゾーニング情報を取り込むことができます。

PowerVC Standard Edition の管理対象となるのは、PowerVM によって仮想化されたシステムです。PowerVM は、ハードウェア管理コンソール (HMC) によって現在制御されているか、あるいは POWER Kernel Virtual Machine (PowerKVM) によって直接管理されていることが前提となります。

このチュートリアルに示す手順を私たちの環境でテストするために、HMC バージョン 8.2.0.1 によって管理されていた IBM POWER8 プロセッサー・ベースのシステム上の RHEL 7.1 LPAR に PowerVC Standard Edition バージョン 1.2.3.2 をセットアップしました。使用した Virtual I/O Server のバージョンは 2.2.3.52 です。VM には AIX 7.1.3.4 を使用しました。

IBM Power Virtualization Center をインストールする

 

PowerVC をインストールするには、以下のステップを実行します。

  1. PowerVC 管理サーバーとして Red Hat Enterprise Linux をインストールする
  2. 前提条件パッケージをインストールする
  3. PowerVC をインストールする

ステップ 1. PowerVC 管理サーバーとして Red Hat Enterprise Linux をインストールする

 

PowerVC をインストールする前に、Red Hat Enterprise Linux を管理サーバーにインストールする必要があります。Red Hat Enterprise Linux インストール・ウィザードを実行し、「Software Selection (ソフトウェアの選択)」ウィンドウで「Basic Web Server (基本 Web サーバー)」を選択します。

オペレーティング・システムのインストールが完了したら、以下のコマンドを入力して、オペレーティング・システムの最大ファイル・サイズを無制限として設定します。

ulimit -f unlimited

ステップ 2. 前提条件パッケージをインストールする

 

PowerVC には特定のパッケージがインストールされていなければなりません。そこで、DVD をマウントするか Red Hat Network (RHN) を使用して、管理ホスト上に Red Hat Enterprise Linux の「yum」リポジトリーを構成して使用できるようにしておくと、インストール時に PowerVC が必要なパッケージを見つけてインストールできるようになります。Red Hat Enterprise Linux 7 以降では、PowerVC のインストール前提条件の一部が Red Hat Enterprise Linux OS メディアから、RHN サブスクリプションを使用してアクセスするオプション・ソフトウェア・チャネルへと移されています。IBM Knowledge Center の PowerVC に関するページの表 1 に記載されているすべてのパッケージをインストールする必要があります。

ステップ 3. PowerVC をインストールする

 

注 1: PowerVC がデフォルトで使用するネットワーク・インターフェースは eth0 です。別のネットワーク・インターフェースを使用する場合は、インストール・スクリプトを実行する前に、環境変数 HOST_INTERFACE を設定します。例えば、インターフェース eth1 に設定するには、以下のようにします。

export HOST_INTERFACE=eth1

注 2: PowerVC では、DB2 で 32 ビット・ファイル libpam.so が使用されていることを要件とはしていません。従って、以下の警告は無視して構いません。

     Requirement not matched for DB2 database "Server". (要件が DB2 データベース「Server」に対応していません。)
     Summary of prerequisites that are not met on the current system: (現在のシステムで満たされていない前提条件の要約:)
          DBT3514W The db2prereqcheck utility failed to (DBT3514W db2prereqcheck ユーティリティーは、)
          find the following 32-bit library file: "/lib/libpam.so*". (32 ビット・ライブラリー・ファイル "/lib/libpam.so*" を見つけられませんでした。)
 

  1. PowerVC のインストール用に yum リポジトリーを構成します。前提条件パッケージと同じく、Red Hat Enterprise Linux 7 以降では、PowerVC のインストール前提条件の一部が Red Hat Enterprise Linux OS メディアから、Red Hat Network (RHN) 接続でアクセスするオプション・ソフトウェア・チャネルへと移されています。

    オプション・ソフトウェア用の新しいチャネルを選択および追加して、yum リポジトリーを構成します。詳細については、Red Hat のドキュメントで「Adding the Optional and Supplementary Repositories」を参照してください。

    yum が新しいオプション・リポジトリー・ファイルを参照していることを確認します。

    yum repolist
  2. Fix Central から暫定フィックス IT10588 をインストールします。
  3. 「Entitled Software Support」Web サイトから PowerVC バージョン 1.2.3 をダウンロードします。
  4. ダウンロードしたファイルを解凍します。
  5. 以下のコマンドを実行してインストールを開始します。
    cd <extract location>/powervc-1.2.3.0/
    ./install 窶都 standard

    使用条件に同意した後、PowerVC が管理サーバー上にインストールされます。インストール・ログ・ファイルは /opt/ibm/powervc/log にあります。
  6. インストールの完了後、Fix Central から入手可能なフィックスパックをすべてダウンロードしてインストールすることを推奨します。私たちの環境には、PowerVC フィックスパック 2 をインストールしました。

リソースを追加する

 

PowerVC においてタスクの実行を開始するには、その前に、管理対象とするリソースを登録する必要があります。ストレージ、SAN ファブリック、ホストを登録すること、そして VM をデプロイする際に使用するネットワークを作成することができます。

リソースを登録するには、まず、Web ブラウザーを開いて以下の URL を入力します。次に、管理者グループに属するユーザーの資格情報を使用して PowerVC GUI にログインします。

https://powervc_hostname
または
https://powervc_IP_address

ステップ 1. ストレージと SAN ファブリック

 

ストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) を使用している場合は、最初にストレージ・プロバイダーと SAN スイッチを登録する必要があります。登録する際は、ストレージ・システムの「管理者」グループに属するユーザー ID を指定します。SSH ホスト・キーを受け入れるよう促される場合もあります。

ストレージを登録すると、デフォルトのストレージ・テンプレートおよびストレージ接続グループが作成されます。ストレージ・テンプレートを使用すれば、ストレージ・ボリュームのプロパティー (シン・プロビジョニング、圧縮など) を指定することができます。ストレージ接続グループとは、VM のデプロイやマイグレーションの際、さらには新しいストレージ・ボリュームを VM にアタッチする際に、VM のストレージ接続候補と見なされる一連の仮想 I/O サーバーのことです。

VM をデプロイおよびマイグレーションするときには、これらのデフォルトを使用することができます。また、ニーズに合わせてストレージ・テンプレートとストレージ接続グループを作成することによって、環境をカスタマイズすることもできます。

ストレージを登録するには、PowerVC ホーム・ページ上で「Add Storage (ストレージの追加)」をクリックします。次に、ストレージのタイプを選択し (私たちは「XIV」タイプを使用しました)、ストレージのその他のアクセス情報を入力してから「Connect (接続)」をクリックします。

図 1. ストレージの追加
ストレージを追加する画面のスクリーンショット

次に表示される画面で、デフォルト・ストレージ・テンプレートのストレージ・プールを選択します。「Add Storage (ストレージの追加)」をクリックします。

次の画面では、SAN ファブリックを追加するオプションを選択することができます。「Add Fabric (ファブリックの追加)」を選択して先に進みます。ファブリックのタイプを選択し、使用するファブリックに関するその他のアクセス情報を入力してから「Add Fabric (ファブリックの追加)」をクリックします。私たちがこのテストで使用したのは、Brocade ファブリックと Cisco SAN ファブリックです。

図 2. ファブリックの追加
ファブリックを追加する画面のスクリーンショット

追加したソースを確認するには、ホーム・ページ上で「Storage Providers (ストレージ・プロバイダー)」リンクまたは「Fabrics (ファブリック)」リンクをクリックしてください。

ステップ 2. ネットワーク

 

PowerVC 内のネットワークは、静的ネットワークまたは DHCP ネットワークのいずれかです。静的ネットワークには、VM のデプロイ時に PowerVC によって IP アドレスが決定されて割り当てられます。DHCP ネットワークの場合は、仮想マシンのブート後に DHCP サーバーによって IP アドレスが設定されます。静的ネットワークを作成した場合、PowerVC はその際に指定されたサブネット・マスクとゲートウェイ IP アドレスを基に、このネットワーク内で VM に割り当て可能な IP アドレス・プールを作成します。デプロイ中に使用されないように IP アドレスを予約したい場合は、イメージをデプロイする前に、IP アドレス・プール内で IP アドレスをロックすることができます。イメージをデプロイするときに既存のネットワークを選択すると、そのネットワーク設定が新規 VM に適用されます。

PowerVC 内でネットワークを作成すると、登録済みの各ホストから共用イーサネット・アダプターが自動的に選択されます。共用イーサネット・アダプターの選択は、ネットワークを定義するときに指定した VLAN に基づいて行われます。指定した VLAN がまだ共用イーサネット・アダプター上に存在しない場合には、使用可能な共用イーサネット・アダプターの適切なセットに対して、このネットワークによって VLAN がプロビジョニングされます。

ネットワークを追加するには、PowerVC ホーム・ページで「Add Network (ネットワークの追加)」をクリックします。

図 3. ネットワークの追加
ネットワークを追加する画面のスクリーンショット

クリックして大きなイメージを見る

図 3. ネットワークの追加

ネットワークを追加する画面のスクリーンショット

ネットワークの詳細をすべて入力してから「Add Network (ネットワークの追加)」をクリックします。

ステップ 3. ホスト

 

PowerVC でのホストは、物理プロセッサー、メモリー、I/O リソースが含まれる物理サーバーです。ホストを登録する際は、そのホストを管理するハードウェア管理コンソール (HMC) の名前と資格情報を指定します。ユーザー ID には、hmcsuperadmin ロールが割り当てられているユーザー ID を指定する必要があります。

ホストを追加するには、PowerVC ホーム・ページで「Add Host (ホストの追加)」をクリックします。

図 4. ホストの追加
ホストを追加する画面のスクリーンショット

HMC のアクセス詳細情報をすべて入力してから「Add Connection (接続の追加)」をクリックします。

次の画面でシステム (複数可) を選択し、「Add Host (ホストの追加)」をクリックします。プロセスが完了した後、新しいホスト・グループを作成して、選択したシステムをその新しいグループに追加することができます。

PowerVC を構成する

 

PowerVC をインストールした後は、インストール時のデフォルトの設定と、リソースの初期登録時に作成されるテンプレートを使用して、すぐに PowerVC を使用できるようになります。しかし、一部のデフォルト設定を変更したり、PowerVC をさらにカスタマイズしたりした方がよい場合もあります。ここではカスタマイズの詳細を網羅することはしませんが、1 つの重要なカスタマイズ・オプションであるストレージ接続グループについて説明します。ストレージ接続グループとは、ストレージに接続するリソースをグループ化する 1 つの方法であり、VM のデプロイやマイグレーションの際、さらには新しいストレージ・ボリュームを VM にアタッチする際に、VM に対するストレージ接続候補と見なされる一連の仮想 I/O サーバーのことを表しています。ストレージ接続グループ以外の構成およびカスタマイズについては、IBM Knowledge Center の PowerVC に関するページを参照してください。

新しいストレージ接続グループを作成するには、PowerVC ホーム・ページで「Configuration (構成)」ページをクリックし、それによって表示されるページで「Storage Connectivity Group (ストレージ接続グループ)」をクリックします。要件と環境に応じたすべての詳細 (ブート・ボリューム接続、NPIV ファブリック接続、VIO サーバー冗長性、VIO サーバーなど) を入力したら、「Add Group (グループの追加)」をクリックします。

図 5. ストレージ接続グループの作成
ストレージ接続グループを作成する画面のスクリーンショット

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図 5. ストレージ接続グループの作成

ストレージ接続グループを作成する画面のスクリーンショット

VM を管理する

 

PowerVC の用語で「仮想マシン (VM)」とは、Power Systems のコンテキストで一般に使用される論理パーティション (LPAR) のことを表しています。仮想マシンは、オペレーティング・システムとそのアプリケーションを実行するために定義された、プロセッサー、メモリー、I/O リソースの集まりです。

VM イメージをボリュームに取り込むことによって作成されるイメージをデプロイして VM を作成することも、ボリュームによってバッキングされるイメージをインポートすることもできます。さらに、既存の VM を PowerVC に追加して管理することもできます。このプロセスでは、VM にアタッチされたサポート対象のすべてのボリュームも管理されることになります。

ステップ 1. 既存の VM を追加する

 

既存の VM を管理するには、PowerVC ホーム・ページの左ペインにある「Virtual Machine (仮想マシン)」リンクをクリックします。新しく開くウィンドウで、すべての VM を管理するか、特定の VM を管理するかを選択してから、「Manage (管理)」をクリックします。

図 6. 仮想マシンの管理
仮想マシンを管理する画面のスクリーンショット

新しいページで、PowerVC に追加する VM (複数可) を選択してから「Manage (管理)」をクリックします。

ステップ 2. 新しい VM をデプロイする

 

PowerVC 内で VM を作成するには、イメージをデプロイする必要があります。イメージを取り込むにはいくつかの方法がありますが、ここでは既存の VM を手作業で PowerVC 環境に追加して (ステップ 1 で説明)、その VM のイメージを取り込みます。

VM を取り込む

作成済みの VM を取り込むことができますが、その前に、VM を取り込めるように準備する必要があります。

VM を取り込めるようにするには、アクティベーション・エンジンまたは cloud-init のいずれかを使用することができます。アクティベーション・エンジンと cloud-init は、ユーザー入力を取得して、デプロイ済みの VM 上にオペレーティング・システムとソフトウェアを構成するテクノロジーです。

アクティベーション・エンジンを使用して VM を準備する場合は、以下の手順で VM を取り込みます。

  1. 対象とする VM を取り込む前にその VM に対して行う必要がある準備をすべて行います (ログ・ファイルを削除する、フィックスパックをインストールするなど)。
  2. 取り込む VM 上にアクティベーション・エンジンをインストールします。このステップを実行する必要があるのは、VM を初めて取り込む場合のみです。VM を再び取り込むときには、アクティベーション・エンジンをもう一度インストールする必要はありません。

    アクティベーション・エンジンをインストールするには、PowerVC 管理サーバー上の /opt/ibm/powervc/activation-engine にあるアクティベーション・エンジン・ファイル vmc.vsae.tar を PowerVC に取り込む VM に転送し、.tar ファイルの中身を抽出します。AIX の場合、JAVA_HOME 環境変数が設定されていて、以下のように Java ランタイム環境 (JRE) を指していることを確認してください。
    # export JAVA_HOME=/usr/java5/jre

    次に、.tar ファイルに含まれている以下のコマンドを実行します。
    <location of extracted package>/aix-install.sh
  3. PowerVC に取り込む VM 上でアクティベーション・エンジンを有効にします。このステップは、VM を取り込むたびに実行します。前に取り込んだ VM を再び取り込む場合や、すでに有効にした VM をリブートする場合でも、アクティベーション・エンジンを有効にする必要があります。

    前に取り込んだ VM を再び取り込む場合は、以下のコマンドを実行します。
    rm /opt/ibm/ae/AP/*
    cp /opt/ibm/ae/AS/vmc-network-restore/resetenv /opt/ibm/ae/AP/ovf-env.xml

    アクティベーション・エンジンを有効にするには、以下のステップを実行します。AIX VM の場合、以下のコマンドを成功させるには、Java 実行可能ファイルのパスが PATH 環境変数に設定されていなければなりません。Java 実行可能ファイルのパスは、システム上の /etc/environment ファイル内の PATH 環境変数にも設定されている必要があります。
    /opt/ibm/ae/AE.sh -R
    : このコマンドは、VM を取り込めるように準備して、それが完了すると仮想サーバーの電源をオフにします。
  4. 「Virtual Machine (仮想マシン)」ビューで、取り込めるように準備した VM を選択し、「Capture (取り込み)」をクリックします。新しく開くウィンドウで、「Continue (続行)」をクリックし、次のウィンドウで「Cature (取り込み)」をクリックして、もう一度操作の実行を確認します。

取り込んだイメージをデプロイする

上記の手順で作成したイメージはデプロイすることができます。デプロイ・ターゲットは、特定のホストにすることも、ホストのグループにすることもできます。イメージをデプロイする前に、要件と考慮事項を確認してください。

  1. 「Images (イメージ)」ページで対象のイメージを選択し、「Deploy (デプロイ)」を選択します。
  2. 新規 VM のプロパティー (名前、VM インスタンスの数、ターゲット・システム、またはシステム・グループなど) を指定します。ストレージ・テンプレートや、コンピュート・テンプレート、あるいはストレージ接続グループなどの PowerVC のリソースを使用してカスタム設定を指定することができます。
  3. オプション: 既存のボリュームまたは新規 (ブランク) ボリュームを任意の順序で追加するか、または必要に応じてボリュームを削除することもできます。
  4. ネットワークの詳細を入力します。
  5. 「Deploy (デプロイ)」をクリックします。
図 7. AIX-7134 イメージのデプロイ
AIX-7134 イメージをデプロイする画面のスクリーンショット

まとめ

 

このチュートリアルでは、PowerVC のインストール方法、各種リソースを登録して構成する方法、既存の VM を追加する方法、新しい VM をデプロイする方法を説明しました。これらの手順を完了した後は、他の機能を使用して、ボリュームのサイズを変更して VM にアタッチすることや、リソースの使用状況をモニターすること、さらには VM を稼働中にマイグレーションする (2 つ目のホストが必要です) ことなどができます。さらに、イメージを迅速にデプロイして新しい需要を満たす VM を追加で作成することや、自動ポリシーを適用して、CPU キャパシティー、メモリー容量、CPU 使用率に基づいて VM をデプロイするサーバーを決定することも可能です。


関連トピック:IBM Knowledge Center の PowerVC に関するページ


関連トピック:IBM Knowledge Center の POWER8 に関するページ


関連トピック:Entitled Systems Support サイト

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