本文へジャンプ

「送信する」をクリックすることにより、お客様は developerWorks のご使用条件に同意したことになります。 ご使用条件を読む


お客様が developerWorks に初めてサインインすると、プロフィールが作成されます。プロフィールで選択した情報は公開されますが、いつでもその情報を編集できます。お客様の姓名(非表示設定にしていない限り)とディスプレイ・ネームは、投稿するコンテンツと一緒に表示されます。

送信されたすべての情報は安全です。

  • 閉じる [x]

developerWorks に初めてサインインするとプロフィールが作成されますので、その際にディスプレイ・ネームを選択する必要があります。ディスプレイ・ネームは、お客様が developerWorks に投稿するコンテンツと一緒に表示されます。

ディスプレイ・ネームは、3文字から31文字の範囲で指定し、かつ developerWorks コミュニティーでユニークである必要があります。また、プライバシー上の理由でお客様の電子メール・アドレスは使用しないでください。

「送信する」をクリックすることにより、お客様は developerWorks のご使用条件に同意したことになります。 ご使用条件を読む


送信されたすべての情報は安全です。

  • 閉じる [x]

Cognos クラウドのベスト・プラクティス: 高可用性を実現するための設定の選択

クラウド内での Cognos の構成および保守

Stephan Jou, Technical Architect, IBM
Stephan Jou は、IBM Business Analytics 部門 Office of the CTO の Technology and Innovation チームの技術アーキテクト、研究スタッフ・メンバー、およびシニア技術スタッフ・メンバーとして働いています。Cognos ソフトウェアにおける経歴では、初期リリース製品の設計を担当し、データ・マイニング、ニューラル・ネットワーク、可視化、ダッシュボード、可動性、およびセマンティック検索を実現したという意味で、開発および製品化を主導しました。IBM での現在の任務は、学術研究および IBM の研究を Cognos および SPSS ソフトウェアの製品戦略につなげることです。彼は、University of Toronto で計算論的神経科学と生体工学の理学修士号、およびコンピューター・サイエンスと人間生理学の二重学位を取得しました。
William Lee, Senior Software Consulting Engineer, IBM
William Lee は、IBM の Cognos 買収後、IBM でシニア・ソフトウェア顧問エンジニアとして働いています。彼は IBM Business Analytics 部門 Office of the CTO の Technology and Innovation チームの一員として、Cognos および SPSS ソフトウェア製品の技術ビジョンと方向性の定義を支援しています。1992年に IBM に入社して以来、Cognos に取り組んでいます。彼はカナダ・オタワ州の Carleton University でコンピューター・サイエンスの理学士号と修士号を取得しました。
Thanh Pham, Solution Architect, IBM
Thanh Pham は、IBM Information Management Advanced Technology に所属するソリューション・アーキテクトです。現在は、IBM Mashup Center 製品および IBM クラウド・コンピューティングを使用したアプリケーション構築のための顧客支援を重点に取り組んでいます。この任務の前は、ECM/Filenet Business Process Framework のアーキテクトを担当していました。
Biraj Saha, Advisory Software Developer, IBM
Biraj Saha は IBM Cognos の顧問ソフトウェア開発者で、Cognos Framework Manager、Cognos Metrics Designer、Cognos Architectなどのモデリング・ツールのメタデータとアルゴリズムの設計および開発、そして Cognos 8 BI Server の SOA および SDK 開発を専門としています。2000年までは、EDS Systemhouse のシニア・ソフトウェア・エンジニアとして、ERP および RDBMS ベンダー・アプリケーションの変換、カスタム Java™、C++、ストアード・プロシージャー、4GL アプリケーションを初めとする多種多様な RDBMS 関連の開発において、広範な顧客の開発プロジェクトを主導してきました。彼はカナダの University of New Brunswick でコンピューター・サイエンスの学士号を取得し、カナダのUniversity of Waterloo ではオブジェクト指向データベースの制約理論を専攻してコンピューター・サイエンスの修士号を取得しました。

概要: 高可用性の目標は、バックアップ・メカニズムを提供し、プライマリー・システムに障害が発生した場合にはリクエストとデータ処理をスタンバイ・システムに転送できるようにすることです。けれどもユーザーおよびシステムの要件はそれぞれに異なるため、すべてに共通する 1 つの理想的な構成というものはありません。この記事では、Cognos® ソリューションを高可用性、そして障害回復に対応するようにセットアップおよび保守するさまざまな方法を提案します。

このシリーズの他の記事を見る

日付:  2010年 9月 03日
レベル:  中級 この記事の原文:  英語
アクティビティー: 3991 ビュー
お気軽にご意見・ご感想をお寄せください: 


高可用性の目標は、バックアップ・メカニズムを提供し、プライマリー・システムに障害が発生した場合にはリクエストとデータ処理をスタンバイ・システムに転送できるようにすることです。けれどもユーザーおよびシステムの要件はそれぞれに異なります。すべてに共通する 1 つの理想的な構成というものは存在しないため、構成の設定はシステムのパフォーマンス、可用性、スケーラビリティー、そして信頼性を基に慎重に検討しなければなりません。

この記事では、高可用性と障害からの回復を実現できるように Cognos ソリューションをセットアップおよび保守する方法として、以下を用いた方法を提案します。

  • Cognos ゲートウェイおよび Cognos アプリケーション・サーバー
  • アクティブ/スタンバイ・モードの Cognos Content Manager
  • IBM® DB2® HADR (High Availability and Disaster Recovery)

Cognos を IBM Cloud (IBM Smart Business Development and Test on the IBM Cloud) にインストールして構成する方法についての詳細は、この連載の他の記事と Cognos のサイト (「参考文献」) を参照してください。

Cognos ゲートウェイおよび Cognos アプリケーション・サーバー

ゲートウェイ層でフェイルオーバーをサポートするには、Web ファームの各 Web サーバーごとに 1 つの Cognos ゲートウェイをインストールしてください。Web サーバーに障害が発生した場合に、Web ファームのエントリー・ポイント (通常はルーターまたはリバース・プロキシー・サーバー) が使用可能な次の Web サーバーにリクエストを再ルーティングできるようにするためです (図 1 を参照)。


図 1. リバース・プロキシー・ルーターによる高可用性 Cognos クラウド環境

また、Cognos ゲートウェイごとに、複数の Cognos アプリケーション・サーバーを構成することをお勧めします。この場合、ゲートウェイは到着したリクエストを、リストに記載されているサーバーのうち、使用可能なサーバーとして一番初めに記載されているサーバーへ、ルーティングします。もしこのサーバーが使用可能でなければ、ゲートウェイは次に使用可能なサーバーにそのリクエストをルーティングしなおします。このような具合でリクエストはルーティングされます。

各 Cognos ゲートウェイの プライマリー Cognos アプリケーション・サーバーのステータスは、ゲートウェイ自身によって監視されることに注意してください。したがって、プライマリー・サーバーがサービスに復帰するとすぐに、リクエストはそのプライマリー・サーバーにルーティングされるようになります。


代替案: ゲートウェイとしての Cognos アプリケーション・サーバー

他の C/C++ アプリケーションにはゲートウェイのサポートが必要ないのであれば、(前のセクションで説明した) Cognos ゲートウェイの代わりに、すべてのサービスを無効にした Cognos アプリケーション・サーバーを使用することもできます (図 2 を参照)。


図 2. Cognos アプリケーション・サーバーをゲートウェイとして使用する場合

図 2 に示すトポロジーでは、ゲートウェイとアプリケーション・サーバーとの間の構成を管理、保守する必要がなくなります。この部分の構成は、Cognos アプリケーション・サーバーが提供する自動サービス・ディスカバリー機能によって管理されるためです。


アクティブ/スタンバイ・モードの Cognos Content Manager

Cognos Content Manager のフェイルオーバー・サポートでは、Cognos Content Manager の複数のインスタンスを Cognos ソリューションに組み込めるようになっています。ソリューションにインストールしたインスタンスのうちの 1 つをアクティブな Cognos Content Manager として選択してください。残りのインスタンスはすべてスタンバイ・モードで実行されます (図 3 を参照)。


図 3. アクティブ/スタンバイ・モードの Cognos Content Manager

アクティブな Cognos Content Manager に障害が発生すると、Cognos アプリケーション・サーバーはそのインスタンスとは通信できなくなります。すると、Cognos アプリケーション・サーバーはスタンバイ Cognos Content Manager を 1 つ選択し、そのインスタンスを新しいアクティブ Content Manager にします。それ以降は、すべてのリクエストがこの新しくアクティブになった Content Manager に転送されます。Cognos Content Manager の残りすべてのインスタンスは引き続きフェイルオーバーをサポートするためにスタンバイ・モードで実行されます。

フェイルオーバー保護を実現するには、少なくとも 1 つのアクティブ Cognos Content Manager と 1 つのスタンバイ Cognos Content Manager をインストールしなければなりません。アクティブ Content Manager に障害が発生した場合には、システム管理者もこのイベントを認識することになります。障害発生時に保存されていなかったセッション・データは失われ、新しい Content Manager がアクティブになった後、ユーザーに再度ログオンするようプロンプトが出されます。


IBM DB2 HADR (High Availability and Disaster Recovery)

IBM DB2 が提供する DB2-HADR は簡単に使用できるフィーチャーで、Cognos ソリューションのさまざまなリポジトリー・データベース障害に対処する高可用性ソリューションとなります。DB2-HADR 環境では、システム管理者はプライマリーとスタンバイの 2 つの DB2 データベースをセットアップします。トランザクション・ログはプライマリー・データベースからスタンバイ・データベースに自動的に同期されます (図 4 を参照)。


図 4. IBM DB2 HADR (High Availability and Disaster Recovery)
IBM DB2 High Availability and Disaster Recovery (HADR)

DB2-HADR 環境でのクライアントからデータベースへの接続は、自動クライアント・ルーティング (ACR) 設定によって管理されます。通常の環境では、すべてのリクエストはプライマリー・データベースにルーティングされます。プライマリー・データベースに障害が発生すると、クライアントは接続失敗の通知を受け取った時点で、ACR 設定に保管された情報を使用してスタンバイ・システムへの接続を自動的に試行します。

DB2-HADR 環境には、Cognos 管理者がシステムのパフォーマンス、スケーラビリティー、信頼性のバランスを検討して選択できるように以下の同期モードが用意されています。

  • 同期 (Synchronous): プライマリー・データベースとスタンバイ・データベースの間でデータが失われる可能性はありませんが、プライマリー・データベースのパフォーマンスが犠牲になります。
  • 近同期 (Near Synchronous): プライマリー・データベースとスタンバイ・データベースの両方に障害が同時に発生した場合でもデータが失われる可能性がほとんどありません。このモードでは、パフォーマンスと信頼性のバランスが最も高いレベルで取れています。
  • 非同期 (Asynchronous): 3 つのモードのうち、最高のパフォーマンスをもたらしますが、プライマリー・インスタンスまたはスタンバイ・インスタンスに障害が発生した場合、あるいは接続ネットワークに障害が発生した場合には、データが失われる可能性があります。

すべての Cognos ソリューションには近同期モードをセットアップし、ミッション・クリティカルな場合には同期モードをセットアップするようお勧めします。


まとめ

この記事で紹介したベスト・プラクティスによって、IBM Cloud で Cognos のスマート・ビジネス・アナリティクス機能を利用する際のシステム構成として、高可用性を実現するためのシステム構成のいくつかを理解する助けになったようであれば幸いです。

Cognos をクラウドで実行する方法については、Cognos サイトおよび developerWorks で詳細を調べてください (「参考文献」を参照)。


参考文献

学ぶために

製品や技術を入手するために

議論するために

著者について

Stephan Jou は、IBM Business Analytics 部門 Office of the CTO の Technology and Innovation チームの技術アーキテクト、研究スタッフ・メンバー、およびシニア技術スタッフ・メンバーとして働いています。Cognos ソフトウェアにおける経歴では、初期リリース製品の設計を担当し、データ・マイニング、ニューラル・ネットワーク、可視化、ダッシュボード、可動性、およびセマンティック検索を実現したという意味で、開発および製品化を主導しました。IBM での現在の任務は、学術研究および IBM の研究を Cognos および SPSS ソフトウェアの製品戦略につなげることです。彼は、University of Toronto で計算論的神経科学と生体工学の理学修士号、およびコンピューター・サイエンスと人間生理学の二重学位を取得しました。

William Lee は、IBM の Cognos 買収後、IBM でシニア・ソフトウェア顧問エンジニアとして働いています。彼は IBM Business Analytics 部門 Office of the CTO の Technology and Innovation チームの一員として、Cognos および SPSS ソフトウェア製品の技術ビジョンと方向性の定義を支援しています。1992年に IBM に入社して以来、Cognos に取り組んでいます。彼はカナダ・オタワ州の Carleton University でコンピューター・サイエンスの理学士号と修士号を取得しました。

Thanh Pham は、IBM Information Management Advanced Technology に所属するソリューション・アーキテクトです。現在は、IBM Mashup Center 製品および IBM クラウド・コンピューティングを使用したアプリケーション構築のための顧客支援を重点に取り組んでいます。この任務の前は、ECM/Filenet Business Process Framework のアーキテクトを担当していました。

Biraj Saha は IBM Cognos の顧問ソフトウェア開発者で、Cognos Framework Manager、Cognos Metrics Designer、Cognos Architectなどのモデリング・ツールのメタデータとアルゴリズムの設計および開発、そして Cognos 8 BI Server の SOA および SDK 開発を専門としています。2000年までは、EDS Systemhouse のシニア・ソフトウェア・エンジニアとして、ERP および RDBMS ベンダー・アプリケーションの変換、カスタム Java™、C++、ストアード・プロシージャー、4GL アプリケーションを初めとする多種多様な RDBMS 関連の開発において、広範な顧客の開発プロジェクトを主導してきました。彼はカナダの University of New Brunswick でコンピューター・サイエンスの学士号を取得し、カナダのUniversity of Waterloo ではオブジェクト指向データベースの制約理論を専攻してコンピューター・サイエンスの修士号を取得しました。

不正使用の報告のヘルプ

不正使用の報告

ありがとうございます。 このエントリーは、モデレーターの注目フラグが設定されました。


不正使用の報告のヘルプ

不正使用の報告

不正使用の報告の送信に失敗しました。


developerWorks: サイン・イン


IBM ID が必要ですか?
IBM IDをお忘れですか?


パスワードをお忘れですか?
パスワードの変更

「送信する」をクリックすることにより、お客様は developerWorks のご使用条件に同意したことになります。 利用条件

 


お客様が developerWorks に初めてサインインすると、プロフィールが作成されます。 プロフィールで選択した情報は公開されますが、いつでもその情報を編集できます。 お客様の姓名(非表示設定にしていない限り)とディスプレイ・ネームは、投稿するコンテンツと一緒に表示されます。

表示名をお選びください

developerWorks に初めてサインインするとプロフィールが作成されますので、その際にディスプレイ・ネームを選択する必要があります。ディスプレイ・ネームは、お客様が developerWorks に投稿するコンテンツと一緒に表示されます。

ディスプレイ・ネームは、3文字から31文字の範囲で指定し、かつ developerWorks コミュニティーでユニークである必要があります。また、プライバシー上の理由でお客様の電子メール・アドレスは使用しないでください。

(半角英数字で3文字以上31文字以下にする必要があります)


「送信する」をクリックすることにより、お客様は developerWorks のご使用条件に同意したことになります。 利用条件

 


この記事を評価する

コメント

static.content.url=http://www.ibm.com/developerworks/js/artrating/
SITE_ID=60
Zone=, Information Management
ArticleID=549552
ArticleTitle=Cognos クラウドのベスト・プラクティス: 高可用性を実現するための設定の選択
publish-date=09032010
author1-email=Stephan.Jou@ca.ibm.com
author1-email-cc=
author2-email=William.Lee@ca.ibm.com
author2-email-cc=
author3-email=thanhp@us.ibm.com
author3-email-cc=
author4-email=Biraj.Saha@ca.ibm.com
author4-email-cc=

タグ

Help
このタグで、My developerWorks のすべてのタイプのコンテンツを見つけるために検索フィールドを使用します。

スライダーバーを使用することで、より多く(少なく)タグを表示します。

人気のタグは、この特定のコンテンツ・ゾーン(例えば、Java テクノロジー、Linux や WebSphere など)に対するトップのタグを表示します。

マイ・タグは、この特定のコンテンツ・ゾーン(例えば、Java テクノロジー、Linux や WebSphere など)に対するお客様ご自身のタグを表示します。

このタグで、My developerWorks のすべてのタイプのコンテンツを見つけるために検索フィールドを使用します。人気のタグは、この特定のコンテンツ・ゾーン(例えば、Java テクノロジー、Linux や WebSphere など)に対するトップのタグを表示します。マイ・タグは、この特定のコンテンツ・ゾーン(例えば、Java テクノロジー、Linux や WebSphere など)に対するお客様ご自身のタグを表示します。