過去 50 年間に渡って、製品やサービスの創出や提供において、情報技術 (IT) への依存度は高まるばかりです。医療業界でのインターネットを用いた患者サービスであれ、小売業界でのオンライン・ショッピングであれ、各業界のあらゆるカテゴリーで消費者の需要に基づくサービスが IT を用いて提供されています。このような IT に対応したビジネス・サービスの提供は、企業の収益源を確保して、お客様の満足度と収益性を高めるために不可欠です。
IBM サービス・マネジメントは、ビジネス・サービスを提供する IT インフラストラクチャーの核となります。IBM はサービス・マネジメントを転換して、その対象範囲をIT プロセスの自動化、ネットワーク運用、IT 資産、さらに産業資産に広げました。これによって、組織がさまざまなビジネス・サービス・プロセスを統合して自動化することが可能になります。また組織がその資産を一元化された方法で管理し、最終的にビジネスの効率を高め、コストを節約することができます。
新しい IT 対応ビジネス・サービスを創出して管理するには、事業単位、開発チーム、 IT 運用部門の間で統一されたアプローチを取ることが必要です。IBM は、IT 対応ビジネス・サービスの形成、導入、運用に関するコンサルティングを行ってきた長年の経験を活用しながら、この課題に IBM サービス・マネジメント戦略をもって取り組んでいます。サービス・マネジメントに対する IBM の包括的なアプローチでは、ベスト・プラクティスとコンサルティングに裏付けられた人、プロセス、情報、テクノロジーの統合に重点を置いています。サービス・マネジメントへの移行は産業界を根本的に変えることであり、IBM ではお客様の移行を支援するために、組織の現在の状態を評価し、この移行の段階的なロードマップを推奨する能力のある、戦略、事業、そしてIT コンサルティングの高度な専門家の提供が可能です。
IBM Systems Journal のこの特集号は、IBM が培った長年の専門知識を反映したものです。IBM の全部門、特に IBM Software Group、Research Division、Global Business Services 、Global Technology Services チームにおけるリーダーシップとチームワークが示されています。これは製品やコンサルティング・サービス資産の形成と推進を行うこの IBM 混成チームの中だけでなく、サービス・マネジメントの業界標準の作成と推進を行う各標準団体とも幅広く関わっています。
この特集号は、IBM サービス・マネジメントの現状を説明し、この刺激的な分野で今後考えられる新しい方向性を示すことを目的としています。
Al Zollar
ゼネラル・マネージャー
IBM Software Group,Tivoli
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